第3章を読む

アニト(12月18日(月)23時34分53秒)
▼▲お知らせ▲▼
『別棟』の「キャンペーンガールs」
「山崎アカリさんの部屋」を設けました。




山崎アカリ(12月20日(水)00時29分38秒)
アニト様、先輩奴隷の皆様、
このページを御覧になっている多くの皆様方、
アカリでございます。m(_ _)m
☆アニト様
「キャンペーンガールs」にお部屋をいただけるなんて本当に感激です。
苦労したかいが・・(涙)
タブレットの具合は悪くなるわ、新しいソフトは難しいわ・・で、
随分、手こずってしまったんです。
まだまだこなれていませんけれど、
みっちり「空想デート」で修行させていただければ、
きっとソフトもモノに出来ます。
本当にうれしい・・ひさびさに嬉し涙のアカリでした。
☆数値フェチっ娘様
>うっ・・気づかれてしまいました。
エヘヘ・・気づいちゃいました (^_^)!。
こんなに丁寧に読んでいただいていたのに
お返事もせず、本当にごめんなさいm(_ _)m。
そして・・ア!12月19日、昼、99000人目をゲットしています・・
これはぜひとも数値フェチっ娘さんに報告しておかねば!
99のゾロ目に縁があるのかしら・・わたし(^^)。
☆権太様
>ただ補足すると、その少女漫画王道パターン、
>死滅などしてないと思います。
そうですね、形を変えて・・変わって行かざるを得ないところに
辛さはありますけれど・・
でもそれが死滅しないうちは少女マンガも健在なのでしょう。
権太さんの物語は、シン、と静まり返った寂しい空気が
切なさを掻き立てるのです。
こういうのに弱い人は
わたしを含めてたくさんいらっしゃると思いますよ。
ピコピコハンマーの、小太りで足の短い王子様もなかなか素敵です。
続きを期待しています。
そして「ガロアの恋人」、それを読める日を楽しみに・・
よろしくお願いしますね。
☆綾乃様
>それにまた綾乃の事ですから
>他のお話に浮気したりしてしまうかもしれません。
え、どんなお話でしょう・・ア、時節ものもありますしね。
私は綾乃さんの時節もの(も)とても楽しみにしているんです。
「涙のバレンタイン」は大好きです。
来年は・・お文のチョコレート・・(^_^)ダッタラウレシイナ。
>心配してくださるご両親、そしてそっと心の中で謝るアカリさん。
>もう、愛が溢れ出て、溺れてしまいそうです。
そう言う大切な人たちをたくさん、たくさん傷つけてしまいました、
自分に正直でなかったばっかりに。
できることなら生き直してみたいです。
あの、先生の部屋から・・
つまりそう言うことなんですよ、わたしのお話は。
☆久仁子様
アァ・・すごいです・・もう他に何の言葉も浮かびません、
葛西教授も久仁子さんも。
どこまでもどこまでも変態の道を突っ走る久仁子さん。
それを導く葛西教授、思わず手に汗と〇〇を握ってしまいます。
やっとイラストを完成させました。
まだたったの一枚ですけれど、
私の久仁子さんへの想いを込めたつもりです。
ぁ・でもまだ未熟で・・それに早苗先輩の絵ですし・・
でも、早苗さんも久仁子さんの分身ですよね。
と、ここまで書いたところで、
わ!久仁子さんからお礼の書き込みです! 
ああ、嬉しいです。
こんなに喜んでいただけるなんて・・
わたしもお調子にのってどんどん描いてしまいそう・・。
次の絵で久仁子さんのキャラが固まったら、
早苗&久仁子さんというのはとってもイイですねぇ・・。
あぁ描きたい!綾乃さんの絵も描きたい、みずきさんのも描きたい、
そうだ、唯奈さんにもお話に出していただくんだからお礼に何か・・
なんてやってたらお話を書く時間がなくなってしまいます・・
ぅぅ・・どうしましょう・・。
☆唯奈様
「久仁子サンと一緒」とってもイヤラシくて・・そしてステキでした。
憧れの久仁子さんといっしょに
双頭バイブで繋がれて責められるなんて・・
そしてお口も使ってご奉仕させられちゃうなんて・・
安藤さんのお味、いかがでした?
>次の話ももっと淫乱になると思います。
>次はアカリさんかな?
