第一話「エモーション」

 

 C・R・C(サイバネティックス・ロボット・カンパニー)。テラン最大のアンドロイド制作会社。

 そのC・R・C本社ビルはネルカ最大の都市ネルキアの北西部、都心から離れた郊外にあった。雲を突き抜けるほどの巨大なビルで、その偉容はネルカの何処からでも見ることが出来た。その姿はさながら天に通じる軌道エレベーターの様でもあり、冬になると夕陽を背に受け、街に巨大な影を落とす。

 人々を威圧するようなそのビルは、市民の反感を買うことを恐れてか、普段は光学迷彩でその姿を消していた。(それでも人々は、C・R・Cがその技術を誇っているだけだと不快な感情を露わにする)ただ、時折揺らぎを見せる空間や、消すことの出来ない影が、そこにある巨大なビルをいやが上にも思い出させた。

 そのビルの最上階、文字通り雲の上に、C・R・Cの創始者であり会長でもある、マイケル・ゴールドマンの部屋があった。

 オイルも冷たくなり、可動が鈍くなるほどの、ある冷えた冬の夕暮れ。そのゴールドマンの部屋のドアを、一人の男がノックした。

 上流階級の男か、プラスティックでコーティングされたボディにはメッキが施され、宝石がごてごてと埋め込まれている。さながら歩く宝石箱と言ったところか、あまり趣味は良くない。

「どうぞ、お入り下さい」

 ゴールドマンの声だろうか、ドアの向こうから奇妙な声色で返事が返ってきた。

 がちゃりとノブを回し、男が部屋の中へと歩を進める。

 中に入ると、一人の男が机に座っていた。この男がゴールドマンだろうか、逆光で姿が判然としない。下らない演出だと男は腹を立てながら、視力の調整をし、余計な光線をカットした。(彩度を落としすぎたが、面倒なのでそのままにする)

