私は21歳以上です。



    私立姫ノ美学園 

                        作:テンちゃん  
    その4

   黒の髪を申し訳程度に含んだ金髪は後方で結わえられ、
フチ無しの眼鏡は彼女を一層知的な英語教師に見せた。
 その奥、茶色と灰色を混ぜたハチミツ色の瞳からは彼を
責める喜びに似た光が宿っている。

 立ちかがみになって背後から動けないでいる彼の棒をサ
ラサラと撫でると同時に、濃紺のスカートに片手をさし入
れると中指の甲をみずからの恥丘に這わせる。
 プックラと膨らんだ丘の中心からは、大人の女性の持つ
甘美な液体が糸を引いていた。

 「先生もイイ感じになってきたワ、、、、グッドよ」

 周りにいる女子生徒とは比較にならないほどの圧倒的な
ボディには、一つ一つ完成されたパーツがおのおのの色香
をかもしだす。
 エレナが行う一連の動作に今まで緊張してた女子も、大
人の女性が一人の男を『犯す』さまにムネが高鳴り、顔は
恥ずかしそうに色づく。
 自分達とは明らかに違うエロティズムで男を惑わすこの
女教師に周囲の息つかいも険しくなっていく。
 そのため、教室中の空気がモワ〜ンとした薄いピンクの
霧で覆われたようになる。

 「や、やめてくださいよ!、、先生なら止めるのがフツ
ウでしょうが!!、、」

 俊彦の言葉を無視するように前にまわってきたエレナは
ブラウスのボタンに手をかけたが、その弾力により3つほ
どのボタンが『勝手』に外れた。
 薄い素材なのか、ピンと起った2つのピーナッツのよう
な突起は彼女の吐息と共に浮き立ち俊彦を圧倒する。
 スカートは音もたてずに床に落ち、そのトタン、周りか
らは驚きに近い黄色い歓声があがった。
 
 「うっわー!、、スゴォ、、、キレ、、、イ、、」

 そのまま下着メーカーのモデルにもなれそうな美しい透
明な肉体美。小さなスイカほどあるムネは上昇軌道を続け
張りのある白いムネには薄ムラサキ色のブラジャーがなん
とか自分の仕事をこなしていた。
 下はブラジャーと同色のパンティなのだが花模様のデザ
インでスケスケと白い肌が見え隠れしている。
 彼をスベルような脚で仁王立ちのようにまたぐと、片脚
を俊彦のイスの背もたれに乗せる。
 目の前には見たこともないパンティがアップで迫り思わ
ず顔を背ける俊彦。

 「どう?、、先生の?、、イイにおいでしょ?、、、、
ボゥ〜とした顔して、、、ホント、、カワイイ、、、」

 頭がパニックになっている彼だったが、横顔をスベスベ
とした内フトモモが撫でていくとおかしくなりそうだ。
 片脚をイスの背後に上げてるため、目の前でパンティに
ほんのり透けた金色の毛が確認できた。
 さらにその肉体を近づけるととエレナは彼の頭を掴む。

 「フフ、、さぁ、、アナタの顔で、そのおクチで楽しま
せて、、、ホラ、、プリーズ」

 「そ、そんな!、、やだ!、、絶対イヤですからっ!、
、やめろぉ、、、やめっ、、プぅ!、、っんぐ、、グ!」

 まったく動じないエレナの顔はむしろ優しげで、自分の
腰と掴んだ彼の頭をゆっくり動かしていく。男の子なので
多少クビにチカラがあったがその分を考慮してか腰を前面
に押し出す。
 嫌がる男の子に自分の最も大事な部分を当てがう瞬間、
彼女の細い欲情の火は、燃え盛る業火へと変わる。
 苦しさゆえ、やがて後方に反っていく顔に合わせエレナ
の長い片脚も伸び、完全に行き場を失う彼の頭部。

 「ンッ、、ぷ!、、グゥム、、、ク、、ルシ、、ぐ!」

 「わかってると思うけど利彦クン、、、噛んだりしたら
退学よ、、理由は、、そうね、、キミに襲われたとでも、
、、、ンフフ、、で、どうなの?先生のココ、、、」

 ふくよかな恥丘はある種『腫れている』ようにコンモリ
とし、ある時はクチもとを、ある時は鼻すじをなめらかに
添っていく。
 パンティの中ではあるが、一定量の愛液は彼の顔をテラ
テラと濡らし、女子生徒は誰も一言も発しない。

