その29

 

 

 

 

(おいおい… 何処まで呑み込むつもりなんだ? ウソだろう? まさか全

 部か? )

最近愛欲塗れの生活を送る美人姉妹も、それなりに場数は踏んだ美女等であ

ったが、外国人との経験も豊富な由紀江の様に、ディープスロートまでもは

体得してはいない。

しかし、いま、隆俊が手合わせを願っている熟女にとっては、こんな愛技は

あたりまえの代物であった。おそらく亀頭は口には納まり切れずに、咽を通

り越して食道にすら達しているであろう。だが、由紀江の方は、少し眉を顰

めてはいるものの、咳き込んだり涙を流す様子も無く、その状態のままで、

頬を窄めて巨根を刺激している。

唇と舌が違う生き物の様に、それぞれ勝手に蠢き、さらに亀頭の上の部分が

咽喉の滑った壁に擦れる感触は、これまで体験した事が無い、まるで尻小玉

をひっこ抜かれる様な快感だ。別に暢子や園子のフェラチオが下手糞と言う

わけでは無い。

それどころか、彼女等美人姉妹の口での愛撫は、かなり巧みな代物であった

。しかし、由紀江と比べるのは気の毒であろう。AV女優として、この世界

に入った彼女は実は非常に努力家であり、チャンスを見ては性技の向上に努

めている。

踏んだ場数の違いもあり、流石の美人姉妹もやり手のAVの女監督にはかな

わない。最初に一度、噴かせておいた方が、落ち着いて楽しめると考えた由

紀江は、まるで牡の精を絞り出す様に唇を窄めると、強く吸い上げながら顔

を上下に揺らして行く。

たしかに、目眩がする様な甘美なフェラチオであるが、隆俊も方も、これま

で伊達に年上の美人姉妹を向こうに回して愛欲の日々を過ごして来たわけで

は無い。男芯を引っこ抜く様に強い吸い付きを見せる由紀江の目論みは、彼

の頑張りの前に瓦解した。

男根全体を包み込み、精を迸らせるディープスロートは、食道と共に気管ま

でもが塞がれる為に、当然息が長くは続かない。しかし、怪異な巨根が自慢

の黒人連中にしても、こうして不意打ち的に由紀江の巧みなディープスロー

トを喰らうと、誰もが不様に噴いてしまったものだった。

しかし、この少年は驚いた事に我慢が利いている。自慢の口での愛撫を躱さ

れた事で、熟女は少しプライドが傷付いた。彼女は一旦、息つぎの為に巨根

を口から離し、そうとは気取られない為に、唾液で濡れた太い茎をペロペロ

と音を立ててしゃぶり回す。どうやら、思いのほか頑張る若者に、ようやく

由紀江は警戒心を抱き始めた。

(ふぅ… あまり息が続かなく成っているわね。ここの所、少しサボってい

 たから… まあ、いいわ。次で噴かせてやるから)

呼吸を整え終えた熟女は改めて口を開き、またしても彼の巨根を呑み込んで

行く。一旦は亀頭で舌先が留まり、改めて鈴口からカリの裏側までも巧みに

刺激してから、しかも、今度は万全を配して、垂れ下がった皺袋にも両手を

差し伸べて、ゆるゆると揉み上げる慎重さを見せている。

ある程度、甘美で刺激的な愛撫を繰り返してから頃合を見計らうと、由紀江

は再び咽の奥まで含んで行く。今度こそ少年の精を噴かせる事を目論み、彼

女は咽の粘膜まで動員して、隆俊の巨根を責めたてる。

唇での刺激と強烈な吸い上げ、さらに肉棒全体を甘く湿る口の粘膜等、どれ

をとっても目が眩む様な快感だが、それでも少年は、またもや由紀江の存念

を無視して耐えてしまう。年端も行かぬ小僧を相手に、これほどまでに手こ

ずるとは思わなかった由紀江は、多少矜持は傷付くが、同時に嬉しい誤算に

心を震わせている。

(この子、ひょっとしたら金の玉子かも知れないわね。これならば鍛える甲

 斐があるわ)

