私は21歳以上です。

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人気の無くなった所で急に剛士の足が止まった。そして剛士は振り向きざまにカズヨシの股間に強烈な蹴りを炸裂させた。その一瞬の早業にカズヨシは逃げる事ができなかった。
「ズンッ!」という鈍い衝撃と股間から脳天に突き抜ける鋭い痛みに、カズヨシは言葉を発する間も無く前のめりに倒れ意識を失った。
 
  コンコンとドアをノックする音とともに「俺だ。」という声が聞こえた。
「ちょっと待って。」洋子はそう答えると、淳子の椅子の前のカーテンを閉めてドアを開けた。そこには、ぐったりしたカズヨシを担いだ剛士と竜也が立っていた。
「お望みのものを持ってきたぜ。こいつどうする?」と剛士は理恵に聞いた。
「パンツ一丁にしてそこの梁に手を縛って吊してよ。足も開かせてさ。」
カズヨシは両手を一つに、そして両足は左右に大きく拡げられた「人の字」のような姿勢で吊された。
「理恵、淳子とかいう女は?」
「そのカーテンの向こう。剛士、そろそろこいつの目を覚まさせてよ。」
理恵の言葉に、剛士はおもむろにカズヨシの左右の頬を平手で叩いた。
その間に理恵は、ロッカーの中から大きな鞄を取出し机の上に置いた。
剛士に頬を叩かれ意識を取り戻し始めたカズヨシは、股間に残る鈍痛を感じ思わず顔をしかめた。
 
 やっと意識が戻ったカズヨシは回りの様子を見て、慌てて逃げようとしたが、その時になって初めて自分がブリーフ一枚で身動きの取れない姿にされている事に気が付いた。
慌てふためくカズヨシに、真由美はわざとらしく声を掛けた。
「あ〜ら原口君お久しぶりねぇ。まぁいい格好ねぇ。パンツ姿で恥ずかしくないのぉ?」
「き、君達、何でこんな事をするんだ。早く縄をほどいてくれ!」と答えるカズヨシに
「何で?それはお前がよく知っているだろうよ。真由美の気持ちを踏みにじりやがって。 真由美がどれだけ屈辱を受けたのか考えた事あんのかよ。」と理恵が罵声を浴びせた。そしてカズヨシのブリーフの膨らみを人差し指で弾きながら嘲るように言った。
「お前は最低の男だよ。あたし達が徹底的に可愛がってやるよ。」
カズヨシは恐怖に慄き「やめてくれよ。真由美に謝るから勘弁してくれよ。」と震える声で言った。しかし、いまさらそんな哀願を聞くような真由美ではなかった。
 
「カズヨシ、こんな姿にさせられて恥ずかしいだろう。でもあたしはお前からもっと酷い 屈辱を受けたんだ。絶対に許さないよ。それをお前の体で償ってもらうから覚悟しろよ。 みんなの前で すっ裸にしてやるよ。」真由美は鞄の中から裁ち鋏を取り出し、その刃をチョキチョキ鳴らせ ながらカズヨシに近付いていった。
「ちょっと待ってくれよ!それだけは勘弁してくれよ!」
いくら横恋慕とはいえ、他に人がいる前で真由美からこんな仕打ちを受けるなんて・・・カズヨシは、迫り来る鋏の恐怖から身を捩って逃れようとした。
しかし両方の手足を縛られているカズヨシには、無駄な抵抗だった。
「動くんじゃないわよ。動くとパンツと一緒にお前の大事な物までチョン切っちゃうかも しれないよ。」真由美はそう言いながらカズヨシのブリーフの両脇を切った。
 
