はじめから読む

美希子 (10月8日(火)18時41分52秒)
■アニトさま■
あ、「美希子の日記」をすっかり忘れていました。
でも自分のことを書くよりも
架空の人物で物語を書くほうがおもしろくなってきました。
それに「美希子の日記」はりアルタイムですから
完結が難しいかもしれません。
方法を考えてみますので今しばらくのご猶予を。
ワタシもアニトさまと同じ空の下で生きているんですね。
こうして知り合えたのがなんだか不思議な気持ちです。
■権太さま■
半年ぶりの「最も崇高なるビジネス」に喜びの拍手です。
パチパチパチパチパチパチッー。
権太さんって物語が上手なうえに可愛いんだから妬けちゃいます。
>スモモ先生は良かったです。
>こんなお店ならば探してみようかと思ったりしてしまいそう。
こんなことを書かれると美希子の空想がまたまた広がっちゃいます。
ほら、もう物語の中の「ゴン子ちゃん」が動き始めました。
次の物語として書いちゃおっかな。
ちなみにワタシは柔らかい布団の上でしか女の子座りはできないんですぅ。
■ロマンス純子さま■
ハイ、なんだか今回の物語、力が入ってます。
っていうか、これまで少しずつ試してきた
「彼」と「彼(彼女)」の2人の視点を
もっときちんと分けて交互に書いてみよう
なんてことに挑戦してしまったものですから
いや〜ん、まだまだワタシには難しすぎたぁー、なんです。
純子さまの空想の熱意に追いつけ追い越せです。
■美歩さま■
お久しぶりです。
憶えていてくださいますでしょうか?
わーい、アニトさまとデートをなさったのですか、
それにしてもすごい内容で羨ましいです、
いいえ、アニトさまとデートしたことがという意味ですけど。
アニトさまってどんなお人なのでしょう?
−−− オフィス従属レディ 5 −−−
彼からの5つの命令の3つ目は
「入浴時には全身を愛撫し、感度を高める訓練をすること」だった。
彼の目が届かない自宅の浴室であるにもかかわらず、
私はその命令を毎日忠実に実行していた。
浴室に入るとまず掛け湯をする。
そして湯船に浸かりながら両手で全身を愛撫する。
胸は揉みほぐすように、包み込むように、
乳首はつまむように、弾くように、
太ももはゆっくりと滑らすように、撫でるように、
お尻の山はしっかりと掴み、持ち上げるように、
肩は力強く抱き締め、かかえるように、
唇は輪郭を確かめながら大きく広げ犯すように、
目を閉じ破廉恥な空想に耽りながら全身を愛撫する。
ただ1ヶ所、もっとも敏感なチ○ポに触れることは禁じられていた。
まっすぐに起立したソレは感度のパロメーターあり、
イケばそれで終わってしまい、感度アップの訓練ではなくなる、
というのが彼の理由付けだった。
私は毎回吐き出してしまいたい欲望を堪えながら彼の言葉に従っている。
それは4つ目の命令である
「イキたいときには必ず事前に連絡し(彼の)了解を得ること」
にも関係していた。
連絡は携帯メールで送るよう指示されているのだが、
浴室に携帯電話は持って入れないのだ。
ちなみにそういう手続きを踏んで彼にオナニーの了解を求めたことはない。
というよりも彼とこういう関係になってからは
彼の前でしかオナニーをしたことがないのだけれど。
以前と打って変わり、湯に浸かっている時間が極端に長くなった。
のぼせてしまう寸前に浴槽を出て冷たいシャワーを浴びる。
続いて手にポティソープを吐き出させ、
(まるで彼の精液を手のひらで受けるようだと毎回思う)
全身に塗りたくっていく。これも愛撫の一環だ。
手の届かないところはタオルを使い、
チ○ボは綺麗に洗える最低限の触れ方だけにし、
そのままたっぷりと泡を引きつれてアナル周辺を弄ぶ。
長時間の入浴で柔らかくなったヒダをさらに念入りに揉みほぐす。
中指でシワの一つ一つを広げるように。
そして挿入。
あきらかな快感はまだないが異物を挿入しているという感覚が、
いや、彼の指が私のアナルを犯しているという空想が
私の気分を高めてくれる。
しかしここでも彼の非常な言葉が甦る。
「気分に酔うのではなく、自分のアナルを知りなさい。
どういう構造になっており、どこを刺激すれば気持ちが良いのかを」
理性と性欲の間を行ったり来たりしながら
浅く深く、右に左に 強く弱く、屈折や回転を加えながら
私はアナルの快感を探り出す。
そうしながら人差し指にも参加させ、入り口の拡張にも励む。
圧迫感を和らげるため四つん這いになったり、中腰になったり。
空いているもう一方の手で胸を愛撫し、乳首をつまみ、
口に入れておしゃぶりをしたりもする。
手が、指が疲れたら終了、
これが彼から与えられた浴室での毎日のメニューだ。
私は再び浴槽に見を沈め、彼を想う。
所長室にいる彼のために女装姿でお茶を運んだあの日、
私はデスクの下に潜り込んで彼のモノを咥えさせられた。
独り言のように彼が言った。
「こうしているときに誰かが入ってきたらどうなるだろうね?
今度は昼間こうしてみようか?
それともお得意さんが来たときに女装マゾとして差し出そうか?
商談の最中にストリップをやらせたり、
お得意さんに犯していただいたりね」
彼の言葉に私は身を硬くした。
しかし彼が実際そうすることはないだろうとも思う。
私や会社や彼自身を危うくする行為には手を出さない。
人情に篤く義理堅い、大胆な発想を持つが方法は堅実、
そうやって彼は会社人間として勤めてきたのであり、
近い将来にはどこかの営業所の所長として
部下をまとめあげていくに違いないのだから。
だから会社人間である私も彼を信頼し、
彼の前で女になり、オナニーをし、
感度開発のメニューを忠実にこなし、
初めての人は彼でありたい、
彼が命じれば私はどんなことでもすると思えるのだ。
ああ、秘密を知られたのが彼で良かった。
こうして私は毎日幸せな気分で浴室を出るようになった。

