ガタッ、ガタガタンッ
ビデオが再生されると、まずは物音が響き、画像が激しく揺れて乱れていた。
「センパイ、そんなに暴れないでくださいよ。せっかくの映像が乱れちゃうじゃないですか」
そんな少年の声がしてしばらくすると、不意に画像がクリアーになった。
映ったのは、板張りの床に押し付けられた制服を着た少女の上半身だった。
どうやら、夕暮れの学校で直人がとり憑いた少年が、この少女を押し倒したらしかった。
「さ、佐木くん!? 冗談でしょう?」
押し倒された少女はまだ信じられないといった顔でこちらに呼びかけている。
「冗談なんかじゃありませんよ、美雪センパイ」
直人がとり憑いた佐木の声と同時に、画面にビデオを持つのとは反対側の手が映り、制服の上から少女のその豊かな胸を掴んだ。
「い、いや――っ!」
美雪の口から悲鳴が上がる。その胸は直人の手から加えられた力で形を歪めている。
「な、なんで……なんでこんなことするの? 佐木くんがミス研の部室が見たいって言うから、特別に案内してあげたんじゃない!?」
目の端に涙を浮かべながらそう訴える美雪。
「そうですよ。ですから、部室を見学した後はその部長さんを観察させてもらおうと思いまして。てん…じっくりと、隅々までね」
そう答えると、直人は胸を握っていた手を少しずらして、服の合わせ目を掴む。
プッ、プチプチッ
直人が少し力を込めると、ボタンが2,3個まとめて飛び散ってしまった。
制服のシャツの間から豊かな膨らみを覆うブラジャーが露わになると、改めてブラジャーの上から美雪の胸を揉んでいく。
「それにしても、センパイの胸は大きいですねえ……やっぱり金田一センパイのおかげですか?」
胸を感触を楽しみながらからかうようにそう言うと、美雪はきっと睨むようにこちらを見るが、直人がしっかり身体を押さえつけているため、反撃はできなかった。
「おお、怖い怖い。……そうでした。金田一センパイと美雪センパイはまだ清い関係、ただの幼なじみでしたね。そうすると、ボクが美雪 センパイの全部を見る初めての男ってことになるのかな?」
そう言って今度は手がスカートにかかる。
さすがにそろそろビデオカメラを片手で持ち続けるのは邪魔になってきたのか、同時にコトンと机の上か何かにカメラが置かれる音がして画面が固定される。
年下の少年に床の上で押し倒される少女の全身が全て映っていた。
ビッ
勢いよく直人が手を引き下ろすと、スカートのホックが飛んで、膝の辺りまでずり下ろされた。
「いや―――っ!」
再び美雪の口から悲鳴が上がる。
直人はそのままスカートを脱がした手を下着に持ち替えると、毟り取るようにそれも剥ぎ取り、悲鳴を上げる美雪の口に捻じ込んだ。
「ダメですよ、センパイ。そんな大きな声を出しちゃあ……」
「むー! むむーっ!」
「誰か人が来たらどうするんですか? センパイのあられもない格好を、よく知らない人たちにも見てもらいましょうか?」
「んん! んんー!」
ぶんぶんと首が横に振られる。
「ふふっ、そうでしょう? センパイがおとなしくさえしてくれれば誰かが物音聞きつけてやってくることもないし、ボクもセンパイの姿を収めたテープをばら撒く必要もないですからね」
暗に反抗的な態度を取れば後でこのビデオテープをばら撒くと直人は脅していた。
すでにショーツも剥ぎ取られ、最も恥ずかしい部分も映されてしまっている。
美雪はそれを理解して、瞳から涙を溢れさせた。
「ふふふっ……いいですねえ、美少女の泣き顔。ますますやる気になってきましたよ」
そう言って直人はブラジャーも剥ぎ取る。
ボタンが弾け飛んだシャツが上半身に残る他は靴下と靴しか身に着けていない哀れな少女の姿が映し出された。
「心配しなくてもいいですよ。このテープをネタに脅そうなんてつもりはありませんから。でもセンパイがこのことを誰かに言ったりしたら……これ以上は言う必要もないでしょう?」
直人自身はこれが終わればすぐにこのテープを持って勝沼の所に戻るため、この後のことなどどうでもよかったが、この場を円滑に進めるためにもそう言って美雪を脅した。
「ひ、酷い……」
全てをカメラの眼に晒してしまった美雪はもう涙を零すことしかできなかった。
