元になった由衣美さんの「Happy Birthday 2001」を読む

性処理愛奴 綾乃 (3月10日(土)21時42分12秒)
◆アニト様◆
お誕生日、おめでとーございますぅ。
えと、もっと早くにお伺いして、
準備のお手伝いとか、何かしようと思ったんですけど、
ぐすん・・すっかり遅くなってしまいました。
うーーんと、でも3番目ですね。お許しを。
ご自分のお誕生日というのに、こんな沢山の衣装までご用意いただいて、
ほんとにありがとうございます。うーーん、どれにしよっかなあ・・
◆由衣美様◆
うわっ、ほんとにごめんなさい。準備とか告知とか色々すっかり
由衣美さんにお願いした格好になってしまって、すみません。
せめて一番乗りしようと思ってたんですけど、それも遅れてしまいました。
プログラムはご準備いただくは、見取り図までご用意いただいて、すごいです。
それも至れり尽くせりの会場で、妄想が盛り上がってしまいました。
準備の方、及ばずながら手伝わせてくださいませ。
あ、こちらが、良平さんですね。うわーい、はじめまして。
・・・あの、この格好、変ですか?・・・・
着替え・・持ってこなかったので、
◆山崎アカリ様◆
ごめんなさい、ごめんなさい。スプリング・フィールドの制服、
それに海坊主・・じゃなかった、白井さんもお借りしてしまいました。
それに、全国の志織ちゃんファンの方、綾乃なんかが着てしまって、
せっかくの制服を汚してしまって、ほんとにごめんなさい。
アカリさんは、久仁子さんと一緒にお車ですか? お待ちしてまーす。
◆久仁子様◆
お忙しい中での、書込み、そしてアカリさんとご一緒での
Happy Birthdayへのご登場宣言、ありがとうございます。
去年は、久仁子さん、庄司さんともどもお借りして、
変な事書いちゃってすみませんでした。
・・でも、今年も久仁子さんにご登場いただいてしまいます。
葛西教授も、お借りしていいですか?
◆数値フェチっ娘様◆
毎年の事ながら(って2年目ですけど)、ほんとにご苦労様です。
・・・あの、実はお願いが・・・
今日の宿、とってないんです・・・・・・
いえ、そんなシティーホテルみたいな立派なとこじゃなくっても・・
◆唯奈様◆
そうですね、去年のこの時からって、久仁子さんと絵梨花さんと、
数値フェチっ娘さんとやすこさんと・・・・。
あ、でもきっと他の皆様も帰ってこられますよ。
ね、佳菜っちさん、菜美さん、カオルさん♪
◆ロマンス純子様◆
あの「Happy Birthday」の参加要綱は、
由衣美さんに用意していただいた各種のシチュエーションと、
ご自分のアイデアで、とにかく好きなお話を書いていただくだけです。
こんなバースデーパーティに、自分が行ったらどうなるだろ?
ちょっと、ドキドキしませんか?
純子さんのお出でをお待ちしてます。
あ、明日って書いてありますけど、書込みは、いつでも構いませんので、
純子さんなりのスケジュールで、お願いしまーす。
◆権太様◆
え゛・・・ドラム缶・・・巨根・・・・うーん・・・天岩戸を・・・って、嘘でーす。
お礼のキッスをいただいちゃいましたので、もう地面にひきづる様な・・
でも、グリセリンの中でひと泳ぎでも、何でもしまーす。
権太さんに、バースデーパーティーで会えるのを楽しみにしてます。
◆やすこ様◆
ナツキとジュン、もう最高です。
だんだんと自分の心に素直?になっていくお二人の姿が、たまらないです。
うーん、ぜひバースデーパーティーで、
お二人に、そしてやすこさんにお会いしたいんですけど・・・
◆美香様◆
女性物の服の買い物、何度味わっても、たまらない快感ですね。
お店の人が、何て思ってるか、回りの人の囁き声が聞こえてきそうで、
ほんとに、それだけでいってしまいそうです。
「Happy Birthday2001」綾乃変・・編#1

