2.厚底ブーツの破壊力に感動・・・。
♪チャラチャラララ・・・♪
ん? 香織から電話だ。
私は変態男の股間に小刻みな電気按摩を喰らわせながら、香織からの電話に出た。
携帯電話の小さな受話器から、香織の黄色い声が響いてくる。
「もしもし〜。綾乃〜?ねえ?まだ終わらないのぉ、お仕置きぃ〜。」
・・・街の雑踏が聞こえるから、もう、渋谷に着いてるのかな〜?
香織って昔っから、気が早い性格だからね・・・。
「えっ? もう、トドメ刺すからぁ〜、ちょい待ってて〜。」
私は電気按摩を掛けたまま、電話の香織に返事をする。
そんな私の姿勢に気がついたのか?
電話の向こうで香織が・・・
「・・・っていうか、綾乃、今、電気按摩掛けてんでしょ? 声が震えてるもん。」
・・・なんて言っている。さすが、鋭いっ。
「しょうがないじゃん。手で潰したら、せっかくマニキュア塗ったのに汚れちゃうし・・・。」
電気按摩の振動で少し震え気味な声で言い訳なんかしちゃったり・・・。
・・・と、その時。
「あっ、あっ、あっ!もっ、もぉ、もう限界っ!あっ!」
男の高音な喘ぎ声。凄〜く嫌な予感・・・。
ん?ゲッ!! ・・・やっぱり。
ドピィッ! ブシュ〜! ドロドロ〜。
そう、嫌な予感が的中した。
男が逝きやがった! ・・・凄く間抜けな顔しながら。
「ちょっ〜とぉ〜!汚〜い!もうっ!ブーツがイカ臭くなっちゃうでしょぉ!変態っ!」
あまりにも簡単に射精した男に物足りなさを感じた私だったけど・・・、そんなことよりも自前のブーツを汚されたことに腹が立った。
そう、それで〜、ムカついたから、ゼリー状の精液がこびり付いたままの右足を30センチくらい振り上げて、そのまま勢いよくチンチン目掛けて落としてやったよ。
厚底でブーツ自体に重さがあるから、想像以上に勢いが付いちゃって・・・、靴底が男の股間にめり込んだ瞬間、尿道に残ってた精液が飛び散るように宙を舞った。
精液の水飛沫がブーツの上の方まで飛んできたからねぇ〜、かなり痛かったんじゃないのかな〜。
男が息を吸うのも苦しそうな表情を見せ、静かに呻きながら、体をくの字に曲げて蹲ってる。
「チ、チ、チンコがぁ・・・・。うぅ・・・・。」
「・・・ったく〜、お前、超弱いじゃん。つまんな〜い!」
私は業と男に聞こえるように”ため息”をついた。
でもさ〜、ブーツで電気按摩されただけで逝けるなんて、ある意味で幸せかもね。こういう変態って。
・・・って、それにしても、随分派手に吹き出してくれたわね〜。
おかげでブーツの爪先がベチョベチョ・・・。
ほらぁ〜、ソールまでベトベトになっちゃったよ。良かった〜、撥水スプレーでコートしといて。
合成革の上をゆっくりと滑り落ちていく、ゼリー状になった精液の塊を見下ろしながら、ホッと肩を撫で下ろす。
そして、あまりの気持ちよさ?と、予想外の私の踏み付けに、未だ半放心状態にある変態男を冷たい視線で見下して、皮肉を込めたコメントをぶつけてやったよ。
「あ〜あ。ブーツで踏まれただけで逝っちゃたね。そんなにゴツゴツした厚底が気持ちよかったの?」
「あ、あ、あああ、ブ、ブーツが・・・、あ、あ〜。」
コイツ、受け答えすら出来ないよ・・・。
このブーツで電気按摩は、相当効いたみたいだね。
そりゃ〜コイツはブーツフェチだもんね。こんなゴツいブーツで”ブルブル”されたり、”グリグリ”されちゃうんだから、気持ちよくない訳がないか・・・。
でも〜、女の子のブーツにフェチを感じてるって事は・・・、コイツ、町中でもいつも”ハァハァ”してるのかなぁ〜?
