私は21歳以上です。


エスニック
アマゾネス軍団の休日

                                               その3

 「そろそろ入れる?」。
 「そおね・・・そろそろ・・・」。

 少し離れた位置で、その狂乱を眺めていたふたりの士官。ひとりはこの場全体をしきっていた先ほどの大尉。金色の髪とサファイア色の瞳、すらりとした長身をスカート式の第三種軍装に身を包んだアイタン大尉。そしてもう一人は黒髪に東洋系の黒い瞳。小柄ながらにグラマラスな肉体を持ったタマーラ中尉だ。

 連れてこられた捕虜の少年のペニスを、最初に犯すのは先任士官の役目だ。今回の場合だとこのアイタン大尉となる。一応無礼講のように無秩序に見えても、そこは女の社会である。順番や約束事については厳格に守られなければならない。

 アイタンとタマーラはゆっくりとベッドへと近づいていった。アイタンはベッドの脇まで来ると、そこで行われている狂乱を眺めながら、スカートをまくり上げ、ゆっくりとパンティーを脱ぎ去った。すかさずタマーラがアイタンのパンティーを受け取ると、それをそのまま真上へと放り投げた。

 先任士官の動きを察知していたのか、その瞬間には彼に群がっていた女達が、さっと身を翻した。女達が引くと、そこにはハアハア荒い息をして、恐怖と不安の入り混じった表情を浮かべた、全身すっぱだかの少年が現れた。投げられた木綿地の軍用パンティは、ふわふわと空中を漂ってから、その少年の上に落ちていった。

 ぱさっ。
 アイタンのパンティーは、ちょうどカムランの顔の上に落下した。

「うぷっ・・」。
 ほかほかと暖かい、脱ぎたてパンティーが、顔の上に被さってきた。視界が奪われたことで不安がさらに増幅する。薄い布にしみこんだ臭気が鼻の奥を刺激する。両手と両足はベッドの四隅に縛られているため、カムランは首を左右に振ることでなんとかその下着を顔の上から振り払おうとした。

 すかさずタマーラが近づいて、両手でパンティーの布地を彼の顔に押しつけた。
 「うぷぷぷっ・・・」。
 押しつけられた下着の下で、抵抗手段を奪われた男の声が響く。

 準備が整ったのを見届けると、アイタンはそのままベッドの上に上がった。周りの女兵士達もそれを取り囲むようにして、再び彼の周囲に集まった。いよいよ彼自身への陵辱が始まるのだ。女達はみな興奮し、まるで自分自身が犯そうとしているかのように目を輝かせ、中央にそそりたつその男性のシンボルに注目した。

 アイタンは慎重に彼の腰をまたぐと、その怒張しきって天井を向いている器官に手を添え、ゆっくりとその位置を確かめた。そこに自分の女性自身を触れさせると、スルッと一度だけ横に滑らせてみた。

 「あんっ」。鋭い快感がアイタン自身を駆けめぐる。うん、いい感じ。あそこの湿り具合もちょうど良さそうね。この子の固さもワタシ好みの固さだし・・・・。彼女はにこっと笑みをもらすと、改めて少年に跨り直し、アソコにアレをあてがった。よし、準備は全て完了した。

 犯される寸前の少年が、どんな表情をするのかに興味を持ったが、タマーラに下着を押しつけられていたので、見ることは出来なかった。押しつけられて息が苦しいのか、少年は必死でイヤイヤをしているのが、なんとなくおかしかった。
 「じゃ、いくわよ・・・・」。
 アイタンが宣言すると、周りを取り囲んだみんながコクリと相づちをうった。

 彼女の可愛いらしいヒップが、ゆっくりと沈んでいくのにつれ、彼の亀頭の先端部分が、彼女の割れ目の中に、静かに飲み込まれていく。
 「あう、うっ」。「む、う……っ」。
 ペニスの先端にぐっと体重がかかる。花びらを押し分けるようにして、ペニスがズブズブと彼女の粘膜の奥へ奥へとめりこんでいく。

