「さてと、そろそろ、一発、決めさせてもらうかな」 気息奄々の年上の美しい義叔母の様子を眺めながら、隆俊はニヤリと不敵な笑 みを浮かべる。 「ああ、きて… おねがい、もう… ひぃぃ… イッて! 中でいいから、お 願いよぉぉ… 」 経験豊富な事を誇っていた頃の面影は微塵に砕けた園子の声は、明らかに切羽 詰まって掠れている。彼女を目当てに店に足繁く通う常連客の連中が見たなら ば、驚きで声を失う様に凄絶な色香を滲ませながら、ようやく先が見えたと誤 解した美女は、一刻も早い解放を願い、最後の力を振り絞って尻をうねらせた 。 「それじゃ、遠慮なくイカせてもらうぜ! 園子! 」 彼女の浅慮を嘲笑う様に、隆俊はさらにギアを一段跳ね上げて、さらに荒々し い律動で美しい義叔母を追い詰める。ここに至って、恐ろしい程の衝撃を伴う 巨根の責めが加速された事で、いよいよ園子の脳乱は深まった。 「ひぃぃ… いく… また… いっちゃうぅぅ… おねがい、いっしょに、い っしょに、イッてぇぇぇぇぇぇ… 」 狭く男臭いシングルベッドの上で汗に塗れた裸身を緊張させた美女は、両手で しっかりとシーツを掴みながら、まるでおおい被さる野獣を跳ね除ける様な勢 いで背筋を仰け反らせた。深い絶頂に達した瞬間のみに見られる、鋭くも甘い 締め付けを感じた隆俊は、こんどは無理をする事もなく、あっさりと引き金を 絞って射精に至った。 「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」 若い牡の精のほとばしりを感じて、これで無限に続くかもと怯えた悦楽環状か ら抜けだせると思い込んだ園子は、たっぷりと牝の媚びの含まれた甘い悲鳴を 張り上げながら、何度も痙攣を繰り返し、やがて糸の切れたマリオネットの様 にがっくりとベッドに沈没する。 しかし、彼女はまだ、自分が相手をしているのが、底なしの精力を誇る若い野 獣である事に気付いていない。てっきり安息が訪れると早合点していた園子は 、静かに燠に成るはずの官能の炎を煽る様に隆俊の律動が続けられる事に面喰 らう。 「あっ… まって… なんで? きゃぁぁ… ちょっと、まってちょうだいぃ ぃ… ひぃぃ… ねえ、そんな… 嘘でしょう? ああ、やめて、離して、 いやぁぁぁぁ… 」 ほんの一息吐く事すら赦されずに、荒々しい律動が続いて行くから、園子は背 筋を走り抜ける快美が更に膨れ上がって行く事に絶望する。性交の後の甘い余 韻に浸る自分を想像していたところに持って来ての陵辱続行だったので、混乱 は増々深まるばかりだ。 「ゆるしてぇぇ… ねえ、タカくん。おねがいよ、もう、休ませて、あぁぁぁ ぁ… 」 「何をぬるい事、言ってるんだよ? 俺はここからが本番なんだぜ。たっぷり と楽しませてくれよな、園子」 昨晩、あれほどに美しい継母を貪り喰らった事も忘れて隆俊は荒腰を奮い続け る。精力絶倫を誇る若い獣の巨根は、彼の興奮を物語る様に些かの衰えも見せ てはいない。赤銅色の雄根に青筋立てた血管がウネウネと浮き出る様は、これ が昨日まで童貞だった少年の持ち物には到底見えない。 「ああ、もう、いやぁ… おねがいよ、やめてちょうだい… このままじや、 狂うわ、あひぃぃぃ… 」 一度噴いたにも関わらず、我武者らな突き上げを緩める気配の無い常識知らず の甥っ子に向って、園子は悲し気に赦免を乞う。こんな性交は経験が無い。少 なくとも、このペースでの律動が次の絶頂にまで続けられたならば、園子は己 を保っていられる自信は無かった。 それどころか、今でさえ、もうまともな思考が滞っている。昇りつめた余韻に 酔いしれる間も無く、次の絶頂にむけてひた走る事を強いられた美女は、再び 嵐の様な愉悦の中に転がり堕ちて行くのを止める術を知らない。