「由香ちゃん、ね、お願いがあるの・・・」
「何? あ、そう言えばそろそろ」
「うん!! そうなの。アニト様のバースデーパーティー。
だから、またお洋服、貸して、ね、ね」
「いいよ〜、今年は屋外なの? 
うーん、普通の衣装じゃつまんないんじゃない? 
綾ちゃんも、2回目でフレッシュじゃないしさ」
「う゛・・・そうね・・・うーん、どうしよう?」
「あのさ、綾ちゃんがすっごい気に入った衣装あったじゃない」
「え? スプリング・フィールド?」
「そうそう、あれなんかどう?」
「え・・・でも・・・アカリさんに怒られちゃうよ、きっと」
「大丈夫、由香がメールでお願いしといたから」
「あ・・何かこそこそしてると思ったら・・人のメアド勝手に使って・・
え、あ・・すごーい。うみゅう、可愛い」
「アカリさんにお店を教えてもらって、バイトしたいって電話しといたから」
「え、由香ちゃんが? 大丈夫?」
「何言ってるの、バイトするのは、綾ちゃんに決まってるじゃない」
「う・・・・」

同じ頃 山崎アカリさんは・・・ 久仁子さんは・・・

うーん、結局来てしまいました。春日市って、遠いなあ。
あ、この人が海坊主さん・・こ・恐い・・・
「あの・・・」
「何だぁ」
「あひっ・・いえ、あの・・電話したもの・・なん・・で・・す・・・け・・・ど」
「あぁ、ここで働きたいって言ってきたやつだな」
って、上から下までじろじろと見つめられて、消えてしまいたくなっちゃう。
「で、今日一日、ここで働くから、明日はこの制服を貸してくれって?
虫が好すぎるんじゃねえか? お嬢ちゃん」
「は・はい・・・・」
しゅん・・やっぱり・・由香の馬鹿ぁ・・・
と思ったら、急ににっこり笑って、
「嘘だよ。聞けば、アニトさんの誕生日だってじゃねえかい。
店長からもよろしくって言ってたよ」
海坊主さん・・いえ、白井さん、笑うと、なんか可愛い・・・
綾乃が、明日の衣装を借りようと、せっせとファミレスで働いてるその頃、
(その頃・・じゃないですね。うーん・・・)

とある時代では、京への出立を間近に迎え、昂ぶる気持ちを抑え、
お文相手に、その雅を話して聞かせる殿の姿がございました。
「今宵の評定で出立を決める事にする。
決まれば、すぐにでも出立という事になるであろう。
いよいよ、文にも京の都を見せてやれる時が近づいたのお」
「・・殿・・・・」
お文には、京の雅も、贅沢な暮しも、天下の夢も、まるで絵空事の様で、
それが、殿の身を危うくする様な・・
胸騒ぎのみを覚えるばかりでございました。
そっと顔をうずめるその仕種に、お文を抱く腕の力を増しながら、
「文、楽しみにしておるがよい」
と、文との京での暮らしを思い描く殿。
二人とも、明日の謀反の事、
そしてその時におこる摩訶不思議な現象の事など、露知らず、
ただ二人の時を、確かめ合っていたのでございます。

「おい、お嬢ちゃん。とっとと働かねえか」
「あ、はい・・・すみません。ちょっと妄想が・・・
いらっしゃいませ〜♪」
やだ、この制服、わたしのだけ、なんかスカート短い・・
やん、かがむと見えちゃう・・・
明日かあ・・今年は新しい方もいっぱいいらっしゃるから、楽しみだなあ・・
由衣美さん、どんな人かなあ。
今頃、良平さんとムフフなんだろうなあ・・・
あ、もしかしたら、今日から入って、準備されてるんじゃ・・・
やだ、綾乃ったら、これでも奴隷の端くれなのに、
由衣美さんばかりに幹事をまかせちゃって、
こんな所でこんな事してていいの?
「こんな所だってぇ」
「・・ひっ・・地獄耳・・・いえ、何でもないです・・・・・あの・・」
「何だ?」
じろって・・・うぇーん、さっき可愛いって言ったの撤回。
「・・・その、とっても言いにくいんですけど・・・・
これで終わりにして、今から名古屋に行くっていうのは・・・・」
「な・ん・だっ・てぇ・」
「・・・駄目ですよね。はい・・・」
「綾乃ちゃん」
「あっ、店長」
うわっ、かっこいい。憧れちゃうなあ・・
「行ってもいいわよ」
「え?」
「あなたの、明日の準備のお手伝いをしたいっていう殊勝な心掛けに免じて、
今日の所は、これで許してあげる。
今からだったら、新幹線に間に合うでしょ?」
「は・はい・・・うわーい、嬉しい・・・あっ、ごめんなさい」
思わず白井さんに抱きついちゃった。赤くなってる・・やっぱ可愛い♪
「じゃ、これ、お借りしまーす♪」
「あ、そんな・・走ったら・・・・」
痛ぁい・・・電車の中で鼻を抑えながら、ちょっと回りの視線が気になる。
うーん・・・ファミレスの中だって、恥かしかったのに、外に出ると・・・
オーバーニーのソックスに赤いエナメルの靴、
レースのついた襟に、ピンクのフレアースカート、
特別仕様だって、ミニにされちゃったし・・・
すっごい、浮きまくってる・・それに・・・・・男の子だし・・
そんな格好で、電車に飛び乗ってきたから、みんなあ然としてるみたい。
どうしよう、今から家まで帰ってたら、間に合わないし・・
迷ったけど・・・・えぇい、アニト様の為だから、このまま行っちゃえ。
何とか、新幹線には間に合った。

