前章「女装教師 真樹 禁断の愛 山村亮太の章」を読む

中出真樹 (2月28日(土)07時35分08秒)
▲アニト様▲
ふと、わたしは考え込んでしまいます。
物語を書き込んでからの、中出真樹という存在について。
以前の真樹は、わたしそのものでした。
それが妄想の世界の真樹であれ、現実の世界の真樹であれ、
わたし自身以外のなにものでもなかったのです。
でも、自分で書いた物語の中の真樹は、まるで別の人格のように感じられます。
物語なのですから、それは当然のことだと思うのですが、とまどいも感じます。
こうして、あいさつ文を書いているわたしと、物語の中の真樹は、
回数を重ねるごとに、乖離していくようです。
・・・ちょっと、困ったことが・・・
物語の中の真樹は、どんどん淫らに成長していくでしょう。
ですから、わたしの性の本質を、そのまま映しだすことは困難になっていきます。
かといって、あいさつ文でそれを明らかにするのは恥ずかしいのです。
う〜ん、どうしよう。
▲美希子さま▲
やっぱり、大御所の美希子さまがいると、華やかになりますね。
それに比べて、わたしが登場すると、ドロドロになります。
うーん、これも性格・・・いやいや性癖のかもしだす雰囲気ですねー。
それにしても、今回の美希子さまの物語。どうなっちゃうんでしょうね。
わたしとしては、悲惨な女装奴隷の世界に堕とされて・・・
なんていうことを、ついつい期待してしまいます。
あ〜あ、淫乱なマゾですから、こんなことしか考えられないのです。
美希子さまのことですから、物語はいろいろと展開していくのでしょうね。
もしも、物語に悲惨なキャラを登場させることがあれば、
ぜひぜひ中出真樹をお使いください。よろしくです〜。
▲権太さま▲
えーっ、存在感ですか。このわたしが、存在感。
どうしてなんでしょうね。
ひょっとしたら、わたしが根っからエッチなのかもしれませんね。
物語を書いているぐらいだから、エッチなのはあたりまえなのですが。
自分でいうのもなんですが、わたしはスケベです。あははっ。
でもまあ、女装してスケベなのか、男としてスケベなのか、はてはて・・・
▲桜川あき様▲
はじめまして、中出真樹と申します。
鬼畜な物語。わたしは大好きです。
物語を書くときには、いろいろな視線から描くことができますね。
男性の視線から書かれている視線を、
されている立場の視線に変えて空想すると楽しくなります。
名前に苗字をもつもの同士、これからもよろしくお願いします。
▲薫さま▲
すばらしい勢いで物語が展開していますね。
それも、いやらしさいっぱいのすてきな内容ですね。
これから、薫さまも奴隷になって、物語を書いていかれるのですね。
わたしなど、とてもほめていただけるほどの力量はありませんが、
いっしょにがんばっていきたいと思っています。
▲みやむ〜様▲
やはり、大先輩のみやむ〜様が書き込みをされると、雰囲気が変わります。
『空想デート』の世界はすでに歴史といっていいほどの重みがあると思います。
みやむ〜様はその一翼、いえ、中核を、になっておられるのですね。
わたくし美希子さまのことを大御所と呼んでおりますので、そうしますと、
みやむ〜様のことは・・・太閤と呼ばせていただきます。
▲ラン様▲
すてきな奴隷となられたラン様。
うらやましい限りです。
素直に奴隷になれない真樹は、これからどこをさまよっていくのでしょうか。
ラン様が精進を積まれて、奴隷として成長されるのが楽しみです。
これからも、すてきなラン様を見せてください。
・・・女装教師 真樹 女装奴隷誕生 後藤の章 その1・・・

