私は21歳以上です。



      A ・ K 

                        作:テンちゃん  


 第3部  『ウサギとカメ』
     
 尋常ではないディープキスの折檻に、苦しさの中、イワ
ブチはようやく事の重大さに気付き始めていた。
 と、今まで塞いでいた彼女の唇が離れ、鼻をハサんでい
た洗濯バサミも取られた。

 「、、、!!!っ、、、ュパァ!、、、、っぷハァ、、
カァッぷぁあ!!、、、ハア〜、、ハァ〜、、、ハァ、、
、、、き、君達はなんらね!?、、、誰から頼まれて、、
、、、」

 猿ぐつわをされ思うように喋れない彼だったが、その問
いに答えるでもなく、さきほどのナースは白衣のボタンを
外していく。見ると他の二人もソノ女に続くように白衣を
脱いでいるのがわかった。

 「、、、、し、ヒフモンにこたえあまえっ!!、、、き
、き、きみらりはいっらいだれに、、!!!  ンッフ。
!!、、、、、、ふぷゥゥッ!!、、、」

 自分が喋っている途中だったが、その美形の女は白衣の
第三ボタンまで外したかと思うと形のいいオワン型の乳房
を顔面に押し付けてきた。
 ちょうど胸の谷間が鼻と口を塞ぐ位置に的確に合わせら
れている。まして、彼女は両手で乳房をはさんでいるよう
で全くすき間がない。

 「、、、、、フフッ、、、苦しみながら聞いてちょうだ
い、、、、私達アナタをイカせにきたの、、、、、、ここ
まできたんだからお互い気持ち良くなりましょう、、」

 それを、モチモチとした弾力のある胸のはざまで聞いて
いた彼は驚愕した。
 こ、これは、、、、あのウワサに聞いてた殺し屋なのか
、、、な、なんということだ、、、、
 そういえばテツは何をしている!?、、、アイツが廊下
で見張っているはず、、、、、、、!!????

 不意に下半身がモゾモゾと他の二人にまさぐられる。恐
怖と恥ずかしさの中、ムスコだけは本能に赴くままツ〜ン
とそそり立つ。

 「、、、、、ハッン、、、、ダメ、、、私もうガマンで
きない、、、、、」

 そう言うと前ぶれもなく、そう、なんの前ぶれもなく下
方にいた一人のナースが自分にまたがってきた。
 白衣は乱れブラジャーはズレ落ち、余計にその娘からは
メスの匂いが漂ってくる。
 
 「、、、、、いい?、、、、入れちゃうよ、、?」

 首を横にふり、激しく抵抗した彼だったがソソリ立った
棒はスグに生暖かい肉部屋へと招かれた。

 それにしてもなんとシマリがイイこと!、、、痛いほど
の圧力。自らの腰を少しでも使えば暴発しかねなかった。

 「、、、、イイこと?、、、私達三人がイッたらアナタ
とは<バイバイ>だわ、、、、せいぜいガンバルのね!」

 今まで自分の顔に胸をうずめていた女が言う、、、、、
、、いや、ちょっとまて、、、、三人イッたら!?、、、
、、???、、、イクのはそっちの都合だろう!、、、、
、、ワシがどうがんばろうが、、、、

 そこまで思ったイワブチだったが、上に乗った娘が小さ
な腰を使うたび快感が頭上をかすめていく。
 ハタから見ると、大きなアザラシにウサギがちょこんと
乗っているようだ。
 彼女は落ちそうになる看護婦の帽子を手で押さえ、なお
も動きを加速していく。

 「、、、、ちょ、、、ちょと、、、ま、まっ、、、待っ
て!!、、、、、い、、、あ、、、、!!」

 なんの快感もなく一発目はあっけなく射出された。自慰
行為をしてる時とは全く違う強弱のない一方的な交わり。
 無理やり中出しされたイワブチは、体を小刻みに震わせ
急速に萎えていく自分のモノを感じたが、抜きとってくれ
る素振りがまるでない。
 イッた彼に気付いたのか、いっとき腰の動きを柔らかい
ものに変える娘だったが、<アザラシ>を鼓舞するかのよう
に再び動きを開始する。

 「、、、、グワァ!!、、、、ちょ、、ちょっろまっれ
くれ!!、、、、も、もうイッたんらっ!!、、」

 クネリクネリとした絶妙な腰使いと、なにか?、、、今
まで感じたことのない、、、、、子宮の奥からナニを吸い
あげるような吸引力。
 ベッドは彼女の動きに合わせミシッ、ミシッと音をたて
、くくられた両手は助けを求め宙をつかんだ。

 「、、、、、は〜い、おっ立ったわよ〜!、、、時間な
いから早くしちゃお!、、、、」

 「、、、じゃ、次わたしの番ね〜!、、、、ほ〜ら、、
、議員さん、、、、入るとこ見える〜?、、、」

 その声と合わせて顔面に覆いかぶさっていた、豊満な乳
房から解放される。
 彼の目に飛び込んできたのは<亀の先>を半分ほど喰わえ
たツヤツヤとした<赤貝>だった。

 「、、、、、テップゥゥ、、、!!」

 狭い空間に太い棒をねじ込むときの、粘液と粘液が作り
出すヒワイな音がイワブチの耳に届く。
 彼女は<亀>を少しだけヌプンッと入れたかと思うと再び
出し、それを繰り返した。

