その10

 

 

 

 

昨晩あんなに盛ったのに、並外れた体力と性欲の持ち主である若者は、はやく

も尻をブルブルと震わせて、フェラチオを受ける快楽に溺れている。さすがに

、つい数時間前にあれだけ噴き捲った後だから、射精を堪える程には至らない

が、義母同様に巧みな口での愛撫を繰り広げる園子の手管の前に、若者は天に

も昇る気持ちを味わっている。

十二分に亀頭に唾液を擦り付けた園子は一旦は唇を離して、陶然とした表情の

若者を上目使いで見つめると、大きく口を開きパクリと呑み込んで行く。最初

は先端を口に含み、鰓の張り出した傘の裏側を唇で締め付けながら、舌先では

鈴口をくすぐりフェラチオの高い技術を見せつけた園子は、義理の甥の肉棒の

固さに興奮しつつ、根元に垂れる2つの皺袋に手を伸ばして丁寧に愛撫する。

(クスクス… なんだよ、フェラのやり方は、暢子によく似ているぜ。やっぱ

 り姉妹だからかな? )

最初の相手が園子であれば、おそらく大きな感銘を受けたであろう美女にフェ

ラチオであったが、昨晩、義母である暢子から濃密な口での愛撫の奉仕を受け

た後だけに、隆俊の方には余裕がある。巨大な一物の先端を呑み込み、絶妙な

舌使いを披露する美貌の義理の叔母を相手に、まったく臆するところが無いの

は、やはり天性の獣心の持ち主なのであろう。

確かに強烈な快感はあるが、それよりも、密かにオナペットに使っていた綺麗

で魅力に溢れる義理の叔母が、こうして跪き彼の股間の顔を埋めている光景は

、昨日まで童貞だったひよっこの野獣の猛る心を十二分に満足させている。

また、園子の方も、これまで憎からず思っていた年下の小僧相手のフェラチオ

に興奮が隠せない。齧り付いても大丈夫なのでは無いか? と、思わせる固い

巨根を口にして、ネチっこく舌を這わせて唇を使いしごき上げても、この若者

は平然として見下ろしている。

思えば、繁華街の夜を巧みに泳ぐ姉を、完膚なきまでに悶絶せしめた、あきれ

た義理の甥なのだ。年に似合わぬ落ち着きや太々しさを頼もしく思いながら、

園子は美しい顔を左右に傾けて、今度は青筋の立った禍々しい茎にねっとりと

唾液を擦って行く。

中々に発展的な大学生活やOL時代を過ごして来た園子だが、これほどの雄物

にお目にかかった事は無い。しかも、あの姉をもってして返り討ちを喰らわせ

た男なのだ。心から望んで口での奉仕に勤しみながら、彼女は己の欲情が久々

に手に負えない程に膨れ上がって行くのを感じている。

「なあ、そろそろ、俺、犯りたく成って来たんだけれど… ここじゃいくら何

 でもマズイからさ、俺の部屋に行かないか? いいだろう園子さん? 」

濃密な口での愛撫に曝されて我慢が限界に達した隆俊の言葉を聞いて、ようや

く彼女はフェラチオを止めて立ち上がる。

「いいわよ、それじゃ、行きましょうか? ほら、早く! 」

巨大な雄根に奉仕して劣情を膨らませていた園子に異論のあろうはずも無く、

彼女は義理の甥をせき立てる。しかし、急ぎならがも悶絶した暢子に気付かれ

ぬ様に、2人は足音を忍ばせて廊下へと出た。

 

 

