私は21歳以上です。



      カリスマ

                        作:テンちゃん  
その8

 第9試合  必殺8の字固め


 ツヨシは焦った。というよりも『覚悟』した。今、敵コ
ーナーで行われた『ショー』を見せられ落胆と諦めが半々
に混じった複雑な心境の彼。
 その彼に『延命措置』がとられる。

 「、、、ツヨシ君、、、もう少し待っててね、、、、、
、まだまだ彼には教えることが山ほどあるわ、、、」

 すでに気を失い、弱よわしく吐息をつく逆さのテツヤを
『二人の妹』が彼の手首に絡んだロープをあーでもない、
こーでもないと外すさまを見つめながら、呆気にとられた
ツヨシに言うナミ、、、、、

 どれほど時間が経過したのか、始めテツヤは解らなかっ
た。ただ、ワァーーという歓声がボリュームつまみをゆっ
くりとまわすように耳に聞こえてくるのと、両足に鈍い痛
みが走るのを感じとり、もうろうとした意識でソチラをフ
ッと見やる。
 次に彼の脳裏に浮かんだセリフはこうであった。
 
 『まだか、、、、この女共はまだ俺を解放しないつもり
なのか、、、、』 

 『足四の字』をストッキングを履いたままテツヤに掛け
たリナはニコッと頬笑むと開口一番こう言った。
 チャイナドレスの裾から覗くガーターベルトが、その肉
付きのいい太股の上で伸び縮みし、なんとも色っぽい。

 「、、オッハー!、、、、やっと気付いたね!、、、、
、、お楽しみはこれからよ!!」

 リナはナミほど整った顔立ちではなかったが、いや、な
んというか非常に『慈悲』に富んだ優しい顔をしていた。
 ナミの場合あまりにも『完成』された美しい顔だった為
、性格なども踏まえ時に『冷たい』印象を人に与えた。
 その点リナは、その『眉』も適度にほどよく下がり、顔
全体にカドがなくフンワリと『女性的』だ。
 その柔らかな顔は『聖母マリア』をほうふつさせ、全て
の罪を許してくれそうな『憂い』に満ちた顔つきだった。
その為ナミとは違った美顔で、顔だけでは一番人気と言っ
ても過言ではない。
 ナミが『男性からウケられるモデル顔』に比べ、リナは
『女性にウケられる愛敬顔』といったところか。
 ユウナは声といい動作といい、男女を問わず守ってあげ
たくなるような『可愛い、愛くるしい』かんじがした。
 5年間近く『カリスマ』と呼ばれる彼女達の秘密がココ
にもあったのだ。

 「、、、、アハッ!、、、、やっときづいたね〜!、、
、、ゆーな、シンパイしてたんだよ〜!、、ほんとだよ!
、、、、、ごめんね〜!、、おわびにぃ〜、、と〜ってお
きのやつあげるから!、、、、ん〜しょっと、」

 そう言ったユウナはよっぽど『その技』が好きなのだろ
う、『首四の字』を掛けるため彼のアゴを片手でクイッと
上げると、ふ〜んわりとした『ピンクルーズ』をスゥ〜と
あてがう。
 いくらか抵抗を試みる彼だったが下半身はリナに『足四
』を掛けられてる為ほとんど意味をなさなかった。
 自分のふくらはぎに彼のアゴ下の感触を確かめると、ユ
ウナはもう片方の脚を素早くフックさせた。
 技が『完成』したユウナは一度キュッと太股に力を入れ
『余計な隙間』をなくし、ココア色の水みずしい自分の太
股に<拘束>された男を見やる。
 ミニスカの制服から惜しみなく露出した太股の内側に、
自分の倍はありそうな大男が苦しみの表情を浮かべると途
端に『蜜壷』からは新鮮な蜂蜜がジワリと滲んだ。
 
 「、、、、ホッ、、、ラァ!!、、きもちイイでしょ!
!!どう?、、、ぅん?、、ゆーなはキモチいーよ!、、
、、、ねぇ?、、このワザなんてゆーか知ってる?、、4
+4で『8の字固め』!、、、な〜んちゃって!、、」
 
 上半身や背筋を使い必死にもがくテツヤだったが、もが
けばもがくほどユウナのムッチリした若い両脚は頭部の『
隙間』をなくしていく。

 「、、!!!!、、ッカァ、、、クハッ!!、、!!」

気管を圧迫する『ピンクルーズ』を唯一自由な両手でかき
むしるテツヤ。
 彼女は時折クイッ、クイッと腰を使うので嫌でも弾力の
ある『ふくらはぎ』が彼のあご下に食い込む。

