私は21歳以上です。

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・・・「(2)つかさ、ブーツでパワーUP!」の続き


いいかげん、そろそろ、トドメ刺さないとね。もう、帰る時間だよ。
・・・と、私は何気なく先っきの壁時計を見上げた。

「あれっ?7時15分?? ん? ・・・あっ! あの時計止まってんじゃん!」

「えっ!あっ、本当だ! じゃあ、今何時?」 つかさが、物凄く慌てた様子で、私に聞いてきた。

私は通学鞄から携帯電話を取り出して時間を確認する・・・。
「げっ!もう、8時過ぎれるよ!歌テレ始まってんじゃ〜ん!」 

「あちゃ〜! も〜いいや! お仕置きの途中だけど、チョット休憩。テレビ、テレビ!だってねぇ!今日は”IGA・RA・SHI”が新曲発表するんだよ〜!」

・・・やけにソワソワしてる。やっぱり、はしゃぎ方は子供だよね・・・。

「はいはい、分かったから。」 ・・・と、私。 
つかさってジャニーズ系の大ファンなんだよね・・・。そう言えば。

そして、私は足元に転がる、薄汚れたリモコンを拾い、形遅れの14型テレビに向けた。



ぱちんっ! ふぉあ〜ん

すると、画面には”キンキボーイ”と”IGA・RA・SHI”・・・と”三田あみ”が。

つかさが目をテンにさせて、テレビの画面を見つめる。

「あれ?どっかで見覚えのある顔・・・あっ、そうか。今日のゲスト、お姉ちゃんだよ! あっ!でもズルイ! IGA・RA・SHIの”会田くん”にあんなにくっついてるぅ! もう、こんなことなら、私もデビューするんだった!」

「つかさ、もしかして、妹なのに知らなかったの? 新聞のテレビ欄に書いてあったよ・・・ゲストは”三田 あみ”って。」 

私は、つかさをなだめる様な優しい目で見た。

でもね、”三田あみ”の登場に一番驚いていたのが・・・あの変態男だよっ!
だって、今さっきまで、”三田あみ”の妹に電気按摩されて、悶絶させられてたなんてね・・・。

それにアイツ、三田あみのファンだよ。つかさは敢えて見えない振りしてたけど、あそこに制服姿の等身大ポスターが貼ってあるし。


そんなブラウン管からは三田あみの歌が・・・。

「ねえねえ、この曲の振り付けって、私が原案者なんだよ!」
さっきまで姉に嫉妬してプンプンしていたつかさが、急に表情を変える。今度は、得意そうに手振りを付けて軽くジャンプし
た。
・・・さすが、わがままアイドルの妹。この娘も、かなり、感情の波が激しいからね・・・。

少しあきれた顔で、つかさを見る私。
すると、つかさは目をキラキラさせ、元気いっぱいの声で私に話しかけてくる。

「ねえ、沙弥香ちゃん! 私、面白いトドメの方法を考え付いたよ!」

「えっ?何々?どんなの?」

「ブラウン管のお姉ちゃんに合わせてぇ〜、男の股間の上で振り付けを踊るの!」

また、凄いこと思いついたわね・・・この娘。可愛い顔して・・・結構、残酷なトドメだよね・・・。

・・・・と、気分を取り直して。

そう言うと、つかさは再び、ブーツで武装された足を男の股間に乗せた。

「あんっ。」 チンチンが腫れ上がて熱を持ってるから、ブーツの靴底に踏まれて冷たかったみたいね。
男が、そのヒンヤリとしたブーツの感触に、子猫のような小声でキモい声を出す。

チンチンは既に傷だらけだけど、男の目が垂れてて危ないよ・・・。つかさが’三田あみ’の妹だって分かったら、”何されても構わない覚悟”でもついたかな?

でもさ〜、この振り付け、かなり激しいんだよ。
何しろ、ジャンプとツイストが中心なんだよ。男の奴、最後まで耐え切れるのかな〜。



♪ジャジャン、ジャ♪ ・・・ついに運命の曲が始まった。


曲名は「真夏のラブ・ウエーブ」。アイドルの歌としては、かなり激しいテンポだよ。
ブラウン管のあみさんも、ミニスカートを翻しながら、元気一杯に飛び跳ねてる。

そして、つかさも飛び跳ねる。
もちろん、ブーツを履いたままの足で、容赦なく、剥き出しのチンチンに着地する。

グチョ!ゴリッ!


