ずぶぶぶ……
「い、いやっ! ……う、うぎいぃぃ……っ!」
狭い膣内に捻り込むように押し入ってくる勝沼の一物を必死に拒もうとしていた鈴凛の声は、後半から激痛を訴える悲鳴へと変わっていった。
破瓜の際に裂けた傷がまだ癒えぬうちに、再び一物を捻じ込まれたのだからたまらない。傷口は開き、さらに大きく広がると、激痛と鮮血を溢れさせた。
つぅ……
結合部から溢れた血が太ももを伝って床に流れ落ちた。
「おっと、また血が出てきたか。……気分はどうだ?」
勝沼は流れる血を横目に見ながら、一番奥まで突き込んだ一物の動きを一旦止めると、鈴凛に感想を 訊くと、
「ひ、ひどい……言うことを聞けば許してくれるって……だから、アタシはあんなことまで……」
身を裂かれるような痛みのほか、悲しさや悔しさといった幾つかの感情が入り混じり、勝沼の仕打ちを非難する鈴凛の両眼からはあとからあとから涙が溢れ出した。
しかし、
ずんっ
「ぃぎっ……!」
勝沼が少し腰を動かすと、たちまち鈴凛の抗議は苦痛のうめきに変わってしまう。
「くくっ……口ではそう言ってるが……」
ずっ……ずぶっ……
勝沼はそう言いながら腰を動かし始めた。
「ぐぅっ……いやっ……!」
勝沼が動くたびに鈴凛は激痛を感じ、口からは苦痛を訴える声が漏れる。
ずぶっ……ずちゅっ……
「……その割には、少しずつ濡れてきてるようだが?」
抽送のたびに結合部から漏れる音が微妙に変化を始めていることを勝沼は指摘する。
「……ぐっ……そ、そんなはず……」
激しく突き上げられながらも鈴凛はなんとか否定の声を絞り出す。だが、勝沼に指摘されて鈴凛は現実に起こっている自分の身体の変化に気づいてしまった。
(う、うそっ……こんなに苦しいのに、そんなはず……)
信じられないことに、口では否定しながらも鈴凛の頭は混乱した。
勝沼のいつもの手だ。
まだろくに濡れていない少女の膣内でも強引に腰を動かす。すると、膣粘膜を傷つけられることを恐れて、本人の意思とはまるで関わりなく自己防衛のために愛液の分泌が始まる。しかし、それをまるで感じた結果のように言われてしまえば少女は勝沼の言葉を強く否定することができず混乱してしまう。ちょうど、今の鈴凛も同じだった。
すっ……
右手の指を結合部へと下ろして淫核へ伸ばす。
「っ!」
そこへ触れてやると、鈴凛の身体はビクリと跳ねた。
くちゅっ……
指を離すと、その腹には粘性を持った透明の液体が付着していた。
「ほら、どうだ?」
追い打つように勝沼はその指を鈴凛の顔の前まで持っていって誇示すると、頬に擦りつける。涙の流れる跡の横に、粘液の跡が残った。
「い、いや……ち、違う……」
まるでいやいやをするように、鈴凛は愛液を擦りつけられた顔を左右に振った。
「あぐっ……!」
だが、それすら激しさを増した勝沼の動きに中断させられてしまう。
ずぶっ、じゅぶっ……
無理矢理に分泌させたも同然の愛液の助けを借りた勝沼は、さらに遠慮をなくして、自分の快楽を極めるための動きへと入っていた。
「くくっ……また今日も膣内にたっぷりと射精してやるからな……」
腰を激しくぶつけながら勝沼がつぶやくように言う。
「そっ……そん……なっ……!」
それを聞いた鈴凛は、勝沼の激しい動きに突き上げられながらも途切れ途切れに驚愕の言葉を漏らす。
「妊娠の心配か? そんなこと俺は知らん。俺はしたいようにするだけだ」
顔色を変えた鈴凛を嘲笑うように勝沼は告げると、いよいよラストスパートに入っていった。
じゅぶっ、じゅぶっ……
「よし、だ、出すぞっ!」
ぎゅっ
言いながら、勝沼は不意に鈴凛の胸の膨らみを強く掴んだ。
「ひぐっ……!」
鈴凛の悲鳴とともに膣がぎゅっと収縮して、
びゅっ、びゅっ、びゅるっ……
その強い締め付けに絶頂に達した勝沼の一物は、子宮の入り口に向けて白濁した粘液を激しく噴き出させた。
「あ、あ、あああぁぁぁ……」
身体の奥に浴びせられたその勢いを感じた鈴凛は、止まることを忘れたかのような涙を流し続けながら、長い絶望の吐息を漏らした。
