第4章〜覚醒

			牝犬になった私はガツガツ音を立てながらしばらく振りの
			「餌」を食べている。いつものドックフードだけど慣れち
			ゃって美味しく感じてるんだ、それに今は少しでも沢山食
			べなきゃ今度はいつ餌を貰えるか判らないし、体力だって
			つけなきゃ最近の厳しい躾には私の身体が付いて行けなく
			なっちゃうから。

			「くっ。」

			餌を食べながら時々小さな声が漏れる時がある、それは私
			の身体に途切れる事がない躾を受けているから。

			餌の時間でも前後の穴にはいつものようにバイブが挿し込
			まれ" ブゥーン "って感じの振動を常に身体に流し込み続
			けている、食欲と性欲の狭間で時には弱く、時には急に強
			くなったり、二本のバイブは何かでコントロールしてるの
			かな?だから餌を食べていても気持ちが良くなるとどうし
			ても身体をよじってしまう、でもそうしたなら。

			「チリーン」

			清んだ金属音が部屋に響いた、前に針で穴を開けられた両
			乳首にはピアッシングがされて、今では鎖の付いた小さな
			鈴が一つずつぶら下がっているのです。

			『あ、鈴が鳴っちゃったよ。大変だ、またされちゃう。』

			餌の最中に快感で体をよじらせ鈴の音を響かせると行儀が
			悪いと言われ背中やお尻にお仕置きされるのです。

			「あ。熱い、熱い止めてください。」

			鈴の音と伴に私は声を上げる、熱い蝋燭の滴が背中全体に
			滴ってくるのだ。

			「くっ」

			熱さを我慢するために器に顔を突っ込み餌に集中した、鈴
			の音さえ消えればもう滴は落ちてこない。

			「ご馳走様でした。全部残さずに美味しく戴きました、あ
			りがとうございます。」

			今ではこんなに上手に餌のお礼も言えるようになった私。

			「鞭の女」が側に来たようだ。『また"コツン"してくれる
			かな?』そう思った時いきなり左頬を平手でぶたれた。

			「きゃっ。」

			身体を揺らす私に鈴の音が付いて来る、手早く身体中を固
			定していた枷が外されようやく自由になったかと思ったの
			も束の間、すぐに仰向けで今度は床に大の字で両手足を固
			定された。

			次々と私を責め立てるこの部屋には一体どんな物が置いて
			あるのだろうか?視覚を失った暗闇の中では恐怖心が消え
			る事はない、せめておぼろげにでも目が見えたら少しは安
			心できるのに。

			「ひぃーっ、いやー止めて止めてー。」

			絶叫と伴に仰向けの身体めがけ熱い蝋燭の滴が雨のように
			降り注いできた、お腹にも乳房にもバイブを咥えた敏感な
			部分にも、容赦無い熱い蝋の洗礼が仰向けに固定された身
			体全体を包み込む。

			「熱い、熱い、熱いよーもう嫌だ。」

			私の泣き声など当然無視され、痛いような熱さで身をよじ
			るとそれに合わせるようにバイブの振動が今まで以上に強
			く快感を送り込み、私の腸と膣の間の薄い皮を挟んで暴れ
			まわってきた。

			『熱いよ。もう止めてほしい気が狂いそうになる。でも変
			だ、さっきよりあそこからお汁が流れてきてるみたいな気
			がする。まるで心を無視して身体だけが勝手に喜んでるみ
			たいだ。』

			降り注いでいた熱い蝋の雨が止んだ時、痙攣を起こした私
			のあそこからバイブが抜き取られた。誰かの指先が蝋に埋
			もれたラビアを左右に開いてきた、次は蝋の滴がここに落
			されるのだろう、何故か私は心の片隅でそれを期待してる。

			『私いっちゃうかな?恐いけどそこにも熱いの落して欲し
			いんだ。』
			「あん。」

			直接落された蝋の滴は瞬時に熱さを快感へと変え、あっけ
			ない程簡単に甘い言葉を発して上り詰めてしまった。

			「鞭の女」が私の口に彼女自身を馬乗りになって押し付け
			てきた、叫び声を上げ続けてもう喉がカラカラに乾いてい
			る、しかし最近水は与えられていない「鞭の女」のおしっ
			こだけが私に与えられた唯一の水分なのだ、むせながらも
			全てを飲み干した時、突然に。