ぇ・・あの・・もっと・・といいますと・・それは一体・・(^_^;)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
プラトンを初めて読んだときのことは忘れられません。
そこには堂々と男性同士の「愛」や「恋」が語られていました。
夢中になって読みふけったのを覚えています。
そんな事を思い出しながら・・第4章の始まりです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
「失われた時の彼方へ」
●第4章-(雅) 第1話

中間テストも終わり、晩春の日差しがぽかぽかと教室を照らし出す。
午後の授業は眠くなる。
食ったばかりの上、そろそろ夜更かしの楽しみを覚え始めて、
深夜放送やゲームなど、いくらでもその種がある。
一貫教育とやらのおかげで
進学にガツガツしなくても良いのはありがたいけど、
結局遊んで夜更かししてしまうのだから、
普通の中学の連中には申し訳ないようなもんだ。
僕も例外でなく、うとうとしていた。
ただし、遊んでいたわけじゃあない。
高見沢先生の授業・・惚れた弱みって言うかなんて言うか・・
律義にも予習という奴をやったのだ。
まあ他の奴らは大方新作RPGにでもはまって夜更かししたんだろうが。
1学期だから古い古〜い話から始まる。
孔子やら老子やら・・仏陀とかウパニシャッド哲学とか
ゾロアスターがこうしたとか・・
そう言う話が終わってやっと今日は
ソクラテスからプラトンそしてアリストテレス。
美学、と言うのはアリストテレスに始まるんだそうだ。
だから先生の祖先みたいなものだけど、
中坊にわかるとは向うも思っていないから、
アウトラインの説明のみで、
むしろ3大哲学者の比較に話の重点が置かれた。
でもプラトンの著作の、どこまでがソクラテスの意見なのか、
どこからがプラトンの意見なのか、それは分らない。
で、この二人と逆の立場がアリストテレス。
ウウン・・予習したかいはあるな。
でも、眠くなるほど夜更かしした本当のわけは・・白状してしまえば、
予習のため読み始めた本に夢中になってしまったからだ。
「饗宴-(恋について)」
そういうタイトルの薄っぺらい本・・
僕は昨夜、夢中になって読んだ。
目をそらす事が出来なかった。
そのわけは、分ってくれると思う
わかんないって言う奴は図書館へ行ってくれ。
どこにだって置いてあるから・・!
そして思い出していた。
あのとき、僕はバカみたいになってメチャクチャに突進して行った・・
ちょうどアルキビアデスのように。
「うまいね。」
そう、言われた。
子供のころからずっとそう言われて来たから
最初は別に気にも留めなかった。
しかしそのうちに何だか変だぞ、と思い始めた。
「うまいね。」
そうしか言ってくれない。
他の人には色々難癖をつけたり、
ああだこうだと言うのに僕にはいつも同じ批評。
こんなのが批評と言えれば、の話だが。
たとえば僕にはずいぶんうまいと思える小田川先輩の演奏にだって、
先生はてんこ盛りの酷評を投げつける。
「まとめようとしすぎる。」
「唄っていない。」
「流れが悪い。」etc・・。
それなのに僕には「うまいね。」
これでは誰だって「何か変だな。」と思う。
小馬鹿にされて引っ込むには、そのころの僕はプライドが高すぎた。
天狗だった、と言い替えても良い。
とにかくその天狗小僧は先生に食って掛かったのだ。
「ちゃんと批評してください!」
すると先生は不思議なものを見るような目つきで僕を見て、
「何でそんなもの聞きたいんだ?」
僕はカッとなって、
「なぜ僕を差別するんですか!他の人にはちゃんと指導してるのに・・!」
「言えば判るからな。
お前には言ってもわからんだろうし、それ以前に問題外だ。」
ショックだった。
