（３）やっぱりマゾは”丸裸”でしょ！
変態男の去勢を誓った私ら2人なんだけど・・・
ふとしたことから、私は変なところに気が付いた。
「ねえ、多恵のバッシュ、何で靴底が濡れての？」
私の言葉に香織が目を細める。香織は裸眼で１．５。私よりも目がいい。
「ん？ げぇ！これよく見たら、我慢汁じゃねぇ？」
「あっ！ほんとだ〜！ じゃあ、コイツ、セルフ電気按摩でも楽しんでたの？救いようの無い変態だね。」
・・・と、私は、自分でそんな言っときながら、男が自らチンポに靴底を擦り付ける間抜けな姿を想像して、思わず噴出しそうになった。
私は笑いを堪えながら・・・
「どうする？潰す？」・・と香織に聞いてみた。
「当たり前でしょお！」
香織は至って真面目に返事をし、同時に足首の柔軟運動をはじめた。（香織が珍しく燃えてる・・・。）
「コイツさぁ〜、バッシュが好きみたいだから、”踏み潰しの刑”にしない？」
香織が、「いいねぇ！コイツの潰し甲斐ありそ〜だしぃ！」・・・と、返事をしながらバッシュの靴紐を結び直す。
（こりゃマジだね。香織が靴紐を直すなんて、試合の時と金蹴りする時だけだよ・・・。）
すると・・・。
ガチャ、ガチャと、ドアを開ける音が。
「ん？」 私は本能的に振り返る。
・・・と、そこには1年生の部員が３人、制服姿で立っていた。
３人とも部室内の情景を見て、何も喋れずに呆然としている。
紹介すると、右から、それぞれ・・・真理、洋子、恵。
３人とも真面目な後輩で、女子バスケらしく黒髪のショートカットをしている。
驚き硬直する３人だったが、そのうち、一番気の強い洋子が、ビックリした表情で、恐る恐る私らに聞いてきた。
「先輩たち・・・何かあったんですか？」
「何かあったというか・・・制服ドロだよ。ほらっ！」 私が男を指差して教えた。
「えっ？」
私の口からあっさりと発言された”制服ドロ”の言葉に、３人が同時に男を軽蔑した目で見る。凄く、厳しい視線。
男はその恥かしさに耐えられなかったのか、私らの軽蔑目線から顔を逸らそうとするが、５人から覗き込まれては逃げる場所なんてない。男の顔が”酔っ払い”みたく真っ赤に染まる。（ば〜か！）
「ところで、洋子たちは何の用で戻ってきたの？」 そんな男はさておき、今度は香織が洋子に聞く。
「あっあの〜、忘れ物を取りに来たんですけど・・・。」
・・・と、その、洋子の返事を遮る位の大声で、恵が割り込む。
「あっ！あれ、私のルーズですぅ！もうぉ、最悪〜っ！」
恵が男を凄い形相で睨み付け、Ｇパンのあたりを指差して、足をバタバタ踏み鳴らしている。
そこにいる全員が、恵の指差した方向を見る。
え？ Ｇパン？ 確かにＧパンのポケットから何かが飛び出してる・・・。ん？ ルーズソックス・・・？
「もしかして、あのマジックで”Ｍ”って書いてあんの”恵のＭ”？」
「そうなんですぅぅぅ・・・」 泣きそうな顔で私らに”同情”を訴える恵。
「可哀想〜っ。自分の靴下の臭いを嗅がれてオナニーされるなんて、普通の女の子だったら、こんなショックなことないよね〜。」
「せっ、せっ、せんぱ〜い！私の仇とってくださいよ〜！・・・シクシク」
「あ〜あ、恵、泣いちゃったよ。こりゃあ〜、恵の目の前で公開処刑でしょお！」
「そ〜だね。公開処刑だねっ！」
１２畳位の狭い部室に５人の女の子。その中央には鼻血を垂らした男が座り込む。
そして、５人はジリジリと少しずつ間隔を狭めながら男へ近づいていく。
ね〜？
こういうシチュエーションって体験したことある？
何か”悪いこと”をして、女の子に囲まれちゃうようなこと。でもねぇ、女子高生５人って、結構、威圧感あるよ。
みんな怖い目をして、いい具合に”キレ気味”だからねっ！なお更だよね〜。
この時、みんなのテンションは、最高潮に達していたに違いない。