 彼女の膣の内部に、彼のペニスを根本まですっぽりと収めきると、彼女はふーっと大きく息を吐いたあと、誰に言うともなく言った。
 「あふーっん。・・・・固くって・・・すごくいい・・・・」。
 声も心なしが甘く湿り気を帯びた感じに聞こえる。それを聞いて、まわりの女達からは一斉に羨望のため息が洩れた。

ゆっくりと、ゆっくりと腰の上げ下げ運動が始まった。
 「あうっ…」。
 全く受け身のままで、強制的に結合を強いられた少年の唇からも、甘美のうめき声が漏れ始めた。彼女の腰の上下動が、ゆるやかな動きから、次第にリズミカルに、そしてさらに激しく変化をしていく。

 いつのまにかタマーラもその官能的なシーンに目を奪われ、押さえつけていた手を離していた。顔を押さえつけていたパンティーがずれて、少年の顔があらわになった。少年は目をとじ、必死に耐えるような表情を浮かべている。それが苦悶のためか、快感なのか、それとも屈辱感に耐える為なのか・・・・。

 アイタンは少年の反応を確かめながら、ますます腰のストロークを早めていった。ヒップを沈めるたびにカーキ色のスカートが、ふわっふわっと風をはらんで淫らにふくらんだ。

「はあっ」。
 アイタンの口からも甘い声がもれだした。彼女も少年との結合部分から次々に生み出されてくる快楽に身をまかせ、本能のままにさらに激しく腰の動きをエスカレートさせていく。

 手足体の自由を奪われたままの少年にとって、騎乗位スタイルで上から覆い被さっている女陰を払いのけることは、絶対に不可能だ。女陰の好きなようにもて遊ばれて、襲い来る快感をただ一方的に耐え続けるしかないのだ。

 傍若無人な女陰の暴力に、とうとう少年の我慢も限界が訪れようとしていた。
 ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅうっ・・・・・
 リズミカルな腰の律動と共に、アイタンが見せる膣の収縮運動が、狂おおしいほどのドーパミン(快感因子)を彼の脳細胞に送り込む。

 「おお、うっ…んっ」。
 少年はガクガクと腰をうち振り、決壊するダムからあふれ出す鉄砲水のような勢いで、その日二回目のしぶきを、彼女の身体の奥底へと噴き上げた。


一呼吸遅れで、アイタンも絶頂を迎えた。ひときわ大きく腰をグラインドさせ、腰を打ち付けるようにしてから、絶叫と共にその動きを止めた。軍用シャツの胸元には大粒の汗が光り、白い肌も赤く上気している。

 しばらくしてのろのろと体を起こすと、まわりの女達、たぶん彼女の部下達なのだろう、を振り返り、つとめて明るい声で言った。

「ああおいしかった。やっぱり若い男の初物はいいわねぇ。肌のつやといい、その声といい、そして何よりも、無駄と知りつつも必死で我慢しようとしている、その表情がたまらないわ・・」。

ちゅぽーん。じゅるじゅる・・・・
 アイタンが腰を上げると共に、彼のペニスが女陰から抜け落ち、ぶらぶらと湯気を上げながら揺れていた。アイタンの股間からは、彼から吹き出したセーエキが膣壁を伝ってポタポタと落ち、彼のお腹の上にプールを作っていた。

 「いいな、初物なんて!。それに大尉ったらすっごくキモチよさそう・・・・」。
若いまだ20歳そこそこの兵がうらやましそうに声を上げる。続いてその横にいた、童顔でまるで少女のような兵が言う。
 「でもでも、この子ってこれから私たちのペットにできるんですよねぇ」。

 彼女のまるでペットショップで、かわいい子犬でも買ってきたかのような、無邪気なヒトコトに、古参兵らしきちょっとだけ年増の下士官が、ちょっとだけイジワルな表情を浮かべて答える。

 「そうとは分からないわよ。うちの隊以外にも『ペット』をすりつぶしてしまった隊があれば、そちらに回ってしまう可能性もあるんだしね。せいぜい今のうちにたっぷりと楽しんどかないと、あとで後悔するかもよ」。