□□□□□つづく□□□□□




アニト (10月10日(木)23時01分28秒)
美希子さん、こん○○は。
美希子さんが『空想デート』に書き込みをしなかったならば、
わたしたちはこれほど濃密な関係を築けなかったことでしょう。
「運命」というものが
決まっているのか切り開くものなのかはわかりませんが
今の時代だから起こりえた現象だとつくづく思いますよ。
さぁて、せっかく巡り会ったのですから
掲示板を通じてできることをいろいろと楽しみましょう、
あんなことやこんなことも・・・ムフフのフ。
日記形式の場合その年度の最終書き込みがどのようであれ、
自動的に(強制的に?)年度末で完結としていますのでご了解を。




美希子 (10月24日(木)18時49分46秒)
■アニトさま■
掲示板のカウンター200000突破おめでとうございます。
設置日が2001/4/20よりとなっていますから
ちょうど1年と半年(約550日)で1日平均360人のご訪問。
掲示板1つでこれだけの数字ってすごいと思います。
それにこの頃とても書き込みが賑やかくなってきましたね。
ワタシも負けずにいろいろな自分を表現しようと思っているんですけれど
なにせ経験が少ないこともあって
なかなか人物が思うように動いてくれません。
そんなとき皆様の物語がとても参考になります。
でもそれ以上に、女装なんてことをするだけでも相当変、
それをエッチと結び付けているなんて変態かも?と思っていたのに、
そんな不安はどこかへ飛んじゃいました。
こんなことしているのはワタシ1人じゃないんだって。
特別なことじゃなくて誰の心にもあることなんだって。
たくさんの作者さまとそれ以上の読者さまのためにも
今日も美希子になって物語を書き続けます。
■ユリさま■
ユリさま、はじめまして。美希子と申します。
ワタシも同じように深夜のお散歩をするときがあります。
もっともユリさまほど大胆なことはできませんけど。
外出の参考にさせていただきますから
これからも書き込みをなさってくださいね。
■純子さま■
とってもエッチでお上手な物語なので
読みながらワタシの身体は反応してしまいました。
パンティの中に手を入れて、
まだ見ぬワタシの彼が触ってくれていると思って
いけないことをしてしまいます。
最近男の人に抱かれたいって思うようになってきました。
処女喪失?ってどんな感じなのでしょう?。
■ロマンス純子さま■
純子さまの物語を読んでいて思ったんです。
飽きっぽいワタシには長編は向いていないい、
なら、それぞれの物語をリンクさせることで
純子様の物語のような1つの大きな世界を書けるんじゃないかって。
どんな人物を登場させ、その人を誰とどこで出会わせるか、
あっと驚く展開にしよう、って思いながら。
これって考えてみたら以前純子様がおっしゃっていたことで、
だからワタシはいつも純子さまの後ろ姿を見ているんです。
センパーイ、見守っていてくださいね。
■権太さま■
テレビの正面に座れない・・・とすると、
そうですかぁ、権太さんはいつも誰かと一緒に
(しかも力関係が上の人と)テレビを見ているのですね。
ふむふむ、探偵の血が騒ぐぅ。(ウソです、もう詮索しません)
ワタシはベッドを背もたれにしてテレビの正面で、
体育座りのように膝を抱えて、
左右どちらかに身体を傾けていることが多いです。
□□□□□おまけ□□□□□
ミカン「スモモちゃん、女装娘専門にしたら?」
 ミカンちゃんはあいかわらずバリバリと
 ポテトチップスを口に運びながら言った。
スモモ「それもいいかも」
ミカン「で、その変な名前の子はそれからどうなったの?」
スモモ「名前は変だけどとっても可愛いんだから。
    今か今かと電話待ち。
    でも大勢の人の空想の中で物語は進行しているはず。
    それでいいの」
ミカン「ふーん、空想でデートしているってわけね」
 そのとき控え室のドアが開いてケンちゃんが顔を覗かせた。
ケン 「ミカンさん、スモモさん、ともに指名ですよ。」
ミカン「その娘だったりして、それとも前に来た久仁美ちゃんかな?」
スモモ「もうこうなったら女装娘さんどんどんいらっしゃい、っよ」
□□□□□ひとまず終わり□□皆様の空想の中で続く□□□□□        .

