私は21歳以上です。



     裏・山岳救女隊 

                        作:テンちゃん  

その2

           
 途中何度か転びながら近付くにつれ、その体型から全員
女性であることがわかった。が、無論、二人にはそんなこ
とはどうでもよかった。

 「ハァハァ、、、キ、キミ達、、たのむ!!、、助けて
くれ!、、、上にも仲間がいるんだ!!、、ハァ、、、、
ゲホッ!、、それにしてもこんなところで人に会えるなん
て、、、ま、迷ってて、、」

 先頭を歩いていた女が心配そうな顔で二人を見る。
 彼女達はよほど登山慣れしているのだろう。女だけで多
少不安だったが息ひとつ切らした様子もなく、見た限り、
装備もしっかりしていた。

 「、、だいじょうぶよ、、おちついて話してちょうだい
、、アナタ達のほかに、、上にも二人いるのね、、でも、
今は自分達のことを考えた方がイイわ、、、ねぇ!テント
出してちょうだい!、、そうね、あの辺に、、」

 後ろの女にそう言うと各自、分担して作業にはいる。三
上の思ったとおり相当山に慣れているようだ。設営場所も
マニュアルどおりキチンとしている。

 「フフフ、、さむかったでしょ、、、夜は危険だわ、、
この辺はナダレも多いし、、明日になったら上に向かいま
しょう、、」

 「キ、キミ達は、、ずいぶんココに詳しいんだね、、、
まるで救助隊みたいだ、、、」

 「、、、、、、、、、、、、、、、、、フフフフフ」

 テント内。防寒具に包まれてよく見えなかったが、どの
子も美しい顔立ちをしている。
 隣では、助かった喜びで舞い上がったウルサイ本田が、
ココに至るまでの経緯を説明している。

 「、、キャハハハ、、そぉ〜なんだぁ!、、ね?、、、
そろそろ寝た方イイんじゃない、、明日はやいよぉ!」

 本田のやつ、、まだ起きてんのか、、ったく、しょうが
ないやつだな、、フッ、、
 最後まで、、最後まで数人の喋り声がしたが、、この閉
ざされた冬山では『子守歌』に聞こえ、、決して悪いもの
ではなかった、、、、、、

 ヌププゥ、、という粘液の音と、自分のイチモツが狭い
空間にねじ込まれる感触でパッと見覚めた本田。
 訳がわからず先に寝た三上の方を反射的に見た彼は開い
たクチが閉じなかった。

 死んでいる、、、!!、、蒼白になった顔はテント内の
ランプでも見てとれた、、
 そして、、うえ、、、若い裸体をさらけだし、、クチに
指をくわえながら一定のリズムで腰をつかう女。

 「フフ、、起きちゃったの?、、、苦しませないでイカ
せてあげようと思ったのに、、、」

 <隣>を見ると、はじめ出会った女がスゥ〜ッと凍てつく
ような切れ長の目で自分を捉える。そんな目で、、、、
 
 え!?、、、、クッ、、、ちょ、、、まっ、、あ!!

 自分の体がビクビクと波打ってる最中も、隣から覗き見
るその女と視線が合ったままだった。
 上の女も短い声をあげ、柳のような体をゆっくり折ると
、本田にとっぷし果てる。
 いつのまに裸にされたのか、ユラユラとした『湯気』が
欲情で燃えた自分の肉体から発散している。
 
 「フフフ、、、トロケちゃいそうなオメメね、、わたし
わね、、オトコがイク時の顔を見るのが好きなの、、」

 まだヒクヒクと体が震えていたが、どうやら<次>の女が
乗ったらしい。隣の女の『瞳』に吸い込まれたような本田
の目。

 「じゃ、、、アタシ最後ね〜!、彼と違っておっきいネ
、、キャハハ、、、、、、ん、、、、ンァ」

 さ、、最後、、?そ、、そしたら俺はココにいる全員と
交わったのか?
 ど、、どうりで、、、からだが、、、
 み、、三上も彼女達に?、、、な、なんてこと、、、
  
 「フフフ、、そうよ、、、三上クンだっけ?、、彼は4
人目でギブアップだったわ、、、アナタと違っていろいろ
悩みごともあったんじゃない、、、、精気があまりなかっ
たもの、、、、ね?、、助かりたい?、、そのかわり一つ
条件があるわ、、今後いっさい<登山>を辞めること、、、
出来れば他の人にも言ってもらいたいわね、、それと」

 彼女が喋ってた途中、通算7回目の射精を終えた本田は
再び暗い闇に引き込まれていった、、、、、、、、

                     
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