そして、私は、Ｇパン越しじゃ金玉を蹴りにくいと、男に「丸裸になれ！」と命令した。
当然、男は拒否するけど、香織が右足を振り上げれば”フリーパス”。
しかも、体を鍛えた女子バスケ部員が周りを取り囲んでいる。
後輩たちは可愛らしい制服を身に纏っているけど、中身は筋肉の塊だよっ！
３人とも、体育推薦で入学してきた娘なんだから。
だから、男は怯えて、自分からさっさと脱いでんの。（もしかして、露出癖でもあんのかなぁ〜）
男はまず、汗を大量に吸い込み伸びきった、汚いＴシャツを脱ぐ。
そのＴシャツを、後輩の真理がローファーの爪先に引っ掛けて遠くへ飛ばす。
続いて、Ｇパンを脱ぐ男。
脱ぎ捨てられたＧパンから恵が急いでルーズソックスを取り出した。
「ねえ〜、まだ、Gパンのポケットの中に何か入ってるよ。」
「え〜？何？全部出しちゃおぉ！」
「うわぁ〜！最悪〜！コイツ、女の子の靴下３足も隠してやがったぁ〜。キモッ！」
| 参考資料・・・男が隠し持っていた女子高生のスクール靴下。 |
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やっぱりコイツ変態だぁ〜！
変態男は丸裸にしちゃえ〜！
でもね！コイツ、ブリーフだけは脱がないのぉ！超イライラする〜！
でも〜、私ら５人だよ、寄ってかかって押さえ付けて、無理やり剥ぎ取ってやった。
しかも、剥ぎ取ったブリーフは香織がライターで燃やしちゃったよ。これじゃ〜、もう穿けないねぇ〜。
これで男が丸裸になった。
大したチンポが付いてる訳じゃないのに、男が両手で股間を隠す。
私らは衣類を完全着用して、丸裸の男を取り囲む。私と香織が上下黒のユニホーム。後輩３人はキッチリと制服上下だよ。３人とも紺ソク（紺のハイソックス）なんて、真面目よね〜！
想像してみな〜、例えば〜、アンタが”この変態男”だとして・・・。
さっきまで臭い嗅いでたり、オナニーしてた制服や靴の持ち主が、目の前で貴方をボコボコにしようと周りを取り囲んでるんだよ〜。
もちろん、アンタが臭い嗅いだり、靴底をチンポに擦り付けてたり、みんな知ってるって状態で。
しかも、アンタは頭から爪先まで”素っ裸”なんだよ〜！
特に後輩の３人はフォーマルな制服姿に紺ソクだから威圧的でしょ〜？
自分が裸足だと、あの娘たちのローファー、凄く硬そうに見えない？あれで剥き出しの皮膚を蹴られたら”ビシッ！”って音するよ〜多分。あれ、本皮だから。
どう？凄〜く恥かしくない？
でも〜、アンタはＭ男君だからチンポが反応しちゃうんだよね〜。
その上さ〜、あの制服３人組に羽交い絞めなんかにされたら、ブレザーの肌触りと、制服独特のカビっぽい匂いだけで逝っちゃうんじゃないの？
だってさ〜、現にあの男も羽交い絞めにされてチンポが少しピクついたし〜。
まあまあ、そんなにアンタのこと苛めても可哀想〜だから、それは置いといて・・・
恵なんて、「さっきの仕返しだっ！」って言って、男の素足をローファーの踵でグリグリ踏み躙ってたよ。
タバコの火でも消す見たく。
あれって、結構痛いんだよね〜。
でも、恵に足の指を踏まれただけでチンチン勃ってんのぉ〜！ やっぱり、コイツもマゾか。
「それじゃ〜公開処刑ぇ〜！はっじめ〜！」
私は高らかに宣言した。
そしたら、さっそく、香織が一撃決めてたよ。
膝小僧で金蹴り。
少しムッチリ目で、透き通るように白い美脚の一番硬い所で、男の一番弱い睾丸を命一杯蹴り上げた。
膝小僧の金蹴りって、靴履いて蹴り上げるよりも破壊力あるんだよね〜。
だって、男の体が一瞬浮いたよ！。本当に強烈な膝蹴りだね。
さすが、香織。
私と後輩３人で男の体を押さえ付けてたんだけど、男が一撃で倒れるもんだから、重くて堪らない。支えている手が疲れちゃうよ。
・・・ど〜せ、バッシュで踏み付けるんだから、寝かせといた方がいっか〜。
（次のページにつづく）