−−− オフィス従属レディ 6 −−−
一通りの得意先廻りが終わり会社へ戻る途中
私は大きな公共施設の駐車場に車を停めた。
携帯電話を取りだしメールをする。
<もうじき戻る>
2分とたたぬうちに返事が来た。
≪お疲れ様でございます。成果はいかがでしたか?≫
こういう返事は嬉しい、
まるで秘書でも抱えた気分になる。
私たちはこうしたメールのやりとりを頻繁に交わしていた。
彼、いや彼女、いややユウナは
今日一日事務所にいる予定になっていて、
自分の仕事をしながら秘書役を楽しんでいることだろう。
<成果云々はユウナではなく所長への報告だ。
ユウナも一緒に来たならいつものように可愛がってやることもできたよ>
私は2人だけのときは彼女のことをユウナと呼ぶようになっていた。
その名前はユウナ自身が以前から使っていたという。
≪ユウナもお供させていただきたかったです≫
ときどき2人で外出できたときには
信号で止まるたびに助手席に座らせたユウナの膝を愛撫してやる。
長距離ドライブの場合にはスカートに着替えさせることもあるが、
たいていは上着を脱がせるだけに留めている。
ユウナは色物のワイシャツを着ていることが多く、
当初私はおしゃれな男だと思っていのだが、
実際オシャレである以外にも
下着の線を目立たせないための工夫であることを知った。
薄いピンクのシャツの胸元に手をやると
「ああん」と可愛い声で甘える。
帰りには公園の駐車場などで私のイチモツをしゃぶらせたりもしている。
たぶんユウナも同じことを思い出しているのだろう。
<もう感じているんじゃないかい?>
携帯メール早打ち社内大会でもあれば
男子部門1位と2位を争うくらいに私たちの早打ち技術は向上していた。
≪はい、毎日の訓練によってユウナは淫乱な女になりました≫
ユウナが今どういう状況であるのかはわからない。
通話では周囲の誰かに聞かれてしまう危険性があるし、
事務所内でヒソヒソ電話をしていたら変に思われてしまう。
またお互いの仕事の手を確実に止めてしまうことになってしまい、
その点メールは片手間で済むから便利だ。
<上着を脱ぎなさい>
以前にも携帯メールでオナニーを命じたことがある。
が、命じたすぐあとに得意先の担当者から電話が入り、
大急ぎでそこへ向わなければならなくなった。
担当者が大袈裟に騒ぐだけで問題はなんなく片付き、
喫茶店に寄って一息ついたところで携帯を見るとメールの着信があった。
≪今、タクシーの中なのです≫
かこれこ2時間も前のユウナからものだった。
しまった!と思う反面、どうしただろうか?と
社に戻ると拗ねたような表情でユウナは言った。
「中止のお返事をいただけなかったので・・・
タクシーの後部座席でイキました。・・・なんて意地悪な人」
とはいえ事情を説明するとユウナは納得し、
その夜の残業タイムは・・・私がイク番となった。
≪ここで上着を? 誰か来ないかとても心配です≫
ずいぶんためらったのだろう、ようやく返事があった。
<私が戻るまでその姿でいるんだよ>
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
それきり彼からのメールは途絶えた。
幸い周囲には誰もいない。
私は上着を脱ぎ、薄黄色のシャツにわずかに透ける黒いブラの線を見つめた。
膨らみがばれないようにカップ部分を切り取ってある。
が、それがかえって卑猥なブラジャーとしての演出を高めてもいる。
この姿を彼に見て欲しい、乳首を触ってもらいたい・・・。
気がつくとさっきまで開いていた足を無意識に閉じている。
彼の姿を見ると、彼の声を聞けば、彼を想うだけで、
私の中のユウナが顔を出すようになっていた。
このところ毎日のように残業を命じられている。
オレンジ色のOL服に身を包み、お茶を入れると彼の足元に跪く。
すぐに頬に手を撫でてもらえることもあり、
30分くらいそのままの姿勢でただじっと待つこともある。
同じ待つでも彼の太ももに頭を乗せて待っているのが私は好きだ。
「肩を揉んでくれ」と言われたときには
こんな私でもお役に立つことがあるとうれしくてたまらない。
彼の背中にスカート越しの性器を押し付けながら
身体全体を使って一生懸命ご奉仕をする。
「オナニーを見せなさい」と言われれば
喜んで床に這いつくばり、精一杯の痴態を演じる。
ポーズや手のやり場、強弱をつけた声の出し方、
すべてを彼に見てもらうためにこっそりと1人で練習もしている。
幾度となく愛撫を受け、彼の昂ぶりを咥え、愛の証を飲み込んだ。
私は彼のモノなのだ。
こんなに幸せを感じたことがかつてあっただろうか。
が、まだ最後の一線は越えていない。
あと1つの望みは彼の太くて逞しい男性器で貫かれること。
毎日の拡張訓練に加えて、今日こそはと思う日には
着替えのときに極太のアナルストッパーを装着して
いつでも彼を受け入れる準備もしている。
が、なぜだか彼はそれだけはためらっているようにも思える。
彼と関係を持つようになって半年、
まだまだ私のご奉仕が足りないのだろうか?
それとも・・・・・・・・・。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
たっぶりの幸せとほんの1つの不満を抱えていたある日、
予期していた蜜月の終わりがやってきた。