別の新幹線で 唯奈さんは・・・ ロマンス純子さんは・・・

(えと・・12のCか・・・)席を探そうとしたら、
「ちょっと、遅いじゃない。何、そのユニフォーム? 
やだ、可愛いじゃない。ふーん、これが新しい制服なんだ。
へえ、こんなミニで大丈夫?」
「きゃ・・・」
やん・・スカートめくって、エッチィ・・・
じゃなくて、間違えられてるみたい。
荷物持ってないし、こんな格好だから・・・
「はい、これが、あなたの分。
全部売り尽くしちゃったら、途中で降りていいから」
って、カートを渡されてしまう。
「えっ・・あの・・いえ、わたし・・・・あっ・・・」
行っちゃった・・・困ったなあ・・・
名古屋で降りたら、怒られちゃうかなあ。ぐすん。
売る・・・しかないのかなあ・・・・はぁ・・・
「・・・ビ・ビールに・・・お茶・・・」
やだ、もうみんな見てる。
「あ、ビール頂戴」
「は・はい・・・えっと、やだ奥の方に・・・きゃっ・・」
何か視線を感じて、振り向いたら、みんな覗きこんでる・・・
やん、もう・・・スカート短いから、丸見えになっちゃう・・・
何とか、ビールを取り出して・・・あん、奥の方まで手が届かない。
「前、失礼します・・」
って、手前の席の人、なんでそんなに深く腰掛け直すの?
左手でスカートの前、押さえながら手を伸ばしたたら・・・
「きゃっ・・・」
足が滑って、お客さんの膝の上に。
「す・すみませーん」
「いや、ゆっくりしてっていいよ・・うっ・・」
そ・そんな・・・・
お客さんのあそこが、綾乃の鼻先に・・・やだ、おっきくなってる・・
「あ・・でも、これ売らなきゃ・・・」
って、しゃべるとますます・・・
「う・・あぁ・・・・い・いい・・お・俺が全部買うから・・・あ・・・」
「えっ、ほんとですかぁ・・」
良かった。親切な人。

その頃 由衣美さんは・・・ 数値フェチっ娘さんは・・・

なんとか、名古屋駅で降りる事ができました。
あ・・でも、どこに行けばいいんだろ?
とりあえず、明日の会場となる公園へ行って見よっかなあ・・
「えと、こっちかなあ・・・」
キョロキョロしてると、綾乃の横を美しい女の人が。
綾乃、ピンと来ました。この人の後をついていけば。
(あ・・あった。あそこね。公園の中に誰かいる)
前を行く女の人も、その人達に気がついて、
そっちを向いてにっこりと笑った。

つづく
(という事で、その女性ではありませんけど、何とか間に合いましたので、
由衣美さま、ディナーのお裾分けを、何とか・・・・・・
お昼から、何も食べてないんです・・・・ぐうぅ・・)




アニト (3月11日(日)23時11分49秒)
性処理愛奴 綾乃へ
うむ、綾乃も来てくれるか、いい子だ。
安心しなさい、準備の方はほとんど手配が済んでおり、
その分綾乃には会場で充分活躍してもらうつもりだから。
と言っている間にすでに道中においても大活躍。
綾乃らしくてまことにいいっ!!。
女装学園の生徒たちや大勢の友達にも来てくれるように声をかけたかい?。
綾乃の物語に登場した人たちはみんなどうしているだろうね?。