「ふふっ。ホント、いい顔ですよ、センパイ。もっとそんな顔が撮りたいなぁ」
声と同時に、剥き出しになった豊かな胸に再び手が伸びる。
直人はカメラを置いたことで自由になった両手を使って、美雪の胸を揉み始めた。乳房の形が大きく歪んでしまうほどの強さで。
「くっ……ううんっ……!」
美雪の顔が苦悶に歪んだ。
直人の掌は胸全体をきつく揉みながらもその膨らみの頂点をとらえると、指の腹で押し潰すようにした。
「ふふふっ、それに、こっちは悦んでますよ、センパイ」
直人の言葉通り、美雪の意思とは裏腹に身体は刺激に反応して、充血した乳首が指を軽く押し返していた。
勿論、これが美雪が快感を得たためではなくただの生理的な反応であることは直人は百も承知している。その上であえて美雪を辱めるためそう言ったのだ。
「こっちはどうかな?」
直人の手が胸を離れて下に向かう。
きつく揉まれていた胸は、その白い肌にくっきりと赤く指の痕を残していた。
「いや! ダメ! そんなところ……!」
秘所に伸びようとする直人の手に、声を上げて美雪が激しく抵抗する。
「……少し、うるさいですよ」
静かだが威圧のこもった声でそう言うと、直人は美雪の足を素早く自分の身体で押さえつけた。
ぐぐっ……
さらに体重をかけていくと、美雪は足をまるで動かせなくなるどころか、足の骨が押し潰されるような激痛を受けた。
「あぁっ……!」
みしみしと骨のきしむ音が聞こえるかのような苦痛に、美雪はうめきをあげることしかできなかった。
美雪の頬にまた新しい涙が伝うと、直人は満足したように体重をかけるのを緩める。
抵抗の意思を奪われた肢体に改めて手を伸ばすと、小さく開かれた足の間から秘所に指を差し入れる。
くちっ
差し入れた2本の指を、まだ誰も通っていない秘道の入り口で開くと、粘着質な音を立てて、ピンク色の粘膜が映し出された。
「ふふっ、綺麗ですよ。センパイ。せっかくですから、もっとよく撮っておきましょうか」
直人の声がして、映像が一瞬ブレる。
次の瞬間には、美雪の秘粘膜が画面一杯に大写しとなった。
まるで使い込まれていないそこは、直人の言葉通り綺麗な色をしていた。
「ここももうすぐボクのモノに貫かれてしまうんだ。せっかくだから、記念に処女膜も撮っておきましょうか?」
邪悪な笑みを浮かべてそう言うと、直人は器用に指を使って美雪の秘部を奥まで開いて見せた。
小陰唇を掻き分けるようにして膣口をレンズの前に露わにすると、少し中に入ったところに薄膜らしきものが確認できた。
「一度楽しんだ後で、もう一度撮ってあげますよ。開通前、開通後、って比べてみるのも面白い」
ジ――ッ
カメラを再び脇に置きながら、直人は制服のズボンのチャックを下ろし、中から一物を引き出してきた。
「さっ、センパイ」
その体格などから受ける印象からは意外なほど大きな一物を直人は外気に晒すと、膝で美雪の肢を押さえたままゆっくりその顔へと近づけていった。
「い、いやぁっ!」
美雪は必死に顔を背けると、見たくもないとばかりにぎゅっと眼を閉じてしまった。
しかし、一物はしつこくその後を追って、同じく固く閉じた唇の上をなぞった。
先端の小さな穴から滲み出した先走りの汁が、てらてらと唇に光る痕を残した。
「ちゃんと準備しておかないと、後で痛い思いをするのはセンパイの方ですよ」
唇の上でさらに何度か一物を往復させながら直人はそう忠告したが、やはり美雪の唇は緩むこともなかった。
「……仕方ない」
そう呟くと、直人は諦めたように美雪の口から離れた。
無理矢理に口を開けさせる方法は幾つかあるにはあったが、それで口の中に押し込んだときに噛み付かれるというのはごめんだった。
代わりに身を縮めると、自分の顔を美雪の秘所に近づけていった。
膝の辺りを足で固定した上、両手を使ってももの辺りをさらに押さえながら、未通の場所に唇を寄せていく。
ちろっ
舌先が秘裂の入り口を軽く舐める。
「ひっ」
美雪は、その感触のおぞましさに身体を震わせた。
直人は、美雪のそんな反応にも構うことなく、何度も舌を這わせていく。
ぺろ……ぺろ……ぴちゃっ……
繰り返される粘膜同士の擦れ合いに、美雪の意思とは関係なく、やがて奥の方からじわじわと液が滲み出してくる。