  いまやカズヨシの体は、一枚の布切れが股間の膨らみをやっと隠しているだけだった。
カズヨシは、少しでも動くとずり落ちてしまいそうなその布切れを落とすまいと必死で下腹を突き出していた。そんな姿を見ていた剛士の言葉は、さらにカズヨシの羞恥心を仰ぎ立てた。
「おいおい、こいつ早く見て貰いたいらしいぜ。一生懸命腰を突き出してるよ。」
「そんなに見せたいの。こいつ変態じゃない?」
「進学科のエリートが実は露出狂だったなんてな。他の連中にも教えてやろうか。」
カズヨシに対し、軽蔑と嘲笑の言葉が投げ掛けられているのを淳子の耳にも聞こえていた。
(カズヨシ君、可哀相。なんでこんな目にあわなきゃならないの。)
「さあ、そろそろ覚悟してもらおうかな。えー、ただ今からストリップショーを開催しまぁす。本日皆様の  お相手をするのは進学科三年二組、原口カズヨシ君でぇーす。優等生のカズヨシ君が自慢の肉体を披露しまぁす。素晴らしい肉体をどうぞ御覧下さぁい。」
理恵のおどけた口調に周りから歓声が上がった。
「いいぞ。待ってました。」
「カ・ズ・ヨ・シ・チャーン」
「早く見せてぇん!」
(あぁもう駄目だ。みんなに見られてしまう。)  カズヨシはギュッと目を閉じた。
「せぇの、それ!」元はブリーフだった布切れが体から引き剥がされた。
そして今までその布に隠されていた部分を見て、みんなは歓声をあげた。
「キャハハッ、出た出た!」
「おうおう、チンポ丸見え。」
「何こいつ包茎じゃん。」
「かっわいいー、ちっちゃいのがプラプラしてるぅ。まるで子供のオチンチンみたい。」
「高校三年にもなって、まだ皮被りかよ。」
みんなが口々にはしゃぐ声は、淳子の耳にも届いていた。
(カズヨシ君可哀相、とうとう恥ずかしい姿にされちゃったのね。)
淳子は、そう思いながらも自分もカズヨシの秘密の部分を見たいという衝動に駆られ、そっと目を開けた。しかし無常にも、その思いはカーテンで遮られていた。
「包茎のくせに毛だけは一人前にモジャモジャ生やしやがって。一体先っぽはどうなってんだ。」理恵はそう言うと、二本の指で包皮をめくり亀頭を露出させた。
「ほー、完全なピンク色だ。みんなちょっと見てご覧よ、こいつのチンポ。」
「やっぱりオチンチンって言った方が似合ってるな。」
「まさにオピンクちゃんね。もしかしたらこいつまだ童貞なんじゃない?」
「聞いてみたら?」
「そうね。カズヨシ、お前童貞か?」理恵の不躾な質問にカズヨシは「そんな事言える訳無いだろ!いい加減にここから降ろせ!」と怒鳴った。
「おいっ!聞いた事に答えろよ!」理恵は、いきなりカズヨシの陰嚢を掴み握り締めた。
「ウギャァァァ!」陰嚢を握り締められる痛みにカズヨシは悲鳴を上げた。
「やめてくれ・・・  潰れる・・・」
「ちゃんと答えろ!  セックスした事あるのかよ!」
「な、無いよ・・・」
「それじゃセンズリばっかりか?  どんな風に精子出すのか判り易く説明しろよ。」
「手で擦って出すんだよぉ・・・  痛いよぉ、タマ離してくれよぉ・・・」
「ほぉー、チンポ擦ると気持ちいいのかよ?  そうかい。それじゃ、その気持ちいい事を みんなの前で実演して貰うからね。」
「えっ!  ここで・・・」
「そうだよ。あたし達にはチンポの気持ちよさが判らないんだよ。」
洋子の意地悪な言い方に、カズヨシは絶望と恥ずかしさに顔を赤くして俯いてしまった。
理恵は、カズヨシのペニスの皮を剥いたり戻したりしていたが「やっぱり何か不釣り合いだよ。こんなチンポだったら毛無しの方が似合ってるよね。
 剛士、こいつにドテ焼き喰らわせてやんなよ。」
「本当は引きむしる方が好きなんだけどな。」剛士はヘラヘラ笑いながらライターを取出し、カズヨシの陰毛に火を付けた。
「あっ!熱っ!や、やめてくれ!ウワァ!」
その熱さにカズヨシは悲鳴を上げたが、陰毛は無常にもチリチリ音を立てて燃えていった。
「タマ袋の裏側も残っているよ。ついでにケツの毛も燃やしちゃいなよ。」
「ケツだけじゃなく体中の毛も燃やして完全坊主にしちゃえよ。」 周りの者は口々に囃し立てた。
 
