私は21歳以上です。



  お仕置きポリス(Part 3)

                                  作:てんちゃん
                                 

      第5部   お仕置き

 「うぅ〜ん。ん?」
 何分、いや何時間位経ったのだろう。気がつくと、やは
り足に手錠はされているが、明らかにさっき居た部屋とは
違うのを感じた。
 はじめサトシは夜かとも思ったがそうではないらしい。
部屋自体が薄暗いのだ。体勢もイスに座る様な姿勢から仰
向けにさせられている。
 ふいにサトシは両手が自分の胸でクロスしていることに
気付いた。以前、テレビか何かで見たことがあるとサトシ
は思った。アメリカなどで凶悪犯罪者に使われる拘束衣で
ある。
 サトシは両腕に力を込め解放しようとしたが、特殊な繊
維で出来ているのか、クロスされた腕はわずかにも動かな
い。
 この部屋は4畳半ほどでサトシが寝かされてる薄汚れた
パイプベッドの他は何もないと言っていい。そのベッドの
パイプ部分に丁寧に片足ずつ手錠がされている。
 何とか腹筋を使い上体を完全に起こしたのはいいが、両
手が使えないのでは意味がなかった。畜生め!そう心の中
でつぶやくと童貞を奪われ、まるで玩具みたいに自分を扱
ったあの女どもに腹ただしさを覚えた。
 周りはコンクリの様なもので塗りかためられている。天
井には点くのかわからぬ裸電球がぶらさがってるだけだ。
 サトシは上体を起こした姿勢で辺りに視線を巡らした。
左側に黒く太い鉄のサクが、ちょうど押し入れのふすまほ
どの大きさで2枚並んで、その奥は薄暗いながら廊下にな
っているのが見てとれた。
 まさか!!そう、今サトシは暗くカビ臭い地下の牢屋の
中にいる。
 「ヵッーン、カツーン」
 誰かがこちらにやって来る足音が遠くから聞こえた。そ
れは、まぎれもなくユイとナオだった。
 「やっと気付いたみたいね、坊や。どう?牢屋で監禁さ
れる気分は?」
 そう言うとユイは、そのエロティックなホクロのある口
元に冷ややかな笑みを作った。
 赤いポリス制服がわずかな光を反射し、彼女のスタイル
を浮かびあがらせる。
 それを見たとたん憎悪の想いとは逆に、この女性、昔何
かのテレビ番組で出てきたレースクイーンに似てるなと、
サトシは思った。
 ナオが鍵を取り出し南京錠を手にとった。
 「ガシャ、ガシャ、ギィー」
 ユイは、そのモデルの様な肉体で、いかにも重そうな、
しかしセクシーな格好で扉を開け、ゆっくりと品定め
するかの様な視線をサトシに向けた。
 ユイの目はナオの様な猫型のドングリまなこではなく、
どちらかと言えば切れ長で、かと言って小さくもなく、美
しい流線型を描き、艶のあるまつ毛を軽くカールし、アニ
メに出てくる美人の保健の先生の様な、完成された大人の
魅力を感じさせる目もとだった。
 しかし、それは時として美しいゆえに、人になにか冷徹
な印象を感じさせた。
 又、顔全体は間近で見るとナオより小顔でどこか日本人
離れした、ハーフの様な感じさえした。
 サトシは上体を起こした姿勢のまま、すぐそばまでやっ
てきた女性二人に背筋が冷たくなるのを感じた。
 「あんたら本当に警官なのかよっ!こんなことしていい
のか?」
 サトシはあらん限りの勇気と知恵を出し、不良ぽくはき
捨てるみたいに言った。それに答えたのはナオだった。
 「もち、本物だよ、ほらっ!」
 そう言うと一瞬だけ彼に黒い手帳をかざして見せた。本
物の手帳かどうかもこの暗がりでは解るはずもない。そん
なことよりもこの状況を何とかしはければとサトシは思っ
てた。
 「仮に私達が偽物でも何だっていうワケ?訴えるんなら
訴えれば?でも、そんなことしたら恥ずかしいのは君の方
かもね。世間に『僕は女の子から犯されました』って公表
するようなものですもんね。」
 ユイは、薄いワインレッドを塗った唇で、そう言い、で
きの悪い生徒に説教をする女教師の様にベッドに座り、ま
さにカモシカの様な薄茶色のストッキングを履いた足をス
ッと組み、ビニール製の警官帽子をとった。
 ナオが裸電球のスイッチを入れるまで解らなかったが、
さきほどとは違い、ユイは明るいチョコ色の髪を後ろで束
ねており、一層女教師をイメージさせた。
 サトシは改めて輪郭の小ささと、整った顔立ちに驚き、
この、自分より明らかに大人の女性は、高校くらいの時は
一体どんな感じだったのだろうと頭の奥底で連想した。
 ナチュラルメイクを施したすべる様な顔肌は、何でこん
なに白いのだろと思うほど透明感があり、それがかえって
幼いサトシには冷たく感じた。と、二人がアイコンタクト
をしたのをサトシは見逃さなかった!
 「じゃ、そろそろはじめよっか!え〜い、パンツおろし
ちゃえ〜!」 
  
