その19

 

 

 

 

「暢子なら、まだ寝室さ。いびきをかいて寝ているよ」

全裸で若い義理の叔母を出迎えているのに、何ら照れる様子も無く、隆俊は平

然と言い放つ。この1日2日で急速に大人びて、精強な牡の気配を漂わせ始め

た少年に違和感を覚えながらも、場の雰囲気に押された園子は身を翻して、勝

手知ったる姉のベッドルームへと逃げだしてしまった。

(なっ… なによ、一度抱かれたくらいで、あんな餓鬼に… でも、あのチ◯

 コ、やっぱり大きいわよねぇ)

無論、店を放り出して連絡も寄越さずにいる姉に対しての憤りもあるが、ダイ

ニンで筋骨たくましい裸体を誇らし気に露にしている隆俊と姉との間に何があ

ったのか想像の付く園子は、余計にいら立ちを募らせる。

夜の繁華街で酔客を手玉に取って、世の中を上手く渡っている園子だから、た

かが中校生ごときに振り回されたり嫉妬するなど、絶対に認めたくは無いのだ

が、それでも、おそらく昨晩、あの若い獣とベッドを共にしたであろう姉に対

して、やり場の無い憤りを膨らませてしまう。まだ、寝こけていると言われた

寝室に、園子は怒りを露にして踏み込んだ。しかし… 

「おっ… お姉ちゃん、これって… 」

当然、いい気に成って寝ていると想像して、足音も荒々しく踏む込んだ園子だ

が、寝室の惨状を見て、思わずその場に立ちすくむ。彼女の美しい姉は、おそ

らくはきちんとセットされていたであろう栗色の髪を散り散りに乱し、全裸の

ままでベッドに横たわっている、しかし、それだけであれば、何も園子は驚く

事は無い。

なんと暢子の両手には、おそらくガウンのモノと思われる紐が厳重に縛り付け

られていて、まるで万歳をするみたいに、それぞれの紐の端はベットの左右の

脚に結ばれているのだ。露になった胸元が微かに上下に揺れている事から、ま

だ息がある事は認められるが、これだけ騒々しく踏み込んで来た園子に気付か

ず、姉は意識を失ったままなである。

無気味に白目を剥き悶絶する姉の、だらしなく開かれた唇から、すこしだけは

み出た赤い舌が覗いて見える光景に、園子はショックを受けて立ちすくんでい

る。しかも、少し上下に揺れる豊かな胸の膨らみを始めとして、肩口から首筋

、それに柔らかな太股の内側の至る所に、おそらく義理の息子が面白半分で付

けたと見られるキスマークが、所狭しと痣と成っているではないか!