  下腹部の陰毛が燃え尽きた跡を見て、不満そうに剛士がつぶやいた。
「まだポツポツ残ってるんだよな。」
「完全にやるんなら  いい物があるよ。」と、真由美が鞄の中から除毛剤を取り出した。
「これ塗っとくと三ケ月は生えて来ないんだよ。」
「真由美、あんたよくこんなの持ってるね。」  洋子が不思議そうに尋ねた。
「だって、あたしの家は薬局だよ。それにこの除毛剤あたしだって使ってるんだもん。」
「使ってるって、どこに?」
「脇やら脛やら色々と、あたしって結構毛深くなる方だから処理が大変なのよ。」
「じゃあ、あそこも?」
「当然!剃っただけじゃ剃り跡がポツポツしてるでしょ。これ使うと完全除毛できるし剃り跡も残らないから、夏なんかハイレグ着ても全然気にならなくて便利よ。」
 
「へぇー、じゃ今も?」
「うん、今でも綺麗になってるよ。見てみる?」
「ホントに?  ちょっと見せてよ。」
「いいよ、ほら。」
真由美はスカートをめくりパンティを少しずり下げ、その部分を理恵に見せた。
「わぁホントだ。綺麗に処理してある。ホントにツルツルになってるね。」
「どれどれ?  俺達にも。」と二人の男も近ずき覗き込もうとしたが
「コラッ!  あんたらは見るんじゃないよ。」と洋子にたしなめられた。
「いいじゃん、真由美ちゃんの観音様なら俺達にも拝ませてくれよ。」
「駄目!カズヨシの見て我慢しなさい!」
「ちぇっ、ケチ!」と言ってカズヨシの方を向いた剛士は、「こんな奴の見たって面白くねぇんだよな。」と言って、露出されたカズヨシの亀頭を指で思い切り弾いた。
 
  股間を覆い隠すように除毛クリームが塗られていった。そのひんやりした感触にカズヨシは思わず「ヒッ」と言って腰を引いたが、そのうちに「熱い!熱い!」と陰毛を溶かす時の熱に体を捩り泣き叫んだ。
しばらくしてクリームが拭き取られ、完全に無毛と化した下腹部があらわになった。
「ほーら、お前の股間つるんつるんになったぜ。よぉく見てみろよ。」と剛士に言われ情けない姿になった下腹部を見たカズヨシの目から涙が滴り落ちた。
「こいつ泣いてるよ。剃られたのがよっぽど嬉しかったんだな。」理恵が言った。
 
「今度はケツマンコを可愛がって上げようか。おい、お前は男と寝た事あるか?」
「そんな事ある訳無いだろぉ、いい加減に勘弁してくれよぉ」
「おいカズヨシ、お前まだ自分の立場が判ってないね。その口の聞き方は何だよ!
 ちゃんと敬語を使えよ!タマ潰されたいのか!掘られた事あるかって聞いてんだよ!」理恵の凄みのある口調にカズヨシは恐怖を感じそう答えた。
「わ、判りました。経験はありません。」
「よぉしそれでいい。これからは、ちゃんと女王様と呼べ。剛士達は御主人様だ!」
「ハッ、はい。理恵女王様。」洋子と真由美はクスクス笑いだした。
「理恵女王様だってさ。じゃ、あたしは洋子女王様?」
「俺、御主人様だって。」
「情けない奴だよなぁ。下級生の女に女王様って呼ばされているんだからな。」
 