 過去何人の男がこの『ピンクルーズ』の犠牲になったろ
う。
 中学の時、始めて人を『オトして』以来、この技に限ら
ずユウナはオトすことの『快感』を知った。
 『オトす』にはちょっとしたコツがある。『気管』その
ものを締めると相手も窒息しかねないので、『頚動脈』を
圧迫する。
 オトされる側も『オチる間際』気持ちいいのか、失禁や
射精する者までいた。
 いつだったか、体育館でユウナにつっかかってきた身の
ほど知らずな下級男は『首四』でオトされては気付かされ
、またオトされてと5度も繰り返してやった。
 最後の方は顔をグシャグシャにし懇願してきたがユウナ
は容赦せず(といっても自分が気持ちいいからなのだが)し
っかりオトしてやった。

 そんな過去に思いを巡らしユウナは『わざと』テツヤの
頚動脈ではなく『気道』を塞いだ。
 
 「、、、、な〜ぁに〜?、、、クルしいのぉ?、、、、
、、『ぷろれす』バカにするからだよ〜!!、、、、、、
、ねぇ、、、、ゆーなに『ゴメンナサイ』する?、、」

 ミッチリと締まった肉壁の中で右往左往アタマを小刻み
に動かすテツヤ。

 「、、、だ、、だからさっきから謝ってるじゃないか〜
!!、、、、、ゴ、ゴメナァゥ!!、、ゥゥゥゥ!!!!
!!!」

 『サイ』を言いきる前にムギュウと力を入れるユウナ。

 「、、え〜?、、、なになに?、、、なんつったのいま
!、、、『ゴメ』?、、、そんなんじゃワッカンないよ〜
!!、、、え?、、、ほらぁ!!、、」

 楽しそうに遊びながらも段々と『欲情』していくユウナ
。すでにテツヤの後頭部から首にかけて、ネタァ〜とした
ユウナの蜂蜜が甘い香りを放っている。
 
 テツヤは彼女に何を言っても『無駄』と思ったのか、チ
ラリと視線をリナの方に向けた。
 この時彼は『足四』を掛けたリナを初めて直視し、なん
と『優しい』顔をしているのだろうと思った。
 金髪のポニーテールのリナは『笑顔』までいかないまで
も、緩く結んだ自然色の唇はほどよく湾曲し、長いマツ毛
の潤んだ目は慈悲に溢れていた。

 彼の視線に気付いたリナは「な〜に?」とでもいうよう
に小首をかしげる。それがまたテツヤにはたまらなく『女
性』ぽく『優しさ』を連想させた。

 だが、実のところソノ顔に似合わず『S』の素質が一番
あるのはリナだった。
 彼女に助けを求めたテツヤだったが、リナはニコッと一
微笑むとグイッ〜と腰を上げた。

 「、、、ほら!、、、こーしてほしかったの?、、、、
、え?、、聞こえねーんだよ!、、、ほらっ、ほらぁ、、
、、ユウナも腰使いなっ!、、ホゥラ!、、、なんだぁ?
、、立ってんじゃんコイツ!!、、、ハハッ!」

 その言葉使いも『顔』とはあまりにギャップがある為、
彼女を知らない『客』は始めビックリする。
 
 『芸術』の美しさとは『完全な円』に対して『線』だ。
と誰かが言ったのを覚えている。
 なるほど、、、『ビシッとキメたスーツに不精ヒゲ』や
『可愛いアイドルが土木作業着を着て汗をぬぐう』なども
そうだろう。
 こうして見ているとリナもソレに近いのかもしれない。
全く正反対の『構図』は時に人に『魅力』を感じさせた。
 ピカソの斬新な遠近感、モネの奇抜な色使い、『絵』だ
けではなく『音』もそうだ。ベートーヴェンやチャイコフ
スキー、人間は五感で感じる全てにおいて『ある種のギャ
ップ』を感じると『魅了』される。

 「、、、準備は整ったようね、、、、ふふ、、、、、、
、またこんな大きくさせて、、、」

 見るとそこには仁王立ちのナミがいた。
 ユウナは気持ちがイイのだろう。マットに当てた両腕を
ピーンと伸ばし腰をフワァ〜と浮かせる。
 彼の頭部は温かく柔らかい肉に『首吊り』されるように
グーンと上に引っ張られていた。 
 
 「、、、!!クェ、、ッッ、、、ぐェフゥ、、!!!」

 「、、、ユウナ、、、壊しちゃダメよ!、、、壊すのは
簡単だから、、、、、リナも加減しなさい、、、」

 ナミの声が聞こえたのか、今までトロ〜ンとした目でテ
ツヤの『オチざま』を見ていたユウナはストンッと腰を落
とす。

 「、、、、ハァ、ハァ、、、んもぅ!、、、もうちょこ
っとでユーナもイケたのに〜!、、、こ〜んなガタイのイ
イ男なんてメッタにいないんだよ!、、ねぇねぇ!、、、
ゆーなにチョーダイ!、、ね?、、やっぱダメ?、、」

