その5

 

 

 

「どうだい? これで少しは落ち着くって言うモノだろう? 隼人」

まるで甘露な聖汁を一滴たりとも逃すまいと、少年の精液を咽を鳴らして飲み干し

た美女は、唇の端に付いた男汁の残滓を手の甲で拭いながら極め付けに淫らな笑み

を浮かべた。

「はい、先生、ありがとうございます」

叔父の言葉に踊らされて、生涯初のデリヘル遊びを敢行した隼人だが、まさか本物

の憧れの女教師が訪ねて来ると言う僥倖に恵まれて、しかも由紀子からフェラチオ

を受けて彼女の口を汚すと言う暴挙に及んだ喜びは大きく、まるで天に昇る心境な

のだ。

 

「それじゃ、今度は私を少し楽しませてもらうよ。さあ、そこのソファに仰向けに

 寝ころべ」

フェラチオだけでも昇天の喜びなのに、まだその先があると知らされた少年は、な

んの疑念も抱く事なく憧れの女教師の指示に従い長いソファに仰向けに横たわる。

命令に従順な少年の態度に気を良くした美人教師は、あろうことか教え子の顔を跨

ぐと尻を落として股間を隼人に押し付けて来たのだ。

 

生まれて初めてこれほど間近に女性器を見せつけられた隼人の心臓の鼓動は大きく

跳ね上がる。思ったよりも濃い目の恥毛の下に露出した肉の裂け目は花弁を思わせ

るヒダが重なり合い、なんとも言えない刺激的な臭いを振りまいている。そんな感

動に心を震わせる暇も無く、隼人の顔は美人女教師の性器で塞がれた。鼻から美女

の淫臭を存分に吸い込みながら、少年は本能に従い目の前の肉裂に舌を差し伸べる。

 

「あん… 」

艶っぽい由紀子の吐息に勇気付けられた少年は、おそるおそる舌を延ばして美女の

陰裂の中を舐めて見る。しばらくは肉穴の入り口付近を舐っていると、憧れの女教

師のねっとりとした欲情汁が彼の舌を濡らし始めた。

「あん、お前… 本当に童貞なのか? あっ… あふぅ… 」

叔父に借りたアダルトDVDで勉強した成果を試すべく、隼人は調子に乗って蜜の

溢れる肉壷の奥に舌を差し伸べて行く。童貞とは思えぬ舌使いに反応して、蜜壷の

中の濡れた粘膜がヒクヒクと蠢くから少年は面喰らう。

 

(ひょっとして、由紀子先生は感じてくれているのかな? )

アダルトDVDの女優たちが演技で見せるワザとらしい派手な嬌声とは異なり、じ

っと何かを耐えながら、時折、熱い吐息を漏らす由紀子の態度は、経験の乏しい少

年を困惑させている。だが、この状況下でチェリーボーイが選択できる行動は極め

て限られているので、隼人はただただ熱心に目の前の女性器に対しての舌での愛撫

に没頭する。

 

(これが、女の人の愛液ってヤツか… )

一方的な受け身から、今度は奉仕する立場と変わった少年は、ほんの少し落ち着き

を取り戻して、目の前の肉の割れ目から溢れる粘液を舌で存分に味わっていた。

(えっと、たしか、この当りに… ああ、これかな? )

自由に成る首を上に向けて、隼人は雑誌やマンガから知識を得た女性の弱点を探り

はじめる。肉襞に上、恥毛に隠れるようにひっそりと佇む肉芽を探り当てた少年は

、何の気なしに舌先を差し伸べる。

 

「あん… 」

これまでよりもいっそう艶っぽい声を漏らした美貌の女教師は、いきなり股間に蹲

る隼人の頭を両手で捕まえた。

(ヤバい! なんかいけないことを、してしまったのか? )

髪の毛を鷲掴みにされた少年は慌てて息を顰めつつ憧れの女教師の行動を見守るが

、髪の毛を乱暴に捕まえられた以外に、これといった特別な反応は無かった。

 

(いいのかな? このまま続けても? )

折檻に及ぶ気配が見られぬ事から隼人は再び舌の先を尖らせると、女教師を色っぽ

く身悶えさせたクリトリスへの責めに取りかかる。

「うっ… お前… はぁぁぁ… なんて餓鬼なんだ。あっ… あふぅ… 」

切れ長の目の端に薄らと涙を浮かべた由紀子は、時折つらそうに瞳を閉じると左右

に首を振り腰をうねらせる。これまで一方的に嬲りものにされて来た鬱憤もあり、

少年は覇気を失いつつある憧れの女教師の敏感な肉芽を集中して舐り回した。する

と、顔の上に跨がった女教師の秘裂からは牝の臭いの漂う愛液が溢れ出して来て、

少年の唇や鼻の頭、そして頬までも濡らして行く。淫汁の量が増した事に気をよく

した隼人は、夢中に成って美人女教師のクリトリスを責め立てた。

 

「ふぅぅぅ… まったく、童貞のくせして生意気な奴だ」

十分に少年の舌による愛撫を楽しんだ由紀子は、身体の向きを変えて再び少年の顔

に股間を押し付けた。

(うわ! これって、シックスナイン? と言うことは、またフェラチオしてくれ

 るのかな? )

隼人のささやかな期待は裏切られない、彼の上に乗ったままで美貌の女教師は身を

前に傾けると、これ以上は無いほどに硬化した雄物に再び指を巻き付けてくれたの

だ。

 

「お前ばかりに奉仕させたら気の毒だからな、ありがたく思えよ」

やがて、まきついた指に続いて男根が生暖かい粘膜に包まれた。

(まずいぞ! もう出ちゃいそうだ! )

刺激的な行為を立て続けに体験して来た少年の我慢は、もう限界に近い。しかし、

憧れの女教師の口を汚す行為の畏れ多さに怯えて崩壊の瞬間を先延ばしにする為に

、隼人は総身を震わせながら奥歯をキッと噛み締めた。すると、そんな童貞少年の

暴発の危機を察した由紀子は口に含み刺激して来た肉棒をあっさりと吐き出し、雄

物の根元を力を込めて握るのだ。

 

「まだまだ、まだ早いわよ。センセイの事を思ってくれているならば、もう少し我

 慢しなさい。ねっ、ハヤトくん」

これまでのデリヘル・ギャルの蓮っ葉な物言いから、うってかわって日頃の英語の

授業中の様に慈愛溢れる声色で諭されたから、憧れの女教師と淫らな行為に及んで

いる興奮の中で、隼人は自制心を総動員して二度目の崩壊のピンチを切り抜ける。

あまり強く我慢したものだから陰嚢の裏筋の筋肉が引き攣り、強い痛みすら感じて

いる。だが、その痛みのせいで押し寄せてきた射精感を一時的に退却させる事が出

来たのだ。

 

(なんとか、このまま気を逸らさないと、すぐにまた出したくなっちゃう! )

右手で根元を抑え込んだ雄根の亀頭を舌先で転がすように舐め回す美女の色責めの

前で、成す術を持たぬ若者は気持ちを他に持って行く為に、首をもたげて目の前の

濡れた肉裂にむしゃぶりついた。

 

 

 


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