私は21歳以上です。

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ファイル06 コスプレダンパに潜入捜査
《可愛らしい萌えキャラが、妄想オタクを囲んで、踏んで、蹴りまくる。》


実は2人ともコスプレ初挑戦・・・・
 ・・・どころか、アニメもゲームもさっぱり知りません。
依頼者のも参考に。
明麗のコスプレ 唯のコスプレ 依頼者:桃子さんのコスプレ

注意:上の参考画像は、某所から「3次利用」した写真です。従って、もとの出所すら不明です。
    それを更に背景処理し、「特定」できなく加工しました。
    それでも、万が一、不都合が生じた場合は削除しますので、その際はご了承下さい。


To Heartファンの皆さんへ・・・ごめんなさい。
                  (最初に謝らせて頂きます。) 管理者 ど〜も


(1)”トゥー 何とか”のマルちゃん?


やっほぉ!はじめましてっ!
私の名前は、日向 明麗(あかり)、泣く子も黙る13歳で〜すっ!

・・・ん? なに? やっぱり気がついちゃった?
・・・そう、実は私、越谷のじゃじゃ馬娘「日向 茜」の妹です。(シクシク・・・)

・・・っていうかぁ、私も姉貴に引っ張り込まれちゃったよぉ!この倶楽部にぃ!

うっ、せっかく、恋愛に燃える”花の女子中学生”になるつもりが・・・。私の青春、変態男の去勢だけで終わっちゃいそう・・・。
合コンで”鳳華女子の中等部”って言ったら、それだけでモテルのにぃ〜!くやし〜!



えっ?そんなことより、ロリっぽい格好して、今、何やってるのかってぇ?

見れば分かるでしょお! ”倶楽部活動”の真っ最中よっ! それで”コスプレダンパ”に来てるの。


似合うでしょ? この衣装。 もしかして萌えた?正直になんなさいよぉ〜! 
私、アニメとかゲームとか詳しくないんだけど、これ”トゥー 何とか”の”マルちゃん”っていうキャラクターらしいよ。
耳のドライヤーが少し邪魔なんだけどね・・・。(えっ? これってタブーなのぉ!?) 

ちなみに、横に居るのがパートナーで友達の”唯ちゃん”。テニス部で瞬発力とか凄いんだから。

・・・でぇ〜、今日の唯ちゃんのコスプレは、”ピュア ケロット?”の・・・、キャラは分かんないけど、メイドさんの衣装だって。
なんか、私、そっちの衣装の方が良かったなぁ・・・、可愛いし。



そうそう、言い忘れちゃったけど・・・。
今日の依頼メールは、ネットアイドルの桃子さんからっ。コスプレサイトで可愛い〜って有名なんだって。
確かに同性の私が見ても抱きしめちゃいたい!

桃子さんは16歳で、高校1年らしいけど、見た目は私たちより幼そうだよ。
明香ちゃんと並んでランドセル背負ったら、完全に小学生だよね〜。
こりゃ〜、オタク共にストーカーされるのも無理ないね・・・・。
でも、そんな奴らは片っ端から”金玉踏み踏みの刑”にしちゃうんだけどねっ!

そんでぇ〜、今日の依頼だけど〜、桃子さんに付きまとう”変態カメラ小僧”の退治。
なんでも、桃子さんの写真をエッチな写真と合成して、2ちゃんとかに貼ってるらしいよ・・・。
それで、またストーカーが増えちゃうっていう悪循環。
もう、それだけで去勢決定でしょ? こんな馬鹿。

実はねぇ、このダンスパーティー、ターゲットの変態男を誘き寄せる為に、桃子さんが主催者になって、ワザワザ開いたの・・・。
じゃなきゃ、私たち専用の”お仕置きの小部屋”なんて確保できないよ。
ここなら鍵も閉まるから”去勢”するには丁度いいよね・・・。(ニヤリ)


それはさておき、私は、唯ちゃんと一緒に、狭い小部屋からダンパ会場の盛り上がりを覗いていた。



「そろそろ、桃子さんがターゲットを連れてくる筈なんだけど・・・遅いね?」
私は小部屋の隅に掛けられた壁時計を見ながら唯ちゃんに話しかけた。

「う〜ん、でも、会場とか薄暗いし・・・ここからじゃ何処に居るか見えないよぉ。」
唯ちゃんは少し心配そうな顔で応えると、ゆっくりと頷く。

すると、向こうから赤い服の女の子が・・・(桃子さんって、カンノンの制服?)

「ねえ、あれ、そうじゃない?ほらっ、赤い服着てるし、桃子さんだよぉ!」
私は桃子さんの姿を確認して、思わず、喋りの語尾に力が入った。

「本当だぁ、後ろにヒョロい男も着いてきてるしねぇ。よっかた〜、私、桃子さんが襲われてると心配しちゃたよぉ。」
唯ちゃんもホッとしたみたいで、さっきよりも柔らかい表情になった。

「ほんと、でも〜、あの男じゃ、逆に桃子さんに撃退されそうだけどねっ!」



・・・と、その時。こちらにターゲットを連れて歩いてくる桃子さんが、私たちに向けてウインクしてきた。作戦成功ってことねぇ!

よ〜しぃ!あんなヒョロ男の金玉なんか、真っ赤に腫れて破裂するまで苛めてやろ〜っと!

私と唯ちゃんは、桃子さんの入室を今か今かと、その武者震いを抑えきれずにいた。


(次のページに続く)


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