私は21歳以上です。



  新体操倶楽部 part 3

                        作:テンちゃん
                                 
   第2種目  平均台とボール

 「舞!、、また出掛けるの?、、晩ゴハンはいいの?、
、、、、、、ったく、あの子ったら、、、、、、」

 舞が玄関で靴を掃いてるとき、母がなにやら奥の方でぶ
つくさ言うのが聞こえたが、彼女の耳には届いていなかっ
た。
 そんなことよりも予定の時間を大幅に過ぎてしまってい
る! サッとシャワーを浴びていくつもりが風呂がわいて
いた為、湯船に入った。そこまではいい。しかし、連日の
練習のせいだろうか? あろうことかウトウトとしてしま
い、母から声をかけられるや否や、慌てて風呂からあがり
着替えてきたのだった。
 彼と部員達はどうしているだろう?
 舞は降り続ける小雨の中、傘をさし、小走りに体育館に
急いだ、、、、、、

 一方、現場の体育用具室では小島の悲鳴がこだましてい
た。途中から何事かと覗きにきた弥生を含む総勢7人の部
員が、いやがる小島をムリヤリ競技用の平均台に素っ裸で
仰向けに寝かせ、両手、両足は平均台をくぐる様にしてリ
ボンで縛り、上半身は例のごとくリボンでグルグル巻きに
されていた。
 筋肉質の小島だが、さすがに女子7人には抵抗できなか
った。実のところ、一人づつ殴り飛ばすこともできたが、
ケガでもさせたらそれこそ後々面倒になる気もしたし、こ
こは黙って彼女達の言うことを聞いてようと小島は判断し
た。もっとも、それだけの度胸もなく弱みを握られている
彼にとって、選択の余地はなかった。。しかし、平均台に
拘束されるとは、、、、、
 その固い木材で出来た細長い物体は、小島の健康骨やら
腰骨にゴリゴリとした鈍痛を与えていた。
 
 「弥生、あなたって、こーゆー時は協力してくれんのね
!、、、、普段からこうだったらもっといいのに!、、、
、、、いい?、、ここで起こったことチクッたら、、、、
、、、、、分かっているわね!」

 「、、、言いませんよ、千秋先輩!、、、それより私、
こーゆーの、なんてゆーんですか?、、、、『逆レイプ』
みたいのって、すっごい興味あるんです!」

 脅迫する様に言った千秋だったが、普段、口数が少ない
弥生が目をらんらんとさせ興奮気味に言ったので、一同は
半ば唖然となった。

 「、、、ち、ちょっと、、な、なにする気ですか?、、
、、!?、、こんなことってマズイでしょ〜、、、」

 小島は千秋が中心になり、なにやら話合ってる部員達の
輪に向かい叫んだ。

 「、、、、うっるさい男ね〜!、、よ〜し!、、、、、
、、、、グッ、グッ、、、キュ!、、、、、どう?これで
な〜んもおしゃべりできなでしょ!」
 
 留実は用具室にあった、リレーなどで使うのだろうか?
白のバトンで小島に猿ぐつわをした。丁寧なことにソレに
リボンを通して頭でキッチリと結んである。

 「マ〜ジ〜?、、、これってホントの逆レイプみたいじ
ゃん!、、、あ〜、なんかこーふんしてきちゃった!」

 と他の部員が言う。

 「、、ぐ、、むぅ゛゛、、、ふぐぅ、、、、ぅはぁ」

 喋ろうとすればするほどバトンが口に食い込む。小島は
口もとからヨダレが垂れるのを感じながら必死に呼吸をし
た。
 さきほど発射を終えたばかりだというのに、小島の息子
は、その彫刻の様な体に比例してたくましく上方に軌道を
とった。

 「ウッソ〜!、、、まだ、な〜んもしてないのにこんな
おっきくなっちゃって!、、、、カワイイ、、、、、
、、、でも、恥ずかしくないの?、、み〜んな見てるんだ
よ!」

 千秋は挑発する様に言うと、その光沢のあるエアロビク
ス用のタイツのまま小島にまたがり、ピンクのブラジャー
を取ったかと思うと、ソレで更に小島の口元をゆわいだ。
 千秋が自分に乗ってきたトタン、背中から腰にかけて今
まで鈍痛だった痛みが激痛に変わった。
 いくら女の子とはいえ、その全体重がわずか7〜8センチ
の面積の平均台で小島の腰にかかる負担は計りしれない。
 
 「、、、あれっ〜、こしがイタイの〜?、、、そうだよ
ね〜!、、、、下は平均台だもんねっ!、、ンふっ、すぐ
には入れてやんないよ!、、、、、まずビンビンにしてか
らだネ!、、、ほぅら1年!、、、ボーっとしてないで体
中ナメナメしてあげなっ!」

 そう言うと千秋は、、、、、、えっ!?、、、なにかの
見間違えだろうか?、、、、いや、それは事実だった。
 なんと千秋は後輩から新体操で使うボールをもらい、ソ
レを片方の指先から肩へ、そしてまた片方の指先へと流れ
る様な動きで操っているではないか!
 この一見、変哲に映る行為が小島の無力さを助長させ、
彼自身『犯されている』ということを自覚した。
 彼女が右、左とボールを移動させる度に微妙に体重が移
動し、激痛と気持ちよさがゴチャ混ぜになり小島は喘いだ

 さらに首もとが動かない為はっきりと分からないのだが
、複数の舌先が小島の胸や脇腹、あるいは耳の中まで怪し
げに這っている。
 彼女らの息使いからすると3〜4人はいるだろう。
 と、いきなり新体操で流れるクラシック風のBGMがど
こからともなく聞こえてきた。

 「この方が不陰気でますよね?千秋先輩!」

 「、、、気が利くじゃん!弥生!、、、、ちょうどいい
練習になるわ!、、、すっご〜い!、、、もうビンビンだ
ね!、、、、さぁ〜て、とそろそろ入れてあげよっか〜?