亮太の家から一人出てくる真樹。
禁断の情事を終えて、その肉体は満足していた。
だが、真樹の心の中は、悲しみだけしか存在しなかった。
亮太から告げられた、突然の別れ。
身も心も亮太に夢中だっただけに、そのショックは計り知れないものだった。
「真樹、今日で最後にしよう」
「えっ、いまなんて言ったの」
「よくないよ、こんなこと続けているのは」
「そ、そんな・・・」
ベッドで、亮太のたくましい腕に抱かれながら、信じられない言葉をきかされる。
是も非もなかった。
真樹が持っているバッグには、女装のための衣装や化粧品がつめられている。
もはや、亮太の家を訪れることはない。
肩を落として歩く真樹。
そして、その真樹を一人の男が蛇のような目でじっと見ていた。
男の名は後藤武司。
真樹と同じ、数学を教えている教師で年齢は28歳。
年齢は真樹より、10歳以上若い。
後藤は、真樹とまったく異なるタイプの教師だった。
真樹が教師として、そして、人間としてプライドが高く、教育熱心であるのに対し、
後藤は教師としての自覚もなく、常に私欲を満足させることのみを考えていた。
私生活ではギャンブルにあけくれ、借財もかかえている。
どちらが立派な教師であるかは、比較の必要もない。
実際、真樹はこのいいかげんな後輩の教師を軽蔑していた。
同僚であることすら不愉快に思っている。
同じ数学教師という立場だが、必要外の会話をする気もおこらない。
後藤は、真樹が自分を軽蔑していることは承知している。
軽薄な人間ではあるが、ばかではない。
後藤には後藤なりの自尊心があった。
軽蔑を甘んじて受けながら、真樹に対する恨みを増幅させていたのだ。
真樹にとって、後藤から恨まれることなど知らぬことだ。
それにいくら恨まれようと、相手にするべき人間でもないはずだった。
そう、真樹の罪深いばかりの性癖を知られることさえなければ・・・。
後藤はセックスに対しては貪欲な男だ。
そして、その欲望はノーマルなものではなかった。
相手は男でも女でもかまわない。
後藤にとってのセックスの喜びは、相手をじわじわといじめぬき支配していくこと。
肉体を凌辱し、精神を破壊することに快感を得る悪魔のような男だった。
* * * * * * *
(あのバッグの中身もおそらく・・・)
亮太の家から出てきた真樹を確認して、後藤は心の中でつぶやいた。
こうして真樹の行動を監視するのは、一度や二度ではない。
おそるべき後藤の執念深さだ。
あの偶然が始まりだった。
たまたま体育館のところで油を売っていた後藤が、トイレを利用した時のこと。
個室が使用中になっていた。
(こんなところで、珍しいな・・・)
最初はそれほど気にしなかった後藤だが、異様な雰囲気を感じとった。
(何をやっているんだ)
後藤の感は驚くほど鋭いことがある。
なにげなく用を済ませ、足音をたてて出て行った後藤だが、
彼は気配を消してふたたびトイレに入り、個室を監視した。
そして、後藤は聞いてしまったのだ。
押し殺した小さな声。
「あっ、い、いく・・・いっちゃう・・・あああっ、ああん」
誰かに、性的行為を受けているあえぎ声。
しかも、男の声・・・
(ん、あの声は・・・中出・・・真樹)
間違いなかった。
驚きと同時に、後藤は興奮した。
ひとりでオナニーでもしているのか。
それとも、まさか、誰かにされているのか。
それなら相手は、女か、男か。
(うふふ、これは確かめないと・・・)
後藤はトイレを出て、身を潜めた。

《つ づ く》
家族に病人がでまして、すこし間があいてしまいました。
忘れられたのではないかと不安です。
なかなか、書くペースはあがりませんが、続けて書いてまいります。
今回も、お読みいただき、ほんとうにありがとうございます。
亮太に代わる新キャラの後藤の活躍にご期待ください




アニト (3月1日(月)00時12分00秒)
中出真樹さん、こん○○は。
《現実の世界の真樹》さんはどんなときであれどこにいても
思考や行動のすべて、ときに空想し物語を書くことも含め、
世界に1人だけの《わたし自身以外のなにものでも》ありません。
それはわたしも同様です。
《わたしの性の本質》だけを表現しようとすると《乖離》してしまうかもしれません。
《性の本質》は《わたし》の中のごく一部なのですから。
《う〜ん、どうしよう》と考え込むのも真樹さんなら、答えを見つけるのも真樹さんです。
仮に『空想デート』を閉じるときが来てその後数十年たっても
わたしは真樹さんの存在を《忘れ》はしませんよ。




