私は21歳以上です。

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レポート03 「靴下ドロと過激なコギャル」


■今回の見所・・・
香織の顔面踏み付けと、綾乃の金玉踏み潰し・・・綾乃が足を使うのは今回が初めて・・・という設定です。
▼今回2人が使用する、顔面や金玉を踏み潰す武器は「バスケットシューズ」です。
■綾乃のバッシュ■ ■香織のバッシュ■

(1)香織の踵落とし

「あ〜かったるかった。なんで、私らが片づけしなきゃなんないの!?」
汗でベトベトになったユニフォームのシャツを、手でバタバタと翻しながら、香織は少しキレ気味に愚痴った。
(女子高だから、肌が見えても問題ないの。)

「しょうがないじゃ〜ん、当番なんだから。」
私もユニフォーム姿。首に掛けているスポーツタオルで、軽く汗を拭いながら言葉を返す。

・・・今日は日曜日。でも、学校に居る・・・。
バスケ部の練習試合だったんだ、私ら。

相手の学校は県立鴻巣中央高校・・・。まあ、遠くからご苦労なこった。

お陰で、ウチの部活が会場の準備や後片付けを、全部する破目になっちゃった。

しかも、よりによって私ら今週”後片付けのチェック当番”だし・・・。
せっかくの日曜なのに、もう、外が薄暗いよぉ・・・まったく(怒)。


「もぉ〜、汗でベトベトだよ〜早く部室行って着替えよっと!」
私は、素肌に貼り付くベトベト感と、女子高生とは思えない汗臭さから開放されたい一心で部室へ歩く。

部室に行けば着替えがある。その着替えを持ってシャワー室へGO!・・・という気分で一杯だ。

だから、部室棟へ続く長い体育館通路も足早で歩るけるの。


「到〜着っ!」
部室の前に到着した私ら。

私は鍵が開いているはずのドアノブを回す。

ガチャッ、ガチャッ

「あれっ?鍵が掛かってる!ふざけんなよぉ〜」
私は思わず、”グ〜”でドアを殴りたくなった。
・・・が、もう、何度も殴ってるからドアがベコベコになってんの。だから、今日は止めた。

香織も凄くウザそうな顔してる。最近、金玉潰しやってないから”禁断症状”かな?

「え〜っ、超ウザ〜い!誰だよ、鍵かけて帰った奴ぅ!・・・綾乃ぉ、鍵持ってる?」

「えっ?持ってる訳ないじゃ〜ん」 

「だよねぇ〜。・・・しょうがね〜な〜」

「しょ〜がないって・・・香織っ! もしかして、またドアノブ、蹴り壊すの?」

「そ〜だけどぉ。」

「また、坂下に怒られるよ」

「いいんだよ、あんなハゲ、ほっとけば。」

そう言って私の制止を聞かない香織は、ドアの前に構えて、踵落としの体勢に入る。
(これで、また、私も共謀犯にされ、当番の回数が増える・・・。結局、悪循環なんだよね・・・。)

ズガシャァァ!

それにしても、いつもながら感心しちゃうよ。香織の踵落とし。
今日も一撃で壊しちゃった・・・。

ほらっ、見てみなっ、香織のバッシュ。踵のところに変な跡が付いてんでしょ?
あれねぇ、いつもドアノブ蹴り壊してるから付いたんだよ。

ん?血痕みたいのも付いてるって?
あっ、あれね。あれはドアノブじゃなくて、男の金玉を蹴り壊して付いた跡・・・。
以前、監督だった変態コーチの潰しちゃったの、あの踵落としで・・・香織が。


ガチャ、ギィ〜・・・

「ねぇ、ちょろいもんでしょ!」

「ちょろいって、香織ねぇ・・・。 ん?あれ?何か異様に散らかってない?部室。」

「綾乃の部屋より綺麗じゃん」

「じゃなくて・・・、本当に変だって、ほら。 あそこに掛けといた制服とか、ハンガーごと無くなってるし。ねっ?」

「綾乃っ!しぃっ!静かにっ!」
私の言葉を遮るように、”しっ!”と指を口の前に立てて、香織が割り込む。

「何っ?ヒソヒソ・・・ん?」

・・・と、間もなく、香織がズカズカと部室の奥へ歩き出した。
その先には、部員用の個人ロッカー(人ひとり入れる位の縦長のロッカー)が並ぶ。

その右から4番目、3年生の宮村先輩のロッカーのノブに、何の躊躇いもなく、手を掛ける香織。

「ちょっと!香織ぃ!? 先輩のロッカー勝手に開けたら、マジ、やばいってっ!」

・・・でも、遅かった。
香織は私の言葉に見向きもせず、徐に扉を開ける。

ロッカーの中はジャージやジャンパーが吊るしてあって、一見、それ以外は見えない。

すると、香織が、拳を握り締めた。そして・・・えっ? 正拳突き!?

ゴボッ!

「うっ・・・」

「えっ? 誰? 男ぉ!?」

「ほらねっ!綾乃!コイツが部室を散らかした犯人だよ。」

ワンテンポ遅れて、ロッカーから転げ出てきた男。
香織に殴られた腹部を両手で押さえながらの登場だった。
年はまだ若い。
服装は、伸びきったTシャツに、Gパン・・・。
あれ?男が今、何か隠したっ!ん? 多恵のバッシュ?

とにかく、コイツは怪しすぎる。きっと、私たちの衣類や靴でオナニーしてたに決まってる!
そんな、変態男には”立ち直れない位のお仕置き”をしてやんないとっ!

私はお仕置きの前に、もういちど、汗を拭った。


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