 視力の調整が済んで改めて会長の席を見ると、そこには奇妙な動物が座っていた。筒上に縫い合わせた奇妙な布で身体を覆っている。

「何故猿が会長の席に座っている?」

 敢えて電子音を低く、太くして、男は相手を質した。

「私が………」

 相手が耳障りな声で応じる。機械的に合成されたものではない不快な音である。ドアの向こうで聞いたのはこの声なのだ。

「私がゴールドマンだ」

 相手は冷然とそう答えた。

「何の冗談ですかな?」

 男の電子音に、僅かな苛立ちが混じる。

「冗談などではなく、私が正真正銘マイケル・ゴールドマンだ。今は有機的に作られたボディーに脳を収めている」

 相手はさしたる感情も見せずにそう言った。

「何と無礼なっ?!」

 男は激高した。全身のオイルが沸騰しそうな勢いである。

「私などに会うには、猿と同じ身体で十分だと言うことですか?!馬鹿にするにもほどがあるっ!!」

 男はそう言うときびすを返し、再びノブに手を掛けた。

「あなたはエモーション・プログラムを、いや、タイプ・カノンを試されたことはおありか?Mr・カーペンター」

 背後から声を掛けられ、男の指がぴたりと止まる。指先の駆動系がジジと鳴いた。

「それと、あなたが猿の格好で私をコケにするのと、どういう関係があるんです?」

 男は、カーペンターは振り向きもせずにそう答えた。

「タイプ・カノンはどうでしたかな?」

 カーペンターの問いを無視し、ゴールドマンは言った。タイプ・カノンの名前を出したことで、相手が興味を引かれていることは確かだ。

「タイプ・カノンは素晴らしい………」

 カーペンターはそう言うとドアから離れ、ゴールドマンを振り返った。

「あの感覚は恐ろしく新鮮で、過激で、強烈で、また繊細でもあった。メモリーに保存し、何度あの感覚を再生したことか………」

 カーペンターはうっとりとした声色で呟いた。

「なら、どうしてこの部屋を出て行かれる?あなたは精度の高いエモーション・プログラムを手に入れに来たのではないのか?」

 ゴールドマンは冷ややかな表情で相手を見た。

「エモーション・プログラムを手に入れるために、こんな侮辱に耐える筋合いはない」

 カーペンターは自分に言い聞かせるように言った。それほどに精度の高いエモーション・プログラムの誘惑は強い。

「私はあなたを侮辱するつもりはない。ここで私の話を聞かずに帰っても、こちらは一向に構わないが、聞くだけはどうか?無論、無理にとは言わないが………」

 ゴールドマンはカーペンターに帰る気がなくなったことを確信していた。

「うむぅ、聞くだけなら、さしたる問題もあるまい………」

 カーペンターは負けを認め、ゴールドマンは薄い笑みを浮かべた。カーペンターは笑みと言うことを理解していなかったが、ゴールドマンの表情は不快な印象を与えるものには違いがなかった。

「商談を続けられると言うのであれば、そこのソファに腰掛けては如何です?」

 カーペンターは促され、黒い革張りのソファに腰をかける。この様に非機能的で、作りのもろいソファには初めて座る。

「商談と仰有られるなら、商品は提示していただけるのでしょうな?」

 居心地悪く身じろぎすると、カーペンターはいささか開き直って話を切り出した。ついでに視界の彩度を調整し直しておく。

「これはせっかちな、話には順序というものがある」

 ゴールドマンはそう言うと、少し息を吸い込み、調子を整えてから話を再開した。

「あなたには美術品を収集する趣味がおありとか。それも、前世紀の………」

 この言葉を聞き、カーペンターは内心酷く激高した。ゴールドマンの歯車に塩を擦り込んでやろうかとさえ考えた。自分はここまで世間話をするために来たのではない。しかしながら、ふと、彼の脳裏にあることが閃いた。自分は試されているのだと。非合法のエモーション・プログラムを手に入れるには多かれ少なかれリスクが伴うのは当然だ。ましてやあのプログラム・カノンを手に入れようと言うのだ、茶番に付き合う事くらいどうというものではない。

「旧人類の美的感覚には首を傾げざるを得ませんが、歴史的観点から見れば間違いなく財産ですから。いわば投資というものです」

 以前、プログラム・カノンを手に入れたときの苦労を思い出しながら、カーペンターは答えた。我ながら恐るべき自制心だと、心の中で呟く。

「投資と言われるなら、どうして彫像を多くコレクションされているのです?壷や皿などの方が、はるかに文化的価値は高い。ここに入ったとき、あなたは私のことを猿と呼んだ」

 カーペンターは慌てた。これがプログラム・カノンを手に入れる為の試験なら、相手に悪印象を与えたのはまずかった。

「いや、気分を害されたのであれば謝ります。あなたが、その、………そうした個性的なボディをお使いとは知らなかったものですから」

 カーペンタ−の動揺を余所に、ゴールドマンは話を続けた。

「私はそのことを言っているのではない。あなたにとっては旧人類は猿同然だ。これは誰に聞いても同じ事を言うだろう。問題はそのことではなく、あなたが何故、彫像に彫られた旧人類に対して興味を引かれるのか、と言うことです」

 ゴールドマンの言葉に、カーペンターは言葉を詰まらせた。成る程、ゴールドマンの言葉はもっともであった。しかし、その問いには答えられない。自分でも理解できないのだ。まさか猿とも思しき旧人類の姿に憧憬など感じる筈もない。現に今も、ゴールドマンの姿に嫌悪を覚えているのだ。

「……………………………」

 結果、ゴールドマンの言葉に、カーペンターは沈黙で応じた。

「あなたは旧人類の肉体に、美しさを感じている………」

 ゴールドマンは射るような視線で相手を見据え、悪魔の様に囁いた。

「まさかっ?!私が獣同然の旧人類に、美しさを感じているですとっ?!」

 カーペンターは怒りのあまり立ち上がった。頭の上から、今にも蒸気を吹き上げそうな勢いだ。

「なんたる侮辱っ!!いや、冒涜だっ!!機械の神がこの様な発言をお許しになる筈が無いっ!!今回の商談は無かったことにする。金輪際お前の顔など………」

「ならば何故っ!!旧人類の彫像など集めているっ!!」

 カーペンターの言葉を遮り、ゴールドマンは一喝した。

「あなたが戸惑いを感じるのは当然です………」

 続いてゴールドマンは、幼子を諭すように声の調子を落とした。

「しかしながら、考えてもみなさい。機械のボディーに包まれようとも、あなたは紛れもなく人間だ。これからは逃れようがない。そして、人間である以上、生物としての欲求は存在する」