これほどひどい事を言われたのはピアノを弾いて初めての事だった。
「おまえのはただ音が並んでいるだけだ。
指が早く回ればいいと思っているアホに何を言えというんだ?」
と、さらに追い討ちが来た。
たぶん僕は震えていた、と思う。怒りのあまり・・
子供のころからうまい、上手ね、時には天才、とまで言われて来た。
これだけは人に負けない、とも。
それをこのオヤジは問題外、と言うのだ。
くやしいが目が潤んでいたんじゃないかと思う。
それを見て少しは気がさしたのか、
「あのな・・。」
オヤジは言った。
「せめて音楽らしきものを聞かせてくれ。」
その時気がついた。
他のオケラの連中の目つき・・同情するような、哀れむような・・
皆には先生の言ってる意味がわかっていて、
それが分からないのは僕だけ・・。
自分が裸の王様だった事に突然、気がついた。
「まあ、気にするな、おれだってお前の歳のころには・・。」
「小田川っ!余計な事を言うなっ!」
練習場にピリピリしたものが走る。
「山崎、お前、音楽に感動した事があるか?」
椅子に座りなおして先生は言った。
「そ、それはもちろん・・。」
「うそをつけ。お前の立てる音はうまく聞かせよう、
カッコよく見せようというスケベ根性ばかりだ。
構成もわかってない、フレージングもなってない。
だがそれ以前にお前は何のために音楽をやっているんだ?」
僕は慌てた、そんな事考えた事もなかったからだ。
必死で自分の内部を探ってみる、
お袋が喜ぶから・・みんながちやほやしてくれるから・・
そんなものしか見つからなかい。
『好きだからです。』
その一言を言おうとして喉につかえた。
それが嘘だとわかったから・・
そして、恐ろしい事に気がついた。
僕は別に“音楽が好きじゃなかった”
驚いた。
自分では才能があると思っていた。
人もそう言ってくれた。
でもそれと“好きだ”ということは別だった。
「まあ、答えが見つかったと思ったら来い、
面倒見てやるかどうかはそのときに決める。」
そう言って先生は立ち上がり、部屋を出て行ってしまった。
へなへなと腰が砕けてピアノの椅子に座り込む。
部員たちに気まずい雰囲気が流れて皆、部屋を出て行く。
小田川さんは僕の肩に手を置いて、ちょっとゆすってから・・
あったかい大きな手・・お願いだから今の僕に優しくしないで・・
胸の奥から熱い塊がこみ上げてきて・・
ああいやだ・・なんだって僕はこんなに泣き虫なんだろう。
もうとっぷりと日が暮れていた。
僕はただぼんやりとピアノの前に座って、あれこれと考えを・・
そんなことしたって無駄だと判っていたのに・・めぐらしていた。
こんな事ってあるだろうか。
これだけは人には負けない、と思い込んでいた音楽・・ピアノ・・
でも、それが好きでもなんでもないなんて。
思い当たる事ばかりだった。
第一、普段、僕は音楽をほとんど聞かない。
CDにしたってたいして持ってない。
しかもそれは発表会やら何やらのときに参考にしようと買ったものだ。
「子犬のワルツ」を弾くからといってショパンを買い、
「月光」を弾くといって、ベートーヴェンを買った。
だから他のジャンルの曲なんてほとんど持ってない。
親父の買った「四季」くらい・・。
ライブにも行ったことも無い。
高いから・・それはそうだけれど、
一回も行ったことがないなんてあんまりひどいじゃないか。
乾いた笑いがヘラヘラと僕の口から流れ出た。
自嘲の笑い、て言うものを生まれて初めて知った。
譜面をのろのろとカバンにしまい、部屋を出る。
涙のあとでぐちゃぐちゃの顔で家に帰りたくない。
どっかで顔を洗わなくっちゃ・・。
給湯室へ向かう、あそこならお湯が使える。
楽器倉庫を突っ切って・・近道だったし
廊下で誰かに会って、この顔を見られたくなかった。
フ、と足を止める。
おかしいな、こんな時間に電気が・・?