なんとか、こ の快楽暴走の連鎖から逃げ出したいと、精一杯に力を込めて少年の分厚い胸板 を押し返して見せても、鋼を思わせる固く熱い巨根の一撃を喰らうと、その腕 からは脆くも力が抜けてしまうのだ。 「ひっ… だめ、また… ああ、やめて、もう、あっ… あぁぁぁぁ… 」 鈍り切った意識がどんなに拒んでみても、甘い快美の奔流に押し流された女体 は易々と燃え上がり、次の愉悦の頂点を目指して駆け上がって行く。何とか撥 ね除けようと抗っていた両手は、いつしか彼の胸元を離れて、二の腕にしがみ ついているし、昂りきった悲鳴にも甘い媚びが色濃く成っている。 (たすけて… このままじゃ、ほんとうに頭がおかしくなっちゃう… だれか 、なんとかして、この獣を、引き剥がしてェェェェ… ) 微かに残った理性が心の中で絶叫を張り上げても、快楽に溺れてしまった女体 は、隆俊の行動を阻止する為には指一本動かせない。それどころか、想像を遥 かに超えた愉悦の濁流に巻き込まれてしまい、ひたすら彼の太い二の腕にしが みつき、妖しく身悶えるばかりだった。 しかも、狂気と正気の境目を意識が彷徨うなかでさえ、彼女の蜜壷は貪欲に快 楽を貪り、妖しい収縮を繰り返す。より強い牡の子種の求める本能の忠実な躯 は、持ち主の意志など無視して若い巨根を迎え撃つ。 「へへへ… 良い声で泣いてくれるじゃないか。たまんねえよ、園子」 昨晩、継母を相手にして童貞を卒業したばかりの少年は、ここにきて漸く若干 の余裕を以て組伏した美貌の義叔母の乱れ姿を見下している。齢を余計に重ね た継母に比べて、張りのある白い肌に浮かんだ玉の汗が雫に成って流れ落ちる 様を眺めながら、若い野獣は存分に園子を貪り喰らう。 「ゆっ… ゆるして… ああ、馬鹿になるぅぅぅ… わたし、どうにか、成っ ちゃうよぉぉ… あっ… あっ… あひぃぃぃぃぃ… 」 立て続けて何度も絶頂の階段を駆け上がる美しい義叔母を、無惨にも組伏して 貫き続けながら、彼は年に似合わぬ冷酷な笑みを浮かべて、思う存分に若い園 子を貪り喰らった。結局は彼女が大悶絶に至るまで、隆俊の陵辱が休む事は無 かった。
「ふぅぅ… 流石に少し疲れたかな? 」 昨晩の暢子と同様に、もはや肉の人形と成り果てた美しい義理の叔母からよう やく離れた隆俊は、白目を剥いて悶絶している園子の顔を覗き込み、あらため て戦果を確認すると、年に似合わぬ残忍な笑顔を浮かべて独り言を口にする。 これまで不真面目な生活態度に対して何かに付けて口煩かった継母に加えて、 自分を子供扱いして来た義理の叔母までも陥落させた征服感が、若い獣を更に 増長させている。 園子とて、夜の繁華街では少しは知られた美人ホステスであり、その手管の前 に屈した男の数も片手では数え足りない。だからこそ、巨根ではあるが筆下ろ し直後の少年のつまみ食いを思い付いていたのだが、現実はこうして見事に、 そして無惨に返り討ちを喰らってしまった。 「女って、良いモノだよな。こんなにいいなら、もっと早く犯りたかったぜ」 少年の脳裏には、これまで知り合った女達の顔が順番に浮かんでは消えて行く 。まだ餓鬼だった頃には(今でも十分に餓鬼だが… )彼の腕力に引かれて露 骨にモーションを掛けて来る女がいなかったワケでも無い。しかし、ガタイは デカイが脳みそは子供だった隆俊だから、思春期に入り口に立つ餓鬼の妙な自 尊心が邪魔に成り、なんとなく言い寄ってくる女を煙ったく思い無意識に邪険 に扱い避けていた。
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