□□□□□つづく□□□□□




アニト (10月24日(木)23時44分07秒)
美希子さん、こん○○は。
おおおっ、幾度かのトラブルがあって
その都度ゼロからの出発となりましたが、
とうとうカウンタが200000を越えましたか。
わたしはただ掲示板をこしらえただけ、
書き込みをしてくださる作者さん、愛読者のみなさま、
本当にありがとうございます。
変かそうでないかのボーダーラインは人によって違うものです。
「この世の中で人とは違う自分だけの何か」を探す方が
むしろたいへんなのではないかと思いますよ。
オフィスレディユウナ・・・・・・?、
同じ嗜好、同じ名前の女装娘を知っていますが、それは置いといて。
半年の間で2人の関係がずいぶん変わりましたね。
その過程を回想として挿入することで
現在と過去が上手につながり物語に膨らみが生まれています。
もう《蜜月の終わり》が来るなんて!。
□オマケ□部分は「映画のようなミステリー」にも転記しておきます。




美希子 (11月3日(日)23時26分46秒)
■アニトさま■
この頃めっきり寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか?
街はすっかり秋の装いで、今年もまたプーツ姿を多く見かけます。
ワタシはショートブーツを1足持っているだけなので、
ロングのローヒールのプーツが欲しいと思ってます。
というのもあまりヒールが高いと普段に履けませんから。
でもヒールのコツコツという足音がないとだめなんです。
自分が女の子になっている実感は
洋服や下着を着たときの触覚、それを見る視覚、
香水をつけたら嗅覚から感じることができるのですが、
聴覚から女の子を感じることってあまりないと思うんです。
味覚はいつか体験したみたいなーって思います。えへへ。
みなさま、聴覚で自分が女の子になっている実感を感じる方法って
何かあるでしょうか?
■舞さま■
はじめまして、美希子と申します。
こういうところからのスタートって好きなんです。
何事もない日常だったんだけどある日突然何かに芽生える。
ワタシの女装へのきっかけがそうでしたから。
でもまだ男性と知り合うところまで進んでいませんので、
早く「キュゥンとなって・・」みたいです。
■TUBASAさま■
はじめまして、美希子と申します。
アニトさまも書かれていましたがフェチな文体がとっても素敵です。
なんだか「弄ぶ」といった表現がぴったりの男のしつこさに
「つばさちゃんがんばって」と思わずにはいらせません。
我慢してね、もうちょっとすれば気持ち良くなれるから・・・
それじゃ意味が違いますね。
つばさちゃんのその後がどうなるのか、ぜひ教えてください。
■ユリさま■
ああん、今度は女性2人ですかぁ、うらやましいですぅ。
もしかしたら人違いかもしれませんけど
某画像掲示板でユリさまをお見かけしたように思います。
白いブラウスで黒い下着がスケスケに見えているお姿でした。
ワタシもそんな恰好で外出できたらいいな。
エスコートしていただける男性はいないかしら?
■純子さま■
こんなにも長文が書けるだけでもすごいと思うのに
役に立つ情報がいっぱい。
初めて男性に抱かれる時にはそうしておけばいいんですね。
これからもいろいろ教えてください。
■ロマンス純子さま■
なんだか最近すごい賑わいになってきましたね。
みなさまいろいろな想いで女装をし、
書くことが好きなんだなーって思いました。
ワタシたちもがんばりましょうね。
ところで先週の天皇賞はいかがでしたか?
シンボリクリスエスって
シンボルクリトリスと似ていてなんか卑猥な名前と思っちゃいました。
競馬ファンのみなさま、ごめんなさい。
そういえばカミソリのお京さんって
どうして女装をするようになったんでしょう?
−−− オフィス従属レディ 7(最終話) −−−
3日間の本社出向をしていた所長が帰ってきた翌日、
朝礼の際にその発表があった。
所長の口から正式に私の転勤のことが告げられると
事情に詳しい誰かの「おめでとう」という言葉に続いて
朝礼の場ではこれまで聞いたことのない拍手が鳴り起こった。
ユウナも一緒に拍手をしてくれている。