「そんな、………人類は、機械の身体を手に入れ、始原的な欲求から解放されたのだ。新たな、より次元の高い生物へと進化したのだ」

 カーペンターはゴールドマンの言葉を否定しようとしたが、内なる声はそうは言ってなかった。自分の言葉に信念が感じられない。上っ面だけの言葉しか出てこなかった。

「ここは機械教の教会でも、道場でもありません。本音を吐きだしてはどうです?」

 尚もゴールドマンは囁きかける。

「私は嘘など………」

 カーペンターは言葉に詰まった。

「嘘などは言ってないが、自分の心が自分で分からないのも事実」

「う、ううむ…………」

「人間が始原的な欲求から解放されたというのなら、どうしてあなたはエモーション・プログラムを求める?あれは、人工的に作られた、感覚を再現するプログラム。一切の外的刺激から隔離された脳が、刺激を求めているのではないのですか?あなただけに限ったことではない。粗悪なエモーション・プログラムが、半ば公然と取り引きされているのは何故だ?人々は表面上では進化した生物などと取り澄ましてはいるが、裏では卑しむべき感覚を求めているからではないのか?」

 カーペンターは言葉が出なかった。今まで目を逸らしていた事実を突きつけられ、当惑しているのだ。

「私は………」

 カーペンターは絞り出すように呟いた。サーキットを走る電流が、今は重たく感じられる。

「確かに人間の肉体に美しさを感じていたのかも知れない。彫像の持つ、あの優美で流麗なラインは、私に回路の高鳴りと安らぎを同時に与えてくれた。なにやら、得も言われぬ感覚が私の脳を駆けめぐるのだ」

 カーペンターの告白に、ゴールドマンは我が意を得たとばかりに頷いた。

「それがリビドーだっ!!」

 ゴールドマンの言葉に、カーペンターは首を傾げた。

「リビド−?」

「そう、あなたは旧人類の彫像に性的興奮を覚えたのだ」

「そんな、いくら何でもそこまでは」

 最早、カーペンターはゴールドマンの言葉を真っ向から否定することはしなかった。心のどこかで、彼の言葉に共鳴しているのだ。

「それでは証拠をお見せしよう………」

 ゴールドマンの言葉と共に一方の壁が開き、中から一糸纏わぬ美しい少女が現れた。

「こ、これは?!」

 カーペンターは驚愕の声を上げた。

「これは我々の生み出したアンドロイド」

 ゴールドマンはカーペンターの言葉を継いだ。

「こんな、これがアンドロイド、などと………」

「我々の技術力を侮ってもらっては困る。ここを何処だとお思いか?ここは世界一の技術力を誇るロボット制作会社、サイバネティックス・ロボット・カンパニーですよ」

 ゴールドマンは慢心の笑みを浮かべるが、カーペンターは上の空で、しきりに少女型アンドロイドを凝視している。

 不躾に、白い裸身を眺め回し、その毛穴の一つ一つまで観察する。黒目がちのあどけない瞳。濡れた唇から覗く真珠のような歯。細い肩。華奢な身体。呼吸と共に上下する白い乳房。股間の亀裂に従って赤味を増す淫裂。