部屋の中央に一人、椅子に腰掛けた人物。
机にひじをついて・・なんだ先生か・・
そう思ったが、先ほどの事があるので、なんとなく出て行きにくかった。
と、反対側のドアが開いて人が、入ってきた。
直樹さん・・。
部屋の中央まで進み、先生をじっと見詰めている。
僕のほうからは先生の顔は見えないが、
直樹さんの顔はひどく緊張していて・・。
ただならぬものを感じ、僕は思わずロッカーの陰に身を潜めた。
やがて、直樹さんがシャツのボタンを外し始めた・・
そして・・その下からは・・白い、女性用の・・。
僕は息を飲んで見つめている。

続く




アニト(12月20日(水)23時51分23秒)
山崎アカリさん、こんばんは。
物語やソフトに限らず何事でも、
好きだからそれがしたいからという理由が上達を早めてくれます。
まさに「好きこそフェラの上手なれ」ですね。
(すでに1度使いましたか、むむむっ)
おっと、アカリさん自身もそれを充分知った上で
物語の中で同じことを書いていますね。
だからアカリさんの物語には「愛」が感じられるのでしょう。
その「嬉し涙」はいつの日かわたしの胸の中で流してください。




山崎アカリ(12月22日(金)00時48分29秒)
アニト様、先輩奴隷の皆様、
このページを御覧になっている多くの皆様方、
アカリでございます。m(_ _)m
★アニト様
やりたい事、好きな事、と天与・・
それはなかなか思うようには結びつきません。
最初から噛みあっている人はむしろ少ないのでは無いでしょうか。
綺麗に、可愛くなりたいのに、どうしてわたしは・・とか(-。-;)。
それで人間はもがくのです。
努力すれば“必ず”報われると言うものでもありませんが・・
人生、「配牌」というものもあるからです。
そこでまず最初に、「汝自身を知れ」と。
そこでちょっと厭味かな・・と思いつつも
プラトンなどを引っ張り出してみました。
懐かしいですね、「リュシス」や「饗宴」などを読みながら、
ときめいていたのです。
★数値フェチっ娘様
わたしも「キャンペーンガールs」の仲間いりf^^;)。
やはり一枚だけではさびしいので、頑張って増やしていきましょう。
来年の今ごろには賑やかにしたいと思います。
★権太様
お誉めていただいて、ありがとうございます。
でも、まだソフトがこなれていないんですよ。
お絵描きと薀蓄は全然別のものと思いますので、
お気になさる事はありません。
呉智英の絵が上手、とは聞いたことありませんもの(^o^)。
わたし、少女漫画は好きですけれど、
そんなに詳しいほうではありませんから、
また、いろいろ教えてくださいね。
★久仁子様
>是非是非、また描いてください。
あ、あれ・・これはどうした事でしょう・・
手が勝手に・・い・いけません・・
久仁子様の命令に逆らえなくなっています・・
わ・わたしにも日々の生活と言うものがァ!・・・・・・・
・・・・・・・・・やってしまいました・・つい。
今、わたしのデスクの上には、
後ろ手にされたスケスケセーラー服の少女が、
恥ずかしそうにベッドで俯いているデッサンが乗っています(ーー;)。
★由衣美様
す・すごい。大長編ですね。
「失われた・・」一章分ぐらいあります。
しかも別棟では「大事なところ型取り講座」
その上、丁寧なご挨拶まで。本当に感動してしまいます。
由衣美さんにとっても、わたし同様、
この「空想デート」が大切な場所なんですね。
わたし、本当は「失われた時の彼方へ」を
十代の子に読んでもらいたいんですよ。
最初にボタンを掛け違わないように。
自分から逃げるのは絶対不可能ですからね。
司馬遼太郎風に言うなら、十代の自分への手紙・・でしょうか。
>思わず拡大して壁紙にしちゃおうかと…って
壁紙に使えるような絵も描きたいのです。
知ってる人にだけは分かる一見、普通の絵。
もっとも「先輩その一」だって、原作を知らなければ
普通のエッチ絵に見えるはずですが。
別に自己規制しているわけではなく、
あまり欲望本位に描いてしまうと、
不自然な絵になってしまいがちなのです。
さてスクール水着問題(^o^)・・
そうですね。「由衣美説」はかなり妥当性が高そうです。
とても都合の良い、そして気持ちのいい(^_^;)解釈なので、
これにて一件落着?といたしましょう。
★みずき様
ああ、しばらく書き込みがありませんでしたので、
少し心配しておりました。
やはりみずきさんが書き込まれると、
空想デートが何か一段と華やかになるように思えます。
ともかく、おかえりなさい。
わたしの「月光」はCDがフリードリッヒ・グルダ、
アナログがルドルフ・ゼルキンです。
余りにもあたりまえなラインナップなので申し訳ないのですが・・。
ギレリスは晩年、とても音が綺麗になっていて、
さぞかし美しい演奏になっていることでしょう。
そういえば彼も愛器はベーゼン?
「亜麻色・・」のほうは、はい。もちろんミケランジェリですよね。
もう他には考えられません。
「前奏曲集」お持ちなんですね。
それではきっと「映像」のほうもお持ちでしょう?