			「ウフフフフ。」
			「アハハハハ。」

			ぐったりしている私の周りで初めて声を聞いた、まるで嘲
			るような冷たい笑い声が周りに響く。

			「下品ナ牝犬ガ少シハ行儀ガ良クナッタヨウネ、ソロソロ
			"ますく"ヲ取替エテ別ナ所デ躾ル時期ニナッタカナ?」

			本当の声じゃなく機械音だ、何かを通して話しをしてるよ
			うに聞こえる。

			「牝犬メ、コノ私ノ言葉ガ聞コエナイノカ。返事ヲ忘レル
			ナ。」

			考え事をしているといきなりお腹を踏み付けられた。「ゲ
			ホッ」。胃が逆流しそうになるのを押さえながら答えた。

			「ごめんなさい。すぐにお返事しますから許して下さい。」
			「フン、相変ワラズ出来ノ悪イ牝犬ダ。モウ容赦シナイカ
			ラシッカリ覚エテオクンダ、判ッタナ。」
			「はい。二度とご命令は忘れません。」
			「今日ダケハ特別ニ身体ハ拘束シナイデ自由ニシテヤロウ。
			明日カラハ新シイ躾ヲスルカラネ、首輪ヲ付ケテ散歩ニモ
			出シテヤルヨ、ナンナラ発情シタ牝犬ノ身体ニ飢エタ雄犬
			デモアテガッテヤロウカ?」
			「ありがとうございます。牝犬は今日一日静かにうずくま
			っています。」
			「ヨウヤク返事ガ出来タジャナイカ。」

			身体を固定していた枷は首輪を残して全て外され一時の自
			由が与えられた。私は所々痛みが残る身体で四つんばいの
			まま「鞭の女」の匂いをたどり彼女の爪先をペロペロと舐
			めたはじめていた。

			コツン。いつもの様に私の頭に与えられたかすかな衝撃、
			これが欲しくて私は耐えてるのかな?

			「今日ハコレデ終ワリニシテヤル、鞭ガ欲シケレバ背中ヲ
			向ケロ。」

			差し出した私の背中に空を切って鞭が飛ぶ1発、2発、3
			発と、痛みと歓喜が交じり合い複雑な刺激へと私の中へと
			溶け込むのが今になってやっと判ってきたのだ。

			「ありがとうございました。明日を楽しみにお待ちしてい
			ます。」

			ドアの音と伴に女達の気配が消えた。静寂が再び訪れた時、
			私はわずかの自由を味わいながら部屋の片隅で眠りへとつ
			くのだった。

			突然ドアが開かれた、既に目覚めていた私はドアの音がし
			た方に顔を向け頭を下げて跪き挨拶をした。

			「おはようございます。」
			「アラ、昨日ヨリモ良イ子ジャナイ。待ッテナサイソンナ
			可愛イ態度ナラ今日モ餌アゲルカラネ。今日ハナニガ良イ
			カナ。」

			すぐに私の前に食器が置かれ前よりも良い香りが漂ってき
			た、でも食べろとの命令はなかなかされずはしたなくお腹
			の鳴る音を聞きながらじっと待っていた。

			「マスマス気ニ入ッタワ、コノ牝犬ハオ預ケヲ覚エタヨウ
			ダ。イイワ、オ食ベナサイ。」
			「はい。ありがとうございます戴きます。」

			ガツガツと顔を突っ込んで食べる私。

			『とても美味しい。お魚かな?キャットフードなのかもし
			れない、こっちの方がずっとご馳走だ。』

			与えられた少量の餌は、すぐに食べ尽くしてしまった。

			「ご馳走様でした。とっても美味しかったです、ありがと
			うございます。」
			「今日ハ初メテ外ニ連レテ行ッテヤロウ。ダカラオ散歩ノ
			前ニ先ニ"ますく"ヲ取替エル事ニスル。ソノママ後ロヲ向
			イテ静カニ目ヲツブッテナサイ、モシモ目ヲ開イテ私達ノ
			顔ヲ見タ時ニハソノ両目ヲ潰スカラ覚悟スルンダネ。」
			「はい。ご命令どうりにします。」

			私は後ろを向いて目を堅く閉じた、"マスク"が外された時、
			忘れていた空気の感触が顔全体に広がっていく「ふーっ」
			思わず深いため息を吐いてしまった、それを見てだろうか
			横で笑い声が聞こえる。

			「ソノママデジットシテナヨ。」

			横の女が柔らかく濡れたタオルで私の顔全体を拭ってくれ
			た。

			「静カニシテタカラ両目ヲ潰サズニ終ワッタヨ。コッチヲ
			向キナサイ。」

			向き直り再び私の顔を覆った"マスク"は前よりも面積が小
			さいのか軽く柔らかで、目の部分は光の加減でシルエット
			がぼんやりと判るようだ、そのお陰で部屋に二人の女が居
			るのが微かに見える。