そう思うとちょっと怖い・・・。
そんな奴の金玉は、さっさと踏み潰した方が世の為だねっ。
・・・と、次の瞬間。
「ねぇ〜、どうしたのぉ! ちょっとぉ? 綾乃ぉ〜?」
それは香織の声。
お〜っとイケネ。電話の途中だった・・・。
私は急いで香織に返事を返した。
「ゴメン、ゴメン!今、男が逝きやがってさ〜。」
「も〜っ、そんな時間無いでしょ? 早く潰しちゃいなよ〜。 綾乃、いま武蔵浦和にいるんでしょ? 集合6時半だよ。」
「分かってるって。香織って心配性なんだからぁ〜。そんな事より男が逝った画像送ろうか?」
「そんなもん、いらないって!それよりも、時間っ!」
「だから、大丈夫だよっ〜。渋谷だったら埼京線使えば武蔵浦和から40分でしょぉ!」
「綾乃知らないの? 埼京線、人身事故で止まってるわよ。」
「えっ!? じゃぁ〜南浦和経由で京浜東北? ・・・って、それじゃ〜、もう時間無いじゃん!」
「だから”早く”っていってんでしょぉ! もうっ〜。」
・・・と、ここで電話が切れた。
そして、腕時計を確認する。
う〜ん、今、5時10分か〜。京浜東北で田端乗り換えじゃ、微妙な時間だね・・・。
香織の警告通りだよ、こりゃ〜。
よしっ、この変態男を後5分で倒すっ!
改めて気合いを入れ直した私っ!
今度はブーツの踵で玉袋を押し潰す攻撃に切り替える。
男の金玉って柔らかくて直ぐに壊せちゃう感じがするけど、実は結構難しい。特に蹴り潰すのは難易度高いよ。まあ、茜や奈々とか、サッカーやってる麗撃天使はパワーで蹴り潰しちゃうけどね・・・。私はちょっと無理。
だから、踏み潰しちゃうの。
踏み潰しだったらどんな女の子でも、靴を履いて踏めば簡単に潰せるよ。
・・・ということで、さっそく厚底ブーツの右足を男の股間にねじ込む私。
精液でグチョグチョに汚れた股間だから、ブーツを差し込んだ時に”ニュル”っと足が滑る。
男も射精した後でチンチンが凄く敏感になってて、少し靴底が亀頭を触っただけで、尋常ではない位に大げさにエビ反っている。
腰のヒク付かせ方が何とも間抜けに見えるよ。
グリ、グリ、グリ・・・
ブーツだと踏んだ感触が足に伝わりにくいから、ついつい、いつも以上に”力”が入っちゃう。
それでタバコを踏み消すみたいにニジニジ足を動かしてるんだから、男の奴、気絶しちゃうかもね。
ほらっ、あんなに苦しんでやんの。超ウケる。
「あっ、あん! も、も、もう〜いいよぉ! そんなに強く踏んだら痛いってぇ〜!」
「当たり前でしょ? 痛くしてるんだからっ! ・・・っていうか、言葉遣いが気にくわないんだけどぉ! そうそう、このままブーツで金玉潰すからね。」
男が両手で私のブーツにしがみ付いて必死に股間から退けようとしてるけど、そんなの無視無視。
お前のひ弱な腕力じゃ、私のブーツは退かせないって・・・。
私は、時折、男の手の指を爪先で蹴り飛ばしながら、鋭い靴底を男の玉袋にめり込ませ続けた。
そしたらさ〜、男の奴、涙目になってやんの。
もう、”キモイ”としか言いようがないでしょ〜。
思わず、唾を吐きかけちゃったよ。”ぺっ!”ってね。
そこで私が一言、男を見下しながら言い放ってやるの!
「ハッキリ言って、お前みたいな変態、ウザいんだよっ!二度とブーツドロ出来ないように、ブーツの怖さを思い知らせてやるよぉ!」 ・・ってね。
男の奴、もう、ボロボロだね。
顔なんて、涙と冷汗と私が吐き捨てた唾でグショグショになってんの。いかにも匂ってきようだよ。キタナイ!
そこで、そろそろ”トドメ”の一踏みを。
「ホラッ! 潰れちゃいなっ!」
ぎゅ〜ぅ!