 「あ、熱いです!、、、んっグ、、!、、プむゥッ」

 風邪をひいて熱がある時の温度がココ一点に集中してい
るかのようで、顔面をとらえる秘部からは湯気がでそうな
熱さが伝わってきた。
 俊彦の言葉を受け、周囲を見回すように生徒を見ると語
りかけるように言う。

 「先生ねぇ、、むかしっから萌えてくるとアソコ、、、
熱くなるの、、ビックリするぐらいにね、、どう?熱くっ
てオイシイでしょ?、、フフ、、もっと舌使わないとダメ
ねぇ、、これじゃ落第だワ、、そろそろパンティ取ってあ
げましょうか、、、」

 彼のモノはすでにギンギンになって躍動していたが、こ
の間エレナは意識して触れないでいた。少しでも衝撃を与
えると暴発しそうな肉棒は所在なげにヒクヒクしている。
 エレナは脱いだパンティを放り投げるが、その熱のこも
ったパンティめがけ数人の生徒が殺到する。

 「コレ私んだよぉ!、、ダメだって!、、わたし先拾っ
たの!、、」
 「コラコラ、、ケンカしちゃダメよ、、そんなに欲しい
なら後でたくさんアゲルから、、」
 「え〜、、今掃いてたやつじゃないとダメなんですよ〜
、、もぅ、、」
 
 キゼンと立ったエレナはブラジャーをゆっくり外し、愉
快犯のようにさきほどとは逆に放った。
 放る、、、置くではない、、放り投げるのだ、、、、
 この外人文化に元ずいた<ベッドイン作法>。ソコには私
のこと好きにして、、、という東洋人のアイデンティティ
はなく、欧米の明るい気質から来るものなのか、、、サァ
行くわよ!、、という男と女のヒフティヒフティのセック
スが暗に相手に伝わる。
 
 アメリカにいた頃、エレナの知ってる限り、友人も含め
『受け身』になる者など一人もいなかった。そのような者
は本当のセックスを楽しめない煩悩な女としてしか見られ
ない。
 開放的な文化がそうさせたのか、南に行けば行くほどそ
の作用は強くなる気がし、南米、ブラジルなどはもっと性
に対しオープンでエレナも驚かされたことがある。

 「もう一度されたい?、、ね?、されたいんでしょ?」

 さきほどの苦しさを思い出させるようにゆっくりと片脚
をイスにかけていく。
 今のあいだに幾分おさまった彼の鼓動が早鐘を打つ。

 「も、もう、、ヤ、やだよ!、、やだ!、、、、やめて
先生!、、、おねがいだから、、、おねが、、っプ!、、
ん〜っ!、、、ぐゥプ、、ぶフ!」

 一糸まとわぬエレナは再び『顔面騎乗』をするのだが、
パンティがない分モロに秘部が刺激され、キリリと整った
顔立ちが瞬時に溶けるように変わる。
 押し広げられた彼女の脚の中央には『金の山』がうっす
らと見え、俊彦の顔面はおそろしくイイ角度で当たる。

 「んっぷ!、、、むぐゥ、、、っっ!!!、、ぷ」

 パンティ一枚あっただけでもこれほど密着感が違うと思
わなかった僕は、生き物のようなクニュクニュ動めく金毛
の花園でモガいた。
 熱っせられたゼリー状の柔らかい肉がミッチリと僕のク
チを塞いでトロ〜リとした先生の汁がしたたる。
 買ったばかりの缶コーヒーのように熱い肉ヒダに、苦し
さのあまり舌を突き出すと、奥へ奥へ導かれていく。

 「んッア!!、、ナ、ナイスよ、、ンゥ、、ナニ?、、
クルしいの?、、先生のアソコで塞いでるんだもの、、、
あたりまえよ、、ン〜?、ナニ言ってるのかしらぁ?、、
そうもっとモガいて、クビ振って!!もっと舌使いなサイ
、、ャ、、ゥハン、、ん」

 頭ではサワサワと先生の手が巻き付き、首が真上を向き
これ以上曲がらないのでどうすればいいか解らない。
 手足のストッキングはモガけばモガくほど締まっていく
。上からは苦しそうな先生の声が耳にこだました、、、、

                  つづく     

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