私は21歳以上です。

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ドールマスターえりか 大会編
                           (なにげに、長期に渡って「長編小説」になる予定・・・。)


   〜第1話 バトン少女たちの凄い行進。〜



やっほ〜。はじめましてっ! 
私、春日 絵里香。中学2年。・・・って言っても、私の住む世界は”2023年”だから、まだ生まれてないかな?当たり前だよね。 「そう。これは今から20年後の日本ですよ〜。」・・・なんちゃって・・。

まあ、それはおいといて。
こう見えても、私、”ドールマスター”なんだよっ! どう? 見えないでしょ〜?

・・・って、いきなり”ドールマスター”なんて言っても分からない?・・・よねっ。(ゴメンゴメン)

ドールマスターっていうのは、”シューティング・ドール”っていう30センチ位の人形を使って、世に蔓延る悪い性犯罪者たちをやっつけちゃう女の子の事を言うの。
・・・って、私が「マスターだ!」って事、絶対に言わないでよっ! 何だか、合法じゃないらしいから。

・・・でぇ〜! 今日は、その”ドールマスター”たちのお祭り。まあ、私たちドールマスターの日頃の成果を発表するようなイベント。一応、全国大会だから優勝すれば100万円貰えるけど・・。でも、みんな強そうだから、とうてい遠い難題だけどね。


それにしても、ここ、凄い熱気でしょ? 
場所は”彩都グリーンドーム”。・・って、みんな分かる訳無いよね。
だって、まだ合併してないし。
そう。2016年に、越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町が合併して、「埼玉県彩都市」になったの。
なんだか、政治家たちが”ドール発祥の地”とか言ってるけど。(実は隣接する岩槻市と”ドールの街”を巡って、抗争中だったりも・・・。ゴメンね、地元ネタで。)
でもね。笑っちゃうんだよぉ。だって、私んちの近所で”ドール達磨”とか売ってるし。いくら達磨が名産だからって・・・。
・・・で、ここは、そんな越谷北区にあるドーム。

そんな事、どうでもいいか? 
それよりも、今日の大会を観戦しようと、30000人近いお客さんが集まってるんだよ。凄いでしょ? 

そしてっ! なんと全員、女の子。
下は小学校高学年、上はハタチってトコかな? 
当たり前だけど、男は誰一人立ち入り禁止。
一応、”コンサート”って名目になってるみたいだけど。
もちろん、警察や役所には内緒のイベントだよ。だって、みんなの居る前で”去勢”しちゃうんだからね。そりゃ〜、秘密でしょ。

・・でも、この熱気、尋常じゃない。
まだ、オープニングセレモニーも始まってないのに。よっぽど、みんな、去勢の瞬間が見たいんだよね・・・。なんか、怖い。


そうそう。
せっかくだから、私のドールも紹介してあげる。

私のドールの名前は”あすみ”って言うの。
身長27センチでちょっと小柄かな? 
マスターの体力データがそのまま使われるから、自慢じゃないけど、運動神経良いよ、この子。
その辺のへなちょこ男のキンタマなんて、一撃なんだから。必殺技の”ダブル・ブーツドライバー”でっ! 

おっと! いけない。
まだ、これは話してなかったね。 もしかして、ビックリしちゃった?

ドールは、通常、ただの”護身人形”だから、男に3日程度の痣を負わせるのが限度。
でもね、私たち”マスター”は、男に二度と性犯罪をさせないように、”去勢”するのがルールだから、ドールも改造してあるの。通常の20倍近い破壊力があるんだよっ。
みんな流行で、強化アイテムとか装着させてるし。(私の”あすみ”は、ブーツとグローブかな。)