			「運動不足デ太ッタ牝犬ナンテミットモナイカラ、散歩ニ
			連レテイッテヤロウカ?途中デ何ガアッテモ、命令ハ絶対
			ダトイウ事ハ変ワリナイケドネ、ソレグライハ判ルダロ?」

			私は深く頷いた。

			「散歩ノ途中デ粗相ヲサレテハ困ルカラココデ全部出シテ
			カラダ、コッチニオイデ。」

			部屋の片隅で私はまた固定された、今度は両手両足を大の
			字で張付けみたいな形に。

			「浣腸液2りっとるクライナラ入ルダロ。高圧浣腸ダカラ
			ソノ格好デモ全部無クナルマデ止マラナイヨ、苦シクテモ
			シバラクノ間ハソノママデ我慢スルンダ。」

			青ざめる私を無視し嘴みたいな物がアナルに深くゆっくり
			差し込まれるとすぐに勢い良く浣腸液が腸内に流れてきた、
			私の下腹部がみるみるうちに膨らみすぐに便意に耐える声
			が漏れ始める。

			「ナンダ、スンナリ入ッタジャナイカ。コンナンジャツマ
			ラナイヨ。」

			いきなり横の女が膨らんだ下腹部を押し始めたのだ。

			「あ、痛い駄目。出ちゃうよ、駄目。」
			「別ニ構ワナイワヨ。下ニハモウソノ準備ハデキテルシ、
			オ前ダッテ少シハ見エルダロ何ガ有ルカグライハ。」

			下にはなんと別な女が私の足の間に顔を入れるようにして
			仰向けで寝そべっていた、もしも出したら女の顔だけでは
			なく全身に私の汚物を浴びせる事になる。

			無論浣腸されては我慢など出来るはずも無く、数分後には
			音と伴に大量の汚物を女の全身に浴びせるていた。全身に
			汚物を浴びそれでも嬉しそうに笑っている女を残したまま、
			私は散歩に引き出された。

			散歩と言っても人間のように立つ事は許されず、四つんば
			いの牝犬として首輪を引かれるのだ。膝の痛みを我慢しな
			がら散歩をしてると、同じように誰かを引き連れてた別の
			女が近づいて来たのが判った。

			「アラ。ソノ牝犬モウ散歩ニ出セル位ニナッタノネ、良カ
			ッタジャナイ。」
			「マダマダヨ。アンタノ連レテルノハマダ若イ雄犬ミタイ
			ネ最近連レ出シテルノ?」
			「ソウヨ。コノ雄犬ハオトナシクテ扱イ易イワ、タダ交尾
			ノ経験ガアマリ無イヨウダカラ散歩ノ時ハ"ぎゃぐ"付ケテ
			ルノヨ、ソレダケガ面倒ナトコロカナ。」
			「交尾カ。面白イジャナイ、コノ牝犬貸シテアゲルカラコ
			コデ交尾サセテミタラ、コッチハイツデモ発情シテルカラ
			丁度良インジャナイ。」
			「アラ良イノ?ソレナラ今ココデ貸シテ貰オウカナ。雄犬
			ハ発情シテルト何カト面倒ナコトガアルカラネ。」

			二人の会話を聞きながら私は小さくなって震えていた、こ
			れから誰かも知らない男に動物の様に犯される事になるな
			んて。

			「オ前ハ何グズグズシテルンダ、私ニ恥ヲカカセルノ。サ
			ア早ク尻ヲ向ケテ交尾シテ貰イナサイ、ズット我満シテタ
			身体ハ雄ヲ求メテルハズデショ。」

			首輪を思い切り引っ張られ私は男の側に引きずり出された、
			全身に鳥肌が立つ。

			「コッチハ用意デキタヨ。ホラぺにすヲ触ッタダケデコン
			ナニ大キクナッテルデショ、私ガ手ヲ添エテ入レルケドド
			ッチニスル?ドウセ両方使エルンデショウケド。」
			「勿論ドッチモ使エルヨ。ドウセナラ両方トモ使ッテミタ
			ラ、今日ハコノ牝犬ガ散歩でびゅーダカラさーびすシテア
			ゲル。」

			後ろから手を添えられたペニスが私のあそこに挿入されて
			きた、何故?こんな時でも私自身は潤ってすんなりと奥深
			くまで男の進入を許してしまってる。

			彼は女、いや、若い牝にあまり慣れていない若い男の子み
			たいな気がする、彼も"マスク"で顔を覆われ篭った息づか
			いでいきなり腰をぶつけ始めたなと思ったらすぐに精液を
			膣の奥深く吐き出しちゃって、私は感じる暇なんか無かっ
			た。