みなさんへ
いよいよ空想パーティが始まりました。
着て行く服をあれこれ悩む人、誘い合わせて来る人、
ドキドキしながら(ドタバタの者もいますが)新幹線に乗り込む者、
それぞれの個性が表われていて、とても魅力的な物語です。
空想パーティはどこから参加しても(書き出しても)いいですし、
お好きな部分を1話だけでもかまいません。
これまで『空想デート』を読むだけのあなた、
この機会にパーティに参加して見ませんか?。
物語の中では誰もが主役になることができますよ。




性処理愛奴 綾乃 (3月17日(土)21時28分07秒)
◆アニト様◆
す・すみません。じいには、何とか内緒にしておこうとしたんですけど、
いとこの綾丸ったら口をすべらせてしまったみたいで。
それに、お嬢様まで、とんだ事を・・・
改めて数えてみますと、
綾乃を除いてちょうど50人の男性を女装させてしまっている様です。
果たして、じいが51人目になりますやら。
あ、じい・・その姿は・・・・
◆由衣美様◆
うわぁ・・・綾乃の事をそこまで、描いていただいて、
もう何とお礼を申し上げていいのか・・・
それなのに、描写力のない綾乃は・・・(ごめんなさい)
それに、「謎の女性」の事、綾乃のせいで、
思いっきり範囲をせばめてしまって、ほんとにごめんなさい。
でも、美香さんのご登場で、見事にお話がまとまって、良かったです。
今回のお話、もうたまりませんでした。
読みながら、書きながら、何度耐え切れなくなってしまいそうだったか・・・
というか、耐えられませんでした。
小休止を挟んで書いてます。
お礼に(は、ならないと思いますけど)、
追加で50人ほど、登場人物を用意しました(迷惑ですよね)。
気がむいた娘がいましたら、使ってくださいませ。
◆美香様◆
も・申し訳ありません。
私も美香様を登場させてしまいました(生意気にも・・)。
お気に障られましたら、お仕置きをお願いいたします。
あ・・いえ、奴隷の分際で、
お願いなど、口走ってしまった事、お許しくださいませ。
◆久仁子様◆
パーティの準備だけでも、そんなに・・・
葛西教授に、「思いっきり、変態になれ!いいな!」と
命ぜられてしまった久仁子さん、一体どうなってしまうのか、興味津々です。
ちょっとだけのご出演で、申し訳ありません。
◆山崎アカリ様◆
「スプリング・フィールド」の制服を勝手にお借りしたばかりか、
せっかくお会いしたのに、定かに覚えていない不始末・・・申し訳ありません。
次回は、必ずたっぷりと・・・
あの久仁子さんを狂わせてしまう荷物プレイ、すごかったです。
◆やすこ様◆
ナツキとジュンの弄り合い、そして結ばれる時、ん〜、良かったです。
二人の喜びが、そのまま伝わってきて、一緒に息を荒くしてしまいました。
それに、スネークのお貸し出し?、ありがとうございます。
◆ロマンス純子様◆
なかなか、純子さんとお会いするまで、至りませんけど、
お会いした時には、よろしくお願いいたします。
祐二さんとついに結ばれた純子さん、一息つく間もなく、
またまた新たなトラブルが? ん〜もう、ワクワクします。
大原源蔵さん再登場ですね♪
さらに、坂口徹さんと片野涼子さん、新展開にまた胸騒ぎが。
◆数値フェチっ娘様◆
す・すみません。参加者が後50人ほど、増えてしまいました。
会場は大丈夫でしょうか?
あれ? 何か怒ってらっしゃいます。えっ、磔台から助けなかった?
あ、あのまま・・今まで・・・
◆宏美様◆
出張先で、抜け出されての書き込み、本当に頭が下がります。
でも、あまりご無理はなさいません様に。
「Happy Birthday 2001」でお会いできるのを楽しみにしています。