まあ、とにかく、凄い人形なんだよ。


・・・と、その時。
「まもなく、”第1回 ドールマスター全国選手権”が始まります! ドーム内の照明が消えますので、足下にご注意下さい。」

あっ! オープニングセレモニーが始まるよ。着席しないと・・。

私は、観客席の冷たい椅子に腰を下ろした。

すると、会場内の照明が静かに消え、賑やかなで豪快な音楽が会場中に鳴り響く。周りの女の子たちも、ザワザワどよめき始めたよ。

そして、明るい声の女性アナウンスが、会場のざわめきを遮るように入る。

「みなさ〜ん! おまたせ致しました! これより、株式会社、ど〜も教育ネットワーク主催、第1回、ドールマスター全国選手権大会が始まりま〜す!  まずは、”鳳華女学館中等部バトンチーム”による華やかなパフォーマンスでスタートで〜すっ!」

(・・・って、教科書メーカーがこんなイベント開くかっ!? 普通・・・。)
・・と、アナウンスに”ケチ”を付けていると、想像もしない光景が目に飛び込んできた!

えっ? 何、あそこで縛られてる男の人?
グラウンドの地面に、素っ裸で仰向けに縛られてるっ!

その様子は、すぐに正面の液晶大画面に映し出された。
確かに下半身まで素っ裸の男。

巨大スピーカーからは、男の「た、助けてくれ〜っ! お、俺は無罪だ! やだっ! 潰されたくないっ!」・・という命乞いの叫びが。

でも、会場は大盛り上がり。早くも「潰せコール」が巻き起こる。
雪崩のように響く女の子たちの歓声に、スピーカーから聞こえる男の叫びさえ掻き消されてる。


そんな中、大画面の映像が切り替わった。

今度は、グラウンドの右ゲート。
そこに映し出されたのは、綺麗に整列した大勢のバトン少女たち。

バトン隊の女の子たちは、上下真っ赤なコスチューム、ヒラヒラのミニスカート。ルーズソックスに、お揃いのスニーカー。そして、手にはバトンステッキ・・。見るからにごく普通のバトン隊。
先頭の子がリーダーらしく、一人だけコスチュームの飾りが豪勢だ。ステッキも、杖みたく長い。


(参考資料:屋外での写真ですが、まあ、こんなイメージです。)


・・・そんな会場の空気に驚いている私。でも、そんな事は関係無しに、行進曲が流れ出す。
そして、「ピィーッ、ピ!」・・と、先頭の子が、高らかに笛を吹いた。

(えっ!? まさか、いきなり潰しちゃうの??)



いよいよ、謎のオープニングセレモニーが始まるのであった・・。


笛の合図と共に、1列に並んだバトン隊が続々と現れた。全員で30人かな?

その30人が一糸乱れぬ綺麗な行進をしてる。
クルクルと回転させる銀のバトンステッキが、照明に当たってキラキラ光ってる。さすが鳳華のバトン部だね。全国3位だっけ?

あっ!そうだぁ!
”鳳華のバトン部”って言ったら”真希ちゃん”も居るかなぁ?
あっ、あのね。真希ちゃんっていうのは、私の小学校からの大親友。(中学校は別だけど・・。)凄く明るくて元気な子。

まあ、それはいいとして・・。
そんなことより。彼女たちの目の前、40メートル先には”素っ裸の男”が仰向けに縛れらているんだけど、全員、表情は至って普通だよ。まるで”こういう”の慣れてるみたい。

そして、彼女たちは一歩一歩男に近づいて行く。
ルーズソックスに白いスニーカーの足を高らかに振り上げながら。60本の女の子の足が、地響きを鳴らしながら、規則正しく男に向かって直進してる。


