私は21歳以上です。


エスニック
悪夢の女囚房
            その3

  
第5章 発 覚

  おそるおそる何人かの手が彼の下半身に伸びた。そして今や天に向かって自己主張を開始した男性自身に絡みついてきた。「ええーっ。うそでしょう」。

「ねぇ、これってどうみてもペニスにしかみえないけど・・・」。
 「うん。感触といい、太さといい、形といい、どう見てもそのようだよぉ」。
「そうよねぇ、どう考えても、コレって模造品じゃないわ。本物よ」。

 彼女たちはボクをそっちのけで、ボクのあそこをいじりながら、その正体について議論を交わしている。ボクはその会話に入ることもできず、彼女たちの手の動きにあわせて、「あっ」とか「うっ」とか、言葉にならないあえぎ声(?)をあげながら、のたうち回っているという、情けなさだった。

「こうなったら、後は調べるしかないわよね。みんなこの子暴れるかもしれないから、しっかりと押さえとくのよ。絶対に手を離したらだめよ」。ふじこがみんなを見回しながらいった。
 あっ。だめ。見られてしまえう。慌てたボクが手足をじたばたと動かそうとしたが、それよりも早く、四方から手足を押さえつけている手に力が入り、しっかりと床に固定されてしまった。
 
 ふじこが目で合図をすると、なつみの手が伸びてきて、改めて裾を大きく乱したスカートをまくり上げる。みんなの目は、女物のショーツの中で今や、はち切れんばかりに大きくそそり立ち、薄い布を突き破らんばかりになった代物を注視する。

 なつみの指先がショーツのゴムをつかむと、一気にそれを下へとずり下ろした。
 ピョコン。そこに現れたのは、まぎれもない男性自身。ここにはあってはならない代物が、ぶるぶると震えながらそそり立っていた。

ごくり・・・。周りを取り囲んでいる女囚達が、誰とはなしに生唾を飲み込む音がはっきりと聞こえてくる。
 「やっぱり・・・」。
 想像はしていても、いざ本当にそのものを目で確認するまでは、みんな半信半疑だったのだ。しかしそこにあるのは、まぎれもない本物のペニスそのものだった。

 「あんた、まさか男の子?。でもどうして男がここにいるわけ?」  
 「ゆ・・・ゆるして・・・」。できることなら、今すぐにでもここから逃げ出したいほどの恥ずかしさに襲われながら、声を振り絞って答える。

 「うっそぉーっ、まじで男の子なの?」。
 「しーっ。声が大きいわよ」。
 「でもさ、なんでここに入ってきた新入りにこんなモノがついてんのさ」。
「たしかに不思議よね・・・。でもいいんじゃない?。そんなことどうだって」。
 「でも、看守にでも見つかると大変だよ。男を連れ込んだってことで・・・」。
 「誰が連れ込んだのさ。アタイらじゃないよ。むこうが間違えたんだ」。
 「そうだよ。そうだよ。みんなの日頃の行いが良いからって、所長さんからの心ばかしのプレゼントかもよ?」。
 「100%それはないわ。あの所長に限っては・・・」。
 「まあどうでもいいことよ、そんなことは。とにかく私達の房に今日、一人新人が入ってきて、その子をみんなで歓迎してあげてるのよ、私達って・・・」。
 「そっか・・・。そうよね」。
 「ということは・・・そういう訳か・・・」。

周りを取り囲んでいた女達の表情が、さっきまでとは明らかに違ってきていた。新入りの女の子をみんなしてオモチャにして、ゆっくりと楽しもうと考えていたら、それがこともあろうに、男の子だった。しかも男子禁制の女子刑務所の内では、まだ彼女たち以外に、そのことを知っている者はいないらしい。

 「どういうことかは、よく分からないけど、これってすごぉーくラッキーなことよね」。 「そういうことよ。看守たちにばれるまでは私達の専用にできるって訳だし」。
 「そうなんだ。間違えたのはあいつらなわけだし・・・」。 
 「私、もう3年間も男なしだったのぉ。」
 「わたしもぉ・・」。
 「ああっおまんこがぬれてきちゃったぁ」。