素晴らしいピアニストでした、キャンセル魔でしたけど(>_<)。
★理恵様
何と、理恵さんが時節ものを・・
わたしの「奥様はマゾ」から思いついていただいたとは・・。
あのお話はこんなのホントにいいのか知ら・・
と思いつつアップしたのに、
予想外に皆さんから支持していただき、幸せなお話になりました。
理恵さんもこんな世界をお持ちなんですね。
明るくて、優しくて、そして淫らな・・
ステキなクリスマスプレゼントをありがとうございます。
★みやむ〜様
お久しぶりです、山崎アカリです。
一度ご挨拶を差し上げました。
わたしは最近ここに書かせて頂くようになったほんの駆け出しですが、
大先輩のみやむ〜さんがこうして書きつづけておられる、
と言う事を目標に、今後も頑張っていこうと思います。
今後もよろしくお願いいたします。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
わたしは昔、大層“泣き虫”でした。
今もかなりですが、昔はもっと・・我ながらすごいと言うか、
ちょっと・・と思う記憶は“何の理由もなく無く泣いた”というものです。
恐ろしいことをしたものです。
周りの人もさぞびっくりしたことでしょう。
わたしも驚きました。
未だになんで泣いたのかさっぱり分かりません。
女の子ではたまに、耳にしたりするのですが、
一応、男の子だったのです。
強いて 言うなら春の日差しが余りにのどかで暖かかったから・・
まるでカミュです・・それでは。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
「失われた時の彼方へ」
●第4章-(雅) 第2話
ズボンを脱いで白い、シュミーズ一枚の姿になった直樹さんは、
ス!と先生の前に跪いた。
そしてその股間に顔を寄せていく。
そしてズボンの前を開いて・・そこへ顔をうずめた。
チュ・・チュパ・・チュ・・。
かすかに音が聞こえてくる。
何をしているのか、AVくらい見る機会はあるから
それくらいの事は中二でも分かる。
けれども・・こんなのは初めてだった。
生で見るのも初めてだし、
男同士で・・そう言う世界があることも知ってはいた。
でも、直樹さんが先生と・・信じられなかった。
「直美。」
先生が呼ぶ。
「はい。」
直樹さんは答えて立ち上がる。
そして机の下から白いブラウス、グリーンのスカート、
ベージュのブレザー・・うちの高等部の女子の制服・・を
身につけはじめた。
そして、長い黒髪のウィッグをつけると・・
そこには神秘的な・・と言って良い美しい少女が立っていた。
僕は以前見たインドの美しい少女、
吸い込まれそうな瞳を持ち、不思議な笑みを口元に浮かべている、
その写真を思い出していた。
キイ〜ンと耳の奥で耳鳴りがして、
自分のペニスが固く固く硬直しているのを感じる。
息を殺すのにものすごい努力が必要だった。
歯を食いしばっていた、と思う。
先生は立ち上がり、少女の口を吸った。
少女もそれに応える。
激しく、長いキス・・
そして少女は机に腹ばいになった。
先生はそのスカートを捲り上げる、
とそこにはむき出しのお尻があった。
何もつけていない、白い双丘。
先生は教鞭、
そんなものが未だにあるのが不思議といえば言えるが、
そうとしか言いようのないものを取り出して、
ヒュン!と振り下ろした。
ピシィ!
鋭い音が部屋の空気を切り裂く。
もう一度。
ピシィ!
「ゥ・く・・。」
少女・・直樹さん・・直美・・?の口からうめき声が漏れる。また・・。
ピシィ!パシ!!ピシィ!
たて続けに振り下ろされる鞭。その度に、
「ヒク・・アグ・・クゥゥ・・」
ひくく押し殺した少女・・直美・・の声が部屋の空気を震わす。
「アゥ・・ア・・ウゥ・・。」
ピシ!バシ!ピシィ!