 それは素晴らしい芸術品で、どの部位をとっても見飽きるなどと言うことはなかった。

 我を忘れて少女を視姦するカーペンター。

 その時、不意に、おずおずと生殖器を庇う様な形で少女の手が動いた。

「R・グローリアッ!!」

 突如として、少女を叱責するゴールドマン。

 アンドロイドの手が、弾かれたように離れる。

「R・グローリア、誰が手を動かして良いと言った?」

 ゴールドマンが、アンドロイドに鋭い視線を投げかける。

「も、申し訳ありません………」

 少女の口から、か細い鈴の音がこぼれる。

「申し訳ない、Mr・カーペンター。このアンドロイドは羞恥心を感じているのです」

「なんと…………?!」

 カーペンターは更に驚いて、少女を観察した。成る程、目にうっすらと涙が滲み、頬や肩が上気し、桜色に染まっていた。

「ところで、R・グローリアとは?」

 カーペンターがゴールドマンに質す。聞き覚えのある名前なのだ。

「おや、グローリアのシリーズをご存じでしたか。カノンのシリーズ同様、人気商品ですから当然かも知れませんが。そう、あなたの知っているプログラム・グローリアはR・グローリアから得た感覚を摘出したものです」

 カーペンターには最早返す言葉がなかった。この部屋に足を踏み入れてからと言うもの、常識を覆すことばかりが起こる。

「R・グロ−リア、罰だ。そこに座って、足を広げるんだ」

 ゴールドマンの言葉に、少女はぴくりと身体を震わせ、のろのろと命令に従った。

 少女の生殖器が露わになる。ふっくらと柔らかそうな土手に縦の鮮やかな亀裂が入り、ピンク色の肉襞が顔を覗かせている。

「カーペンター氏がよく御覧になれるよう、生殖器を自分で広げるんだ」

 ゴールドマンの言葉に、カーペンターは期待で歯車が飛び出しそうになりながら、少女の秘部に視界センサーの照準を合わせた。

 R・グローリアは羞恥に顔を背けながら、細い指を自身に導いていく。

 にちゅ。

 卑猥な音と共に淫裂が大きく、木の葉型に開かれ、尿道口や膣の穴まですっかりと露わにされる。

「ふふ、お前は淫乱なアンドロイドだな。そんなにも大きくあそこを広げて恥ずかしくないのか?」

 ゴールドマンは言葉でR・グローリアをなぶった。

「ほら、ちゃんと尻の穴まで見えるように、腰を持ち上げるんだ」

 素直に従うR・グローリア。

 褐色のすぼまりまでが露わになる。

「おや、あそこが涎を垂らしているじゃないか。見られて感じているのか。本当にどうしようもない淫乱娘だ」

 見ると、R・グローリアの秘部から、とろりとした愛液が伝っていた。

「さて、そろそろメインディッシュといくか………」 

 そう言うとゴールドマンはやおら立ち上がると、カーペンターの横を通り抜け、R・グローリアの側まで歩み寄った。

「さて、Mr・カーペンター。よく見ておいて下さい」

 そう言うとゴールドマンはR・グロ−リアの細い手首を鷲掴みにし、前にひき倒した。

「いやぁあっ!!」

 悲鳴を上げるR・グローリア。ゴールドマンは構わずに少女を後ろに向け、腰を持ち上げて、淫裂を指で割り開いた。

「何が嫌なものか、お前のここはこんなにもどろどろにぬかるんでいるではないか。本当は早く触って欲しかったのだろう?」

 冷酷な笑みを浮かべるゴールドマン。

 R・グローリアの秘唇がひくひくと蠢く。

「………ち、違います。………私はそんな………」

 消え入りそうな声で反意を示すR・グロ−リア。

 ゴールドマンは聞こえないふりをして、少女の尻の間に顔を埋めた。

「あああんっ!」

 呻くR・グローリア。ゴールドマンの唇が花弁の上を這い回り、ぞくぞくとした感触が頭に駆け上る。

 鼻をこすりつけ、柔らかな肉の感触を楽しむゴールドマン。

 蜜壷の中に舌をこじ入れ、荒々しくこね回す。

「だ、だめぇ………」

 少女は、R・グローリアは頬を真っ赤に染めて頭を振り、ゴールドマンの舌から逃れようと、腰をくねくねと捩った。

 カーペンタ−はこの上ない興奮を覚えながらも、何かしらもどかしさも感じていた。だが、それが何なのかははっきりとは説明できない。

「まったく淫乱な娘だ。嫌の駄目のと言いながら、どんどん蜜を溢れさせてくる。もうこちらの口はどろどろで、すっかり出来上がっているじゃないか」

 ゴールドマンは顔を上げ、指でR・グロ−リアを掻き回し始める。指がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる度、R・グロ−リアは文字通りマリオネットのようにがくがくと身体を揺すり、切なげに咽び泣いた。