 口々に好きなことを言いながら、女達は次々に手を伸ばしてきては、彼女たちにとっては久しぶりの感触を楽しみだした。握ったり摘んだり、太さや弾力性、肌のぬくもりなどを確かめ、しだいにその動きが激しくなっていく。そして一本のペニスを巡っての奪い合いの相を呈していた。

 女達の手の動きは、いささか乱暴すぎるほどだったが、全身を愛撫され続けているに等しい状況に、ボクの全身に快感が駆けめぐる。もういくらも耐えられないと、男性自身が悲鳴を上げた。

 「ああーっ、だめですうっ」。ボクの身体が弓なりになった。その瞬間。
 「ちょっとみんなストップ!。手を離してっ!」。
 ふじこの声が響いて、一斉にみんなの手がペニスから離れた。

 「間に合った。何とかセーフね。みんな気をつけないと、だめでしょ。危ないところだったわよぉ」。
 「あっそっかぁ、男の子なんだぁ。ぴゅぴゅって・・・」。
 「そういうこと。大事に扱わないと、もったいないじゃない」。

 イク寸前で止められてしまった。本当に今は危ないところだった。自分の手でするのと違って、この状況は全く自分でコントロールができない。されるがままというのは、悔しいようで、またそれが気持よかったりもする。

 「ねえ、最初は指で行かす。それともじかにやってみる?」。ふじこはみんなを見回しながらそういうと、ピンとあそこを指先ではじいた。みんな思わず顔を見合わせて、そしてもぞもぞと腰のあたりを動かした。多分みんな、あそこを濡らしているのだろう。

 誰も声を出さない。しばらく沈黙が続く。隣の部屋からはなまめかしい声が聞こえてくる。女囚たちが新入りの女の子をよってたかって、弄んでいるのだ。新入りの女の子の声だろう、息も絶え絶えに押し殺したような声が漏れてくる。レスビアンの巣窟の新人歓迎会・・・、今や右の部屋でも、左の部屋でも、刑務所全体でその儀式が執り行われているようだ。

 「わたし・・・入れたい・・・」。声を上げたのはゆかだった。
小柄な体格にお下げの髪、それがコケティッシュな顔によく似合う。胸のふくらみは巨乳といってよいぐらい豊かで、なめらかで肉感的な肌と均整がとれている。
 「わたし・・やっぱりもったいないと・・だから」。消え入りそうな声ながら、しっかりと思ったことを口にする。

 ふじこがにっこりとした。
 「いいわよ。ゆかちゃん。みんなもどうやらそう思ってたみたいよ」。そういって、ふじこは改めてみんなを見回し、そして続けた。「ゆかちゃんの勇気に、ご褒美あげなきゃね。だから、今晩の初乗りはゆかちゃんにさせたげるわ」。
 「えっ?。私・・アトでいいです。先輩達が先に・・・」。
 遠慮がちなゆかにむかって、今度はまゆみがおっかぶせるようにいう。
 「遠慮すんなよ。初物は何でもおいしいぞ。ゆか、さっさと食べちゃいなよっ」。

 「そうそう。ゆか早く食べちゃって、私達にも回すのよ」。
 「これって強姦するみたいね」。
 「強姦じゃないよ、相手が男の子だから強チンかな・・」。
 「うわっ、考えただけでもジュンって濡れて来ちゃった」。
 もともとセックスやエッチが大好きなのに、ずつと男っ気なしの生活を強いられ、レズで寂しさを紛らわせてきた彼女たちにとっては、今目の前にあるものは、思わず涎が出てくるぐらいにおいしいごちそうだったのだ。


