「(3)男の人の”玉袋”って温か〜いっ!」の続き。
「明香ちゃん。そろそろ、トドメさすけど準備はいい?」
私は横にしゃがんでいる明香ちゃんに視線を落とし、タイミングを伺った。
「バッチリですよっ!」
明香ちゃんが、我慢汁でヌメヌメに汚れたゴム手袋でピースサインを見せ、無邪気な笑顔で私に答えてくれた。
「じゃあ〜、”せ〜の”で力いっぱい握り潰してね。」
私は明香ちゃんの笑顔に、少し緊張した面持ちで告げた。
「は〜い!もうっ、歯を食いしばって力込めますからっ!」
・・明香ちゃんは、口元は笑ってるけど、目は真剣。こりゃぁ、期待できそうだよ。
・・・と、その時。さっきまで大人しくしていた男が、”空気の切り替え”に危機感を感じてか、急にオロオロし始めて、醜い命乞いをあげている。
「お、お、お願いだぁ・・・、金玉だけは潰さないでくれぇ〜!潰れたら死んじゃうって!お願いだからぁ!」
・・・って、今にも泣き出しそうな顔。
ほんと、見るからに汚いね。なんだか、ムカついてきたよ・・・。
だから、私は男に意地悪なことを言ったりもする。
「へ〜っ、でも、死んだ方がマシなくらい痛いわよ。」・・・ってね。
「私、まだ小学生だから、お前が死んでも無罪だもんねぇ〜!残念でしたぁ〜!」
社会科で法律を習ったばかりの明香ちゃんが、得意げに少年法を持ち出したりもしている。
「た、た、たの、たのむ・・・・」
・・・・あ〜あ、ついに男が泣いちゃったよ。でも、泣いたって去勢はするけどね。
私はそんな男を酷顔をクールに見下ろした。
「あ〜あ、コイツ本気で泣いてるよ。でも、恨むんならこんなトコに応募した自分を恨むことね。」
そう言い捨てると、私は泪でグチョグチョになっている男の汚い顔に、唾を吐き掛けてやった。”ぺっ!”って感じに。
そして、気分を取り直す。
「・・・じゃあいい?明香ちゃん。」
「もっちろ〜ん!」
明香ちゃんが元気いっぱいに返事する。こういう時って、やっぱり”小学生”の顔してるよね、明香ちゃんって。
「じゃあ潰すわよ!・・・せ〜の!」
この瞬間、私も明香ちゃんも獲物を狩る鋭い視線に変貌する。
もちろん、もう、チンチンなんて弄ってない。4本の手が小さい玉袋を余す所なく包んでいる。
その次の瞬間!
「え〜いっ!」
私と明香ちゃんの息が合わさった。
グチャッ!
「ギャァアアア!き、きん、きんたまが〜! あ、あっあがっ・・・あ・・・あがっ!」
泣き叫ぶ男。それもその筈よね。ゴリッて擦り潰れた音したもんっ。
まあ、そんな激痛、私たちには分からないけど・・・。
でもさ〜、その時の男の射精は凄かったよ。まさしく、噴水だったよ。
今まで散々ローション付きの手袋で擦ってたから、最強に濃い精液が噴射したの。
おかげで私の手袋には、男の精液が固形のままこびり付いてる。
もうっ、周り中に温泉卵に臭いが広がってる・・・。
それにしても、ゴム手袋填めて正解だったね。それだけ、ゴム手袋がドロドロになってるんだよ。
・・・と、その時。泣き叫ぶ男の大声に紛れて、明香ちゃんが少し浮かない顔をしていた。
どうしたのかなぁ?
・・・と、声を掛けようとした、その時。
「あっ、美友さ〜ん。私の方、なかなか潰れないよぉ。」
・・・な〜んだ。不発だったのか。心配しちゃったよ。
「どれ?もう一度、力を込めてみな?」
「うん。」
小さく頷く明香ちゃん。
その脇では男が最後の命乞いに必死になっている。もう、プライドなんてないんだろうね。超惨め・・・。
そんな男の悲鳴をBGMに、明香ちゃんが小さな手で、再度、左の睾丸を包む。そして、明香ちゃんの両手の上に、私も両手を被せる。
「トドメは2人で刺そうね。」
そういい終わりと、私は明香ちゃんの手の上から力を込めた。
・・・明香ちゃんの手が小刻み震えてる。明香ちゃんの手にも、相当、力が篭ってるみたいだね。
クチュ。
「・・・ガァ、ガッ・・・・・。ガクッ。」
2つ目の睾丸が潰れると同時に、男も小さな声で気絶した。
あたり一面は男の吐いた泡や精液、血痕などで湿っていた。
ところで・・・。男の金玉が潰れて、気絶してからが面白かったんだよ!
明香ちゃんがね、男のチンチンってどれだけ丈夫か見てみたいって、金玉が潰れて只の肉棒と化したチンチンを、ず〜っと扱いてたよ。あのゴム手袋を填めた手で。
「電気按摩も面白いけど、握り潰しも楽しかった!」・・・だって。
明香ちゃんの彼が見たら何て言うかね・・・。
何しろ、電気按摩を覚えた頃は、彼で相当練習したみたいだからね。
おかげで明香ちゃんの彼、明香ちゃんの靴底じゃないと逝けなくなっちゃったらしいよ。
何だか凄い・・・。
(おわり)