少年係 6

 

 

 

 

「ちくしょう、このアマ… なんて、良いケツしてやがる! デカじゃ無きゃ、

 絶対に俺の女のひとりにしているぜ! おぉぉぉぉ! 」

克哉の射精と共に絶頂に達した美女の峻烈な肛門の絞まりに耐えかねて、アヌス

好きを自認する正司も彼女の直腸に精をぶちまける。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…… 」

美沙子の長い悲鳴が途切れた時に、一応は残酷な輪姦は終わりを告げた。

「おう、お前等、証拠のブツと金を忘れるなよ」

健蔵は部下に指示を出し終えると、おもむろに孝一の元に歩み寄る。身なりを整

えた彼のズボンのベルトに黒光りした拳銃が差し込まれているのを見て、新米の

刑事は震え上がる。

「別にお前さん達には何の恨みも無いんだよ」

健蔵はドスの利いた声で若者に話し掛ける。

「実は俺達は色々な事情があって、この土地の組織の地下の賭場を荒らして来た

 んだ。さすがに連中にも面子があるから、おそらく非合法の賭博場を流れ者に

 荒らされましたと、警察には届けていないだろうがね」

彼の言葉に嘘が無いのは、ズボンのベルトで光るリボルバーが証明している。

「ここのマスターも仲間のひとりだったから、たんまりと銭をかっさらって、と

 りあえずこのスナックに隠れて様子を見ている最中に、あんたらが不良少女の

 取り締まりに飛び込んで来たんだよ。こいつは俺達も慌てたね、それで… 」

健蔵はスナックの座席に意識を失ったままで全裸で放置された美貌の女刑事を眺

める。

「まあ、それで、成る様になっちまったってワケさ。そこで、モノは相談なんだ

 が… 」

この場のボスの言葉に、孝一は緊張して目を見開き生唾を飲み込む。

「準備が整ったから俺達はこの足でズラかる事にする。まあ1〜2時間後には関

 東からも姿を消しているだろう。だから、そうだな… 2時間ばっかり時間を

 くれ、それまでここで大人しくしていて欲しいのさ」

健蔵の意外な申し出に、新米刑事は反射的に首を横に振る。

「そっ… そんな、馬鹿な話に乗れるわけ無いだろう! 抵抗は止めて自首した

 らどうなんだ? 」

後ろ手錠で拘束されながら、なんともしまらない自首勧告に、犯罪グループのボ

スは苦笑いを浮かべる。

「威勢の良いおにいちゃんだが、ちっとは状況を考えたらどうなんだ? お前も

 、あの女刑事も今は俺達の虜なんだぞ。俺は殺しは趣味じゃ無いが、こっちの

 命も掛かっているんだから、殺る時には殺るぜ」

バンドに挟んだリボルバーの威圧感におののき、孝一は言葉に詰まる。そんな若

い刑事の緊張を解きほぐす様に、ボスは笑ったままで言葉をつなぐ。

「それに、考えても見ろよ。こっちにはお前さんの淫行写真もあるんだぜ。職権

 を乱用して女子高生にフェラチオさせている証拠の写真だからな。こいつは警

 察を大きく揺るがすスキャンダルに成るぜ。しかも言い訳しようにも、ここで

 俺達の申し出を断れば、お前は墓の中だから名誉挽回は不可能だ」

とんでもない事態に陥った事を理解した孝一は青ざめて唇を震わせる。

「そっ… そんな! あれはお前等が無理矢理にやらせた事じゃないか! 」

憤り抗議する若い刑事の事を、健蔵は残酷な笑みを浮かべて睨む。

「そんなの世間じゃ通らない理屈だな。日本で1〜2争う左翼系の大きな新聞社

 は警察の失態を目を皿にして探しているからな。そんな時に未成年相手の淫行

 写真なんぞを手に入れたら、まあ、大騒ぎだぜ。こんな写真をバラ撒かれたら

 、お前さんだって御両親や親戚の手前、困るんじゃ無いか? 」

脅しのプロの言葉に、孝一は困惑を隠せない。たしかに、如何に理由があったと

しても、こんな写真が世の中に出回れば、彼にとっては身の破滅であろう。なに

しろ孝一は警察の少年係に所属しているのだ。それが未成年である女子高生と淫

らな行為に耽っていると弾劾されれば、身の潔白を証明するの難しい。

あの逃げ去った2人の少女が後で彼の為に真実を語ってくれると考える程には、

孝一は楽天的では無い。脅迫の効果が十分だと見て取った健蔵は、若い刑事の前

にしゃがみ込み顔を寄せて囁く。

「それに、ただ、こんな殺風景なスナックで2時間も隙をつぶせって言っている

 んじや無いぞ。お前だって見逃すからには、なにか御褒美が欲しいだろう? 

 だから、あそこの女刑事で楽しめよ。これから目隠しをして、後ろ手錠を噛ま

 せて置いていってやるぜ。あの身体を使って2時間ほど楽しめば良いさ」

ボスの台詞に孝一は驚き彼を見つめる。

「お前だって、あんな美人を犯っちまいたいって思った事はあるだろう? 今の

 女は媚薬のせいでメロメロだ。もう誰に犯られたなんて、後では分かりゃしね

 えよ。好きな穴に突っ込んで楽しんでから、恩着せがましく助けてやればお前

 の株も上がるってもんだぜ。それならば時間も潰れて、一石二鳥さ。いいな、

 わかったか? 」

余りにも意外な提案に孝一は逡巡する。

「それに、これはお前と、あの女刑事の命を助ける事にも成るんだぜ。ここで逆

 らえば、俺はお前等を始末しなきゃ成らん。2人の刑事の殺害の捜査撹乱の為

 に、お前の女子高生との淫行写真もバラ撒く事に成るだろう。そんな酷い事を

 俺にさせないでくれよ、頼むぜ刑事さん」

孝一の返事も待たずに、ボスは手下のひとりに命令して、悶絶している美沙子を

裏返すと、しっかりと目隠しをしてから、後ろ手錠に拘束してしまう。次に健蔵

は孝一の手錠を外すように命令する。

「よし、良い子にして立つんだ」

リボルバーを抜いて黒い不気味な銃口を向けられた新米刑事は、指示にしたがい

立ち上がる。拳銃で脅かされた孝一は目隠しされた美沙子の元に導かれた。

「よし、そのまま、いますぐにズボンを脱いで、その女を犯れ」

背中に拳銃と突き付けたままで、健蔵が耳もとで囁く。

「さっさとしないと、2人とも御陀仏だぞ。さあ、犯るんだ! 」

脅迫者の囁きに負けて孝一はズボンとトランクスを脱ぎ、やもうえず一物を手で

2〜3度しごいた後で、彼女の背中にのしかかってゆく。

(美沙子さん、ごめんなさい! でも、2人の命の為です、堪忍して下さい! )

心の中で必死に詫びながら、彼は悶絶した美しい女の蜜壷へ、己の剛直を埋め込

んで行く。

「うっ… くぅぅ… 」

小さくもがき僅かに呻く美沙子の肉壷の中は、激しい輪姦と媚薬のせいでヌルヌ

ルと滑り、あっさりと孝一の肉棒を受け入れている。その感触に若い刑事が溜息

を漏らした瞬間に、フラッシュが光り彼を慌てさせた。

 

 

 


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