私にはそれがなにより嬉しかった。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
嬉しい顔をしなくっちゃ、だって彼の出世なんだもの。
でもそれは彼が私のそばから去ってしまうことでもある。
どうしたらいいの、私は?
彼になんと言葉をかければいいのだろう?
彼がいなくなるまでの間、そして彼がいなくなったそれから先ずっと、
私はどうして過ごせばいいの?
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
ユウナはどうして過ごしていただろう?
ここ5日ほどユウナとしての彼を見ていない。
これからはお世話になった人たちや得意先への挨拶回りなどで
思うように時間もとれなくなるだろう。
きちんと話をする必要がある。
そう思いながらもユウナと会ったのはこちらでの最後の日だった。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
「所長、短い間でしたがたいへんお世話になりました」
所長室のソファで向かい合い、私は深々と頭を下げた。
この所長には本当に良くしてもらった。
これまでの人生で私の中に根付いていた既成概念や
凝り固まった常識といったものが、この人との出会いで根底から覆った。
それは仕事のことだけに留まらず、
多くのことをこの人を通して多くを学んだように思う。
こういう人になりたい、
漠然としていた私の心の中のもやもやが、
今ようやく晴れ渡ったような気がしていた。
「いやいや、君は成るべくして成ったのだよ。本当に、心から、おめでとう」
その言葉に鼻の奥が熱くなる。
所長の目が赤いのは前日の送迎会で呑み過ぎたという
理由だけではないように思われた。
お互い語る言葉を見出せないでいたとき、
不意に所長が立ち上がり、デスクの隣りに置いてあるロッカーを開けた。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
私は社員用のロッカー室ではなく、
この所長室に私物用のロッカーを持っている。
中には出張用のスーツケースとはまた別のスーツケースが隠してあった。
誰もいなくなった深夜、私は何度このスーツケースを開けたことだろう。
彼と初めて会った日のことが鮮明に思い出される。
私は隣りの応接室のソファの陰で震えることしかできなかった。
しかしユウナとしての幸せはそこから始まったのだ。
彼の前で着替えるのは初めてだったが
私はためらわず所長としての、男としてのスーツを脱ぎ始めた。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
目の前で男の所長が女のユウナになっていく。
たぷんどんな辱めよりも、
着替えを見られることの方が恥ずかしいのではないか。
あえてそれをしている彼、いやユウナから目を逸らしてはいけない気がした。
男物の洋服を脱ぎさると、すべて真っ赤で統一された
ブラジャー・パンティ・ガーターベルト・ストッキングが現れた。
ユウナはまずハイヒールのパンプスを履きながら、
はにかみながら後ろを向き、しかし見せつけるようにお尻を突き出す。
続いて上半身から女性物の洋服を着ていった。
最後に手にしたスカートはなぜか再びロッカーに戻し、
ドアの裏に貼りついている鏡に向って化粧をし始める。
少し身体を「く」の字に傾けているため
ちょうどわたしのいる位置からは
頭から胸の辺りまでがロッカーのドアに隠れて見えず、
オレンジ色OL服の横姿と
真っ赤で統一された下着を丸出しにした下半身のみが見える。
たぶんユウナは意識してそうしているにちがいない。
「ユウナ、色っぽいよ」
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
自分がストリッパーにでもなったかのように思える。
変身の過程を目の当たりにしながらも彼は「色っぽい」と言ってくれた。
化粧を終え最後にウィッグをかぶる。
今からの私は彼が望めばどんな痴態でも見せる娼婦。
だけど涙だけは見せられない。