「ぎゃぁああ!」
男が地を割るような激痛の悲鳴を上げた。
室内は窓がない地下室だから、その声が何十にも反響する。まるで”日光の鳴き竜”みたいに。(・・・関西圏の人には、分かりにくい例えで御免なさい。)
そりゃ〜痛いはずだよね。金玉が地面とヒールでモロに挟まれたんだもん。
しかも、私の全体重が掛かってるしね。
悪いけど、私、バスケやって筋肉とか付いてるから、決してスマートな体型じゃないよ。むしろ重いかも・・・。
「あっ!あっ!お、お、お願いっ! 許してぇ!」
でもね。そんな苦痛に歪む変態男の酷顔を見下ろすと、心がス〜ッと晴れる。何か気持ちいいんだよね。やっぱり、私ってサドなのかな?
だから、ついつい言葉で男を苛めちゃうんだよね。
「あぁ? お前、何言ってんの? 本当はブーツで踏まれて嬉しんでしょ?」 ・・・とかね。
・・・でぇ〜、金玉を踏んでいる足だけど・・・。
ブーツの靴底は複雑な滑り止めが付いているから、男の金玉をガッチリ掴んで放そうともしないよ。
だから、私、攻撃本能に身を任せて、鋭い靴底を更に食い込ませてやった。
そしたらさ〜、男ったら本気で泣き出しちゃったんだよ・・・。
「がぁっ! あっ! お願いですぅ! ブ、ブ、ブーツをど、ど、退かしてくださ・・・い・・・。」
でもさ〜、ちょっと言うのが遅かったんだよね〜。
・・・まさか、そんな限界で言った命乞いだなんて知らなかったから〜、私、勢い余って潰しちゃったよ。
ブチュッ!グチャ!
「ほらっ!退かしてやるよ・・・って、もう潰れちゃったけどね。」 ・・・って、もう遅いか。
「き・き・きんたま・・・・が・・・・。」
あ〜あ、男がまた放心状態になっちゃった。
もう、男の股間が血痕だか精液だかでグチョグチョになってるよ〜。例えゴム手袋填めた手でも触りたくない位。
ほんと、痛そっ。
〜〜おまけ編〜〜
でも〜、最近の私はココからが凄いんだよねっ!
気が付いたら・・・。
「金玉無くなっちゃんじゃ、チンチンもいらなくな〜い? だって、もう、精子作れないんだよ。」
・・・なんて言ってた。
自分で自分をコントロール出来なくなっちゃうの。
なんか、チンチンまで潰さないと気が済まない”本能”があるみたい。これって直さないと不味いよね・・・・。
潰し終わってから、チンチンまでは遣り過ぎだよね〜って反省するんだけど・・・。
う〜ん。
だからさ〜、ココからは私もハッキリとは覚えてないんだよね〜。本当に。
ただね、男が、
「お、お、おね・・が・・い・・・。ゆ・・るし・・て・・・。」 ・・って、マジな命乞いをしてたことは、何となく記憶にある。
でもさ〜、私、無性にチンチンを潰したいもんだから〜。
「な〜にぃ?聞こえな〜い?もっと、ハッキリ喋りなさいよぉ!」 ・・・なんて言って無理矢理潰した感じがする。
そうそう。
「ゆる・・・し・・・」って、男が最後の気力で縋ってきた時も、「ああ? ブーツでチンチンも潰して下さいだってぇ!」・・って言い払った感じするもん。
・・・で、気が付いたら男が叫び散らしてた。
「違、違うっ・・!あ!あっ!ああぁぁぁぁぁああああっ!」
そこは覚えてる。
あと・・・、チンチンを踏み潰した感触。
グリグリグリ・・・・・・・グチャ。
そんでもって〜、潰し終わってから我に返るんだよね。
「やだ〜、チンチンの欠片が厚底の溝にめり込んでる〜ぅ! 汚〜い!」って。
まっ、いっか〜!? チンチン潰したって、どうせ悪い変態男のなんだからっ!
深く考えるの止めよ〜っと。
・・・って、そんなことより。
・・・このチンチンの肉片、男のシャツに擦り付ければ落ちるかな?
ゴシ、ゴシ、ゴシ・・・。
・・・って、余計に入り込んじゃったんだけど・・・。
まっ、歩いてれば自然に落ちるか。(・・・超楽天主義?)
さ〜て、合コン行こっ!相手もバスケ部なんだよねっ。
悪いけど、今日は香織に負けないよ。
その為に自慢のブーツにミニスカ穿いて、オシャレに”勝負服”で決めたんだからっ!
(おわり)