 「えーーーっ、そうなんですかぁ?。だって、だって、うちの小隊って、もう3ヶ月もの間、『ペット』なしのままで、ずっと我慢し続けてきてるんですよ!」。
 「だって仕方ないじゃん。まえのペットはおまえら新兵達が、寄ってたかって、つぶしちゃったんだから・・・」。
 「そうそう。確か建国記念週間の連続休暇の日だったっけ。なんでも三日三晩ずーっと休みも与えずに、えんえんと絞り尽くしたって話でしょ。ふふっ、いくら若いからって、そんな無茶なことしたらつぶれてしまうのあったり前じゃないのぉ」。
 「それってえ、きっと私たちじゃないと思いますぅ。だって・・・・」。
 「そっかあ、あんたらは知らないんだ。それって二年兵のマイラ達の仕業だっけ?」。
 「へへっ。面目もありません・・・・」。

 まるでどこかの女子大生の会話のような雰囲気の中で、実は男の身であるカムランにとっては、背筋も凍るような恐ろしい内容が話されている。

 三日三晩にわたって絞り尽くされる? つぶしてしまう? ペットぉ? 
 これは本当に大変なことになってしまったぞ。カムランはそこで交わされている会話から、これから自分の身を襲う運命をようやく理解した。そうか・・・、あのヒゲモジャや御者役の兵士の言った言葉、その謎がようやく解けた。しかしもうどうしようもなく手遅れということなのだろうか。

 アイタン大尉がポーチから新しい下着を出して履き終わり、乱れたスカートやシャツなどの身支度をおおかた済ませたのを見計らい、さっきの少しだけ意地の悪い古参の下士官、ミーニャン軍曹が声を上げた。

 「じゃ、大尉の味見も済んだことだし、そろそろ本格的に、みんなでやっちまおか」。
 「まってました。もうわたし我慢できません・・・・」。
 「わたしも」。
 「わたしも・・・」。

 口々にみんなが声を上げ、アイタン大尉が笑みを浮かべてオッケーをだした。

 「そーれぇーっ」!!!!!
 ベッドを取り囲んでいた女達の壁が一気に崩れ、そしてベッドにくくりつけられた獲物に向かって一斉に襲いかかった。

 「わあーーーっ。こわいっ。た、たすけてーっ」。
 少年の悲鳴はもう誰の耳にも入らない。
 スタートダッシュの戦いにうち勝った、数人の女兵士が少年の上にはい上がり、そしてそのうちの一人が躊躇することもなく、いきなりペニスをつかみ、にゅるっという感じて自分の中に挿入してしまった。

 「バテたりしたら承知しないよ。本番はこれからなんだからね」。
 彼女はそう言うと、猛烈な勢いで前後左右そして上下動と、むさぼるように腰を動かし始めた。その激しい動きに、少年の身体は面白いように反応する。

 「ああん・・・・ううんっ・・・」。
 「はあっ・・・はあっ・・・・」。
 「あっ・・・あんっ・・」。
 身動きできず全く受身のままの少年、それを一方的に陵辱する女達、それぞれから甘く官能をくすぐる声が響く。

 いつのまにか少年の顔といわず、手足と言わず、かれの身体のありとあらゆる部位を女の洪水、何人もの若い女達のバストやヒップが押しつけられていた。彼女たちはペニスの順番を待ちきれず、彼の肉体と接触することで、快感を得ようと試みているのだ。

 さしずめ彼女達は彼の肉体を使ってオナニーを始めたと言った方が、いいのかも知れない。むんむんする女の臭気に彼は今にも窒息してしまいそうだった。しかも彼のペニスをくわえた膣壷は情け容赦もなく上下し、膣が締まるたびに、ペニスが敏感に反応した。この女の拷問に、若い少年の身体はとても耐えられなかった。

 「あうっうっ・・だめだよおっ・・。ま、また・・・・でちゃうっ!」。

ついに少年の口からは女のような悲鳴が上がった。ペニスはこの絶望的状況をものともせず、快感に打ち震えながら、連続三度めの噴出を吹き上げた。


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