鏡に向って無理にでも笑顔を作り、そしてロッカーのドアを閉めた。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
ユウナが私の足元に跪く。
それからのことは・・・2人の秘密。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
彼が私を抱き締めてくれる。
ここからのことは・・・私たちだけの世界。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□それから3ヶ月後□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
離れ離れになった後しばらくはメールのやりとりもあったが、
それは主に所長と新米所長としての連絡であることが多かった。
1ヶ月ほどすると彼からのメールが途絶えがちになった。
たぶん新しい仕事を精力的にこなしているのだろうと思いながらも
私は毎夜の様にユウナになって彼からのメールを待ち、
思い出を振りかえりながら独り我が身を慰めていた。
そんなとき久しぶりに彼からのメールが届いた。
  ▽▽ ▽▽ ▽▽ ▽▽
ユウナへ メールが滞ってしまってすまない。
こちらでの生活にもだいぶ慣れ、仕事もしだいにおもしろくなってきた。
が、このことはまた別の機会に譲るとして。
ユウナに謝らなければならないことがある。
最後の夜、泣いてすがるユウナに
「最後の望み」だけは応えてあげることができなかったね。
それはよく考えてのことだった。
今でもユウナと初めて出会ったときのことは忘れない。
その頃の私は女装という言葉こそ知っていたが
それがまさかこんなに身近にあるものだとは思ってもいなかった。
それからいろいろなことをしたね。
私の命令に対し、ユウナは精一杯の誠意で応えてくれた。
だからかもしれない、当時は漠然としていてわからなかったのだが、
所長というストレスの多い立場になって初めて、
頼られるばかりで頼る者がいない頂点に立って初めて、
ユウナの気持ちが少し理解できたような気がする。
ユウナを見ていて、いつも何を感じていたと思う?
私はユウナの姿に自分自身を投影していたのよ。
こんな風に誰かに甘えてみたい
女の子として着飾ってみたい
ユウナのように誰かに仕えてみたい。
ユウナに出会って私の中の女の子が芽を出したの。
だからユウナに与えた命令や、ユウナに対して行なったことを
こっそり1人でしていたわ。
ねぇ、今でも毎日お風呂で感度アップの練習してる?
私の乳首もすごく敏感になったのよ。
お願いユウナ、私の火照った身体をどうにかして。
ごめんねユウナ、だから最後の望みを叶えてあげられなかったの。
女の子のユウナに男としての役割を頼めないのと同じように
だってそれは私もして欲しいことだったから。
私この頃下着女装でお仕事しているの。
所長室にロッカーを置いたわ。
その中に先週退社した女子社員の制服を隠してあるの。
色はピンクよ。
これからは女の子同士としてお付き合いしてちょうだい。
ねぇ、今度触りっこしない?
ユウナのクリちゃんも舐めてあげるから。
恥ずかしいけど縛っても欲しい。
ユウナの言うことならなんでもするわ。
だから私のこと嫌いにならないでね。
愛するユウナへ     ヒロミより

□□□□□おわり□□□□□
第1話へもどる
このとき「ユウナ」を「ヒロミ」に置き換えてください。
そして最後の「ヒロミ」をまた別の誰かに。




アニト (11月4日(月)23時59分47秒)
美希子さん、こん○○は。
「オフィス従属レディ」完結おめでとうございます。
なーるほど、そういうことだったんですか!。
この2段オチは見事です。
そしてまたどこかで女装娘さんが誕生となるわけですね。
次回作を楽しみに待っています。
ブーツはいいっ!、です。
五感とは気がつきませんでした。
《聴覚で自分が女の子になっている実感を感じる方法》を
言葉以外の音でとなると・・・
うーん、たしかにすぐには思いつきませんね。

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