その5

 

 

 

「ひぃ… ゆるして… イキました、もうイッたの… あっ… だめぇぇ、そんなに

 しないで、また、また香代子は駄目になりますぅぅ… おねがい、やすませて… 

 あっ… あっ… あひぃぃぃぃ… 」

「勝手にイッておいて、もう止めろか? そんな我侭を通用させる俺じゃないぞ、そ

んなことくらい分かっているだろう」

その言葉とおりに、絶頂に駆け上がった美貌の若妻の事を矢島は執拗に責め立てる。

 

「ひぃ… あっ… きゃぁぁぁぁ… ゆるして、旦那様… ひぃぃ… 」

アクメの余韻に酔いしれる間も与えられず、香代子は再び甘い悲鳴を張り上げ始めた

。会社では駄目親父として、若い連中からも小馬鹿にされている矢島の男としての迫

力を目の当たりにして、島津は驚き打ちのめされた。目の前の淫媚すぎる光景に気を

取られていた彼は、いつの間にか客間に足音を忍ばせた侵入者があった事に気付かな

かった。

 

「毎晩、ああなんですよ」

隣室の様子を窺う行為に熱中していた島津は耳もとで、そう囁かれた時には仰天して

声を上げそうになった。しかし、覗き行為の露見は避けたい島津は何とか己を律して

無言のまま大きく目を見開くに止めていた。

「恵里子さん… これは、その… 」

「毎日、毎晩、会社がお休みの日には、お昼からでも義兄さんとお姉ちゃんは、ああ

やってセックスしているんです」

小声で出歯亀行為の言い訳を模索する島津を無視して恵里子が言い募る。

 

「義兄さんのデカいチン◯ンが、香代子姉さんのヌレヌレのオマ◯コに出入りするの

 を、毎晩見せつけられて、恵里子は頭がヘンに成りそうなんです」

うら若き乙女であれば口にするのは憚られる単語が、美貌の女子大生からポンポンと

聞かされた島津は、頬を赤らめて恵里子を見つめてしまった。

「あ、いや、その、まあ、夫婦なんだし… でも、えっと… 」

 

ここに到り、ようやく島津の寝室に忍んで来た恵里子がパジャマでは無く彼と同様に

浴衣姿であることに気付いた。照明を落とした暗い客間であっても目が慣れて来たせ

いか、彼女の浴衣の襟がはだけ、ゆたかな胸の膨らみの谷間が露に成っている事に意

識が集中する。

「えっと… あの、なんと言えばいいのか? そうだな… 」

しばらく我を忘れて美しい女子大生の胸元を凝視してしまった島津は、これはイカン

と意志の力を総動員して視線を逸らす。そんなお客の行動が可笑しいのか? 恵里子

は微笑み彼を見つめた。

 

「え! 恵里子さん、なにを? 」

浴衣の美女に身を預けられた島津は、彼女の手が股間に伸びてきたから驚き慌てふた

めく。

「こんなに堅くして… 義兄さんとお姉ちゃんのセックスを見て、シマズさんも感じ

ているのね」

「いや、あの、これは… その… 」

しどろもどろに成った島津の浴衣の裾を割り、恵里子は彼のトランクスを強引に下へ

と引っ張った。

 

「うわぁ、冗談はやめてくれ、恵里子さん」

「冗談で、こんなことはしません」

指を巻き付けた男根が十分に勃起しているのを確かめた恵里子は、いとおしげに島津

の怒張をしごいて見せる。

「いけませんよ、恵里子さん」

「こんなに堅いペニスを見せつけておいて、お預けは酷いわ。意地悪は言わないで」

隣室から漏れて来る姉の嬌声をBGMにして、恵里子は目の前で隆々と勃起している

一物にしゃぶりついた。

 

「あふぅ… これよ、堅くて美味しい、オチンチン… 」

悩ましい溜息をまき散らしながら、恵里子は手にした男根の先端をアイスキャンディ

ーを与えられた子供のように熱心に舐め回す。しかも、躊躇いを見せてへっぴり腰の

島津の手を捕まえると、自らの浴衣の襟の中に導くではないか! たわわに実った膨

らみを掌で感じた島津は、慌てて手を引っ込めようと力を込めた。

「いや、さわって… おねがい、シマズさん」

 

亀頭を舐め回すのを休み顔を持ち上げた恵里子は潤んだ瞳で彼を見つめて、とんでも

ない事を呟いた。

「毎日、お姉ちゃんとお義兄さんのセックスを見せつけられて、恵里子はもう気が狂

 ってしまいそうなんです。いいえ、このままでは、本能に色情狂に成ってしまいま

 すわ。どうか、助けてください、お願い、抱いて」

酒にせいにするのは卑怯であるが、よっぱらっていなければ、あるいは島津は目の前

の据え膳を断っていたかも知れない。しかし、初老の部下と、その妻が繰り広げてい

た獣じみたセックスを見せつけられ、こんな風に美しい女子大生に迫られては彼の自

制心は崩壊する。

 

「いいんですね? 恵里子さん」

掌にある豊かな乳房をすくいあげて、やや力を込めて握りながら島津が念を押す。

「あっ… あふぅ… おねがい、もっと… もっと、ギュっと… あはぁぁぁぁぁ… 

 そう、とっても気持ちいい」

たわわな胸を彼に預けた美貌の女子大生は、再び顔を落とすと手にした剛直に唇を寄せ

て行く。先走りの汁が滲む鈴口を清める為に丹念に舐め回す仕種は自然で、なんの躊躇

いも見せずに男の股間に顔を埋める恵里子を仕種は島津を大いに興奮させた。結婚後に

は風俗からも遠退き、子供の成長と同時に妻と閨を共にする事もめっきりと減っていた

島津だから、久々に女から口での奉仕を受けると、その気持ちよさは格別だった。

 

(うまいな、この子、相当に慣れているのか? )

美貌を左右に傾けて血管の青筋の浮いた茎の側面を舐め回したかと思えば、唾液塗れの

竿をひょいと持ち上げて垂れ下がった皺袋まで口に含み睾丸をくすぐる様にしゃぶるテ

クニックは、女遊びの経験の乏しい島津を慌てさせていた。

「ねえ、シマズさん、もう、ほしいの… これ、恵里子に… おねがい… 」

恵里子ほどの美女に潤んだ瞳で見つめられて、こんなセリフを吐かれたならば、よほど

のニブちんかゲイでも無いかぎり、大抵の男は首を横には振れまい。そして島津はニブ

ちんでもゲイでも無かった。弛んでいた美人女子大生の浴衣の帯びを毟り取り、あらわ

に成った胸元に顔を寄せた島津は、そのまま彼女の乳首に吸い付いた。

 

「きゃぁぁぁ… あっ、あふぅ… 」

攻勢に転じた島津に負けまいと、恵里子は手にしたままの彼の一物をしっかりと握り、

乱暴なほどの勢いで前後させた。隣室の初老の部下と愛妻の熱狂的な肉の交わり感化さ

れた二人は、もう後戻りの出来ないところまで突っ走っている。

 

 

 


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