中出真樹 (3月9日(火)23時10分21秒)
▲アニト様▲
わたし、中出真樹は実は男なのです。
いきなり、あたりまえのことを書いてしまいました。
でも、わたしはやはり男なのです。
女装をするときのわたしは、いつも性的に興奮しています。
でも、化粧をおとしたあとは、いつも心の中に葛藤があります。
被虐という倒錯的な悦びを知ってしまったわたし。
後悔・・・という言葉が適当かどうかわかりません。
妄想に身を委ねるわたしと、それを否定しようとする男のわたし。
いつも、その繰り返しです。
でも、後悔することで、より激しく快感を得ることになるのです。
屈辱を受けることを心の中で否定しながらも、屈辱に身悶えするわたし。
やはり、わたしは男なのです。
男だから、女にされたいと妄想してしまうのです。
▲権太さま▲
ごん太少年の会話に戸惑いを感じないわたし。
うんうん、そうだ、そうだと感じてしまいました。
それにしても、『空想デート』に、こういった話題をいれちゃうなんて。
さすがで〜す。
と言いながらも、わたしの手には電動コケシが・・・。
あっ、でもこんなに大きいのはちょっと無理みたいです。
でも、がんばろうかな・・・。
▲薫さま▲
すごいほめ言葉をいただき、ありがとうございます〜。
がんばって書くぞー、という気力があふれてきます。
真樹が後藤に堕とされていくところを楽しんでいただけたらと思います。
それよりも、薫さんがお尻を責められるシーン、たまりません。
わたしは直腸が弱点なので、太いものはちょっと・・・。
でも、指でじっくりされるなら。
ああ、すごく感じちゃいそうです。
▲ミサキ様▲
エロスを表現するのは、いろいろな方法があるのですね。
スパンキングというのは、その道の方しか理解しにくい快楽かもしれません。
でも、支配するものと支配されるものという関係が、わたしには刺激的です。
▲桃原美希子さま▲
わー、美希子さまに苗字がついたのですね。
これからは大御所桃原美希子さまと呼ばせていただきますっ。
あっ、これって、ちょっと長いけど、なんだかいい雰囲気ですね。
こうなったら、ついでに官位もつけちゃいましょう。
大御所桃原近衛左府大将美希子さま・・・・
すみません、ふざけてしまいました。(反省)
でも、美希子さまに苗字ができてうれしいです。
それにしても、美希子さまの物語に比べて、わたしの登場人物は・・・
うわ〜すくないです〜。
・・・女装教師 真樹 女装奴隷誕生 後藤の章 その2・・・
後藤が物陰に身を潜めていることを、知るはずもない二人。
まず、真樹が外へ。
そして、すこし間をあけてから、亮太が外へ出た。
驚いたのは後藤だ。
(まさか・・・あの中出真樹が生徒と・・・)
後藤自身、セックスに関してはアブノーマルな男だ。
同性間でプレイすることも、ごくあたりまえのことと考えている。
だが、あの中出真樹が男子生徒と、トイレでアバンチュールとは。
しかも、中出真樹は一方的に、されている立場だ。
二人がいなくなってから、後藤はトイレに誰もいないことを確認した。
間違いない。ついさっきまで、中出真樹は男子生徒に性的行為を受けていたのだ。
(これは、とんでもないことになりそうだぞ)
後藤は、自分をバカにしてきた中出真樹への、報復の機会を手にいれた。
この時点では、後藤は真樹のことを、同性愛者だと認識していた。
しかも、教師という立場で、生徒に受身でプレイしていることから、
マゾ的な資質を備えていることも認識していた。
後藤は真樹の行動を監視した。
亮太の家に足繁く通う姿は、しっかりとチェックされていたのだ。
さらに後藤は、真樹のロッカーを調べていた。
通常、ロッカーには貴重品を入れないことになっており、鍵をかける習慣はない。
真樹もうかつだった。
トイレで亮太とのプレイに使用する、ブラジャーとパンティを置いていたのだ。
しかも、べっとりと精液で濡れた、使用後のパンティまで見られていたのだ。
後藤は、真樹が女装者であることを理解した。
もはや後藤は、真樹の秘密を掌握していた。
だが、性急な行動はしなかった。
後藤はじっくりと、チャンスを待ち、そして行動にでた。
* * * * * * *
亮太との別れ。
その亮太がイギリスへ留学するということの知らせ。
そして、間もなく亮太はいなくなった。
いまとなっては、亮太と快楽をむさぼりあった日は夢幻のように思えた。
ショックはもちろん大きかったが、ほっとした気持ちにもなっていた。
教師としての責任感が強い真樹としては、当然のことかもしれない。
いままでしていたことは、やはり許されないことなのだ。
結局、その間違いを教えてくれたのは、亮太だった。
真樹は今回のことを心から反省して、教師生活をやりなおそうと心に誓った。
しかし、そんな真樹に悪魔が牙を向けてきたのだ。
真樹は放課後、あのトイレの前へと歩いていた。
そう、何度も亮太に抱かれた、あのトイレ。
(なぜ、あんなところで)
歩みをすすめながら、真樹はいやがうえにもトイレでのプレイを思い出す。
ペニスが熱くなるのを感じて、真樹は自分を戒めた。
(いけない、こんなことを考えていては)
真樹は同じ数学教師の後藤武司から、相談を受けていたのだ。
それも、生徒への教育指導のことだという。
真樹にとって、思いもよらないことだった。
まさか後藤から、教育のことで相談を受けるなんて。
軽蔑はしていたが、しかし、後輩の教師である。
教育に少しでも、熱心になってくれるなら、こんなうれしいことはなかった。
それにしても・・・。
できれば人のこないところでと指定してきた場所が、あのトイレの前とは。
約束の時間の5分前に到着した真樹。
意外なことに、後藤は先に来て待っていた。
「ありがとうございます、中出先生。忙しいところ、時間を取っていただきまして」
これも後藤らしくない丁重なあいさつだ。
「いやあ、今回は教師としてどうすればいいのか、ほんとうに悩んでいます」
「どうしたの、後藤くんらしくないよ」
「いや、恥ずかしいことです。これまで教師としての勉強不足なんです」
後藤が言うには、ある生徒から悩みの相談を受けたというのだ。
その生徒は、人間不信に陥り、勉強をする気持ちになれないらしい。
その原因というのが、あまりにも驚くべき内容で、どう対応すべきなのか
わからず、教師として困りはてているらしい。
「で、その人間不信になった原因ってどんなこと」
「ええ、それが・・・ちょっと信じられないような話でしてね・・・」
そして、後藤は驚愕の内容を話しはじめた。