◆権太様◆
うーん、なかなか権太さんに会えません。
でもきっとお会いしますから、ちょっとだけ待っててくださいね。
ほんとにパーティが終わるの来年になってしまうかもしれませんね。
「Happy Birthday 2001」綾乃編#2
「じい、わたくし何か忘れている様な気がしてなりませんの」
「お嬢様も、そうでございますか。
じいも何やらひどく大切な事を失念いたしておる様な気がして
ならないのでございます」
それは、私たちが生まれる前の出来事の様でもあり、
また、そのお方の為に、私たちが生まれたというほどの大切なお方の・・・・
しきりに眉根をひそめるばかりの
わたくし達の気がかりを解決してくださったのは、
出入りのクリーニング屋さんでございました。
「ちわーっ、クリーニング屋っす。
ドレス出来上がりましたので、お届けに。
あれっすか? このドレスで明日のパーティに?
さすがに生地も仕立てもいいから、もう着心地もすば・・
あ、いや・・むにゃむにゃ」
「明日のパーティでございますか? ・・えと、綾丸さん?」
「ええ、あっしもね、いとこの綾乃から聞いたんすけど、
アニト様のお誕生日パーティ、
ほら、去年も盛大に催されたあのパーティが明日、あるらしいんすよ。
今度は屋外で、出店も出るってんで、白洗丸も、出店を出す事にしてるんす」
「まあ・・・、じい」
「お嬢様・・あぁ、じいとした事が・・・とんだ失態でございます。
これは早速、明日のご予定を全てキャンセルして、万事整えますでございます」
じいも、驚きのあまり言葉が変になってますわ。
まあ、アニト様の・・・じいったら、舞い上がってしまって、
赤い顔であちこちぶつかってますわ。大丈夫かしら。
「じい、皆様にもご連絡さしあげてね。
せっかくですから、大勢で参った方がよろしいでしょ?」
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀♂♀♀♀♀♀
おかしいなあ・・今年はバレンタインにもお呼びがかからなかったし、
もうホワイトデーも過ぎたし・・・
京介は、京子へと変身しながら、呟いていた。
他の人は、いいわよ、恋人持ちだしさ。あたしってば、一人だから・・
あ、電話?
「はい、京・・えっ、ああじいやさん。えっ明日? あ、そうですね。
ええ、あたしは当時もいたから知ってます。綾乃小路家の特注バスで?
はい、行きます。ありがとうございます」
わあ・・何着て行こう?
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀♂♀♀♀♀♀
「そうですか? はい、分かりました・・・・」
パパに掛かってきた電話・・・何だろ?・・・
また、一昨年みたいな事にならないといいけど・・
悠紀は、ベビードール姿で、
パパが電話している姿を不安そうに見つめていた。
「悠紀、こっちへおいで」
どうしたんだろ?・・・また、マダムの所に?・・
でも、マダムは今、学園の先生だし・・
春休みに入って最愛のパパの元に帰った途端の電話・・・
小さな胸が締め付けられてしまう。
「悠紀、これなんかどうだろう?」
「えっ・・・これ、お姉ちゃんがダンスパーティの時に着たドレス・・」
「アニト様のバースデーパーティー、明日らしいんだ。・・・・」
悠紀、安心したのと嬉しさで涙が止まらずに、
パパの胸にむしゃぶりついてしまいました。
そうだ、学園のみんなにも連絡しなきゃ。
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀♂♀♀♀♀♀