……ずちゅっ
思う存分、欲望を膣内で吐き出した勝沼は、ゆっくりと一物を鈴凛の膣内から抜き出した。鈴凛が汚辱をこらえて必死に清めた一物は、再び元の粘液だらけのどろどろの姿に戻ってしまった。
どろっ……
激しい勢いで繰り返し突き上げられ、無理矢理押し広げられたあそこは、すぐに元の姿には戻らず、ぽっかりと開いたままの入り口から逆流した白濁液が早くも溢れ始めた。
「こんなの……こんなの……」
いつの間にか、虚ろな瞳で天井を見上げたままで口だけをぱくぱくと動かして、鈴凛はそう繰り返しつぶやいていた。
だが、勝沼は非道にもそんな鈴凛にさらに手を伸ばしていく。2度目の放出を終えたというのに、股間の一物はまだその威容を失ってはいなかった。
ぐいっ
鈴凛の身体に腕を回すと、半ば抱えるように強引に起き上がらせる。
「あっ……」
だが、鈴凛にはもう抵抗する気力がないのか、状況を認識できるだけの意識が残っていないのか、力なく勝沼にさせるがままだった。おそらく後者なのか、鈴凛の瞳は勝沼の方を向いてはいない。
「せっかくここに2人いるんだ。たまにはまとめて楽しまないとな」
だが、勝沼はそんなことさえ気にする素振りも見せず、独り言のようにつぶやくと、鈴凛の身体を半ば引きずり、さっき後ろの穴を犯され意識を失ったままの四葉のところまで連れて行った。
どさっ
そして、四葉の身体をひっくり返してうつ伏せから仰向けにさせると、その上に覆い被さるように鈴凛の身体を投げ出した。
「ぅ……」
さすがに身体がぶつかったときの衝撃で意識が多少は戻ってきたようだったが、
ガチ、ガチャ
鈴凛の右手首と四葉の左手首、四葉の右手首と鈴凛の左手首をそれぞれ枷で繋ぎとめてしまう。
ガチャッ、ガチャッ
さらに、勝沼は手首だけでなく足首も同じようにして自由を奪い、大きく左右に広げさせた。
「……ん……鈴凛ちゃん……?」
「…………え?…………」
どうやら四葉の意識はまだ朦朧としてはいるが、戻りつつあるようだった。
だが、勝沼の準備はもう完成している。勝沼の前には重なり合った2人の少女の下半身と、4つの欲望の捌け口が晒されていた。そのうちの2つ、一番下の四葉の後ろの穴と、上から2番目の鈴凛の秘部からはすでに白濁液が溢れていた。
ぐっ
勝沼が狙いを定めたのは、下から2番目にある、四葉のあそこだった。まるで濡れていないが、勝沼はお構いなしで腰を突き出していく。
みりみり……
先ほど放出して幹にべっとり付いたままの自らの精液を潤滑液代わりに、狭い穴を強引にこじ開けていった。
「ぐっ……ぎゃあああぁぁぁ!」
あまりの激痛に四葉の口から絶叫が上がり、朦朧としていた意識も強制的に覚醒させられた。
「ひぐっ……! い、痛いデス……」
四葉の言葉を裏付けるように、一物を無理矢理に突き込まれたところから紅い液体が滲み始めていた。
ずっ……ずずっ……
しかし、やはり勝沼はそんなことなど一切お構いなく、四葉のあそこに突き入れた一物を容赦なく前後させる。
「あぐっ……いぎっ……!」
激しく突き上げられる四葉は、ようやく痛みの発生源を理解し、自分がどういう状況にあったのかも頭に甦った。そして、それと同時に自分の動きを妨げているものの正体に気づいた。
「り……鈴凛……ちゃん?」
自分の上に覆い被さっている姉妹の姿に、四葉は自分の目を疑った。鈴凛の顔は自分と向き合うようにこちらを向いているのだが、にもかかわらずその瞳は虚ろに開いているだけで、四葉を映してはいなかった。
「ど、どうし……」
自分が意識を失っている間に何があったのか。
まるで魂が抜けてしまったかのような鈴凛の様子に、四葉は手を差し伸べて呼びかけようとしたのだが、四肢をそれぞれ鈴凛のそれに枷で繋がれてしまっている上に、鈴凛の身体が四葉の上に覆い被さっているためにほとんど動くことができなかった。
ずんっ
「……あぐっ……!」
さらに、勝沼の腰の動きが四葉に苦痛を与え、邪魔をする。