(つ づ く)
読んでくださった皆様。エッチなシーンがなくてごめんなさい。
いま、真樹は新たな性地獄へ堕ちようとしています。
当面は、真樹の心理描写が物語の中心になりそうです。
どうか、じっくりと見守ってくださいませ。




アニト (3月11日(木)00時27分57秒)
中出真樹さん、こん○○は。
わたしはひとくくりに「女装娘」という言葉を使ってしまいますが、
異性装と割り切っている人から女性になっているときこそ幸せと感じる人、
さらにそこに《性的な》要素を含める人含めない人、
とみなさんの女装度合いはそれぞれです。
今『空想デート』に146人の作者の想いと535のストーリーがあることからも
いかに女装が多様であるかがわかります。
人は自分を知りたく、自分を知るための手がかりとして人を知りたく、
そのための手段として「読み・書く」のだとわたしは考えています。
もしも真樹さんの女装に《葛藤》や《後悔》がなかったとしたら
『空想デート』に目が留まることはなかったかもしれません。
肉体的な《被虐》だけでなく心理的な《屈辱に身悶えする》真樹さんの
《性地獄》に注目していますよ。
《電動コケシ》はどのように使っているのでしょう?。




中出真樹 (3月21日(日)22時44分46秒)
▲アニト様▲
《電動コケシ》をどのように使うか。
うーん、電動コケシ・・・本当は持っていません。
ペニス型のバイブなら持っていますけど。
あっ、それでいいのですね。
わたしは未熟者ですから、使い方といっても・・・・
単純な使い方しか・・・知りません。
でも、それをこの場で言うのはあまりにも恥ずかしいことです。
それよりも。
単に、バイブで身悶えすることよりも、どうしてそこに至ったのか。
なぜわたしが、そのような行為をしているのか。
そして、わたしの心の奥底に秘めているものは何なのか。
それこそが、わたしにとって、もっとも恥ずかしいことなのです。
▲留香さま▲
はじめまして。中出真樹と申します。
久仁子さまに対する思いが、ストレートに伝わってきます。
その思いが、物語を生みだしていく。
なんだか不思議な感じがします。
留香さまの思いが、現実になればよろしいですね。
▲大御所桃原美希子さま▲
あれっ、フィリピンへ視察旅行・・・
わからないよ〜 ううう、なんのことか本当にわかりません。
ああん、気になるなあ。
オナニーをしても気になっちゃって、思い切りイケないですぅ。
なんだか、じらされているみたい。
あっ、ひょっとして大御所美希子さまに、真樹は調教されているのかしら。
ええー、美希子さまは、ひょっとしてSなんですかぁ。
あーん、フィリピン・・・わかんないよー。
▲久仁子さま▲
はじめまして。中出真樹と申します。
多くの物語を書いてこられた先輩の、元気な姿はすてきです。
わたしも未熟ながら、この場所で書かせてもらっています。
文章がまとまらず苦しむ時もありますが、ここにいることが幸せです。
これからも、久仁子さまの物語を楽しみにしております。
・・・女装教師 真樹 女装奴隷誕生 後藤の章 その3・・・
「中出先生、いやあ、こんな話信じられますか。男同士で肉体関係を結ぶなんて」
「最初は信じませんでしたよ。悪い冗談に違いないってね。
でも、その話があまりにもリアリティがあるんですよ」
「どうして、そんなことを知っているんだと問い詰めるとですね、
当事者本人から聞いたというんですよ」
「それじゃ、その本人は誰だって聞いたんです。
そうしたら、最近イギリスに留学した、山村亮太だというじゃないですか。
いやあ、山村といえば優秀な生徒ですから、これは驚きですよ」
「それで、相談にきた生徒は、かなりすごい内容の話を山村から聞かされていたらしくて、
人間不信になってしまったんですよ」
「というのもですね、山村と肉体関係を結んでいた相手の男が、
うちの学校の教師だって言うんですよ」
「しかも、それが尊敬していた先生だから、