「尚子さん、さやかさん、圭子さん、はるかさん、優子さん、
雪子さん、純子さん、マダム・ヒギンズ、浩子さん、由梨さん、
悠紀さん、京子さん、裕子さん、祐子さん、裕香さん、君香さん、
啓子さん、香織さん、奈月さん、明子さんとお母さん、舞ちゃん、
有紀ちゃん、美春さん、悠子さん、麻美さん、由紀さん、夏子さん、
祐美さん、みちるちゃん、直美ちゃん、明菜さん、琴乃さん、織姫さん、
春奈さん、亜季ちゃん、麻緒ちゃん、亜美さん、亮子さん、潤子さん、
香織さん、智美さん、皆さんお揃いですね」
「はい、毬奈さんともう一人の純子さんは、
七美さんの車で関西から来られます。
翔子さんは連絡がつかなかったんです。
直子さんもパラレルワールドですから・・・」
翌朝8時、綾乃小路家のお庭に集まった総勢43人の女装っ娘とじい。
まるで豪徳寺家の様な綾乃小路家の特注バスに乗り込みます。
「1,2,3・・・・あら? 44人の筈なのに・・・46人居る・・・
おかしいわね・・」
綾乃に置いてけぼりにされてちょっと怒ってる尚子が、そう呟く。
「あの、青いドレスの女の人・・・誰だったかしら・・・
それと、春色のワンピース姿のあの子・・・あれ? いない・・・」
もう一度目をこらすと、二人ともその姿が見えなくなっていた。
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀♂♀♀♀♀♀
43人もの女装っ娘に囲まれたじいは、
その圧巻ぶりと、一人だけ男の身でいる事のとまどいに、
小さくなっていたのでございました。
ラウンジやバーカウンター、何故か更衣室まで付いた特大の特製バスは、
彼女達を乗せて一路名古屋にひた走っております。
「じい、その格好でいいの? アニト様、がっかりなさらないかしら・・・」
「そ・そうでございますか? アニト様が・・・」
「そうよ、じいやさん」
「あ、これはマダム。そうおっしゃられましても・・・」
「ねえ、みんな。じいやさんに、このバスのお礼をしなくちゃね」
「は〜い♪」
「わ・わ・・・みなさま、な・何を・・・・」
♂♂♂♂♀♂♂♂♀♂♂♀♂♀♂♀♂♀♀♂♀♀♀♂♀♀♀♀♂♀♀♀♀♀
そんな騒ぎも知らず、綾乃は一人のほほんとゴージャスなホテルの一室で、
まどろみながら、昨夜の事を思い出していました。
レストランでの出来事・・・
思い出しただけで、シーツの中でたまらない気持ちになってきてしまう。
夕闇迫る逢魔が刻、暮れなずむ公園で、ようやく知ったお顔に巡り合えて、
嬉しくなって、駆け寄っていったら・・・いったら・・・ぐすん。
でもでも、由衣美さん!!、可愛かったですぅ・・
良平さんも、もっと三枚目の人かと思ってたら、素敵な人で、
それに、お聞きしてた通りの仲むつまじさで、
お似合いのカップルに、羨ましさを通り越して、幸せな気持ちになっちゃった。
そして、美香さま、最初の優しそうな瞳が、きらりと光った時、
思わずぞくっとしてしまう。
その予感通りに、桜の木に!?・・・あぁ・・・
そのお言葉を聞いた瞬間に、綾乃の頭の中では・・・・
スカートをめくられたまま、桜の木に縛り付けられた綾乃。
公園の外の大通りから、何だろっていう感じで、こちらを見てる人がいます。
恥ずかしさに、顔を上げる事もできずにいるけど・・
でも、その剥き出しのショーツを膨らませてしまってる・・
やだ、誰も来ません様に・・
ジャリ・・
(えっ、誰かいるの?)
ちょっと髪の毛が乱れて、も・もしかして源太郎さん?
あ・やだ・・目の前に座っちゃった・・お酒のビンとか出してきちゃって、
えっ、お花見?・・じゃなくって、綾乃見?・・・もおっ、やだ・・