 「、、、、ねぇ?、、、ほら、、、おクチでされてるみ
たいでしょ?、、、、『全部』は入れてやんないもんね〜
!!、、『先』だけ!、、、コレでイッちゃいなぁ!!」

 <亀>が変形するような圧力と締め付け。そのビラビラは
まさに第二のクチのごとく獲物を食していた。
 と、いきなりリズムを早めるナース。先端、亀の部分だ
けがものすごいスピードで『見え隠れ』を繰り返す。
 普通、このぐらいの速さになると『先だけ』という性質
上ズレ抜けるものだが、その<殺し屋>は的確にギリギリを
残し、また腰を沈め、浮かす。

 「、、、う、、!、、い、入れるなら、入れてくれっ!
、、全部!、、うぅ!、、、、うっ!!」

 「、、、、、、、あ、、、!!、、ん、、、アン!!、
、、アナタの先、、、パンパンになってきたね、、、、、
、、、、ダメよっ!、、、全部は入れてあげないからっ!
、、、、、んアッ!、、、」

 先端だけをヌメリけのある肉でシゴかれてるような感覚


 「、、、、ァん!、、、ん、、、そろそろ限界かな?、
、、ん〜?、、、もっとゆっくりの方がいいの?、、、、
、、ン、、、ゥふ、、、じゃ、、イカしてあげるね!」

 ネプリッと何回目か<先端>が姿を消した時、イワブチは
水鉄砲を発射した。
 いや、厳密に言えばトマトを握りつぶすように<圧縮>さ
れたと言うべきか。
  
 「、、、、、ガ、、、イ、イクッ!、、、ガはあぁ、、
、、、、、、   ????!」

 快感の声をも出せぬように一人のナースが手のひらで彼
の口を塞ぐ。
 
 イッたことを悟ったのか、てっぺんの<亀>だけをくわえ
たまま、、、ン、、、ン、、、、、、ン、、、と受け止め
る彼女。

 放心状態の彼がソノ部分を見ると、張りを失った<亀>と
ピンク色の花ビラのあいだからトロ〜リ、トロリと自分の
液体がサオをつたい滲み出てきていた。

 「、、、、ん、、、ん、、ん、、、フフッ、、、ごちそ
うさま!、、、、キュッとシメたとき、ビュッと出てくる
んだもん、、、、さいこうね!」

 「、、、フフッ、、、まだまだよ、、、、ほら!、、、
、、大きくしなさい、、、、、」

 一番美しく、彼の口を塞いでいたナースはそう言うと、
萎えたイチモツをシュッ、シュッとしごきだした。
 普段『遊び』の限りをつくしていたイワブチも、こんな
<手淫>は初めてだった。
 決して強引ではなく、かといって優しくもない。その鍛
錬された『技』は指の一本一本が別べつに動き、ピアノを
弾くような素晴らしいものだった。

 「、、、、、あらあら、、、、オトシのわりにはお元気
ね、、、、こんなに、、、、ね?、、、見えるかしら?」

 細く美しい指のハザマでムクムクと肉塊が形成されてい
くのは、自分のモノとはいえ不思議でならなかった。

 「、、、、、、議員さん、、、一言だけいいかしら?、
、、、はっきり言って今までわたし達誰一人としてイッて
ないのご存じ?、、、、、でも今回はいいわ、、、、、、
、、特別ゆるしてあげます、、、、、」

 はじめ、イワブチは『殺す』のを許してくれるのだと思
ったが単に彼女達が『イッてない』のを許すということだ
と悟ったのはそれから数分後だった、、、

 
 さきほどからミシミシとベッドのきしむ音や、くぐごも
るようなイワブチの声がイヤでも廊下にいるテツに聞こえ
てくる。
 <禁煙>のマークが多少気になったが、ガサゴソとポケッ
トからタバコを取り出すと火をつけた。

 、、、、、、、いや、、、なにか、、、、なにか様子が
変だ、、、、、ナース、、、、、検温、、、、、、、、、

 さきほどの三人の看護婦とのやりとりが頭に浮かぶ。

 、、、そもそも今何時なのだろう、、、、、、午前1時
を少しまわっている、、、、、、、こんな遅くに?、、、
、、、、、、まさか!!!!!!!!!!そんな!!

 ドアノブをまわすがガチャガチャとしてまわらない!内
側から鍵をかけられたのだ!
 テツは『病院』という施設上ピストルを持ってこなかっ
た自分に後悔しながらドアを蹴ったり叩いたりしながら吠
えた。

 「、、、、キ、キサマラ!、、、、ここを開けろ!、、
、、これは命令だ!、、、、、、せ、先生!大丈夫ですか
!?、、、、こらっ!、、、、早く開けろっ!!」

 「、、、、あら?、、、、どうやら筋肉ボウヤが気付い
たようですわね、、、、フフッ、、、、でもこの緊張感が
またいいのよ、、、、それではこの太いのを入れますわよ
、、、」

 美しいナースはドンッ、ドンッとドアを叩く音に一種の
快感を示したらしく、助けを請い、身をよじるイワブチの
下半身をソッと押さえる。
 そして、充分に濡れた<メシベ>を二本の指で広げ彼の男
棒をゆっくりゆっくり導いていった、、、、、

                   つづく 


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