実話　伊豆事件！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　作：テンちゃん 　
　その４

　今でも覚えているのですが、リョウコさんから出て僕の
口もとに付着した液体はスモモのように甘酸っぱかったと
思います。

　「リョウコォ〜、、早く入れちゃいなよ！、、、」

　ノリカさんが急かすとリョウコさんは僕のいきり起った
ものを優しくつかみ自分の股間にあてました。
　白の生地に旅館名が入った『浴衣』の影でよく見えなか
ったのですが、その後すぐに僕は自分のモノが温かいヒダ
ヒダに包まれるのを感じました。

　「、、ンッ、、んっア、、、ッ！、、、はンッ、」

　リョウコさんは短いアエギ声をあげると、ゆっくりと腰
を上下に動かしました。
　まったくの初体験だった僕は、キモチいいとか言う前に
今、ここで行われている行為が信じられませんでした。
　青い血管を浮きだたせた僕のモノは、聞いたことのない
音をたててリョウコさんの中に入っている、、ハズです。

　『ハズ』というのは前にも言ったとおり浴衣に隠れて見
えなかったからです。
　少ししてノリカさんが言いました。

　「ほらぁ、、入ってるのわかるぅ？、、、、リョウコの
アソコに？、、、、こうすれば良く見えるかなぁ？、、、
タカシ君も見てみなぁ！、、」

　ノリカさんはリョウコさんの後ろに来ると『浴衣』のハ
ジをつまむように持ち上げました。
　そこにある光景を見た瞬間、僕に今までにない快感が襲
ってきたのです。

　「、、、うわっ！、、、は、はいってるぅ、、！！」

　確か、、確か僕はこう言ったと思います。リョウコさん
のパックリと開いた股下に、僕のモノがスッポリと根元ま
で喰わえ込まれていたのです！
　想像を上回る映像のせいか、以前にも増して『締め付け
』が強くなった気がしました。
　さっきまではそんなに『キモチイイ』という感覚はなか
ったのですが、リョウコさんの浴衣を乱して悶える姿やノ
リカさんの悪戯っぽい顔、そして『オビ』で拘束された両
手、それをタカシに見られている、ということが一気に僕
のアタマを一杯にしたのです。

　「、、あっ、、、ん！、、リョ、、リョウコさん！、、
そんな動いたら！、、、あっ、、クぅ、、、」
　
　「ダ、、ダメ、、も、もうちょっとガマンして、、、、
んっハゥ！、、、あんっ！、、ンっ、、」

　「ほら！、、リョウコ、、ここ気持ちイイ？？、、」

　ガマンして、、と頼むような口調でしたがリョウコさん
の腰はウネルように乱舞しています。
　よく見ると背後にいるノリカさんの指がリョウコさんの
股間のあたりで小刻みに動いてました。
　今考えるとアノ部分を刺激していたのでしょうが、当時
の僕にはわかりませんでした。

　「う、、、う、、、わぁぁぁぁ！！、、、アっ！！」

　突然、柱にくくられたタカシが悲鳴のようなものをあげ
たのでソチラを見ると、数人(多分３人だったと思います)
の女の子にペロペロとアソコをなめられてました。
　なにかソレはネコが餌場に集まってるようにも見えまし
た(みんな四つん這いだったからカナ)

　ソチラを気にしてる余裕など僕にあるはずもなく、視線
をリョウコさんに戻すと、ノリカさんの手が今度は股間か
ら彼女のムネに移って背後からワシづかみで揉んでいまし
た。
　あれが、、、あのときの光景が一番エッチぽかったと思
います。女の子が女の子のムネを揉んでいるということ自
体、幼い自分の想像を絶っしていました。
　そしてソレがあの頃の僕には決定的だったのです。

　「あぁ、、、リョ、、さん、、だめっ、、ダメだって！
それ以上うごい、、、、、アッ！、、アァァァァ！！」

　どんな声を出したか覚えていません。ただ、全身を貫く
ような快感と激しい震えが僕を襲ったのです。
　リョウコさんは声も出ないほど気持ちイイのでしょう。
　
　「、、、、、、、！！！！！！！！！！！！！」

　ほぼ同時にイッたのか、ガクガクと体を波打たせると僕
の上に覆いかぶさってきました。　
　不思議に思ったのはあれだけヨガルような声を出してい
たリョウコさんが果てる時、イク直前『声』をあげなかっ
たことです。プルプルと全身を震わせてるだけで、、、、

　彼女の温かい体は熱でもあるんじゃないかと思うぐらい
で、僕の上に突っぷしたまま荒く息をついてました。
　タカシの方を見ると、すでに発射されたのか頭をダラン
と垂れています。
　その横ではクチのまわりや手に付いたタカシの精液を、
おいしそうにナメてる女の子達がいました。

　以上が伊豆の、とある旅館で起こった出来事です。多少
色はつけましたが事実です。
　余談になるのですがあの後、住所や電話番号(当時は携
帯などなかった)を聞かれた僕達は怖くなってウソをつき
ました。
　ちなみにタカシは本当の事を言ってました(笑)

　自分で言うのも恥ずかしいですが、あの『事件』があっ
て以来、僕はこのような性に目覚めたと思います。
　あの時のリョウコさんのアエギ声、悶えるようす、タカ
シの犯されてる場面を今でも時々夢で見たりします、、、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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