美希子 (10月17日(木)00時17分34秒)
■アニトさま■
今週は「オフィス従属レディ」をお休みして
この掲示板に書かれたあるやりとりをヒントに物語を書いてみました。
ワタシとしては1話完結のつもりなのですけれど
お読みになっていただければわかりますが
もしかしたら続きが生まれるかもしれません。
それと前回の「オフィス従属レディ」は
第4話ではなく第5話の誤りでした。
そそっかしい美希子をお許しください。
■純子さま■
はじめまして、美希子と申します。
わーい、創作とのことですけれど
生活感の生々しさというかリアルさが感じられて、
(エッチな描写のところもですけれど)読み込んじゃいました。
>皆様の参考というか、
>少しでもあるインスピレーションのもとになれればと
人様の挨拶文や物語からインスピレーションを得て
物語を書いているワタシです。
これからも参考にさせてくださいませ。
■ロマンス純子さま■
登場人物の2人をどちらも「彼」にしてしまったため
書いているワタシの方がこんがらがっちゃってるのですけれど
純子さまに褒めていただくとすごく嬉しいです。
たくさんのキャラクターの書き分けができる
純子さまってやっぱりすごいです。
お化けまで出しちゃうんだから。
■久仁子さま■
初めてのフェラチオってどんな感じなのでしょう?
久仁子さまの物語を読んでいたら
「してみたい」なんていう欲望が生まれてしまいました。
化粧水のビンを咥えるのとはぜったい違うでしょうから
(そんなことしちゃうワタシって変態?)
みなさまの「初フェラ体験」を知りたくなりました。
\\\映画のようなミステリー///