そんな中、隣の女の子たち(制服姿の女子高生2人)が凄い会話を・・。

「あの子たち(バトン娘)って、みんな、鳳華で”麗撃天使”やってる子たちでしょお?」

「えっ!そうなの?? いいな〜、私も麗撃天使に入りた〜いっ! ・・私、鳳華の高等部、第一志望だったけど、バカだったから落ちちゃったんだよね〜。」

「ホント、あの子たちカッコいいよね〜。でも・・・、美紀が麗撃天使だったら、どう潰す?」

「そりゃ〜ムカツク男のチンポだもん。ブーツで蹴りまくっちゃう☆」

「ははぁ〜ん、超ウケる〜!サッカーやってる美紀が、ブーツなんかで蹴ったら、そいつ、チンポ一生使えなくなっちゃうねぇ〜。」

「ねぇねぇ〜。じゃぁ〜、由香里はぁ?」

「ん、私ぃ? 私は〜、やっぱ・・・」

「スケートでしょ? 由香里、フィギアスケート歴長いもんね。でも、スケート靴で踏んだら一撃で終わっちゃうよ〜。つまんなくない?」


・・・って、どんな会話なんだよっ! おいっ!
・・・じゃなくて〜! ・・と言う事は、真希ちゃんも”麗撃天使”なの〜? 知らなかった・・・。
(そう言えば、この前、真希ちゃんに、「絵里香ちゃんも入らない? 護身術のサークル。」って誘われたけど。もしかして、麗撃??)

そうそう。
ところで、皆さんは”麗撃天使”の事、知ってるよね?
まあ、あれから20年経ってる訳だけど・・。
今じゃ、組織の規模がドンドン大きくなっちゃって、小学生から高校生まで”150人位”所属してるみたいだよ。なんでも、実績が”警察よりも高い”って事で、去年から”警察公認”になったんだって・・。
埼玉県警も思い切った事するよね・・・ホントに。

じゃ〜、真希ちゃんって警察手帳とか持ってんのかなぁ?・・婦警になるのが”夢”って小学校の卒業文集に書いてあったけど。


・・って、そんな事、説明してたら・・・。

「つ〜ぶ〜せっ! つ〜ぶ〜せっ!」
周囲の観客席からは、早くも”潰せコール”が・・・。みんな盛り上がってんな〜。なんか、周りの空気が怖い・・。


一方、男はと言うと・・・。
「や、止めてくれ〜!潰されたくないっ!踏まれたくない〜!」・・・って、さっきから同じような命乞いを続けてる。
大画面だから、冷や汗流してんのまで見えるよ。1人2人ならまだしも、30人じゃ、助かりようがないけどね。
・・でも、勃起してるのはなぜ??



・・ってコトはやっぱ踏み潰しちゃうんだ・・・。なんか凄すぎ。


・・・と、その時。
「ぎゃぁあああっ!」

会場中に響き渡る男の悲鳴・・。男に小型の集音マイクが取り付けてあるみたくて大音響。巨大スピーカーが破れそうな感じ。そして、大画面は次々と履き慣れた白いスニーカーで踏み付けられていくチンチンを中継してる。

ぐぃ、ぐぃ、ぐぃ、ぐぃ・・・

女の子たちのゴツゴツしたスニーカーが、次々と肉の塊を踏み解していく。その度に、パンパンに勃起してるチンチンが歪んで曲がる。
・・・1人、また1人。でも、その列は延々と続いてる。

しかも、男はチンチンを踏まれた後、そのまま、腹と顔も踏まれるから、本当に辛そう・・。お腹の辺りにスニーカーの靴跡がクッキリ付いてる。顔なんて、まだ4人目なのにスニーカーの靴底で出血だよっ〜!

だって、ただの踏みつけじゃないんだよ。
全国第3位のバトン隊が、日頃の練習で鍛え抜いた足で、思いっきり”行進”してるんだからっ!血が出るのも当たり前か・・。

それで・・・。
バトン隊の子たちだけど〜、男のチンチンを踏んでも顔面を踏んでも、表情一つ変えないで行進を続けてる。まるで”男を踏み潰すのが当たり前”な顔をして。



ニチィ、ニチッ、ネチャッ・・・・

おっ! 男が遂に我慢汁を出し始めたよっ! まだ、8人目なのに。

湿り気のあるチンチンを、硬い靴底が踏んでいく度に、水気が絞られるような痴音がマイクに拾われる。
(・・・あんな状況で興奮出来るなんて、アイツ、”マゾ”だね。汚いっ!)