第6章 ゴム姦

 「おい、まどか、おまえシャバにいたときによく逆レイプしてたって言ってたよな」。 「うん。ちょっちネ。みんなで回したことけっこうあるよ」。
 「ここにはコンドーさんなんて無いジャン。そうかといってこの子、みんなが回し終わるまで我慢し続けるなんてできっこないだろうしさ。中に出されたらヤバイしさっ」。
 「ああ、そうゆうことね。簡単よ。ペニスの根本を輪ゴムでぐるぐる巻きにしたらいいのよ。この子にとったらちょっとキツイだろうけど、安心して犯れるよ」。

 「そっかぁ。さすがレディース出身。何でも知ってるわね」。
 「ついでにさ、この子が騒いだら困るから、誰か口の中に下着でも何でもいいから詰め込んで、口をふさいじゃうのよ。そうすりゃ、どんな男でも泣こうがわめこうが、アタイらが満足するまでおつとめさせられるんだ」。
 「よっしゃあ、そんじゃあ時間がもったいないからさ、早速始めようよ。ゆかが一番ね。二番目はやっぱりまゆみさんかな。大丈夫よ、みんなも順番でちゃんと当たるからね。何なら二周でも三周でも・・・」。

 「ふふふ、あのころ思い出すなぁ・・・」。まどかが手慣れた動作で、髪留めのゴムを取ってペニスに巻き付けていく。萎縮しかけていたペニスが、根本をゴムで縛られ血液の流れをせき止められたことにより、急激に膨張を始めた。

 「うっ・・痛いっ・・助けて・・」。和美は力を振り絞ってこの悪巧みから逃れようと試みたが、相変わらず床の上に大の字に押さえつけられたまま、手も足もびくともしない。そのうちに口の中になま暖かい感触の布きれが押し込まれた。きっと誰かのパンティーなのだろう。かすかに湿り気を帯び、塩気が感じられる。 

 くぐっ・・・。太股の上に体重がかかったと思ったとたんに、ペニスが乱暴に握られる感触。そして先端になま暖かいものが触れたと思った瞬間、うあああああっっつ。ぬるぬるとした肉の塊が、ペニスの先端を包み込み、そこから根本へ向かってぐぐぐっとくわえ込んでいく。ペニスが食べられていく、そんな感覚が襲ってきた。

 全身を何ともいえない快感が走り抜け、和美の全神経を刺激する。首が反り返り下着を詰め込まれた口からは「うっふぐっ」と言葉にならない吐息が漏れる。押さえつけられたままの手足がびくっびくっと痙攣する。

 「はふーーん。たべちゃったぁぁぁん」。ゆかの口からは、何ともなまめかしい声が漏れ出す。ゆかは最高の笑みを浮かべながら、両手を和美の貧弱な胸板においたまま、静かに上下運動を開始した。初めはゆっくりと、味わうようにして、そして次第にその律動のスピードを高めながら。

 「あふっ、あうんっ、ふはっっっ」。律動にあわせて、ゆかの表情が次第に恍惚としたものに変わっていく。貪欲に久しぶりに味わう男を、全身で楽しんでいる風だ。

 「ゆか、おいしい?」。
 「うん・・・、とっても・・・あんっあそこが・・・気持いいっ・・・」。
ゆかの上半身が大きく反り返り、さらに腰の動きにグラインドがかかった。和美はというと、ゆかの膣が締め付ける快感に翻弄され、目を閉じたまま必死で快感に耐えているのが、何ともいじらしい。

 「へえーっ、この子も結構感じてるみたいよ」。
 「すごーい、もうわたしもう我慢できないわ、あそこベトベトよ」。
 「ホント。男を犯すのって・・・。コレって病みつきになってしまいそうね」。

すかさずレディースで経験者のまどかが答える。
 「でしょう。一度この味覚えたら、何度もやりたくなるモンよ。うちらだいたい月1ぐらいのペースで、可愛い男の子捕まえてきては、たまり場に連れ込んで、みんなで回したモンなのよ」。
 「へえーっ、それってやばくなかったの?」。
 「ぜーんぜん。最初は泣いてぶるぶる震えてるけど、まあ苦痛ばっかしじゃないしね。だいいち女に犯されましたなんて、男がはずかしくって人になんていえないでしょ」。