ボクは映画を見るのが好きで、月に2回くらい映画館へ行く。
たいていは友達と一緒なんだけど、今日は1人。
というのも、誘っても「行かない」と言うだろう
底の知れたB級サスペンス映画だから・・・
なのとは別に他にもう一つの理由が・・・。
時間がまだ早かったのでチケットを先に買って、
映画館が入っているビルの
ショッピングセンター内の喫茶店で軽い夕食を取り、
本屋に立ち寄ってパソコン雑誌を1冊買い、
いくつかの店を見てまわったりして時間を潰した。
上映10分前に場内に入ると幕間のコマーシャルが映し出されていた。
場内は近頃主流のスタジアム形式になっており、
奥の座席にいくほど高くなっている。
ボクは座席の間の階段を上り、一番奥の一番隅の席に腰を下ろした。
着ていた薄手のオーバージャケットを脱ぎながら辺りを見渡す。
夜の9時を過ぎた最終上映であるせいか人影はまばらだった。
テレビコマーシャルで派手な宣伝している大作なら
封切りから二週間くらいたったこの時間でも人は多いのだから
先週始まったばかりのこの映画はよほどつまらないのだろう。
場内がさらに薄暗くなって予告編が始まったとき、
1組のカップルと単独女性が入ってきたのが見えた。
カップルは前から5番目くらいの席に座った。
そんな前でスクリーン全体が見えるのかといつも思う。
他に座る人がいないからイチャイチャするのにはいいかもしれない。
単独女性はキョロキョロしながら階段を上がってきて、
ボクと同じ一番奥の、階段横の席に座った。
図に書くとこういう具合だ。
↓ボク ↓単独女性     ↓階段
■□□=■□□□□・・・□□=□□□
□□□=□□□□□・・・□□=□□□  
ボクは横目で彼女を気にしながら
脱いでしまったオーバージャケットを膝の上にかけた。
年齢はたぶん25歳前後といったところ。
今年流行のジャケットにタイトスカート、
少しヒールの高いパンプスと上品な感じのバッグ、
仕事帰りのOLさんにしてはオシャレだし、
お水系の人のような派手さはない。
表情がないままスクリーンに映しだされている予告編を見つめている。
それにしても他にも席はたくさん空いているのになんでソコなんだろう?
予告編が終わって場内が真っ暗になった。
しばらく映画に没頭していたが、
主演女優の演技の下手さがミステリーの雰囲気を台無しにしていて
あとの興味は犯人が誰かということだけになってしまった。
気が散り始めたところでふと気付くと、
階段を挟んだ席にいる女性がボクの方を見ていた。
それもちらちらという見方ではなく、首を90度曲げてだ。
なななななんなんだぁ?
と驚く間もなく彼女は立ちあがってボクに向って歩き始め、
隣りの席においてあったオーバージャケットをわざわざどかし、
ボクの隣りに座ってしまった。
ぴぇええええええーーーーー、なんなんのよーー。
硬くした身体から冷や汗がどばっと噴き出した。
「おもしろい?」
彼女が言った。
(怖いです)と言おうとしたが声が出なかった。
もちろんこの「怖い」は上映中のミステリー映画ではなく、
今こうして自分の身に起こったミステリーのことだ。
「見る価値もないような映画よ」
「で、で、でも、最後まで見ないと犯人は・・・」
「ああ、右端のメイドさんが犯人。
もうしばらく見ていたらわかるけど、彼女、女装した男なの」
なななななななんてことをーーーー!
「わたしね、この間見ちゃったのよ、この映画」
ボクの表情をおもしろがるかのように見つめて彼女は続けた。
「見たのに、そしておもしろくなかったのに
どうしてここにいるのかって訊きたいんでしょ。
その答えはこの映画の結末より簡単。
ずっとあなたの後をつけてきたから」
ボクとってはこの映画の結末よりはるかに難しい答えが返ってきた。
「でもかえってこの映画で良かったと思っているの。
だってもし見ていない映画だったら私も見入ってしまって
あなたとおしゃべりができなかったかもしれないもの」
たぶん映画のラストシーンで犯人のメイドさんも・・・
・・・女装娘だってっ!・・・
こうして名探偵に追い詰められ、言葉を失うのだろう。
そして最後の決め台詞によって観念して犯行を自供する。
「あなた、下着女装をしているでしょ」
ボクの人生のラストシーンはまだまだずっと先のはずだ。
だからここで観念するわけにはいかない。
「そんなことしていません」
「ふーん、そう。でも私は知ってるの。
ショッピングセンターでの食事のときレモンティを飲んだわよね、
本屋さんで買った本は
表紙に可愛い女の子の絵が載っているCDアニメの本だし、
レディスコーナーでスカートをちらちら見てもいた」
「何を飲もうと何を買おうと何をしようと自由じゃありませんか」
「いろんな趣味や嗜好があってかまわないのよ、
それは女装であっても同じこと。
でもほら、ブラの線がシャツに浮き出ている」
ボクは慌てて肩口の辺りを見て、触った。
「ふふふ、引っかかった、ブラもしているのね」
あーん、いくら白いシャツとはいえボタンをかけて、
その下にはTシャツを着ているし、
ブラの線が浮き出ないことは家を出るときに何度も確認したのだった。
それにその上にオーバージャケットを着ていたんだから
わかりっこないはずなのに。
「そういうわけでわたしはあなたが下着女装をしているを知っているし、
あなたはこのおもしろくない映画の犯人を知ってしまった。
どう?、映画が終わるまでおしゃべりしない?
大丈夫、他の人たちとは席が離れているから邪魔にはならないわ。
それともここでわたしが『きゃー、痴漢よー、助けてー』って言う?
『この人、下着女装してるわ』って付け加えてもいいけど、
それはおまわりさんに調べられるでしょうから
どうせわかってしまうことだし」
もうボクには逃げ場はなく、犯行を告白、
じゃなくて、話をしなければこの場は収まらない。
「どどどうしてわかったんですか?」
「最初にあなたに気がついたのは喫茶店。
ワタシ、手の指と足首のきれいな人が好きなの。
だめよ、座ったときにズボンの裾からストッキングを見せちゃ」
「それでずっとつけてきたんですか?」
「ずっとね。もしかしたらこの暗闇の中で
スカートに着替えるのかと思って少し時間をおいてあげたけど
それはしなかったようね」
「そこまではできません、勇気もないし」
「あら、いつも女装をしているわけじゃないの?」
「したいけど誰かに見られたらたいへんだし、
家族と住んでいるからそうそう洋服も隠す場所もないし」
「だったらさせてあげようか」
「いいです、そんなこと」
「だって本当はしたいんでしょ?。
絶対誰にもバレない場所があって洋服も用意があったら、する?」
「考えないでもないような気もしないでもないと言えばウソになりますけど」
「ややこしい言い方ね。じゃあねぇ・・・」
そう言いながら彼女はバッグの中をごそごそし、名刺を取り出した。
「あなた、女の子の名前持ってる?」
「・・・・ゴン子です」
「よかったら電話して」
渡された名刺にはこう印刷されていた。
【コスプレイメージヘルス フルーツ畑  スモモ】
「じゃあワタシは今から出勤だから。
あっ、そうそう、この映画、友達のミカンちゃんは
おもしろくないって言ってたけど、実はワタシ見てないの。
だから犯人はきっとメイドさんじゃないと思うわ。
それにどう見たってあの人、女性だし。じゃあね〜。」
勝手に隣りに座って、勝手に話して、勝手に行ってしまった。
残されたボクは映画のストーリーも
スモモと名乗る人のことも、渡された名刺の店のことも、
何一つわからず呆然とするだけだった。