			「ナンダ情ケナイモウイッタノカイ。本当ニダラシガ無イ
			雄犬ダ、ワザワザ牝犬借リタ私ニ恥ヲカカセテ良イト思ッ
			テルノ、ソノ牝犬ヲイカセルマデ責メナサイ。」

			彼の背中に女からの鞭が飛ぶ。

			「オ前モソウダ少シハさーびすグライシタラドウナンダ、
			緩クテ締マラナイ訳デモナイダロ。」

			私があそこをちょっと締めると私の中で彼が再び大きく膨
			らんできた。

			『お願い。今度はもっと激しく掻き回して欲しい。』

			彼は一度果てた後なのに今度は激しい抽出が始まり、異常
			な体験が快感を徐々に高め私は頭を床に押し当て泣き声を
			上げてきた。

			その言葉が引き金となったのか私は軽い絶頂を向かえ、同
			時に彼も私の中に熱い精液を注いで果てた。だが、引き抜
			かれたペニスはすぐにアナルにもねじ込まれ、直腸内にも
			精液の熱い感触を残して交尾は終わった。

			「フン。アマリ面白クナカッタジャナイ、モット狂ッタ姿
			ガ見レルト期待シテタノニ。」

			のろのろと身体を離し、あそこからは精液が流れたままの
			私の背中に鞭が飛んだ。だがレイプ同様で犯されたショッ
			クに私はまだ口が聞けなかった、その態度がいけなかった
			のだ。

			「ソウ無言ノ反抗ナノ?判ッタヨコレデ散歩ハ終ワリダ、
			モット楽シイ所デ遊ンデモラウトイイ。」

			冷たい言葉が私にかけられ、隣りの女と何か喋り始めた。

			「チョット、アソコノ檻ニハ今何匹クライ入ッテルカ判ル?」
			「例ノ所?10匹位ハ普段カライルハズダケド、ソノ牝犬
			入レルノハマダ早クナイ?狂ッテモ知ラナイヨ。」
			「ドウセ一度ハ入レルンダシ、返事ト言ウ基本ヲ忘レテ私
			ニ恥カカセタンダカラ、ソノ身体デ恐ロシサ教エナキャコ
			イツハイズレ反抗シソウダ。」
			「ナラ行ッテキタラ。後デドウナッテモ私ハ知ラナイカラ
			ネ。」

			恐がる私を引きずり鞭で追い立てながらやがて一つのドア
			の前に着いた。

			「24時間シタラ迎エニ来テアゲル気持チヲシッカリ持ッ
			テタラナニモ恐クナイヨ。私ヲ怒ラセタ罰ハ忘レナイ様ニ
			ソノ身体ト心ニシッカリト刻ミ付ケルンダ。無事ニココカ
			ラ出テ来タナラオ前ハ変ッテルハズダ、シカシ発狂シタナ
			ラソレマデネ、セメテ私ノ手デ苦シマナイヨウニ楽ニシテ
			アゲル。ツイデニ無事ナラソノ"ますく"ヲ外シテ私ノ美シ
			イ素顔モ見セルシ声モ聞カセテアゲル。勿論出テキタ時ハ
			完全ナ牝犬ニナッテルカラモウソンナ物ヲ付ケテル必要モ
			ナクナルカラネ。トリアエズハ『さよなら』シトコウカ。」

			私は"マスク"を外されたと同時に、部屋の中へ後ろから蹴
			り込まれた。薄暗い部屋、私の部屋よりずっと広い。まだ
			目が慣れてないけど、沢山の影が動くのが見える。

			男の体臭だけがこの部屋には満ちている、" 例ノ所?10
			匹位ハ普段カライルハズダケド "女の言葉が頭の中に反響
			する、ここはどんな部屋でこれから私にどんな事が起きる
			かという疑問には答えたくない。答えはもう判ってる、私、
			判ってるから。

			耳を切り裂く悲鳴と雄叫びの中でサバトが始まった、生け
			贄に捧げられた哀れな牝犬が大勢の男達に廻され辱めを受
			けるのだ。

			手足を押さえつけられ声も発せずただの人形の様な私の口
			を、濡れてもいない性器を、アナルを、全ての穴に次々と
			男の欲望が突き刺さり、蠢いては自分勝手に欲望の塊を私
			の身体の中に吐き出し開放していく。

			時には一か所だけ、また時には二か所三か所同時にと。乳
			房や尻を噛まれ、前から後ろから、上になったり下になっ
			たり、挟まれたり持ち上げられたり、まるで波に呑まれな
			がら揺らめく木の葉のように、私は全身を精液にまみれな
			がら無限と感じるような時の中で男の群の中に漂い続けて
			いるのだ。