「どうだ、直美・・どうだ?」
「ハイ・・すごい・・イイです・・先生・・雅さん・・
もっと、直美を打って・・!」
言葉を交わしながら鞭打ちは続く、そして、
「アウ!」
と直・美さんが声を上げて・・
先生は鞭を捨て、少女の背後から覆い被さるように体を重ねた。
そして右手を散々打ち据えた二つの丘の間に差し入れていく。
「直美、随分感じるようになったな。」
「はい、先生のお蔭です・・私、うれしい・・。」
耳を疑うような会話が二人の間で交わされて、
ぐい、と先生の手に力がこもったのがわかった。
「アァアッ!」
顔をそらせ、低く叫びを上げる直美さん。
そして机に突っ伏す。
「ウウ・・クゥ・・ゥアァ・・。」
うめき声を上げている。
先生の指が直美さんの中を嬲りながら、何かを塗り込んでいく。
それが何なのか、そのときは知らなかったけれど・・。そして、
「直美、挿れるぞ。」
声を掛けると
「はい、先生・・雅さん・・来て・・早く、来て下さい!」
まるで本当の女性のような声で直美さんが訴えた。
そしてズボンを下げた先生の股間のものは・・
黒く、たくましく・・自分やクラスの連中なんか話にならない、
あたりまえといえばあたりまえの、その立派な男性のペニスが、
直美さんの双丘の間に押し当てられた。
そしてそのままぐう!と体を静めていく。
「クァ・・ア・・ゥ・ハアァ・・・!」
食いしばった歯の間から漏れてくる、直美さんの押し殺したうめき。
それは僕に気の遠くなるような刺激を与えて、
思わず固く勃起したペニスに手をやってしまった。
そのままぎゅ!と握りしめて耐える。
瘧のように体が震える。
ゆるゆると、体を動かし始める先生。
それにつれて少女、直美さんの口からも喘ぎ声がもれてきた。
「ァ・・ウン・・ア・・ア・・ゥ・・。」
AVなんか問題にならない生々しい喘ぎ声・・
あんな声が、男性の喉から出るなんて!
そして先生の右手がスカートの中に差し込まれ、ペニスを愛撫し始めた。
「クゥ・・クゥァ・・クゥ・っクぅン・・。」
おそろしく可愛らしい声で直美さんは鳴いていた。
そして自分の尻を先生の腰に擦り付けるように丸く動かして・・
その姿は、ものすごく・・綺麗だった。
とても淫らなのに、それでいて神々しいまで美しい・・。
額から首筋にかけて、薄く浮かんだ汗が低い照明を反射して、
輪郭を浮かび上がらせ、まるで後光が射しているように見えた。
二人の動きはどんどん激しさを増していく、そして
ヌチャ!・クチャ!ヌチャ!ヌチュ!クチャ!クチュ!
ペニスが肛門を擦る、その音が僕のところまでも聞こえるほどになった。
「ぅ・ク・・ヒ・・ヒィ・・ク・・クぅ・・!」
直美さんの上げる声が切迫したものに変っている。
両手を机に突っ張り、お尻を振りたてて、
もっと深く、つよく、感じようと・・。
「ウン・・ム・・!」
先生の口から唸り声が漏れた。
そしてぎゅうう!と少女を抱きしめる、と同時に
「ァ・アァ〜〜ァ〜〜ォオ〜〜オ〜〜ゥ・・ウ・・・!」
直美さんの口からかすれた、
しかし明らかにそれとわかる声が発せられて・・
二人は折り重なって机に突っ伏した。
僕の指には・・ねっとりした自分の体液がからみつき、
パンツの中はベトベトに汚れていた。
体をぴったりと密着させている二人を見つめ、
僕は口をカラカラにしてロッカーの陰で硬直している。
やがて二人はゆるゆると体を起こし、
そしてまた・・熱い口付けを交わした。
それから、寄り添って部屋を出ていく。
電気を落とす時、先生は振り返ってじっと部屋の中を見ていた。
そして片眉をちょっと上げ・・スイッチを落とした。
暗闇の中で、冷や汗と、脂汗と・・
そして自分自身の体液にまみれて・・
僕は荒い息をついていた。
頭の中には今見た信じられない光景が走馬灯のように駆け巡り、
僕を混乱に陥れる。
わけの分からない感情が渦を巻いて・・。
しばらく暗闇の中でじっとしていた。
誰が来ると言うわけでもないのに、怖かった。
そして、そろそろと立ち上がり、給湯室へ向かう。
手を洗い、顔を洗い・・パンツも脱いで洗った。
射精したパンツをお袋に洗わせるなんて恥ずかしくて出来ないから。
そしてズボンの下に何もつけずに帰った。

続く




アニト(12月23日(土)00時15分46秒)
山崎アカリさん、こんばんは。
「やりたい事、好きな事、と天与」がイコールであったなら、
それはそれで物足りなさを感じるでしょうね。
ないものねだりは人間の業でもありますから。
努力すれば結果は出る、とわたしは信じているのですよ。
人の綺麗さ・可愛さは外見だけではなく
アカリさんは素敵な人だろう、とも。
「汝自身を知るための『空想デート』」

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