□□□□□ゴン子ちゃんが電話をしたならば、つづく□□□□□
□□□□□ゴン子ちゃんが電話をしなければ、終わり□□□□□

M 投稿者:美希子 (10月8日(火)18時41分52秒)
■権太さま■
>スモモ先生は良かったです。
>こんなお店ならば探してみようかと思ったりしてしまいそう。
こんなことを書かれると美希子の空想がまたまた広がっちゃいます。
ほら、もう物語の中の「ゴン子ちゃん」が動き始めました。
次の物語として書いちゃおっかな。




アニト (10月17日(木)23時52分22秒)
美希子さん、こん○○は。
「映画のようなミステリー」の書き込みをありがとうございます。
美希子さんの物語はそれぞれがリンクしており、
全体として美希子ワールドが形成されています。
これはたいへんおもしろい試みだと感心しています。
したたかな彼女の産地が「フルーツ畑」だったとは!。
むははははは、きっとナンバー1になれる人でしょう。
電話(=続き)があるといいですねー。




権太 (10月18日(金)21時24分21秒)
◆美希子さんへ◆
電話の件はオマケの方を読んでいただくとして、
女の子座りの件なのですが、
我が家では女の子座りと言うと横座りを指し、
普通に言われるところの女の子座りはペタンコ座りと言っていました。
(これって地域限定なのか我が家限定なのかは判りません。)
で、ふと気がついたのですけど、
権太がテレビを見ている時の姿勢って横座りなのですよ。
あぐらだと正面を見る姿勢しかとれませんから、
斜めからテレビを見るポジションにいると自然にあぐらが崩れて
横座りになっていたみたいです。
これって全然ふつうですよね。
□□□□□ ゴン子ちゃんが電話をしたならば □□□□□

わー、なんだか大変なことになってしまったぞ。
だいたいだな権太は下着女装なんかしないぞ。
いやまずい、
いつものように勝手なワガママを言ってしまったら設定が変わって、
せっかくのチャンスを逃がしてしまう。
確かに、あの手のおネエさんに弱いってのは事実だし、
これはもう電話するっきゃないな。
それでと、
電話は携帯からするか、それともお店の近くの公衆電話からするのか、
これも設定が変わりそうでうかつには出来ないぞ。
まあ、いいや、とにかく電話だけはする。
いや、こういう情感のない独白自体がマズイんだな。
ここは、もうちょっとそれらしく書かないといかんぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜、、、、
やっぱ何も書けん、
そうだよな〜、だいたい、そんなに上手く書けるくらいならば、
最初から自分でエッチなものを書いているだろうし、
やっぱしょうがないよなぁ。

ええい、ここは全て美希子さんに丸投げ!
まな板のマグロ状態、
どうぞ、お好きなように煮るなり焼くなりしてください。

かくしてごん太は電話をするのであった。
☆ 期待一杯 ☆


(\\\映画のようなミステリー/// に続く)




美希子 (10月24日(木)18時49分46秒)
■権太さま■
テレビの正面に座れない・・・とすると、
そうですかぁ、権太さんはいつも誰かと一緒に
(しかも力関係が上の人と)テレビを見ているのですね。
ふむふむ、探偵の血が騒ぐぅ。(ウソです、もう詮索しません)
ワタシはベッドを背もたれにしてテレビの正面で、
体育座りのように膝を抱えて、
左右どちらかに身体を傾けていることが多いです。
□□□□□おまけ□□□□□                                .

ミカン「スモモちゃん、女装娘専門にしたら?」
 ミカンちゃんはあいかわらずバリバリと
 ポテトチップスを口に運びながら言った。
スモモ「それもいいかも」
ミカン「で、その変な名前の子はそれからどうなったの?」
スモモ「名前は変だけどとっても可愛いんだから。
    今か今かと電話待ち。
    でも大勢の人の空想の中で物語は進行しているはず。
    それでいいの」
ミカン「ふーん、空想でデートしているってわけね」
 そのとき控え室のドアが開いてケンちゃんが顔を覗かせた。
ケン 「ミカンさん、スモモさん、ともに指名ですよ。」
ミカン「その娘だったりして、
    それとも前に来た久仁美ちゃんかな?」
スモモ「もうこうなったら女装娘さんどんどんいらっしゃい、っよ」

□□□□□ひとまず終わり□□皆様の空想の中で続く□□□□□

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