その生徒はとんでもないショックを受けているんです」
「中出先生、許せないですよね。教師の立場で、教え子と関係を持つなんて。
それも、男同士ですからね」
「それにですね、二人の関係は普通じゃないそうですよ」
「どうやら、その教師は女装して、山村に抱かれているらしいんですよ。」
「同じ教師として、どう思われますか。
あれっ、どうなさったんですか。顔色がよくないですよ」
(知られている・・・。この男に、知られている。でも、どうして)
真樹は混乱していた。
亮太との関係を知られていることは間違いないようだ。
だが、考えている余裕は与えられない。
後藤は行動した。
「山村と、その教師はここのトイレで楽しんでいたんですよ。さあ、来てください」
楽しんでいたと確定した表現に変わっていた。
真樹は、それにさえ気がつかない。
なぜならば、後藤が強引に真樹の肩を抱き、トイレの個室に向かったのだ。
どう考えても、同僚の教師に対する行為ではない。
まるでそれは、肉体関係のある女を扱うような後藤の行動だ。
だが、真樹は抵抗できない。
連れられるままに、個室へ入った。
(ああっ、なんとかしなければ・・・でも、どうしよう)
後藤は鍵をしめると、真樹の背中にまわった。
そして、おおいかぶさるように真樹を抱きしめてきた。
(あっ、いや・・・)
だが、真樹は言葉もでない。
そして、身体は金縛りにあったように身動きができない。
「うふふ、知っているんだよ。ここでしていたことを」
ついに、後藤がはっきりと口にした。
そして、その言葉は、つぎのステップへの合図だった。
後藤は左手で真樹のあごをつかむと、人差指で唇を撫でまわす。
そして、右手は大胆にも、股間へ。
ズボンの上から触れられて、真樹は自分のペニスが勃起していることに気がついた。

(つ づ く)
前回、真樹の心理描写が物語の中心になるなんて書いてしまいました。
でも、わたしが書いていて我慢できなくなっちゃいました。
男の姿で、からみはじめてしまいました。
後ろから抱かれている真樹は、どうなってしまうのでしょうか。
女装じゃなくて、ちょっと反則気味ですけど、お許しくださいませ。




アニト (3月23日(火)00時18分42秒)
中出真樹さん、こん○○は。
>単に、バイブで身悶えすることよりも、どうしてそこに至ったのか。
『空想デート』の物語は大きく二つのタイプに分けられるでしょう。
《バイブで身悶えする》などの行為をリアルに描く物語と
《どうしてそこに至ったのか》という心的背景を探る物語。
どちらの色がより濃く出るかは作者の個性であり、
だからといってどちらかが欠けても物語はうまく運びません。
《その14》があるから《つぎのステップへ》つながるわけで
女装じゃなくてもちっとも反則ではありませんよ、むしろ良しです。
後藤のセリフの一つひとつ毎に中出先生の心的リアクションを挿入してあったなら、
より深い《心理描写》が表現できたかもしれませんね。
《恥ずかしいこと》を告白できるのが『空想デート』です。
それに誰の心にも願望を引き出すための道具はそろっています。
真樹さんの《電動コケシ》も空想という秘密のロッカーの中に。

もひとつ 真樹さんへ
《ペニス型のバイブ》を使ったバスルームでのお遊びをひとつ。
それをわたしに見立てて一緒に入浴しましょう。
ドアを開けたときから出る瞬間まで口に咥えていてください。
身体を洗うときにはタオルではなく手のひらのみを使って
わたしを挑発するように全身で泡踊ってみましょう。
途中口の中に唾液が溜まっても飲み込んではいけません。
ダラダラと口の端から流れるままに身体中に垂らすのです。
防水加工をしっかりとし、わたしを想いながらしてみてください。

「女装教師 真樹 女装奴隷誕生 後藤の章 その4」へ

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