その28

 

 

 

 

「さあ、そこの縁に腰掛けて」

この館の女主人の命令に逆らう理由も無いので、隆俊は指示に従いベッドに腰

を降ろす。すると、まるで彼に見せつける様に、由紀江は自分でガウンの紐を

解いてしまった。

左右に開いた派手なガウンの中から現れた熟れた白い肌に、少年の目は吸い寄

せられる。姉妹であっても、どちらかと言えば姉の暢子の方が色白なのである

が、由紀江の肌は2人とは異なる白さに輝いて見える。

あまり生気の無い上質な陶器の様な白い肌は、ともすれば冷たい感じを受ける

のだが、首筋から胸元にかけて、彼女の昂りを示すように、ほんのりと赤く色

付いているところが強烈なコントラストと成り、なんとも艶かしく色っぽい。

また、多少脂の乗った下腹の隅の翳りは手入れが行き届き、綺麗にカットされ

て整えられていた。

「なによ? 女の裸を見るのは初めてってわけでも無いでしょう? 」

自分のヌードが相手に期待通りの衝撃を与えた事が嬉しくて、つい由紀江は軽

口を叩く。そのままガウンを脱いでしまった美貌の女監督は、さすがにどうし

たモノかと戸惑う少年の前に歩み寄り、彼をベッドに押し倒す。

「よく見たら、けっこう、可愛いじゃない? あと5年もすれば、良い男に成

 るわ」

自分がとんでもない地雷を踏みつつある事も知らずに由紀江は嘯くと、少年の

顔にキスの雨を降らせて行く。鼻の頭や頬、それに顎や眉間にまで熟女の唾液

を擦り付けられて、隆俊も悪い気はしない。情熱的で柔らかな美女の唇の感触

を味わう内に、彼の股間は強張りを増して行った。

耳たぶから顎のラインを下り、首筋に至るまで唇が這い回り、やがて、もう一

度、少年の唇を塞いでみせる由紀江の愛撫は執拗であり、隆俊は、これまでに

無い興奮を感じて身震いする。

「あら、震えているの? 可愛いところもあるのね」

武者震いと怯えを取り違えた美貌の女監督は、増々いい気に成って、今度はベ

ッドに押し倒した若者を剥き始めた。最初はシャツのボタンを外して、次いで

肌着を剥ぎ取った由紀江は、中学生とは思えない分厚い胸板にキスを繰り返し

、やがて乳首にまでしゃぶりつく。隆俊が抗う姿勢を示さぬのを良い事に、彼

女は熟女らしいねちっこさで、彼の乳首を舐め回し、軽く甘噛みを繰り返す。

(へえ、こんなやり方もあるのか? 家に帰ったら、さっそく暢子や園子にも

 やらせてみよう)

相手を務める由紀江には、はなはだ失礼な事を思いつつ、少年は彼女の好きな

様にさせて楽しんでいる。さすがに女だてらにアダルト・ビデオの監督を職業

にするだけあって、彼女の愛撫は、そこらの風俗嬢など蹴散らす程に巧みで執

拗だ。こうも熱心に上半身を責められた事が無かった隆俊にとって、新しい刺

激は新鮮で、これからの行為に大きな期待を持つ様に成っている。

「良い躯をしているわね、無理に作った筋肉じゃ無いもの。男は、こうで無き

 ゃ嘘よ」

毎日、必ず起きる諍いのせいで、日々喧嘩に明け暮れている不良少年だったか

ら、別に躯を鍛える気は無くても、野生の肉食獣を思わせる均整の取れた躯が

出来上がっている。ボディビルなどで無理に盛り上げた胸板や、丸太を思わせ

る程に膨れ上がった二の腕等の、不自然さの無い隆俊の筋肉に、由紀江は惚れ

込んでいる。

(今すぐには無理だとしても、2年くらい、私が鍛えてあげたら、一級品のA

 V男優に成るかも知れないわ。これはひょっとすると、結構な拾いモノかも

 ? )