二度目の強襲も、結局は息が続かずに一敗地に塗れた由紀江は、フェラチオ

で噴かせるのを諦めて肉棒から顔を離す。彼女は隆々と天を衝く巨根を右手

でしごきながら、まだ幼顔の残る少年に微笑みかける。

「頑張るじゃない? 私のフェラ、御気に召さなかったかしら? 」

「いや、最高だったぜ。なんども危なく噴いちまいそうになったさ。でも最

 初はアンタの中で出したいからな」

中学生とは思えない台詞を吐く少年であるが、その生意気な態度が由紀江に

は何とも頼もしく思えている。

「子供とは思えない台詞ね。それじゃ、こんどは彼方の番よ。好きにしなさ

 い」

予想を上回る能力を見せる隆俊だから、彼女は楽しみだとばかりに広いベッ

ドに身を投げ出す。これまで由紀江に主導権を握られて、一方的に責められ

て来た少年は、いよいよ幼い仮面をかなぐり捨てて、獣のしての本性を剥き

出しにする。

「十分に濡れているから、ヘタな愛撫はいらないわ。この大きなのを楽しま

 せてちょうだい」

好きにしろと言いながら、まだ仕切ろうとする美貌の女監督の言葉に反発は

あるが、ここで逆らっても得は無いから、隆俊はさらりと聞き流す。彼は言

い付けに従い、熟女の太股の合間に躯を寄せて、キュっとしまったウエスト

を捕まえる。すると、まだ少年の幼顔に誤魔化されている美女は身を起して

手を伸ばし、御丁寧にも勃起した一物を、己の女陰に導いてみせた。

(へへ、こいつは手間いらずだな、とことん見くびってくれたモノだぜ)

すっと目を細めて瞳に凶暴な光を宿した若い野獣は、そのまま大きな肉棒を

美貌の女監督の中へと埋めて行く。

「くぅぅぅぅぅぅぅぅ… ああ、おおきい… はぁぁぁぁぁぁ… 」

最近は金にあかせて見てくれの良いホスト連中とばかり楽しんで来た由紀江

だったから、久しぶりに膣を目一杯に広げて割り入ってくる巨大な剛直の感

触に幻惑されて、思わず奥歯を噛み縛り、情けない声を漏らしてしまう。ど

んなにセックスに慣れていて、巧みな技を屈指しようとも、やはり規格外れ

の巨根の前では彼女も一匹の牝に過ぎない。

「うぅぅぅぅぅぅぅ… あふぅぅぅぅぅぅ… 」

相手が子供に見えるから、あまり不様な所は見せたくないのだが、久々に膣

が軋む様な雄物の侵入を受け止めて、由紀江の口からも抑え切れない悲鳴が

漏れる。

だが、意地に掛けても、ここで弱音を吐くわけには行かないし、やがて躯の

方が、この巨根に馴染む事を彼女は経験上わかっている。しかし、AV嬢を

引退してから数年、これほどの雄物との手合わせは無かったので、如何に愛

液で滑る膣とは言っても、快楽と共に押し寄せる疼痛が、どうしても由紀江

を悩ませている。

ここで、乱暴に抜き差しを繰り返されたならば、おそらく苦痛が先に立ち乱

れる事は無いのだが、この若者は小憎らしい事に、己の巨根が最初に相手に

与える苦痛をわかっているかの様に、少しづつ押し入った後には、しばらく

馴染むまで様子を見てくれている。

どうにかひと心地つくと、また少し亀頭が深く沈み込んでくるから、由紀江

は中々息が抜けない。やがて行き着く所まで達しても、まだ潜り込もうとす

る先端の肉瘤に子宮までも押し上げられて、思わず由起子は逃れようと身を

捩り、情けない悲鳴を漏らしてしまう。

「はぁぁぁ… ふかい… ああ、そんなに奥まで… くぅぅぅぅぅ… 」

何とか、最後の『入れないで』と言う泣き言を思いとどまった由紀江だが、

息をするのも苦しい程に巨根をネジ込まれて、目の前に小さな光点がチラチ

ラと点滅している。まだ現役のAV女優時代にベッドを供にした黒人とのセ

ックスの記憶が、瞬時に生々しく蘇る。

あの時も最初は苦しかったが、すぐに躯は長大な一物に慣れてしまい、やが

て男は彼女の膣の素晴らしさを誉め称えながら、呆気無く噴いてしまったも

のだ。大きさにさえ馴染めば、攻守所を変える事が分かっているので、由紀

江は慌てる事は無い。

しかし、そうは言っても、日本人としてはスケールが桁違いの少年の巨根で

、子宮を押し上げられる挿入は強烈だから、彼女は少しでも楽なポジション

を求める様に身を捩る。そんな彼女の努力を他所に、少年は亀頭で子宮口辺

りの肉壁をグリグリと擦り上げてくるので、由紀江は久々に目の前が暗く成

る様な強い衝撃を感じて咽び喘ぐ。

 

 

 

 


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