  第6部  取り調べ
 
 いきなりナオはそう言うと一気に彼のパンツを下ろし
た。
 「わぁああ、や、やめろよっ!よ、よせよっ!」
サトシはその束縛された不自由な体をイモムシの様にくね
らせ懸命に抵抗した。
 後で思ったのだが自分が気を失ってベッドにくくり付け
る前にいくらでも下着は脱がせたはずである。この女達は
こうして抵抗される喜びも知っていたのだ!
 サトシの顔はひきつり、恐怖と恥ずかしさに震え、これ
から料理される自分の運命を呪った。
 「あっれ〜?変ね〜?全然元気ないじゃん?」
 キョトンとた顔つきでナオはそう言うと、珍しい生き物
でも見つめる様な視線を彼のイチモツに向けた。
 「大丈夫よ、すぐに元気にしてみせるわ。」
 ユイは自信たっぷりに、しかし、冷やかで静かな口調で
そう言うと、ベッドに座った姿勢のまま、おもむろにサト
シの唇を自分の唇でふさいだ。
 「うぷぅう、ふンンぅ、むふぅンゥ」
 余りに唐突のことだったのでサトシはかなり動揺してい
た。
 あの色白の卵の様な肌とは対称的な、ワインレッドの口
紅を塗った形のいい唇が、今、自分の唇に押しつけられて
いる!
 彼は本能的に上体を倒そうとしたが、ユイの細い左手
が彼の後頭部にあてがわれ、それを阻止した。
 見た目とは違い肉付きのいいユイの唇はピッタリと隙間
なく彼の口元を塞ぎ、呼吸することを許さない。
 「んフゥ、ンゥ、、、んゅュウ、んふぅぅ」
 軟体動物の様な彼女の舌先が行き場を求める大きなヒル
の様に執ようにサトシの歯をノックし、こじ開けようとし
ている。
 「んっ、グチゅ、くゥ、、、、くるしぃ、く、ねちぁゃ
、ウッむぅ、、、、ぐぴュう」
 必死に苦しさを伝えようとするが言葉にならない。
 たまらずサトシはユイの舌先を受け入れた。彼の口内で
自由気ままに踊るユイの舌。サトシの口内はユイの舌に隅
々まで這われ犯されていた。
 サトシは自分の太股辺りにもう一つのヌメェーとした感
触があるのに気付いた。
 それはナオの舌だった。直接イチモツはナメずに内モモ
のあたりを、猫がミルクをナメる様にゆっくり丁寧にナメ
ている。
 と、ユイは空いてる右手でサトシの鼻をつまんだ。その
白魚の様な細い指は想像以上に力があり、鼻からの呼吸も
遮断した。
 「ねぇ、ねぇ、ユイ聞いて!やっぱりこの子責められる
の好きなんだぁ」
 ナオはサトシに折檻中のユイに向かい、子供の様にはし
ゃぎながら言った。
 口と鼻を塞がれ、そして後方に上体を反らすことも許さ
れないサトシは息苦しさに反して、局部に血流が集まるの
を感じ、今まで体験したことのないゾクッ、ゾクッとした
一種の電気信号が体全体を包むのを覚えた。
 サトシは、苦しさのあまり首を赤ちゃんがイヤイヤをす
るみたいに左右に振るが、ユイの細く柔らかい腕がサトシ
の後頭部全体を抱く様に包み巻き、それをも阻害した。
 首すら動かせないサトシは、彼女に肺にある空気を全て
吸われている様で一瞬目の前が白みがかった。 
 と、突然ユイは唇を離し、鼻の指も解除した。 
「ぷっ、ぷっは〜っ、ひゅ〜ぅ、、ウッ、、、、ゴホッ、
ゴ、コボッ、ゴゥホゥゥ!」
 新鮮な空気を肺一杯に吸い、サトシは激しく咳こんだ。
さっきナオから受けた胸による拷問とは違い、なにか暴力
的だった。あと数秒呼吸できずにいたら本当に窒息しただ
ろう。
 ユイはサトシに数十秒、呼吸する時間を与えこの行為を
何度も繰り返した。
 