「ふふっ……ボクの唾液とは違うものが出てきましたよ、センパイ」
すかさず、直人はそれを指摘する。
「う……嘘っ! 嘘よっ……!」
美雪は顔を真っ赤に染めて狼狽した。
「嘘なんかじゃありませんよ……ほら」
直人は、右手を美雪のももから離すと、人差し指を1本伸ばして、ゆっくりと美雪の中に差し入れていった。
膜を破ってしまわないよう、一応注意しながら膣口に指を第2関節の辺りまで埋め込むと、ぐるぐると指で掻き回した。
くちゅっ、くちゅっ……
明らかに湿った音がそこから聞こえてくる。
その音に満足した直人が引き抜くと、人差し指にはてらてらと透明な雫が塗され、窓の外の夕陽を受けて濡れ光っていた。
直人は、その指を美雪の顔まで持っていくと、
「どうです? これでも嘘だとでも?」
指に付着した、美雪自身が分泌した液を見せつける。
「いやっ! 違う、違うのっ!」
あくまで認めようとせず、美雪は顔を背けたままそう繰り返す。
「……ふん」
直人はその頬に指に付いていた愛液をべっとりとなすりつけてやった。
そうして綺麗になった手を使って、美雪の両足を掴んで今までより大きく開いてやる。
「センパイが認めようが認めまいが、もう準備は整ったんです。そろそろ入れさせてもらいますよ」
そう言って、大きく開いた足の間、愛液が光る場所に一物をあてがう。
「さあ、行きますよ!」
「ダ、ダメ―――ッ!!」
美雪の悲痛な叫びを合図に、直人は一気に腰を突き出した。
「いやああああああああああ!」
先ほどレンズに映された純潔を証す薄膜は、呆気なく一瞬で突き破られた。
直人は、美雪が感じているであろう激しい痛みを全く顧みることなく、初めから腰を激しく打ちつける。
……ちっ、ぐちゅっ……
結合部から卑猥な音が漏れ、破瓜の鮮血が出し入れのたびに周辺に飛び散っていた。
「……あっ……あぁ……」
絶望とも苦痛ともとれる虚しい喘ぎが美雪の口から漏れる。
「ふふっ……やはり初物は締め付けがきつい……だが、」
直人はまだ物足りなかった。まだ学生とはいっても、直人たちが普段犯している少女たちに比べれば、美雪は十分に身体が成熟していて、こちらが苦しくなりそうなほどの強烈過ぎる締め付けは望めなかったからだ。
「うっ……うぅ……ううぅっ……」
いつしか嗚咽のように変わっていた美雪の、突き上げられるたびに小さく揺れる豊かな胸が直人の眼に止まった。
直人は上体を倒して、揺れ続ける右のそれに吸い付いた。
がっ
いや、吸い付くと言うよりは噛り付くと言った方が適切だった。
膨らみを口に含むと、直人は血が滲んで味が舌に感じられるほどの勢いで、その柔らかい肌に歯を突き立てた。
「ひぎっ!」
あまりの痛みに、引きつったような叫びが上がる。
同時に、ぎゅっとこれまで以上に強烈に直人の一物が美雪の膣内で締め付けられた。
「ううっ……」
直人は乳房を口に含んだまま、うめきを上げて快感に震えた。
これこそ、直人が求めていたものだった。
満足げに一旦乳房を口から離すと、白い肌の上にくっきりと歯形が残り、そこから血が滲んでいた。
直人はそのまま今度は反対側のそれを口に含み、歯を立てる。
「んぎぃっ!」
再び悲鳴が上がり、直人の一物が締め上げられる。
「いい……いいぞ……!」
唇に微量の血を付けたまま、直人は激しく興奮していた。
「一番奥にたっぷりと精液を叩きつけてやろう。ささやかなお礼だよ」
そう囁きかけてラストスパートに入る。
「うぅっ……ダメ……それだけは、絶対に……」
これまで以上の勢いで突き上げられ、息も絶え絶えの状態だったが、それでも美雪は膣内で出されることだけは赦してくれるよう懇願した。
しかし、今さら直人が美雪の言葉を聞いてやるはずもない。
美雪の膣奥まで深々と刺し込んで直人は一物を破裂させた。
びゅるっ、びゅるっ、びゅるっ……
「ダメェェェ!」
白濁した液体が、膣壁に激しく叩きつけられる。
どくっ……どくっ……
最後の一滴まで搾るように美雪の膣内で吐き出し、ようやく直人は一物を抜き出した。
大量に射精された濁液が、ぽっかり開いたままの穴からすぐに溢れ出してきて、その光景を最後に画面は暗転した。