  カズヨシは嘲られる恥ずかしさと理恵の言った言葉に対する恐怖で震えていた。
(お尻なんて嫌だ。そんなの変態のする事だよ。誰か助けて。)
その恐怖は、理恵がコンドームを付けた中指を顔の前に突き付けた時、最高潮に達した。
「嫌だ!やめてくれ!お尻は嫌だぁ!」体を捩りながらカズヨシはわめいた。
しかし、理恵はニタニタしながら今度はコンドームを付けた指にローションを塗り始め「心配ないよ。痛いのは最初だけ、すぐに気持ち良くなるよぉ。」
「嫌だぁ!やめてぇ!嫌だぁ!アヒッ!いっ!痛!痛いぃ!ヒィ!」
理恵の指は、カズヨシの肛門を根元まで一気に突き刺していた。そしてその指は腸壁をグリグリと掻き回した。
カズヨシは、理恵が指を動かすたびに悲鳴とも悶え声ともつかない声を発していた。
「お前のオマンコちゃんは締まりがいいねぇ。指が千切れそうになっちゃってるよ。ほぉら、もっといい声で悶えてみろよ。」と言って肛門の指を出入し始めた。
 
「ほれ入れた。ほれ抜いた。ほら入れた。そぉれピストンピストン、ほれほれ」
「アヒッ!ヒッ!アッ!ヤッやめて!イッ!イヤ!アッ!アフン!」
「はっはっは!アフンだってよ。こいつケツで感じてるぜ。」剛士は大声で笑い出した。
「アヒ!アウン!イッ!アッ!アフン!イッ!アフン!アァン!」
カズヨシの悲鳴は、その声の中にだんだん歓喜のよがり声が交じるようになっていった。
(嘘よ、お尻に指なんか入れられて気持ちいい筈ないじゃない。そんなの変よ。)
淳子は、理恵に肛門を犯され続けているカズヨシの声を聞きながらそう思っていた。
しかしカズヨシの顔は、最初の様に痛みで歪む顔ではなくなっていたのである。
そして股間にも変化が表れていた。屈辱と恐怖で萎縮していたペニスがムクムクと勃起していき、はち切れんばかりに反り返ったのである。
「ホェー、チンポおっ勃ててるよ。」
「こいつ、ケツ弄られて勃起してやんの。」
「こいつのチンポ、立ったら結構でかくなるじゃん。先っぽが真っ赤になってるよ。」
(なぜ?まさか本当にお尻が気持ちいいの?カズヨシ君嘘だって言って!)
しかし、そう思っている淳子とカズヨシの気持ちは裏腹になっていた。
勃起してしまったという恥ずかしさを感じていた反面、アナルの快感を感じ始めていた
カズヨシは、その指をずっと抜かないで欲しいという気になってしまっていたのだ。
 
 カズヨシのペニスが、もうこれ以上大きくならないという位反り返り、尿道から先走りの露が滲み出始めた時、おもむろに理恵は肛門から指を抜いた。そして、まだ快感の余韻が残っているカズヨシに意地悪く聞いた。
「もっとやって欲しい?」
「理恵女王様、もっとして下さい。」カズヨシの顔は正気を失った様になっていた。
その返事を聞いた淳子は、カズヨシに対する軽蔑の気持ちが生じた。
(カズヨシのバカ!変態!)
二人の会話を聞いていた洋子達はあっけにとられていた。まさか理恵が指一本でカズヨシを手なずけるとは思わなかったからである。それもその筈である。理恵はSMクラブで
アナル責めのやり方を一通りマスターしていたのだ。そしてそのテクニックは、カズヨシが自分でも気が付かなかった性感帯と性癖を曝け出したのである。
アナルを弄ばれたむず痒さに快感を感じていたカズヨシだったが、更なる恐怖が次に待ち受けていた。



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