 更に、力無く開かれたままの両脚の付け根の花園は真っ赤に晴れ上がり、隠

す気力さえ根こそぎに奪われた女陰からは、まるで少し前に注ぎ込まれたかの

様に獣の精液が溢れ出て、皺のよった純白なシーツに生々しい染み後を幾つも

残している。

また、秘裂の上の翳りは、ぶちまけられた精液が乾き固まり、半透明の汁跡で

バリバリだ。強姦魔に襲われた貴婦人を思わせる光景を目の当たりにして、園

子は姉に掛ける言葉を見つけられずに、思わず2〜3歩後ずさる。すると、余

りに悲惨な光景に気を取られていて気付かなかったが、彼女の後を追って、隆

俊もベッドルームへとやって来ていたのだ。後ろ向きのままで廊下に退避を試

みた彼女は、出口近くで義理の甥の分厚い胸板に跳ね返されて、驚き瞳を見開

いて振り返る。

「なあ、言っただろう? 今日も暢子は店に出るのは無理みたいだぜ」

もとより、素直で良い子と言うわけでは無かった隆俊であるが、この数日で急

速に太々しさを増しているのは、やはり年上の、しかもかなりの美女2人を手

玉にとって楽しんで来たからであろう。そんな若者を園子は怒りを込めて睨み

付ける。

「あんた! 何をしたのよ? なんで姉ちゃんを縛ったりするの? 頭がヘン

 に成ったんじゃ無いの? この変態! 」

「しょうがねえだろう? 俺が、たった3度ばっかり噴いたら、もう嫌だって

 逃げ出そうとしたんだぜ。『これ以上犯られたら狂う! 』、なんて、ふざ

 けた事をホザいて暴れたから、ああやって縛って、朝まで楽しんだのさ」

義理とは言っても母親を寝室のベッドに縛り付けて犯す少年の態度に、園子は

呆れている。

「でも、明け方くらいには大人しく成って、ひぃひぃと泣くばっかりに成った

 から、まあ縄を解いてやっても良かったけれど… 」

隆俊はベッドに縛られたままで悶絶する暢子を、うす笑みを浮かべて見つめる。

「縛った女を犯るっていうのは、けっこう興奮するモンなんだぜ。妙な抵抗を

 するから、こっちもソノ気に成っちまってさ。結局朝まで犯り続けちまった

 ワケなのさ」

生意気な義理の甥の言葉ではあるが、園子は心当たりがあるから、つい顔を伏

せてしまう。あの質実剛健な一物で一晩中責め続けられたりすれば、姉でなく

ても気が狂うであろう。顔を伏せた園子の目は、必然的に血の繋がらぬ甥っ子

の股間に吸い寄せられる。

彼の言葉を信じるならば、おそらく姉とは一晩中性交を続けていたはずの隆俊

の股間は、その疲れをいささかも感じさせる勃起を保っているのだ。これまで

、けして男の経験が少なく無い園子であるが、これだけの雄物を持ち、なおか

つ桁外れのタフさを見せる化け物には、お目にかかった事は無い。

ベッドを共にした大抵の男は、園子がすこし感じているフリをしただけで、不

様に精を漏らしていたし、中には一晩に2度挑み掛かる強者のいたが、それで

も、彼女の腰を砕けさせる様な奴はいなかった。だが、先日、ひょんな事から

同衾した甥っ子は、園子の男性観を根底から覆す獣だったのだ。

あの日以来、園子の脳裏から、この若い野獣の面影が消える事は無かった。だ

から、姉の無断欠勤と隆俊との事を関連付けた園子は、逆上してこの家に押し

掛けている。いま、こうして姉の犯された無惨な姿を眺めると、驚きや恐怖を

押し抜ける様に欲情が爆発的に膨らんでいる。強い牡を求める本能が園子を大

いに興奮させていた。

「でも、暢子の奴、明け方近くにダウンしちまって、正直モノ足りないと思っ

 ていたんだ。そうしたら、お前からの電話だろう? 俺ってラッキーな男だ

 ぜ! 」

水商売の世界で顔役である姉を深い悶絶に至るまで責め立てながら、尚も物足

りなさ訴える獣の態度に、園子は目眩すら感じている。そんな年上の美女を、

少年は強引に抱き寄せると、キスを仕掛けて来た。

「だめ! まって! おねがい、まってちょうだい」

反射的に園子は顔を背けて、少年の分厚い胸板を精一杯に両手で押し戻す。

「なんだよ? 焦らすつもりなのか? グズグズ言うと、暢子みたいに縛って

 犯すぞ! 」

よもや拒まれる事はあるまいと、たかをくくっていた隆俊だから、美しい義理

の叔母の思わぬ反応にいら立ちを募らせる。

「ちがうの、ここじゃ、いやよ。何時姉さんが起きるかわからないし… お姉

 さんの前で犯られるのは、絶対に嫌! ねえ、他へ行きましょう。あなた、

 お腹も減っているんじゃない? どこかファミレスで御飯を食べて、それか

 ら、そうね… ホテルへ行きましょうよ」

淫臭の漂うベッドルームで、姉と一緒の扱いを受けて性欲処理に使われる事を

嫌がった園子の言葉に、少し考えてから隆俊は大きく頷く。

 

 

 

 

 


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