 「、、、ったく、、、ホントにアンタ何人壊せば気が済
むワケ?、、、ほらっ!ナミねえ、ユウナに取られないう
ちサッサとヤッた方がいいよ!、、、マジで!、、、、、
、、ン〜しょっと!、、、ってゆーか、ユウナ!アンタも
そっちのロープ持ちなさいよ!」

 リナの声を合図に二人は互いに対角線のロープを握る。
これにはテツヤもたまらなかった。
 彼とリナとユウナの『長さ』を足しても尚リングの『幅
』は狭かった為、結果、テツヤの体がゴムでない限り、足
と首に相当の負担が掛かる。
 グイ〜ンと伸びるロープ。

 「、、リナねえ、、いくよ!、、だい2段か〜い!、、
ばぁじょんあ〜っぷ!、、、、せ〜の!」

 ユウナとリナは「せ〜の!」でロープの下から2番目を
グイッとつかむ。

 「!!!!!!!!!!!!!っつクッ!」

 『足四』と『首四』を掛けられたテツヤの体はロープの
反動でマットから離れたり、たまに付いたりと非常にキビ
しい状況にある。
 ココア色の『絞首台』は『4』の文字を綺麗に描き続け
、テツヤの頭髪にはミニスカがフサァ〜とかぶさる。

 「、、、、、、ねぇ?、、、、知ってた?、、、次のバ
ージョンUPして生きてたヤツ居ないのよ、、、まぁ、あ
なたには特別に違うサービスしてあげるんだけどね、、」

 ナミは、呼吸困難と苦痛に歪んだ顔のテツヤにゆっくり
と時間をかけるように言うと、『足四』を掛けているリナ
の美脚の隙間からニョッキリ『顔』を出している『息子』
を手でナデくりまわす。 

 「、、、、な〜に?、、、、さっきイったのにスゴいわ
ね〜、、、技を掛けられてるのに立つなんて、、、、、、
、根っからの『M』なのね、ん?、、そーなんでしょ?」

 『そーなんでしょ?』と言われても彼は自分自身『M』
だとは思ってなかった。
 だが、彼女達に道具ではなく『体』で『拘束』され、身
動きできない自分の中に、今までに彼が経験したことのな
い『責められる快感』が芽生えていたのは明らかだった。
 事実、ナミからソフトタッチされたナニは、むしろ前回
以上に立派におっ立っている。

 「、、、、ふぅ〜ん、、そんなに食べられたいの?、、
、、、、その代わりさっきより濃くってオイシイの出すの
よ?、、、ど〜れ、今度は下のオクチで食べてあげようか
しら、、、」

 「、、、や、ヤメっ、、、なにして!、、んだょ、、、
、、、、みんな見てるじゃねーか、、、よぅ!!」

 「、、、、まだヘラズぐち叩けるようね、、やっぱりア
ナタには『お仕置き』が必要だわ、、、、みーんなの見て
る前で『レイプ』してあげる、、、」

 彼が『答えるタイミング』だけ力を緩めるユウナ。

 「、、、チョ、、!!ちょっと!、、、!!、待って!
!!わかった!、、いや、わかりました。、、僕は無力で
到底あなた達、いや、『女性』にはかないません!、、、
、、ス、スイマセンでした、、、だから『犯す』のだけは
勘弁して下さい!、、、お、お願いです!、」

 この様子やヤリトリは観客には聞こえてなく場内がガヤ
ガヤとドヨめきだつ。

 「、、、、でも、、、まぁ、、あれね、、、お客さんが
待ってることだし諦めなさい、、これは『決まり』なの、
、、ふふっ、、、それにしても『爆発』しそうねぇ、、、
アナタのモノ、、」

 ナミは水色のハイレグをやや斜めにズラすと『8の字固
め』のまま半ば空中に浮いた彼にまたがった。

 「、、!!!!うわぁぁぁぁぁ、、、ヤメてぃ!!、、
、、、グゥむむぅ!!!!!!!!」

 と同時にリナとユウナの脚にも力が加わる。

 「、、ねぇ、、、そこから見えるかしら?、、、私の中
に入ってくの、、、ほらぁ、、、ゥハァ、、、、入っちゃ
った!、、、、ユウナも見えてる?、、、、ンッ!」

 『結合』したナミの体重が加算された為、彼の体は一応
マットには着いたが、そのぶんロープが伸び、局部に感じ
る快感と、首や脚に負荷された痛みが同時に彼を襲った。

 「、、、、ァァアン!、、とってもキモチいいわ、、、
このまま腰使ってもイイかしら?、、、苦しいでしょうけ
どガマンなさい、、、、」

 『苦しい』という類のものではなかった。
ナミがウネウネと腰を動かす度に脚はキシみ、首はすっぽ
抜けるかと思うほど伸ばされる。
 悪いことに(これもユウナの計算なのだが)ユウナの『ふ
くらはぎ』は頚動脈を若干ズレており、オチるにオチれな
い。