「なあ、頼みがあるんだよ、園子さん」

思春期の少年らしく雑然とした部屋に先に入った美貌の叔母に向って、彼女と

共に全裸で自室へ戻った隆俊が声を掛ける。

「なによ? あらたまって? ここまで来たらちゃんと犯らせてあげるから、

 へんな心配しないで良いのよ、トシくん」

もうやる気に溢れている園子は、手早くブラウスを脱ぐと、もうファスナーを

降ろしてスカートにまで取り掛かっている。

「いや、あの、その… 犯る前に、見せて欲しいんだよ、園子さんの、アソコ

 をさ。俺、昨日の夜は夢中で、えっと… ただ犯るばかりだったから、よく

 見た事が無いんだ」

インターネットの上では氾濫しているノーカットの映像だが、コンピューター

とはまったく無縁の生活を過ごして来た隆俊にとって、そこは未知の領域に他

成らない。昨晩は美しい義母を貪り喰らうのに熱中する余り、そんな事には気

が回らなかった隆俊の台詞に、園子は思わず吹き出した。

「ぷッ… あはははは… なに? マ◯コが見たいの? 餓鬼ね… まったく

 躯はこんなに大きくて、オ◯ンチンも固いし立派なくせに、中身はまだまだ

 子供だわ。いいわよ、見せてあげる」

年齢に比べて、筋骨たくましい躯や男根の驚く様な大きさにも関わらず、好奇

心丸出しの少年の初々しい反応が可笑しくて、園子は悪のりして行く。てばや

く着衣を脱ぎ捨てると、そのまま彼のベッドに尻餅をついて、目を丸くしてい

る隆俊の前で焦らす様にゆっくりと両方の脚を開いて見せる。昼のやわらかな

日ざしの中で、生まれて初めて女性器を目の当たりにする少年は興奮で鼻の穴

をピクピクさせて、生唾を何度も呑み込みながら若い義理の叔母の股間を凝視

する。

(ピンク色で… ヘンな形だな、ビラビラしているのは何だ? それにしても

 、こんな所まで毛が生えているんだ、へぇ〜。あれ、濡れているぞ… )

好奇心丸出しで顔を股間に近付けて観察する隆俊の行動に、園子は言葉に成ら

ない興奮を感じている。たしかに、この少年の童貞は日頃密かにライバル視し

ている美しい姉に先に取られてしまったが、こうして2番目の相手に成る事で

、おそらく隆俊には一生忘れられない女に成るだろうと言う自負がある。だか

らこそ彼女は、ストリップ嬢顔負けの大股開きで少年にサービスしていた。

「どう? これが、女よ。気に入って? トシくん? 」

過去に数回、手下の連中が持ち込んだエロ本を見た事はあるが、裏本ではなか

ったから肝心な場所は隠されていた。見えなければ、なおさら興味が掻き立て

られると言うモノだろう。だから、こうして真っ昼間の日ざしの中で、隆俊は

飽きる事もなく美しい義叔母のシークレットゾーンを眺めている。

「触ってもいいだろう? なあ、園子さん… 」

ようやく顔を上げた隆俊が真面目に聞いて来るから、園子は笑いをこらえられ

ない。

「あはははは… いいよ、好きなだけ玩具にしなよ。気が済んだら、楽しみま

 しょう」

初心で奥手な脱童貞少年と侮る園子は、リラックスして躯から力を抜き、わざ

と扇情的なポーズを取り隆俊を誘惑する。彼女が迂闊だったのは、その元童貞

少年が何故姉の暢子を悶絶に至らしめたかを深くは考えなかった事だ。夜の繁

華街でそれなりに浮き名を流すスナックのママである暢子が、どうして妹が尋

ねて来てもベッドから身を起す事が出来ない位に消耗していたのか? 隆俊の

初々しい仕種に騙されて、短絡的な美女は思いが及ばない。彼が初心者らしく

、おっかなびっくりと慎重に秘裂に指を這わせる行為が、増々園子から警戒心

を剥ぎ取っている。

(ほら、隅々までちゃんと見なさい。これが女よ、元童貞の坊や)

ろくに女を知らぬ、図体ばかり大きな少年に対して股間を開き女陰を曝け出す

事で興奮した園子は、夜の繁華街で客を巧みにあしらい泳いでいた姉が、なぜ

悶絶に至ったのかをすっかりと失念している。暢子と義理の息子の情事の後を

見て、その異常さに興奮した園子は、なぜ姉が彼女の来宅も気付かぬ程に消耗

していたのかを考えてはいなかった。

 

 

 

 


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