【・・・・(3)マ●チの必殺でんきあんま!からの続き】
私は去勢宣告の後、直ぐに男の股間に足を乗せた。
私が履いている黒いストラップ靴は、合成革と硬いゴムで出来ていて、靴底の溝も粗い。
まさに電気按摩のために作られたような靴だね。
今日はニーソックスで腿まで保護されてるから、万が一、精液が飛び跳ねてもOK。
派手に去勢できそうだよ。
男は、まだ、相変わらず声で抵抗してるよ。
まあ、手出しできないんだから、あんなの無視しちゃって平気だけど・・・。
私は、男の股の奥深くに立って、玉袋とチンチンの付け根の、丁度、真ん中辺りに足を置いた。そこからチンチンの亀頭に向かってゴム底を上下にスライドさせたの。
ジュリ〜、ジュリ〜!
靴底が陰毛の上を、掻き分けながら滑る音がする。
そしたら〜・・・
「あうっ!おっ、おぅ!」
・・・と男が気持ち悪い声を出したよ。
チンチンを刺激される電気按摩の快感と、粗い靴底で引っ掻き回される苦痛の、両方を同時に喰らって、腰を引いている。そして、喘ぎ声とも呻き声とも取れる中途半端な高音で発狂してる。
「どう?気持ちいいでしょ? マルチの電気按摩ぁ! このまま、この靴でチンチンごと大根おろしにしてあげよっかぁ!」
私は、チンチンの革が突っ張る感触を靴越しに感じながら、さらに電気按摩のスピードを上げてやった。
粗い靴底に無理やり擦られて、早くもチンチンの所々に小さな痣が出来ている。それでも、私は容赦なくスピードを上げる。
シュコ、シュコ、シュコ!
そのスピードはどんどん速くなる。そのスピードにあわせてチンチンが踊るテンポも速くなる。
私の体重が掛かるたびにチンチンがグニャグニャ変形するんだよぉ!
何だか、見てるだけで面白い。
丁度、あんな感じ・・・。う〜んと・・・、ロックンロールフラワーって知ってる?
音にあわせて花が踊るやつ。あれを連想しちゃったよ。
「あ、あ、あ、あ、あ、で、で、電気按摩がこんなに効くなんて〜!あ、あ、あ!チンポが壊れるっ、う、う!」
男の息が荒くなってきた。
かなり、効いてるみたいね。
でもね〜、電気按摩って麻薬みたいなもの。
最初は気持ちよくて、”もっと、もっと!”って求めるんだけど、実は知らないうちに、チンチンにかなりのダメージを受けてんだよね。
ほらっ、だから、男のチンチン、もう真っ赤でしょ?
そりゃ〜、こんな靴底の粗い靴で電気按摩され続けてんだもんね。
擦り切れて出血しちゃうんじゃないかなぁ?
あっ、言ってるそばから血が滲んできたよぉ!
「あっ、あっ、い、いっ、逝くぅ! マルチぃ〜! マルチの電気按摩で逝っちゃうよぉ〜!」
「えぇ〜っ!もう、逝っちゃうの? まだ、5分も経ってないじゃん!貧弱な男ぉ。でもね〜、只じゃ逝かせてあげないよぉ!」
「も、も、もう、何でもいいから、マルチの足で逝かせてくれよ〜!」
「もうっ!煩いわねぇ!ならば、お望み通りに逝かせてあげるわっ!」
・・・って言うか、コイツ、私のこと、本物のマルチだと思ってんじゃないの?・・・この妄想マゾ。
・・・な〜んて思いながら、私はトドメを刺すタイミングを探った。
もう、チンチンからネチネチした音が鳴っていて、靴底も我慢汁でベトベト・・・。そろそろ、トドメを刺す頃ね。
そして・・・
今だっ!えいっ!
「必殺!マルチぃ!スタンプ!!」
私は、一旦、足を振り上げてから、力任せに睾丸へ振り落とした。・・・靴が風を切って”ビュン”と鳴る位。
グシャア!!(よっしゃぁ!金玉ジャストミート!)
確かに私の足元で、金玉が潰れた感触があった。直感では片方。
私は直ぐに男の股間を確認した。
すると、地面と私の靴底にピッチリ挟まれた玉袋が、煎餅のようにペッチャンコになって床に貼り付いている。
うわっ!精液でグチョグチョになっちゃってんじゃ〜ん!もう、キモいなぁ。
私はその玉袋を手で摘んで床から剥がし、両手で丁寧に揉んでみたよ。
そしたら、予想通り、潰れたのは片方だけみたい。
でも、いいかぁ。コイツ、別に桃子さんをレイプした訳じゃないし。
犯罪の度合いから言ったら軽い方だもんね。今日は特別に片方で許してあげよっ!
・・・と、それはそれとして、お仕置きの後の片付けって本当に面倒くさい。
まず、金玉が潰れた瞬間に飛び出た精液と血液。
男にこびり付いた分は別に構わないけど、私の靴やニーソックスまでベトベトになっちゃうんだよね・・・。
それに私、射精の時にするあの臭いもダメなんだよね。直ぐに気持ち悪くなる。
それにしても、コイツ、いっぱい出したね。
爆心地の股だけじゃなくて下半身全体に”アンカケ”が広がってるよ。
・・・って、当の男だけど・・・。
泡を吹いて気絶しちゃってる・・・。 もうっ、2回も泡吹く奴も珍しいけどね・・・・。
でもさ〜、コイツ、金玉潰されてんのに嬉しそうな顔して気絶してんの。
そんなに、マルチに苛められたのが良かったのねぇ。
まあ、そういう意味では、私も”自分の中じゃ、もうマルチ本人”だったけど・・・。
だから私は、マルチとして”ダメなファン”にトドメを刺したんだよ。
私は知らず知らずのうちに、耳に手を当てるポーズを取っていた。
何だか、私に、マルチの生霊が宿ったみたい。後々、この作品を調べて気付いたんだけどね・・・。
そうそう、金玉潰しが終ってから、唯ちゃんが戻ってきたよ。
「もう、潰しちゃったの?」って、ちょっと物足りなそうな顔をしてたけど・・・。
私は敢えて、「まだ片方残ってるよ」とは言わなかった。だって、もう充分にお仕置きしたでしょ。
「さてと、コイツ、ドアのところに寝かせといたら、通行の邪魔になっちゃうからロープ解こうか。」
「それもそうね。」
・・・と、その時。
ガタン!とドアが勢いよく開いた。
そして、そこには桃子さんが・・・。
「どう?もう潰しちゃった? そんなことより、ほら見て、衣装換えしたの。セーラーマーキュリーだよ。」・・・と、勢いよく入ってきた。
そして、足元に男が仰向けになってることを忘れて、はしゃぎながら、私たちの方に駆け寄る桃子さん。
(あっ! 桃子さん、床に男が寝てるの見えてない!)
ここからは多分、みんなの想像通りだよ。
グシャ!
「ん? うっそ!なんでココに!」
「あっ!桃子さんが最後の”トドメ”刺しちゃった!?」
「あ〜あ、桃子さん、せっかく衣装換えしたのに・・・もう、白のブーツ、赤の斑点で汚しちゃったよ・・・。」
(おわり)
〜参考資料「セーラーマーキュリー」のコスプレ〜