あ・・寒くなってきて・・・
綾乃が脚をもじもじしてると、
「へへへ・・お嬢ちゃん、トイレきゃあ?」
「あ・・は・い・・・お願い、このロープを・・・」
「はずしてあげてもいいけどにゃあ、ほんとはそうじゃにゃあんだろ」
(そ・そんな・・・でも・・・)
大通りからも、何人もの人がこの不思議な光景に、公園の中に入ってきました。
「どうしたんです?」
「このお嬢ちゃんが、おもらしするのを見てほしいんだぎゃあ」
「ふぅん・・・えっ・・・」
「おっ・・」
人が集まれば集まるほどに、綾乃のショーツの膨らみが・・・
見てる人達にも、綾乃が男の子だってことがすっかり分かってしまいます。
それに、もう限界に。太ももをぎゅっと寄せても・・
う・・あ、もう駄目・・・
「あ・・・や・やだ・・・・み・見ないで・・・」
とうとう、我慢できずに、何人もに間近で見つめながら、
チョロ・・あぁ、せっかくお借りした制服を・・
白のオーバーニーのソックスに、綾乃の太ももから、
ゆっくりと液体が伝わっていきます。
「あ・・あぁぁ・・・」
「・・・なんてね」
そのお言葉で、ようやく妄想から覚めました。
(なんだ・・残念・・じゃなくって、良かった・・・)
でも、それよりも、もっとすごい事が待っていたのでした。
由衣美さんと美香さまと3人での衣装選び・・楽しかったなあ。
それに・・あそこで、綾乃のお腹が鳴らなければ・・と思うと、ちょっと残念。
ドーナツ・・思い出しちゃうなあ、初めてのみずきさんとのデート?
駅前のドーナツ屋さん・・・・人前で、パンティ脱いじゃったなんて、
今思い出しただけで、恥ずかしくなっちゃう。
みずきさん、明日は来てくださるのかなあ?
そして、そして!! 
当日でないとお会いできないものと思ってたアニト様!!
まさか、あんな所でお会いできるなんて・・
綾乃も、もうびっくりでしたけど、由衣美さんの驚きと感激の姿に、
綾乃も初めてアニト様にお会いした時の事、
思い出して胸が熱くなってしまいました。
きっと、喉がからっからで、言葉も出てこないんですよね。
由衣美さんの全身が桜色の染まっていくのが分かります。
きっと、綾乃も。
そして、いよいよディナー。
初めて着る素敵なドレスに、舞い上がってしまって、
席につくまでの事、ちっとも覚えていません。
あ、でも、由衣美さんのドレス素敵だったなあ。
まるでドレスアップした妖精みたいな、
おとぎ話の世界から抜け出てきた様な・・
あ、もちろん、数値フェチっ娘さんもさすがっていうか、
大人の可愛らしさが、素敵で、
それにどんなフォーマルなとこでも余裕でこなされてて、
羨ましくてたまりません。
美香さまも、優雅で気品高く、キリっとしてて、思わず見とれてしまいました。
お二人とも、きびきびと歩かれるので、ついて行くだけで大変。
んー、転ばない様に・・・
美味しかったあのオードブル・・何ていうんだろ?
あ、そだ・・きっと由衣美さんなら・・・・・うっ・・・
・・・数値フェチっ娘さんがきっとご存知かと・・・・(役立たず・・)
そして、美香さまのあの一言。
そうでした・・仮にも奴隷の端くれ(端くれのまま、一年半が過ぎてます・・)、
素敵なドレスに舞い上がってしまって、奴隷の本分を忘れていました。
(元から覚えてないという説もありますけど・・・)
一瞬にして、背筋が凍った後で、
身体の内側からどんどん熱くなっていくこの感じ、
しばらく忘れてしまっていたものでした。
身動きする事も適わずに、アニト様のお言葉を待ちます。
それは、申し訳なさと、これから起きる事への期待?・・・
全身を襲う痺れの様なものが・・そう、被虐の予感。