 「、、チェ〜!、、オネエさんばっかズルイなっ!、、
、ゆーなもシタかったのに〜!、、でもイイもんね〜だ!
、、、、ゆーなはコッチでイクんだもん!」

 プラ〜ンとロープから手を伸ばしながらボヤくユウナは
、自分もなんとか『仲間入り』したいのか、彼の『後頭部
』をスラせるように腰を使い始める。

 「!!!!ぐギギギギィィィぃぃぃ!!!!!」

 テツヤは断末魔の叫び声を上げるが、ナミとユウナの腰
使いはやまない。
 ユウナの褐色の太股を両手でまさぐってはみるものの、
そのスベスベと張りのある若い肌はソレを求めるように感
度を増していき、彼の後頭部からはシタリ、シタリと『蜜
』がしたたり落ちた。
 いまや、リナとユウナの持っているロープは大きくタワ
みミシミシとキシんでいる。

 ナミは自身も絶頂に達するのか、腰使いでは足らず、テ
ツヤの下腹部でリズミカルに曲げた美脚を擦らせ、まるで
『フォール』してるかのように彼の厚い胸の辺りを押さえ
る。
 
 「、、、、ぐぎぃ、、!や、やめ!!、、、、アッ!、
、、でちゃう!、、でちゃいますぅぅぅ!!、、、、、、
、、ウゴかさないで!、、、ダ、ダメッ!」

 「、、、ハァハァ、、えっ?、ナニ?、、、、、聞こえ
ないわ!、、、、いい?、、勝手にイったらアナタ『おし
まい』よ!、、、クゥはぁんん!!、、、ハァハァ!、、
、、ね?、、、わかるわよね?、、」

 「、、、!!こ、こしぃぃぃィ!!、、、うごかすと、
、、!、、、アアッ!!、、クハァ!!うごかさな、、、
いでぇ!」

 シュッ、シュッと自分の脇腹を擦るナミのヒザ小僧の音
が彼に聞こえてきたかと思うと、一気に快感が体全体を電
光のごとく走り抜けた。

 「、、、ダメよ!!、、、、絶対ダメッ!、、、、、、
、、イったらお仕置きよ!、、、」

 結局最後までOKをもらえないまま、ナミの腰の律動に
合わせられるように最初のミルクがほとばしる。

 信じられないことに1滴、いや正確にはわからないが、
彼が『イった瞬間』に凄まじい圧力でナニを彼女の肉壁が
締めあげた。
 しかし尋常ではない。尋常ではないのだ!!
 『圧力』は、ごく細いミルクの『通り道』をも完全に『
閉鎖』し、テツヤはイってるにも関わらず『出していない
』ことになる。

 「!!!うごがぁぁぁぁぁぁぁろ、、、、!!!」

 「、、、、さぁ、、、今のうちに戻しなさい!、、、、
、通ってきたとこ『戻せば』いいじゃない!、、ホラッ!
、、早くして!、、」

 『戻せ』?、、彼女は一体なにを言ってるんだ、、、、
、、そんなことできるワケないじゃないか!

 テツヤはビクン、ビククンとしながらも、ミルクの出口
がない苦しさに耐えながらスゥ〜と意識が遠くなるのを感
じた。
 と、同時に我慢できなかったのかユウナは『ピンクルー
ズ』を彼の頚動脈に食い込ませる。
 
 「、、、、!!カハァ、、、ァ、、、ァ、、、、」

 口から大量のヨダレを垂れ流し体を躍動させアッという
間に『オチる』テツヤ。
 トロンとした瞳で自分の脚でオチゆく彼を見やり、計算
よりも早くオチたのか、自分自信イッてないユウナは、ミ
チィ〜と脚を食い込ませながら尚も激しく腰を振る。

 「、、、!はぁん!、、、イ、ィくぅ!!!」

 ユウナがそう声を上げた矢先、ビクシュウ、ビシュウウ
とおびただしい『蜂蜜』が、今は意識のないテツヤを鋏み
こんだ太股の間からほとばしった。
 と、ナミも『貝』の圧迫を緩めた為、今まで蓄積されて
いたテツヤのミルクは彼女の体内に一気に放出された。

 『その』行為は彼の痙攣が止むまで、しばし『リングの
中央』で続けられた、、、、、

 めちゃくちゃつづく  
  
                     
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