自分の予想を確かめるように、固く引き締まった隆俊の胸板を撫で回しながら

、まだ冷静な目を保っている由紀江は心の中で値踏みする。もっとも、彼女の

存念は1時間もしない内に根底から覆される事に成るのだ。

「さて、こっちの具合はどうかしら? 楽しみね、うふふ… 」

この年頃の少年であれば、当然犯りたい盛りのハズなのに、ここまでは由紀江

の愛撫に身を任せて悠然としている少年だから、彼女の見る目も最初とは変わ

ろうと言うものだ。Gパンのチャックを降ろすと、目に眩しい白さのブリーフ

が現れる。子供じみた下着であるが、由紀江が興醒めしなかったのは、想像を

遥かに上回る逸物を予感させる白いテントのおかげであろう。隆俊は少し腰を

持ち上げて、大人しくGパンとブリーフを彼女に引き下げさせる。

「まあ… これ… 」

やり手のAV監督として知られ、自身もアダルトビデオの女優も務めた事もあ

る由紀江にしても、外国人であればいざ知らず、同じ日本人としてならば、こ

れほどの雄物に、お目にかかった記憶が無い。しかも、野太さと言い、反り様

と言い、亀頭の傘の開き具合と言い、申し分の無い雄根を見て、由紀江はしみ

じみと頷いてしまう。

(なるほどね、これならば、園子の台詞を頷けるわ。こんな小僧のくせに、対

 したチ◯ポじゃない)

茎に禍々しく青黒い血管を浮き出している巨根に向って、由紀江は手を伸ばす

としっかりと捕まえる。たとえ、どれ程の雄物としても、男と女の修羅場を何

度もくぐり抜けて来たベテランの元AV女優にして監督である由紀江だから、

怯む様な事は無い。

実際問題、昔、グァムやサイパンでの撮影の際には、もっと大きな黒人の一物

のお相手を務めた経験もあった。しかし、同じ日本人の血を引く男の中では、

隆俊のそれは文句無く、彼女がこれまで手にした内で、一番の巨根ではある。

6〜7年程前の、サイパンで女優兼監督として撮った作品の中で相手役と成っ

た黒人との、子宮を小突かれる様に鮮烈なセックスを思い出して、さすがの由

紀江も興奮が隠せない。

また、隆俊の方も、言っては悪いが、暢子と園子の美人姉妹との愛欲塗れの生

活を過ごして来た事で、若干ではあるが、慣れと言うか? 微かな倦怠感を覚

え始めていた矢先に、こうして、今日引き合わされたばかりの、しかも多少年

齢は上だが、とびきりの美女を相手にしている事で股間の強張りは何時もより

も強い。

けして、美しい義叔母や義母に飽きたと言うわけでは無いのだが、目の前に新

しい魅力的な獲物を放り出されたならば、食い付かずにはいられない。そこは

それ、男の身勝手と言うモノであろう。早くも先走りの男汁を滴らせる巨根を

握った由紀江は、余裕を示す為なのか? ひとつウインクしてから、いきなり

彼の一物を口に含んでみせる。

大きく唇を開き最初は亀頭を呑み込んだ熟女は、改めて若者の強張りの固さを

試す様に舌を這わせて、鈴口の辺りをチョロチョロと舐め回す。かなり力を込

めて唇を窄めてみても、まるで由紀江の努力を嘲笑う様に、少年の巨根はびく

ともしない。増々、過去にサイパンで抱かれた黒人のコックを思い出してしま

った彼女は、少し歯を立てて剛直の固さを確認する。

(固い… まるで黒ちゃんみたいだわ。こんなに大きくて固いなのて、この年

 じゃ反則よね)

満更、園子の残した台詞が戯れ事では無かった事を喜びながら、由紀江は注意

深くゆっくり巨根を呑み込んで行く。さすがに手練の元AV嬢だけの事はあり

、最初は暢子や園子も持て余した雄物を、彼女は易々と口におさめて行く。

 

 

 

 


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