その21

 

 

 

 

「よ〜し、フェラは、それくらいにしておいてくれよ」

義理の母親相手の時には、執拗なくらいにしゃぶらせる隆俊だが、何か企む

表情で、あっさりと園子の口での愛撫を切り上げさせる。比較的に短時間の

行為であったが、それでも彼女は顎がダルく成り、巨根を吐き出した後で、

思わず右手で頬の脇をマッサージする始末だ。

「ほら、ハメるから、さっさとベッドに横に成れよ」

ムードもへったくれも無い小僧の台詞であるが、逆らったり諌めたりするに

は園子の方も興奮しすぎている。顎が外れてしまう事すら憂慮された、あの

長大な一物に貫かれる事を思うと、隆俊の横柄な態度にも目を瞑る事が出来

た。

「あんまり、焦らないでね、タカトシ」

「分かっているって、暢子を相手にして、けっこう勉強したんだぜ」

ベッドの上で他の女の名前を口にする無神経な若者は、わずかに表情を曇ら

せた園子の内面の葛藤などお構い無しに、横に成った彼女の細く形の良い両

脚をしっかりと捕まえる。姉と比べられる事に抵抗を感じた園子だが、強引

に股を開かれると躯から力が抜けてしまう。そんな義理の叔母の弱り様に増

長した若者は、後の楽しみの事を考えて、性急に亀頭を濡れた淫裂に押し当

てた。

「あっ… あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

彼の台詞に嘘は無く、一昨日までは童貞だった少年は、いまでは迷う事も無

く義理の叔母の女陰を簡単に貫いて見せた。また、フェラチオに及んだ事に

より欲情を掻き立てられた女体は、隆俊の雄根を無理なく呑み込み愛液を溢

れさせる。急速に経験を重ねつつある若者は、最初は無理強いする事なく、

亀頭を埋め込んだだけで少し様子を見ていた。

「どうだい? 2日ぶりの俺のチ◯ポは、懐かしいんじゃ無いか? 」

「馬鹿! でも… あっ、大きい… はぁぁぁぁぁぁ… 」

彼女よりも男慣れしているハズの暢子ですら屈して狂う巨根であるから、園

子も雄大なスケールを認めないわけには行かない。白い肌を首筋から胸元に

かけてまで赤く染めた美女の様子を窺いながら、ついに隆俊は根元近くまで

ズブズブと巨根を彼女の膣に埋めてしまう。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

想像はしていたショックだし、経験も一度はあるのだが、それでも園子は声

を張り上げずにはいられない。それほどに隆俊の巨根には得体の知れない魔

力が秘められている。はやくも嬌声をまき散らし始めた美しい義理の叔母を

、彼は徐々に力を込めて追い上げに掛かる。

「あぁぁぁぁ… すごい、やっぱり、すごいよ、タカトシ… きゃぁぁぁぁ

 ぁ… 」

「へへへ、可愛い事、言ってくれるじゃないか? 園子」

これまで義理の母親と同様に自分の事を子供扱いして来た美女が、こうして

組伏された挙げ句によがり泣く姿を見て、隆俊は幼稚な自尊心を満足させて

いる。彼の腰使いにより、情けない声をあげて咽び泣く園子を見て、美しい

義理の叔母までも屈服させた高揚感が、若い獣を歓喜の渦に巻き込んでいた

。一方、園子の方も、無尽蔵なエネルギーを誇る怪童を相手に、目一杯に満

たされた幸福感に酔い痴れていた。

子宮口を小突き回す律動は、彼の様な長大さが無ければ叶えられるものでは

無い。女陰の奥の行き止まりを非難する様に突き上げを繰り返す巨根に魅入

られて、園子は早くも制御不能な脳乱状態に陥っていた。なんといっても躯

がしっかりと隆俊を憶えているのだ、いや、隆俊では無くて彼の巨根を記憶

に刻み込んでいる。

信じられない事ではあるが、挿入された瞬間に、もう園子は軽いアクメに達

している。しかも、その小さな快楽の頂上を踏み台にして、さらに峻烈な快

美の荒波に翻弄されながら、彼女はアクメの波状攻撃の前に悶絶寸前に追い

込まれてしまう。

(ああ… なんて子なの? このままでは、私はこの子から離れられなく成

 るかも? でも、いい… あぁぁ… 最高! )

朦朧と成りながらも、園子はいままでのセックスでは経験の無い高みに昇る

予感に、思わず胸を高鳴らせる。余りに峻烈な快感のせいで、手足が萎えて

痺れてしまい、何度も目の前が白く霞み意識はフッと遠のいた。

しかし、勢いを増した隆俊の律動の結果、子宮を押し潰さんばかりに突き上

げを喰らうと、電撃の様な快感が躯中に走り抜けて、彼女に気絶する事を許

さない。夜の繁華街で姉と共に酔客を上手くあしらって来たハズの園子も、

この義理の甥っ子の前では形無しだった。混乱する園子を他所に、隆俊は最

初のスパートに取り掛かる。後年、修練を重ねて射精のタイミングを自在に

操る様に成る少年だが、この時にはまだ、そこまで己を律するには至らない

(ああ、出すのね… どうせ一度で終わるわけは無いのだから、さあ、出し

 なさい! 思いっきり、好きなだけ、出せば良いのよ! あぁぁぁぁぁ… )

甥っ子の強烈な突き上げを喰らい意識が遠のく中で、園子は彼の射精を予感

して、いっしよに頂点に駆け上がる。彼女の心の流れを現す様に蜜壷は妖し

く蠢動して、若い獣の精の放出を促す。

「あぁぁ… だめ、イク… いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ! 」

昨晩から今朝にかけて、暢子と散々に性交を繰り返して来た隆俊よりも、園

子の方が脆かった。また、絶頂に駆け上がった美女の膣の甘美な締め付けに

屈して、珍しく早めに最初の射精に至った。

 

「ええ? 本気なの? 」

情熱的な肉の交わりを終えて、少しだけ興奮の潮が引いた場面を迎えた時に

、若者の希望を聞いた園子は、思わず驚きの声を上げてしまった。

「なんだよ? そんなに珍しい事なのか? ケツの穴に入れるのは? 絶対

 にイヤなのかよ? 」

童貞だった少年だが、人並みな性欲は持ち合わせていたから、床屋の待ち合

い室においてあった扇情的な週刊誌のエロ記事から、アナルセックスの知識

だけは持っていた。いざ、女を知り、セックスを堪能した隆俊だから、こん

どは肛門性交に対する好奇心が膨れ上がっているのだ。

「イヤよ、お尻の穴なんて… 馬鹿ね、変態! 」

実は園子には経験があった。退屈なOLの仕事を辞して、姉の店を手伝い始

めた頃に、さる金持ちから週末を別荘で共に過ごせば50万と持ちかけられ

た事があったのだ。

 

 

 

 


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