男は、口では「止めてくれ〜!」って叫んでるけど・・。チンチンの先は常に上を向いてるよ。踏まれても踏まれても、負けずに上を向こうとするの。その度に、先っぽを靴底で押し戻される。なんだか、面白いよね。


・・・と、その時だった!
「あんっ!」

え? 今の喘ぎ声・・・。 そう、男が遂に本能を顕わにした瞬間だった。

我慢汁でヌルヌルになったチンチンの先っぽを、靴底で擦られるように踏み潰された、その時だった。

これには会場中から大爆笑の渦。横に座ってる、さっきのコギャル2人組なんて、指さしながらお腹抱えて笑い転げてた。
「ははぁ〜ん! アイツ、踏まれただけで喘いでやんのぉ〜! 超爆笑! バ〜カ!」

一方、男も、自分が喘いだ事で、会場中の30000人の女の子に爆笑されて、顔を真っ赤にしてるみたい。(・・・まあ、それ以前に、顔を踏まれまくってるから、既に真っ赤だけどね・・。)

ホント、無様としか言いようがない。
チンチンは、スニーカーで痛めつけられて傷だらけになってんのにね。


・・・で、その後は、もう射精に向けて、男が徐々に弱っていくだけ。16人目の女の子がチンチンを踏んだ時には、スニーカーを持ち上げる時に、嫌らしい糸が引いてたもんっ。トロ〜っとした奴が。


そして、運命の時はやってきたの。
それは、20人目の女の子。既に19人が踏んで、我慢汁でヌルヌルになっていた男の股間を踏んだんだけど・・・、踏み下ろした時に足を滑らせちゃったの。ズルッって。

そしたら、どうなったと思う? ふふっ。


ドピュッ! グチョリ・・・

男ったら、女の子の全体重が乗せられたスニーカーの靴底に、チンチンを力一杯擦られて、逝ちゃったんだよ。その瞬間に再び会場中が大爆笑の渦。
30000人の女の子たちが、一斉に男や大画面を指さして、「ば〜か!」「汚〜い!」って罵声を飛ばし始めた。

そして、男は顔を赤らめるんだけど、すぐにベトベトに汚れた靴底で顔面スタンプ・・。
男の顔が、自らが出した精液でテカテカ光る。


・・・って、よく見たら、今、足滑らせて男を逝かせちゃった子って
”真希ちゃん”じゃ〜んっ!!
私は真希ちゃんをもっとよく確認する為に、カバンの中から携帯用の双眼鏡を取りだした。

う〜ん。やっぱり真希ちゃんだ。
あ〜あ、膝の上まで精液で汚れちゃってんじゃん。相当、勢いよく踏んじゃったんだね・・。


ところでその後は、もう凄かったよ。
だって、もうチンチンが精液でベトベトになってるのに、それでも残りの10人が容赦なく踏んで行くんだからっ!
なんだか、もう、30人全てが通り終わった時には、血液混じりの精液になっちゃって・・・。まるで、ピンクのアンカケを掛けたみたい。


・・・と、その時っ!
30人の少女たちが笛の合図で行進を止めた。

んっ?・・と私が首を傾げた瞬間っ!
なんと、反対側のゲートから別のバトン少女たちの列が!?

コスチュームは同じみたいだけど・・・、あっ!今度の子たちはブーツ履いてるっ!
えっ?何ぃ?
もしかして、男がもうあんなに弱ってんのに、今度はブーツで踏んじゃうの?
・・ほらっ、だって痙攣までしちゃってんだよ。(・・・しかも、あんなゴツイ編み上げブーツで、30人も。)




一方、周囲の観客たちは大盛り上がり!
再び「潰せコール」が叫ばれ始めた。

しかし、今度の潰せコールはちょっと違ったの。

今度のはね・・
「キンタマ潰せっ!キンタマ潰せっ!」ってさっきのよりも内容が過激になってるぅ!

一体、どうなっちゃうのぉ?


・・って、そうこうしているうちに、ブーツ姿のバトン隊が、グランドの中央へ行進していく。
途中で、最初に出て来たスニーカー姿のバトン隊(真希ちゃんたち)とすれ違い、手を叩き合っていく。

私は、手に汗を握りながら、彼女たちの足下を見つめた。




(第1話完。 ・・・続きは、第2話で。)


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