 
 むろん、答えることのできない小島。
 千秋はおもむろにタイツに指で切れ目を入れると、火照
った顔に小さなエクボを作り、小島のソレを当てがった。
 
 「、、、、んぐっ!、、くぅはう、、、んっ!」

 何度か経験のある小島だったが、女の子達からムリヤリ
束縛され、まして強引に挿入などされたことのない小島に
とって、その行為はあまりにも過激であり理性を失わせる
には十分だった。
 目下、学園きってのアイドルである千秋が、この様な性
癖の持ち主であったということ、更にその千秋が今自分の
ムスコをその花園に導き入れ様としてるサマ。これらのこ
とを連想し、意志とは全く逆に小島のモノはいきり立った

 空手部ということがそうさせたのか、男のプライドなの
か、いや、やはり今付き合ってる彼女に対する良心だろう
。小島にはちゃんとした意志があった。
 まだしも射精させられるだけならいざ知らず、今日初め
て会話し、色恋まで発展してない男女が性交をするなど小
島の理念、思想には相反するものだった。

 「、、、ンゥ、、クフゥ〜、、、ンッ!、、弥生!、、
、やっぱ生が一番よね!、、、えっ?大丈夫、今日は安全
日だから!、、、、、、、、、、、小島君!体に似合って
サイズも立派ねっ!」

 千秋がそう言った瞬間、彼女の体温と肉壁に包み込まれ
た感触が小島の局部に走った。
 新体操をしているせいだろうか?その締め付けは彼が今
まで体験したことのないもので、真綿の様に時にキツく、
時に優しく収縮している。

 「、、、、むっ、、むぐぅ〜、、、クハッゥ、、フぅ」

 何も喋れず抵抗できない彼に対し、留実が首もとのリボ
ンを少しだけ緩め、まるで病人の頭をかかえる様に腕を差
し入れ、あどけない顔を上気させて言った。


 「ほぅ〜ら、こーすると良くみえるでしょ?、、、、、
、ねぇ、、、ほら千秋先輩のが君のを食べてんだよっ!」

 千秋はこの間ほとんど動いていなかったが、その様子を
確認すると、流れる音楽に合わせボール体操を始め、同時
にゆっくりと腰を動かした。
 今、小島の視界には自分のモノを根元まで結合させた千
秋が可憐、いや妖艶に流れる様なスムーズな動きでボール
を繊細に操っているのが映っている。ソレはまるで妖精の
ダンスの様な、なんとも言えぬエロティックな香りをかも
しだしていた。
 
 「、、、うわぁ〜!、、、なんか千秋先輩すごいなぁ!
、、、男を犯しながらボール体操するなんて!、、、、、
、、やっぱウチらとは格が違いますね!」

 小島の体を愛撫してる誰かが言う。 と、流れているB
GMが音調を変え激しいビートを刻みだした。それに伴い
千秋の腰使いも加速する。
 競技用の平均台は高さもある為、千秋のタイツを掃いた
両足は地面に届かず、あたかも振り子の様にブランブラン
と揺れ、ソレに比例して引き締まった腰をふる。
 小島の腰骨、尻骨はその度にグリグリと平均台に擦られ
、焼ける様な痛みが襲った。反面、新体操で鍛えたナメら
かな曲線を描く千秋の肉体を強引に見せられる視覚効果と
、今だにネチョネチョと体中をナメまわす舌先の感触。そ
れらが一体となって小島の射精を早めた。

 と、何を思ったか留実が頑丈にゆわいである猿ぐつわを
解きほどいた。

 「、、、ほらっ、こじま〜く〜ん、、、なんか泣き言
ゆーなら今しかないよっ」

 「、、、んっ、、、クゥ、!、ふっ、は、、ダメッ!、
、、、私、マジイッちゃうかも!!、、、、クンゥ、、、
、、、、カッハァ、、ふんっくぅ!」

 千秋は唇を噛みしめ快感に浸っている。
 そんな彼女に小島は訴える様に口を開いた。

 「、、、んっ、、んっ、、ち、千秋さん!、、ち、ちょ
っと、、まって、、だ、、だめ!、、そそ、そんな動いた
らっ、、、アッ、、だっ、、な、ななかにでちゃ、、う!
、、くぅ、、だ、だめぇ!」

 この期に及んでも小島の考えは変わっていなかった。最
低、最悪、中出しだけはなんとしても避けたかった。
苦悶の表情で訴える小島に隣にいた弥生が青冷める様なこ
とを言い放った。

 「、、、あらぁ〜、、なに言ってんの?小島?、、どっ
ちにしろノゾキのこと、み〜んなに言うつもりよっ!、、
、、ついでにアンタに全員犯されましたってね!、、、、
、、、それと、高校は違うけどカズミちゃんだっけ?アン
タの彼女にもトーゼン伝えるわ!、、あと市内にあるぜ〜
んぶの高校にいる私の友達にさっきメール送っといてあげ
たから!、、、ふふっ」

 片手に携帯をちらつかせ、弥生は小島の言い分など聞く
もんですかとばかりにBGMの音量を上げた、、、、、

  次に続く


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