「さあ、こっちにもサービスしてくれ」

 ゴールドマンはそう言うと、片手で器用に逸物をひねり出し、幼い淫唇にあてがった。

 堅く、柔らかな鉄棒が花弁をめくりあげ、内臓奥深くへと進入を開始する。

「あぅぐぅう………」

 眉をしかめ、進入に耐えるR・グローリア。が、結果としてゴールドマンの物を強く締め付け、彼を喜ばせただけだった。

「そうか、そんなに嬉しいか?」

 冷酷な笑みを浮かべ、ゴールドマンは一気にR・グローリアを貫いた。

「きあっ!!」

 衝撃が走り、R・グローリアは小さく悲鳴を上げた。

 そんな少女の反応を楽しむように、ゴールドマンは剛直が抜ける寸前まで腰を引き、再び一気に貫き通す。そんな行為をゴールドマンはゆっくりと、そしてリズミカルに何度も繰り返す。

「あん、あん、あんぅっ、もう、これ以上は、…………お願い、壊れちゃう………あぐぅっ………。や、やめてぇん…………」

 密壷を何度も大きく突き上げられ、R・グローリアは堪り兼ねて懇願する。しかし、少女の哀願ほど男の征服欲をかき立てるものはない。ゴールドマンは勢いづいて注送を早め、激しく腰を振り立てた。                    

「いやあああああ、だ、ああああ、だめぇっ!!きひぃっ!!」

 激しく身悶えるR・グローリア。だが、ゴールドマンは容赦しない。

「どうです、これがあなたが、いや、多くの人類が蔑んだ性交だ。大昔の原始人、旧人類の蔑むべき行為だっ!」

 少女を責め立てながら、ゴールドマンはカーペンタ−に向かって言い放った。

 しかし、カーペンタ−は声を失い、ただその無機質な目で行為を見守るばかりである。

「こんな事が、そのごてごてと宝石を飾り付けたボディーに出来るか?少女の身体を余すところ無く味わい尽くすことが出来るか?」

 ゴールドマンは鬼気迫る様相で再び質した。そして言いながらも内臓をえぐり、子宮を突き上げる。

「やあああんぅぐぅううぅっ!!すご、あん、あんっ、すぎいいいいいいっ!!」

 床に頬を着け、涎を垂らしたまま泣き叫ぶR・グローリア。快感は最早、彼女の羞恥心を完全に払拭していた。ゴールドマンの腰の動きに合わせ、自らも腰を振り立てる。愛液はじゅぶじゅぶと泡立ち、太股を伝い、足下に水たまりを作っていた。

「そんな案山子同然の身体では、少女の匂いを感じることすら出来まいっ!」

 更に続けるゴールドマン。

 そしてR・グロ−リアは………。

「好いっ、気持ち好いよぉっ!!」

 ついに快感を受け入れた。

「はうんぅ!好い、気持ち好いのおっ!!あん、あん、あん、もっと、もっとごりごりしてぇえええええっ!!」

 嬌声をあげるR・グローリア。

 そこへ、カーペンターが声帯の音量を目一杯上げて叫んだ。

「私に身体をくれぇぇぇぇえええええっ!!!」

 熱い塊が少女の体内奥深くへと吐き出され、R・グローリアの視界では彼女の脳内同様白い閃光が一気に炸裂した。

 精を放った陰茎がぬるりと吐き出され、花弁がびゅくびゅくと濁った汁を吐き出す。

 静寂が訪れ、カーペンターは再び呟いた。

「私に………身体をくれ……………」

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