			でも、時が流れている事は身体にこびり付く乾いた精液と
			少しずつ被虐に反応し身悶える身体が教えてくれる。

			「あははは、待ってたよここは私の理想の世界じゃないか。」

			やがて狂気の世界に飲み込まれたもう一人の自分が目覚め
			た。あれ?オリジナルの" 忍 "は身体から追い出されこの
			情景を別の角度から見詰めてるのなかな?もう訳が判らな
			い。

			もう一人の私は狂ったような輝きを秘めた瞳で歓喜の声を
			上げ男達の中に飛び込み犯される自分に酔いしれている、
			進んでペニスを口に含んでは喉の奥にまで熱い精液を受け
			とめ次々と胃に流しこんでいく。

			「私は囚われた奴隷女王様よ。気品高く美しいこの身体を
			召し上がれ、好きなだけいたぶって構わないから。」

			アナルと性器にも同時に太いペニスが刺さり、挟まれたま
			までまた新しいペニスが口にねじ込まれた。両手にはそれ
			ぞれ別のペニスが握られ私の指がそれをしごいていく、時
			々熱い精液が顔や身体ににかけられ獣のような歓喜の絶叫
			の中で何度も意識を失うが、快感の波がそれを許さずすぐ
			に現実へと引き寄せ休み無くレイプの儀式が続けられ、私
			の乳首に付けられた鈴の音は24時間途切れる事無く部屋
			の中に悲しく鳴り響いていた。

			「ウフフ、クスクスクス、アハハハ。」

			あれ?いつのまにかあの部屋から出てドアを背にして座り
			こみ、うつむいたまま私は笑っている。笑い?違う。確か
			に笑い声だけは口から漏れるが、その血の気の失せた表情
			はまるで死人のよう、目にも生気の光はない。

			私はいったいいつからここにいて笑い続けているのか?ぺ
			たんと座り込む私の股間からは漏れて流れ出た精液が床に
			広がり染みに変っている。

			「ピシッツ、ピシッツ、ピシッツ」
			「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ」

			身体に受ける鞭に合わせその数を数えながら、自らの股間
			を弄る狂った私がいた。

			「十、十一、十二、十三、え?痛い!。」
			「ようやく正気に戻ったじゃない。このまま狂った方がお
			前は良かったかもしれないけれど、こんな良い商品をいま
			さら壊すのは勿体無いからね。」

			頭を上げると「鞭の女」が付け四つんばいで首輪をした女
			に腰掛け見下ろしていた。「鞭の女」にまるで椅子のよう
			な扱いを受けている裸の女の名前を私は知っている、そう
			彼女はいつも側にいた私の親友、朋香。驚きもしないで冷
			静に現実を見定める。

			「入る時の約束だったろ、このマスク外すから私の美しい
			素顔を見せてあげる。」

			「鞭の女」の猫を模した赤いマスクが外されその美しい素
			顔が目の前に現れた、でも私は既に誰なのか気が付いてい
			たのです、その声を忘れるはずないから。

			首輪を付け四つんばいのまま笑顔で私を見詰める朋香に腰
			掛けていたのはお姉様、こんな辛い仕打ちをしたのは私の
			大好きな零お姉様だった。

			「今までの事は最初から私が考えて朋香に命じていたんだ、
			清明がお前を抱いたのも私が弟にさせていたんだ。全ては
			計算どうり進んだ、そろそろこの研修も最後の仕上げにか
			かろうか。」
			「お、お姉様。零お姉様あぁ。」

			一言漏らすと胃の中に満ちていた精液を全て吐き出し、現
			実を知った身体は痙攣が止まらない。

			「ピシッツ」
			「えっ、あ。いっちゃう、いくぅぅぅ。」

			零お姉様に頂いた一発の鞭は一瞬で痙攣を止め、かつ、全
			身に快感を走らせ絶叫を上げ倒れ込んだ。

			広く新しい部屋の中で私は目覚めた、心もそして身体も。
			天井から釣り下げられた棒で私の両腕は固定され、足も閉
			じないように同じように棒に足首が固定され大の字でぶら
			下がっている。

			目の前には朋香が責められながら同じ姿でぶら下がってる。
			その姿はギャグを噛み、おそらく浣腸液が何リットルも入
			っているのかあたかも妊娠してる様に下腹部が膨れ上がり、
			素肌には幾筋かの鞭の痕が残っている。