「おうっ!効くっ!はあ、はあ・・・」
着地の瞬間、”踏まれて痛い”という現実を知ったのか? 男の喘ぎに、そのキツさが感じ取れる。

つかさの、身長156センチ、体重46キロ。15歳としては整った身体。だから、男にとってかなり重いはず。
しかも、それが身体の上で飛び跳ねる。100%、チンチン集中攻撃でね。

でもさ〜、さすが、つかさだよっ! 新体操で鍛えられたバランス感は伊達じゃない!
ヒールのあるブーツを履いてるのに、器用に重心をとって、男の金玉の上に確実に着地する。

つかさが飛び跳ねて着地するたびに、男がキモい声を上げ、腰を引き、どうにかやっと耐えている。でも、この調子じゃ、潰れるのも時間の問題ね。


続いて、今度はツイスト。
つかさは、男の股間の上に完全に乗っかって、お尻を大袈裟に振る。

ぐりっ、ぐりっ、ぐりぅ・・・

丁度、舞さんの”グリグリツイスト”みたいな感じ。

ツイストしてブーツの向きが変わる度に、男の傷だらけのチンチンがグニャグニャと変形する。

肉がギッシリ詰まったチンチンが、あそこまで変形するんだから、あのブーツの圧力は尋常じゃない。
さすがに男も痛そうね。

「おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、う、チンポが・・・、チンポがもげそうだ・・・ギブ!ギブ!もう、止めてくれぇ!」

でも、つかさは絶対に止めようとはしない。

「止めるわけないでしょ? お前は”犯罪者”なんだからっ! 最後まで罰を受ける義務があるの!」
つかさが、足に力を込めながら、男を見下ろし、きつく睨み付けた。


・・・と、その時! 
ゴキュ!

「うぎゃあ!!あっ〜!チンコが〜!俺のチンコが〜!」

物凄い男の悲鳴!!

「えっ!!」 
私は、その瞬間に驚愕した!
だって、つかさのツイストでチンチンが”折れ”ちゃったんだよ。

でもね、つかさは自分の世界に入り込んでしまって、そんなこと気にしてないみない。

だから、つかさがお尻を振るたびに小骨が折れたり、肉離れのする音が微かに聞こえる気も・・・。まあ、男の悲鳴で掻き消されちゃって真相は分からないけど。

でも、チンチンが折れちゃってることは確か。
普通はあんな形には変形しないもん。

「あれ?いつのまにかチンチンが折れっちゃったね!軟弱なチンチン。 どう?あみ本人に踏まれてる気分する?でもね、ここからが本番よ!私が”三田あみ”に代わってお前を去勢してやるんだから!」


「去、去勢っ!そ、それだけは、それだけは、勘弁してくれ〜!」

それでも踊りを止めようとはしないつかさ。


そんな、激痛に苦しむ男の中で、最悪な予感が過ったみたい!


・・・知ってる?この後の振り付け・・・。
最後はね、”バック宙”して両足で着地。・・・・こんなの喰らったら間違えなく潰されちゃうもんね。

ファンゆえに知ってしまった自らの運命・・・。
ブラウン管の向こうのあみさんは、今、何を考えて、あんなに笑顔で歌ってるんだろうね。


そして、運命のラストフレーズ。

つかさがバック宙するための助走をつける。

「お、お、お願いだぁ!バック宙だけはしないでくれ〜!俺が悪かったよ!何でも言うこと聞くから!」

「そう。何でも言うこと聞いてくれるの?じゃあ、その金玉、私にちょうだいっ!」

「えっ!?」

「トドメよっ! えいっ!」

ぐぅお〜ん!・・・つかさの身体が宙に浮く。新体操部だから身のこなしは綺麗だよ。

そして! 着地ぃ!! 

グチャァア!!

ついに金玉が潰れたっ!

その瞬間、まだ尿道に残っていた精液が、血液に押されて一気に噴射した。

その後、直ぐに血生臭さが狭い部屋に広がった。
私は、血の臭いが嫌いだから、急いで窓を開けて換気した。

男の方を見下ろすと、絨毯には、ピンク色の半固形状をしたアンカケが無数に飛び散っている。

幸い、つかさは、ロングブーツを履いてたから、自慢の脚には掛かってないみたいだけど、ロングブーツの上の方まで、細かな血しぶきが付いている。

「あっ、あっ、あ、あ、あ・・・・・き、金玉・・・が・・・」
男はパックリと口を半開きにしたまま、放心状態にいる。・・・って、気絶してないんだから、コイツ、強いよね。


でもさ〜、つかさって小悪魔だから、追い討ちまでかけちゃったんだよ。

・・・曲の最後で、つかさが、金玉を踏んでいる足を軸足に、独楽のように一回転した。
「イエイッ★」ってね。ブラウン管のあみさんと、同じタイミングでポーズを取った。


もう、つかさのブーツが、色んな体液でドロドロになってるよ・・・。

さすがにこれで気絶しちゃったみたい。
あ〜あ、泡吹いてる・・・。

(おわり)



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