いっそこれが、さっき勝沼にお尻を犯されて意識を失ったまま見ている悪夢ならば。しかし、下腹部から伝えられる身を裂くような痛みが、これが現実であることを否応なく感じさせる。
「さっき処女を奪った後ろの穴もいいが、やはりこっちはまた違うな」
ずっ……ずぶっ……
「ぎっ……ひぐっ……」
四葉への語りかけとも独り言ともとれる言葉を発しながら、勝沼は徐々に動きの激しさを増していたのだが、
ずんっ……ずぷっ
「あぐっ…………えっ……?」
不意に四葉に激痛を与え続けていた肉の凶器が四葉のあそこから抜けて離れた。あまりに突然のことに、苦痛を訴える声を上げていた四葉の口から、戸惑ったような声すら漏れる。
しかし、
ずちゅっ……ぐちゅっ……
すぐにまた一物が少女の膣を出入りする音が聞こえ始める。ところが、四葉は音のたびに小さく身体が揺れるのだが、痛みどころか、何かがあそこに入ってくる感覚すらまるでなかった。
「あっ……ぅっ……」
どうなったのか一瞬わからなかった四葉だったが、すぐに勝沼が何をしているのかを理解した。
音に合わせるように、すぐ上にある鈴凛の口から声が洩れる。そして、一物が出入りする音はさっきまでとほとんど変わらない位置から聞こえてくる。
ぐちゅ、ずちゅっ……
勝沼は、四葉の膣からすぐ上にある鈴凛の膣へと狙いを移していた。激しく前後する一物は、そのたびに先ほど自らが放出した白濁液を掻き出す格好になっていた。
どろっ……
「…………っ」
膣から掻き出された精液は、そのまま下にあった四葉のあそこに滴っていく。その瞬間、四葉は反射的に身を硬直させたが、
「り、鈴凛ちゃん……」
その液体が何かを気づくと同時、鈴凛がされたであろうことも連想して、悲しげにその顔を見上げる。
「あ…………あぅ…………」
しかし、四葉が見上げた鈴凛の顔には、苦痛が浮かんではいなかった。瞳は虚ろに開いたまま像を結ばず、半開きの口からは勝沼の動きに合わせて途切れ途切れにうめきとも喘ぎともつかない声を洩らし続ける。
「ど、どうして……?」
ゆさっ……ゆさっ……
鈴凛と四肢を繋がれた四葉には、それは信じられなかった。自分が感じる揺れからすれば、鈴凛は四葉よりも激しいほどの勢いで一物を突き入れられている。本当なら激しい痛みに顔を歪め、苦痛を訴える声が出てくるはずだった。
ぞっ……
鈴凛の様子に、四葉はこれまでにない恐怖を感じた。
壊される。
痛みすら感じなくなるほど、心をズタズタに。
「ひっ…………!」
ぴとっ
まるで四葉が恐怖に青ざめるのを待っていたかのようなタイミングで、再び一物が四葉のあそこに触れるのを感じた。
「鈴凛は充分な潤滑と締め付けがあって、具合はいいんだが、肝心の反応がな……」
言いながら再び突き入れようとする勝沼の声が、四葉の耳には人間ではなく悪魔か何かの声のように聞こえた。
「イ、イヤデス! もうイヤッ!」
必死に叫ぶが、叫ぶだけ無駄であった。
ずぶぶぶ……ずぶっ、ずぶっ……
勝沼の一物は四葉の奥深くまで突き入れられ、そのまますぐに抽送が開始される。
「イヤッ! イヤデスッ! 許して! もうイヤアアァァァ!」
半狂乱になって、覆い被さった鈴凛の身体を押しのけんばかりの勢いで暴れ、叫ぶが、それは逆に勝沼を悦ばせるだけだった。
「くくっ……、そんなにイヤならこれで終わりにしてやろう。おまえの膣内にたっぷりと射精して、な」
ずぶっ、ずぶっ……
邪悪な笑みを満面に浮かべて、勝沼が告げる。
「イ、イヤッ! そ、そんな……!」
陵辱が終わるのは嬉しいが、膣内射精はまた別だ。四葉は激しく拒絶するが、すぐに勝沼の3度目の射精は始まった。
どくっ、どくっ、どくっ……
身体の中に汚らわしい液体が吐き出されていくのが感じられる。
「あああああああぁぁぁぁぁ…………!!」
最後に身体中の息を全て吐き出すような絶叫を上げると、限界を越えた精神がぷつんと切れる音を聞いたような錯覚を覚えながら、四葉の意識は絶望の淵に沈んでいった。