私は21歳以上です。



     カリスマ・海外編
          その4 『ユウナスペシャル』

                        作:テンちゃん
                                 

 「、、、、冷静に見たらスゴイ格好ね、、アンタ、、、
、、そんな女子高生いないわよ、、、、」
 
 あきれた顔でリナが言う。

 ドラゴンスリーパーと、両足は吊り天井のような複合技
を黒人にかけたユウナは、さらに感度を高めるため姉に頼
み自らの蜜壷に『大人のオモチャ』を突っ込んでいる。
 
 ウィ〜ン、ブゥ〜ン、とオモチャがグリグリとねじれる
たびに条件反射で脚先をのばすユウナ。
 
 言うまでもなくソレは複雑に絡んだベンの足を直撃した


 「、、、ガァ!、、ガァァディィィム゜!!、、、、、
、、ウ、ウゴカサナイデェエエ!、、、ア、アシシッ!」

 「、、、ンクァ!、、、キャンッ!、、ックアッハ!、
、、だ、だめ、、かってにうごいちゃう!!、ん、ハァ、
、ハァ、、ン、、、」

 モーター音と連動してユウナの体も震えた。ただし、技
をかけたまま。
 ユウナの下部からはおびただしい蜜液が溢れ、路地裏い
っぱいに甘ったるい香りが拡散していく。

 低周波治療器のツマミを大にしたように、ユウナの技を
かけた小さい肉体は意思とは無関係に硬直し、エビ反りに
なる。

 「、、、クゥ、、ハ、、、ヒュ〜、、クッ、、ハ、、」

 ぎっちりと真綿のように巻かれたユウナの腕により呼吸
すらままならないベン。
 ユウナの柔らかい脂肪とも筋肉ともいえぬ『肉』がムッ
チリと巻きつき、ツヤのある肌からは豊潤な香りの汗が水
玉模様のように浮かびあがっていた。
 ベン自身体格がいいため、子供のような体格のユウナの
『締め技』はより、完成度の高いものになっている。
 上方にユウナの顔がチラッと見えたが、薄く目を開け陶
酔したような表情、、、、、

 ビクククンッ!、、、ビククンッ!、、、、と、突然ソ
レはやってきた。
 黒人、ベンがオチたのである。あまりの快感にチカラを
制御できなかったのだ。
 赤い舌をベロリと出し目はクルンと真裏をむく。クゥ〜
という気管音がユウナの脇下に響く。

 「、、、、え?、、、なに、、ガクガクって!、、、、
なに?、、、イッちゃったの?、、もぉ〜?、ダメだよ、
ほらっ!、、、、ダメだったらぁ〜!、リナねえ!、、、
この人のミゾオチあたり叩いてっ!、、、はやくっ!、、
、そ〜!、、、そのへん!!」

 ドスッという音と共に、彼の目が焦点を合わせる。

 「、、、っか!、、ウッ!、、ゲホッ!ク゜ゲッホッ!
!、、、、、、ゥアカァァアア!!」

 一度オトされ気付かさせられる苦痛。
 当然痛みも感じる。苦しさも感じる。彼にしてみればオ
トされたままの方がはるかに良かった。
  
 「、、、ア〜はっ、、ンッ、、、だ、だめだよぅ!、、
、一人でなんかぜっ〜たいイカせないもんねっ!、、ハァ
ハァ、、オ、おねーちゃん、、アレ、、早くして!」

 リナは無言のまま、ユウナがくわえたオモチャのツマミ
を変えた。

 ブブブッウ〜ンッ!!、、ブブブッウウ〜ンッ!、今ま
でとは違う激しい音と動き。

 「、、、キュはっ〜〜ンンッ!!、、、アッ!、、だ、
だめ、、そんなかきまわっ〜ンッ、、まわ、したらァア!
!、、、イッ、イっちゃああああぅ!、、、ゆーなぁ!イ
ッちゃやあああっうう!!」
 
 『ドラゴン』を形成しているユウナの腕は彼の背中で、
もう片方の手と連結しているがグイッと無意識に力がはい
る。

 その時だ!ピ〜ンと上を向いた黒人のナニからピックシ
ュウ、ビィッシュウウ!と白い液が出る。
 誰も何も触れていないのにである。

 「、、カッハッハァアア、、クップゥゥゥッ、、、、、
、、クプゥゥゥ、、、ゥ、、、ゥ、、、」

 この時、二度目にオトされた彼は不思議にある快感を味
わっていた。
 それは実際ユウナと交わっているような言い表しがたい
事実。

 「、、、、ヒュゥ〜、、、、、、ッ、、、ッ、、、」

 笛の奏でる音がユウナのワキ下に聞こえたと同時に、技
が解かれるほどの激しい躍動を続けるベン。
 その舌はデロンとはみだし、半分開いたまぶたは小刻み
に動いている。

 「、、、っんハ!、、ハァ、、ハァ、、イ、ィッちゃっ
たぁ、、、、ン、、、ン、、、」

 ユウナは『連結』した両手をパァ〜と離す。そのトタン
技の『形』は崩壊し、グネリと絡みあった足だけがブラリ
と力なく上方にのびていた。
 ポロリとユウナから抜け落ちたオモチャは、彼女から出
た『愛液の海』を無造作に踊っている。

 「、、、、カァ〜!、、ユウナ!、、またすごいコワシ
ようねっ!、、、彼の足、コレど〜なってんの?、、、グ
ネグネだねぇ、、、こりゃイタイわ、、、」

 「、ハァハァ、、、うん、、、ゆーなのふくらはぎあた
りで、、、、ン、、、ピキポキィって音したもん、、ン、
、ッハァ、、、、やっぱ折れてるかなぁ?、、ハァ、で、
でもさぁ、、いっしょにイケたからよかったよねぇ?」

 リナがおそるおそるユウナの足に『吊り天井』にされた
ベンの足をはずしにかかる。
 ユウナの体にドサッァと黒人がおちる。

 「、、うわっ!、、、う〜ん、、おもいよ〜ぅ!、、、
コクジンさんおもいってばぁ!、、、、何キロあんのっ?
、、もぉ〜!、、っ〜しょっと、、、キャハ!、、でもキ
モチよかったぁ!、、、コレさぁ、『ユウナスペシャル』
って付けていい?、、、、、、ねぇってばぁ!、、、」

 首をかしげ『お手上げ』のジェスチァーであきれ顔は、
、、、、、、無論、、、リナだった。

 「、、さ、、てと、、ジミーちゃん!、、出ておいで!
、、、ほらっ!、、、隠れてないで出てくんのよっ!、、
、、バーゲンのぶんたっかくついたんだかんねっ!、、、
、、、、、、、、、、、?、、ふぅ〜ん、、、出てこない
んだ〜?、、ならコッチから行くよ!、、言っとくけど今
ので2点減点だかんねっ!、、、」

 路地裏の奥の奥、大きい古タイヤに隠れていたジミーは
今さっき繰り広げたユウナとベンの闘いを疑問に思うより
も、いったい何点から2点減点されるのかを疑問に思った
、、、、、、、、、、、


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