その時 美香さんは・・・ 由衣美さんは・・・

「………はい、アニト様………」
分かっている答えでしたけど、すぐには口をついて出てきません。
突然の事、少しだけ、心の準備が必要でした。
もう喉はカラカラで、息をするのも苦しくなってきます。
再び、答えを促され、
「はい…………奴隷は、ご主人さまとそのお客さまと…
…一緒にお食事させていただくときには………」
やっとの思いで、そこまでを口にしました。
次の言葉を口にする事の勇気を得る為に、ひとつ大きく息を吸い、
搾り出す様にして、
「奴隷は、犬のように床の上においてあるお皿から……
四つんばいになってお食事を………餌をいただきます……」
全身が燃える様でした。
いえ・・実際には、それからの事は夢の中の事の様で、
自分の身体が自分のものでない様な、
幽体離脱してその姿を宙から見ている様にも感じていました。
当然の様に、わたしの願いは聞き遂げられて、
ざわめくレストランの中で、床の上に膝まづいていました。
視線を痛いほど、感じます。そしてその心の中も。
それが、全てが、身体を熱くし、被虐の喜びが駆け回ってしまいます。
感じてる・・・
それは、どうしようもないほど、強く、そして深いものでした。
みんなに見られてる、知らないお客さん達、由衣美さん、良平さん、
数値フェチっ娘さん、美香さま・・・・そして、アニト様。
味は・・分かりませんでした。
ただ・・全身が全てが性感帯となってしまったみたいで
刺す様な視線の一つ一つが、綾乃の身体を宙へと舞い上げていきます。
それだけでは、ありませんでした。
綾乃の気持ちを読んでいるかの様に
(いえ、ほんとに手にとる様にお分かりなんだと思います)、
命じられた次の言葉。
由衣美さんの手によって、ドレスのスカートはめくられ、
隠されるべきものが全て露にされてしまいます。
ほんの少し、風のいたずらでめくれてしまうだけで、
たまらない羞恥をもたらすその事が、
満座の中で射る様な視線の中で、行われている。
天にも昇る気持ちで身に付けていたそのドレスが、
綾乃を羞恥の底へと堕としていくのです。
ただ一つの救いは、それが後ろ向きであった事、
どうしても隠さなければいけない事を、何とかまだ・・
それも、この昂ぶりが続いた時には・・晒されていなかった事でした。
でも・・由衣美さんにはきっと分かったと思いますけど、
既に綾乃のそれは被虐の極みの中で、
ショーツを濡らしその正体を露にしてしまいそうになっていました。
そして、そのただ一つの希望も、美香さまの言葉で打ち砕かれてしまいます。
「綾乃さん………ところであなたのオチンチンが今どうなっているか、
あたしに教えてくれない……?」
(いやぁ・・・・やめてぇ・・・・)
その予感はありました。
でも、そこまであからさまに語られてしまうとは・・・
耐えていた羞恥の思いが、一気に頂点へと登りつめ、
身体中がおこりの様に震えだしてしまいます。
息をする事さえできずに、ただ震えている事しかできませんでした。
その言葉に答えるには、あまりに強い一撃です。
いえ・・答えなかった時におこる事を望んでいたのかもしれません。
その予感は・・・その願いは、叶えられました。
当然の様に、由衣美さんに下された命令。
会話の成り行きが、ますます綾乃を高みへと導いていきます。
「……あ…綾乃、さま……ごめんなさい………」
由衣美さんの微かな声が耳元で響き、そして・・・・
(んんぁ・・・だ・だめ・・・・)
その時の綾乃には、あまりにも強い刺激、由衣美さんの綺麗な指が、
手袋越しに、太もも、そしてもっとも敏感な所へと這わされます。
「ああっ!………んっ…んんっ………そ…そ、こ…は………」
唇を噛み締めて、じっと耐えていた声がとうとう漏れてしまいました。
柔かな美しい指が、薄い布地越しに綾乃に触れている。
それも、満座の中で男の子である証を立てるべく・・・
そして、こんな状況の中で・・・いえ、こんな状況だからこそ・・
昂ぶり、限界にすら近づいてしまっている事実が、
このレストランの中の全員に告げられてしまったのでした。
その言葉と共に最後の駄目押しとも言える羞恥が襲ってきて、
気が遠くなるのを感じていました。
(あ・・・・あぁ・・・・・)
もう、いっそ、その場で・・・・
その後の事は、何一つ思い出す事ができません。
アカリさんと久仁子さんがいらした様な気がするのですが・・・
久仁子さんは、相変わらずもう可愛い女子高生で、またまた羨ましく、
初めてお会いするアカリさんは、想像以上に、素敵な方だった事だけが、
あの眩めく時間の中でも感じられた事でした。

つづく

その時 山崎アカリさんは・・・

アニト (3月18日(日)00時06分02秒)
性処理愛奴 綾乃へ
わっはっはっはっは、その手できたか。
やさしくていい娘だねー、綾乃は。
ご無沙汰をしているみんなも元気なようで安心したよ。
これでますますパーティが艶やかになるだろう。
そういえば先ほどから誰かにジィ〜とみられているような気がしていたが・・、
まさかじいが・・・ぷるぷるぷるっ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「………はい、アニト様………」
小さな身体を小刻みに震わせながら
次の言葉を全身で発しようとしているのが見てとれた。
「はい…………奴隷は、ご主人さまとそのお客さまと…
…一緒にお食事させていただくときには………」
物語の書き込みが先だったか、
チャットでの出会いが先だったか定かではないが、
綾乃との付き合いはちょうど1年と半年になろうとしている。
『空想デート』の看板娘として、性処理奴隷として、
綾乃の活躍はめざましかった。
「奴隷は、犬のように床の上においてあるお皿から……
四つんばいになってお食事を………餌をいただきます……」
わたしのレスが3日無かっただけでベソをかいたことがある。
1度など『空想デート』から追放しかけたこともある。
それでも綾乃はわたしを信じ、今なおこうして目の前にいる。
次の言葉を全身で発しようとして
小さな身体を小刻みに震わせている綾乃が。
成長したね、綾乃。


「Happy Birthday 2001」綾乃編#3へ

メニューへ戻る

動画 アダルト動画 ライブチャット