			さらに全身は鈴や錘の付いたクリップが飾り付けられてい
			て、きっと排泄の限界だろう精一杯身体をくねらせ清んだ
			鈴の音が部屋に響いている。

			「朋香とっても奇麗よ。だけど朋香だけされるなんてずる
			いよ私もして欲しい、ねえお姉様はどこに居るの?。」

			その姿を見ているだけでも私のあそこは潤い、一人だけ責
			めを受けている朋香に対してメラメラと嫉妬心が燃え上が
			るのだ。

			「お姉様。零お姉様、お願いです私にも何か責めを下さい。」

			嫉妬に駆られ、股間を濡らしながら大きな声で呼び続けた。
			ふと気が付くと、一つの壁はガラス張りになっていて冷た
			く笑いながら見ている「鞭の女」零お姉様がいた。

			" なんて口聞いてるの?牝奴隷が主を呼びつけるなんて生
			意気な事するんじゃないよ。 "

			スピーカーから怒りの声が流れてきた。

			「ぐふうっ、ぐふうっ。」

			その声に対し朋香が懸命に何かを伝えようとしてる。

			" そっちの牝犬はもう限界なの?でもアナルバルーンは気
			絶しても外れないのよ。忍せっかく朋香が穴を開けて付け
			た鈴の音聞きたいから、そこでショーを見せてあげるわ、
			せいぜい発情した身体をくねらせて鈴の音を部屋に響かせ
			るのね。"

			言い終わると同時にドアが開き一人の女が大きなハスキー
			犬と伴に四つんばいで入ってきた。あれ、顔見覚えがある、
			彼女は会社の受付に居たあの奇麗な人だ。

			" 逢った事は何度もあるはず。その式神は躾がよく施して
			あるんだ。さあ、新入りに自己紹介なさい、咲。"
			「ワン。」

			アナルに尻尾を付けた彼女は犬の鳴き声を真似て吠え、濡
			れた私の股間にゆっくりと舌を這わせた。

			『あ、この人の舌使い覚えてるよ「舌の女」だ。感じちゃ
			うもっとクリ舐めて。』

			" その女はスカトロで狂い出すんだ、うちでも人気のある
			式神だよ。お前だってオシッコ舐めさせたり、何度か顔面
			を汚物だらけにしてやったじゃないか。表の世界ではいつ
			も上品ぶって澄ましているけど、そいつの本性なんて汚物
			と女と動物の雄に対してしか身体が反応しない究極の変態
			牝奴隷が眠っていたんだ。私達がそれを目覚めさせてやっ
			たら喜んでどんな芸でもするように変わったさ。さあ、お
			前の大好きな獣姦ショーを新入りに見せてやりな。"
			「ワン。」

			一声嬉しそうに鳴くと隣りにいた大きなハスキー犬のペニ
			スを舐めしごき、太く大きくなった物を咥えた後に手を添
			えて後ろから向かい入れたのだった。

			「ワン、ウゥー、ウゥー、ワン」

			雄犬は唸り声を上げ本能の赴くままに人間の女の部分に獣
			のペニスを突き立て腰を振った、さながら本物の牝犬と交
			尾する様に。

			「ああぁぁ、痛い。うぅぅぅぅん。」

			彼女は私の足元で涎を流しながら狂ったように犬の責めで
			喘ぎ、身体を震わせながら私の目を見詰めている。

			『感じるんだよ。良いでしょ、こんな事あんたもされたい
			んでしょ。』

			まるでそう言っているような瞳の輝きが。

			「痛い。」

			彼女が近づいた時チクッとする痛みが尿道に走った、いき
			なりカテーテルが差し込まれたのだ。意志に反して恥ずか
			しい黄色い液が細い管から流れ出し、自分の意志では止め
			ることができない。

			彼女はカテーテルの先端を口に咥えると、まるでジュース
			でも飲むようにしたまま雄犬との交尾に夢中になっている。
			やがて、彼女の背中に幾つもの血の滲んだ爪痕を残し雄犬
			はドアに消えた。

			隣りに吊り下がってる朋香の意識は既に無くぐったりとし
			て鈴の音は途切れている。

			「舌の女」咲が今度は幾筋にも分かれた鞭を手にすると気
			を失ったままでぶら下がっている朋香のギャグを外し、身
			体めがけ鞭を振り下ろした。

			「ひぃぃっ」

			痛みで意識を取り戻した朋香の叫びに合わせ鞭と伴に身体
			に飾られたクリップを次々に弾き飛ばしていく。所々血の
			滲んだ身体が排泄の許しを求めて腰を振っているみたい、
			全部のクリップを叩き落した時、耳元で咲が優しく囁いた。