  第7部   検挙

 何度めだろう?ユイは今まで鼻にあった右手を離し、ソ
レで既に立派になったサトシの肉棒を包みこんだ。
 ナオはというと、サトシの後ろがわにまわり、まだ幼い
少年の首すじ、耳の裏のあたりをピチャ、ピチャと音をた
ててナメている。時折、耳元にナオの発情した吐息があた
るのを感じた。
 その体温のある小さな舌はこそばゆい様なゾクゾクする
感触をサトシに与えた。
 あいかわらずユイの唇はサトシの唇を奪い続け、肉棒を
包む柔らかな右手は動かすでもなく、ただ添えられていた

 ユイは、はちきれんばかりに小刻みに躍動する肉棒の先
端に細く透き通る様な人指し指を乗せると、なぞる様に愛
撫しだした。
 と、サトシの唇を解放したユイは、いかにも年上の姉の
様に笑みを作り、しかし、肉棒の先端をナゾりながら、な
ぐさめる口調で言った。
 「んふふっ、こんなに元気にしちゃって、、、ほらっ、
見て、ここっ!こんなに赤くおっきくなってるよ、、、、
ねえ?ちゃんと見て!、、、、何かしら?このネバネバし
たものは、、、? ねえ?聞いてるっ?」
 そう言うとユイは、先端部分をマウスをクリックするか
の様に時に強く、そして優しくダンピングした。
 その白い指先と赤く熟した先端の間からは、クモ糸の様
なネバりけのある粘液が伸び縮みしていた。 
 サトシはちゃんと聞いていた。その甘くむせぶ様なユイ
の声を彼は聞いていた。だが、目は固く閉じ、歯をくいし
ばり、できれば耳も塞ぎたい!
 今、目を開け、ユイのとろける様な目つきと、そのスッ
と伸びた白い指先が自分のモノを弄ぶサマを見れば、間違
いなく暴発してしまうだろう!
 「、、、、ふぅ〜ん、見ザル、言わザルってわけねっ!
でもねっ、坊や、ガマンは体にどくよ!、、、このオイシ
そうなソーセージ、おねえさん食べちゃおうかな〜?」
 それが合図だったかの様に、今まで買ってもらったアイ
スクリームをなめる様にサトシの後方部を責めていたナオ
は、サトシの上体が動かないように、ユイとは対称な日焼
けした肉付きのいい両腕を彼の上半身に巻き付けてきた。
 サトシは、背中に弾力のあるナオの乳房を感じ、必死に
抵抗しようとしたが、やがて、観念したかの様におとなし
くなった。
 

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