 「それもそうよね。その点では今日の子も、絶対的にアタイらの方が優位なわけだしね」。
「そういうこと。たまには男どもに女の怖さを教え込んでおかないとね。いつも犯されて女が泣くなんて悔しいし、女も犯せるところを見せとかないとね」。
 「うふっ、楽しいなぁ。でもこの子にはちょっとだけ、同情しちゃうけどね」。
 女達は一斉に声を上げて笑った。

 女達の会話とは別に、中央ではゆかの腰の動きがますます激しくなり、彼女の快感はまもなく絶頂を迎えようとしていた。両手はすでに和美の胸板から自分のバストに移っており、その豊かな胸の膨らみを自分で揉みし抱くように愛撫している。

 がくがくがく、腰の動きに連れて、その結合部分からはあふれ出た液体によって、ぐちゃぐちゃ、じゅぽっじゅぽっ・・・、何ともいやらしい音が漏れてくる。
 「あんっあふぅぅーん、いっいっあはっっ・・・」。下半身の一点を中心に、ゆかの身体全体が今や快感をむさぼり尽くそうとして律動を続ける。

 ううっ、だめだっ・・きっ気持ちいいーーっ。でっでちゃうよぉーっ・・・・。和美は必死でその下半身を中心に襲いかかってくる快感に耐えようとしていた。男としてのプライドや、理性のかけらをうち砕くような、猛烈な快感が彼を襲っていた。ペニスをくわえ込んだゆかの膣壁は、かれのものを飲み込み、そして締め付ける。

 熱い壺の中のぬるぬるの粘液と、まるで生きているような肉の襞が、彼のペニスを押し包み、蠢めいて性感を刺激する。ピストンの動きがさらにに加速する。
 うっああああっ、いっちゃうーーーっ。彼は目を見開き、身体を反り返らしてその瞬間を迎えた。下着でふさがれた口からも、声にならない声を上げながら・・・。

 時を同じくして、彼を責め続けていたゆかにも絶頂が訪れようとしていた。
 「あっふーん、だめだめだめっ、いついつちゃうーーーんっ」。
 ひときわ大きく腰をグラインドさせると、女性器の中にさらに奥深くペニスをくわえ込むように動き、そしてそのまま上半身を倒れ伏すように彼の上に重ねた。豊かなバストが押しつけられ、その肉感がじかに彼に伝わった。
 
 どくっどくっ・・・。ペニスかから白いものがほとばしり、ゆかの膣の奥へと噴出を遂げる・・・・・、というはずだったが・・・。残念なことに、ここで根本をゴムで押さえられている現実が、彼をして地獄にたたき落とす役目を果たした。

 彼女の膣に翻弄され、たまりにたまっていた性感を無理やりに解き放たれながら、彼には絶頂が訪れなかったのだ。根本をせき止められたことにより、射精のエネルギーは閉じこめられ、精管内にとどまつたままにさせられたのだ。

 ぐあっ、これでは本当に生殺しじゃないか・・・。こんなことって・・・。やり場のないエネルギーが彼の身体をかけめぐり神経を逆撫でした。激しい怒りがこみ上げてきた。こ・い・つめら・・・。くそっ、なんとかここから逃げることを考えないと・・・。

 しかし彼がその思考を進めることは不可能だった。いつのまにか新たな肉壺が、彼のペニスの上に乗っかかり、そしてあっというまに腰を落としてきたのだ。どうやら彼女たちには一分たりとも、彼を休ませてくれる気なんてないようなのだ。再び襲いかかる女膣の攻撃に、彼は絶望的な奈落の底への道が今、開かれたことを悟ったのだった。


   〜地獄の女囚房 その4に つづく


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