			「苦しいの?ちょっと待ってなさいね。もう外して良いか
			私から御主人様になんとかお伺いしてあげるから。」

			ガラスの外にいるお姉様を見詰めて咲はひざまずき静かに
			訴えた。

			「零御主人様、この牝はこのままだとアナルが裂けて使え
			なくなります。奴隷が御主人様にお願いするなど無礼な行
			為ですが、お慈悲です、この牝に排泄のお許しを頂けませ
			んでしょうか?」

			零お姉様が部屋に入ってきた。「パーン」ひれ伏した彼女
			の頬に平手が飛んだ。

			「牝奴隷のくせにこの私に対して生意気な口聞くから平手
			を与えたんだ。あら、お礼も言えないの?」

			咲は続けて脇腹を蹴り上げられた。

			「あ、ありがとうございます。牝奴隷が御主人様から痛み
			を頂くなんて咲は幸せな奴隷です。」
			「ふん。どうせ自分が汚物を浴びたくて言ってるんだろ、
			牝犬の下心なんか私には見え見えだ。朋香の足を吊り上げ
			なさい。」

			お姉様の命令に従い咲は朋香の足を固定する棒を吊り上げ
			始めた、その姿はまるで狩りの獲物のように両手足が上に
			なって揺ら揺らと吊り下げられている。

			「バルーンのエアーを少しずつ抜きな。」

			咲はアナルの前に顔を寄せ少しずつバルーンを萎ませてい
			く「ボン」突然弾けるような音と伴に咲の全身が朋香の汚
			物にまみれ、恍惚の表情を浮かべた咲はそれを身体に塗り
			込み、お姉さまに鞭打たれながらも一人オナニーを始めた。
			枷を解かれ自由になった私達は涎を垂らしながら黙ってそ
			れを見ていた。

			『私なんか舐められておしっこ飲まれただけで他には何に
			もされてない、みんなズルイお姉様を独占してる。』

			再び燃え上がった嫉妬心を押さえ切れず、それは横で今だ
			放心している朋香へと向けられた。

			「嫌だ。止めてよ、あんたいきなり何すんのよ。」

			朋香の髪を掴んで無理やり私の股間へと顔を押し付けた。

			「舐めなよ、早く舐めて。わたしのここもう我慢できない
			んだから、未だに鞭一つ与えられない私の身体はあんたが
			慰めてよ。」

			すぐに大人しくなった朋香がクリトリスを舐めまわし指を
			入れてきた。

			「駄目、駄目、駄目。そんなんじゃぜんぜん感じない。噛
			んで、歯形が残るくらい強くあそこに噛み付いて。」

			ズキンとする痛みが身体を抜けた、やっぱりこれが気持ち
			いい。私が知らない間に朋香を責めるために使っていた物
			だろうか、数個のバイブが無造作に床に転がっている、6
			9の格好で朋香にまたがり1本のバイブを手にした。また
			がって剃り上がった股間をよく見ると彼女のラピアは数個
			のピアスで飾ってあったのだ。

			「ずるい。あんただけお姉様に可愛がってもらってたんだ、
			こんなにいい物付けてもらってるじゃないの。」

			何故か怒りが込み上げ、一番太いバイブを突き刺し「強」
			のスイッチを入れた。

			「あ、あぁぁぁぁっ、嫌。いきなりなんてまだ駄目だよ。
			止めてよ。」

			半分悲鳴の様な言葉も聞かずにバイブを抜き差ししてる私
			のあそこにも後ろからゆっくりとバイブが入ってきた。

			「あらあら、人の事無視して勝手に二人で何楽しんでるの?
			私も混ぜてもらうわよ。」

			振り向くとペニスバンドを付けた零お姉様がそう囁いた。

			「ああっ、お待ちしてましたお姉様、私を犯してください。
			お好きな所をお好きなだけ、忍は身も心もお姉様に捧げま
			すから御自由に扱ってください。」

			下になった朋香は零お姉様の奇麗なあそこを音を立てなが
			ら舐め、私はバイブで朋香を責めたてる。喜びに泣きなが
			らお姉様のペニスを受け入れる私の背中には、零お姉様が
			耳元で「貴方にだけ特別よ。」って囁いて熱い蝋燭の滴を
			プレゼントしてくれた。

			疼きが全身に広がり熱さはすぐに性感へと結びつき、ペニ
			スバンドを付けたお姉様の動きに合わせ愛液の溢れ出るあ
			そこからはクチュクチュといやらしい音を響かせている。
			私の前に奇麗に身体を洗った咲が双頭のバイブをもって現
			れた。

			「忍ちゃん。これで私も責めてほしいのよ、お願いいいで
			しょ、アナルを責めて。」

			いきなり片方のバイブを口に咥えさせられた、仰向けで腰
			をせり出し奇麗に剃られた咲のあそこも朋香と同様に美し
			くピアスで飾られている。

			咲は自らあそこにバイブを挿入し待ちきれずに動かし始め
			た、私はアナルに先端を合わせ顔を埋めていった。

			「あん、お尻に。あ、入って来る。深くまで奥までねじ込
			んでも構わないから。」

			片方をフェラチオする事でバイブはスライドし、深く浅く
			滑らかな動きが咲の股間に快感を送り込むのか愛液がみる
			みる溢れ出す。

			『すごい、この人全身が性感帯みたいだ。きっと求めに応
			じていつでもどんな事でも出来るんじゃないかな?私も早
			く咲さんみたいになりたいな。』

			零を中心にして鈴の音と甘美な声に彩られた終わりの無い
			美しい女達の饗宴、サバト。4人の女が絡み合い悲鳴とも
			快楽ともつかない声が途切れる事無く、いつまでも部屋の
			中に響く。

			『私達がこの部屋を出た時、そこには一体何が待っている
			のだろうか?でも今だけはこの世界に浸っていたい。明日
			なんか考えても生まれ変わった私には何の意味も無いんだ
			から。』

			いつのまにか夢を見ていた、全裸の私が棺の前に立ってい
			る。

			「この中に誰か入っているの?」

			重い棺の蓋を開けてみたが棺の中は空っぽで何の痕跡も無
			い。

			『そろそろ交代の時間だ、早く棺の中に入りなよ。』

			突然聞こえた声に促されて一歩前に進んだ時振り向くと後
			ろには私が立っていた、彼女は私の中に住んでいたもう一
			人の自分だ。

			黙ったまま私は棺の中に静かに横たわる、ニヤニヤと下品
			な笑みを浮かべながら彼女が棺の蓋に手を掛けて血に染ま
			った「鍵」を見せた。

			「これが見つかったからあたしは自由になったんだ、善人
			の振りしてるあんたにはもういいかげん飽き飽きしたよ。
			あたしが中に居たのに、それを知っていたはずなのに、良
			い子ぶってるあんたはここで眠るがいいさ。」
			「えっ。私が貴方の事知ったのは最近じゃないの?」
			「男とセックスする度にあたしはあんたに存在を教えてい
			ただろ。こんな退屈なセックスだけじゃつまらないって、
			忘れたの?」
			「判らない?貴方が何を言ってるのかが。」
			「疑問はあたしだったんだよ、ここに封じられながらも意
			志は伝わってたじゃん。あの男とアナルセックスしてから
			あたしはこの鍵で棺から出れたんだから、それからはいつ
			もの疑問があんたから消えただろ。」
			「そうだったんだね。これで全部の謎が解けたんだ。」
			「蓋を閉めて鍵を掛けたら用の無くなったこの鍵は二度と
			使えないようにへし折るよ、あんたはこの中で溶けていく
			んだあたしのためにね。裸の胸が寂しそうだからナイフ突
			き刺してあげるよ、真っ赤な血で全身を飾って溶けちまい
			な。」

			振り上げた手にはナイフが握られ私の胸元に落された、吹
			き出す血の感触以外何も感じない、ただ強烈な睡魔が襲っ
			て来るだけ。棺の蓋が閉められ私は彼女の中に溶け込んで
			いく、外では彼女の笑い声が微かに聞こえる私も笑いたい
			けど。もう、もう眠い。

			棺の上に二つに折れた鍵が乗せてある、折れた所からは鮮
			血が吹き出し見る見るうちに棺を包み込み、やがてその血
			の中で棺ともう一人の忍は消え去った。一つの身体を共有
			していた二人の忍は今溶け合い一つになったのだ。

			棺の置いてあった所に1個の鍵とピクピクと鼓動する小さ
			な心臓が残った、二つに折れたはずの鍵は元に戻り汚れた
			血の曇りも消え今は美しい輝きを放っている。ふいに腐り
			かけ骨が露出した醜い指先がそれらを摘まみ上げた。

			「グフフフ。俺の仕事は済んだこれは返してもらうまた誰
			かが呼ぶかもしれないからな、これが無きゃ仕事にならね
			えんだよ。」

			醜い悪魔はその鍵をゴクリと飲み込み、林檎をかじる様に
			哀れな犠牲者の心臓を食い尽くすとと、純白の翼を広げ深
			い地の底へと笑いながら飛び去った。


                                              


                                              


                                              


動画 アダルト動画 ライブチャット