その8

 

 

 

 

「やっ… やめてぇぇぇぇ… もう、ゆるして、ああ、死ぬわ… 死んじゃう

 ぅぅぅ… 」

「おう、死んでみろよ、かまわないぜ。このままヤリ殺してやるぜ! 暢子! 」

日頃は務所に入っている父親の威を借りて、あれこれと煩い義理の母親が、立

場を忘れて啜り泣く姿が、すっかりと隆俊を興奮させている。気丈な仮面をか

なぐり捨てて生々しい反応を示す義母のまいりっぷりが嬉しくて、少年は欲情

を掻き立てられている。

「まって… 少し休ませて、おねがいだよ… あっ… 待てってば、あぁぁぁ

 ぁ… 」

鉄火肌の姉御として夜の繁華街で人気も高い美人ママの暢子だが、躯が愉悦に

痺れきり、どうにも思うように動かない。そこへ持ってきて隆俊が律動を止め

てくれないモノだから、またも押しよせる快楽の荒波にあっさりと巻き込まれ

てしまう。なんとか義理の息子の蛮行を押しとどめようとするのだが、快美に

痺れた舌は縺れて、哀れな悲鳴しか漏らせない。

「だめぇぇ… ゆるしてよぉ、もう、本当に駄目なの… ああ、狂うわ! ひ

 ぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

一度派手に燃え上がってしまった女体は愉悦に脆い。ついに暢子は狂乱に至り

、我を忘れて腰を振り義理の息子を相手にしてのセックスにのめり込んでしま

う。こんな経験は今までには知らない。

男好きが高じて、碌でなしだが仁侠者の隆之の父親の愛人に納まった暢子だか

ら、世間一般の同じ年齢の女達に比べても、豊富な場数をこなして来ている。

だから、男の女の間の事ならば、何もかも知り尽した! その上で、楽しんで

生きていると言う思い上がりを、この義理の息子は木っ端微塵に打ち砕いてい

る。

出来る事ならば、今すぐにでもこの恐るべき少年を突き飛ばして、ベッドから

逃げ出したい。しかし、愉悦に痺れた躯は、もう暢子の言う事をまったく利い

てくれなく成っている。やがて、津波の様に盛り上がる快美に巻き込まれて、

またもや暢子の顔に恍惚の表情が広がった。

汗に塗れた裸身は、持ち主の意志など無視して何度も痙攣を繰り返す。だが、

どんなに暴れてみたところで、圧倒的な体格差のある若者は易々と美貌の義母

を制して律動を止めない。やがて暢子は南国のジャングルの奥で生きる怪鳥の

様な金切り声を上げながら、ガクガクと腰を跳ね上げて絶頂に駆け上がる。

「くぉぉぉぉ… 絞まる、絞まるぜ! これって最高だよ。女ってたまらない

 ぜ。いくら犯っても、飽きるって事が無いからな」

恐ろしい台詞を聞いて、暢子は心底震え上がる。こんなにまで自分を堕として

おきながら、この少年はまだもの足りず、さらに彼女を貪り喰らうつもりなの

だ。次から次へと押し寄せる絶頂の合間に経験する峻烈な快美は、これまでに

どんな男とのセックスでも味わった事は無い。

しかも、彼女が昇りつめた時の甘美な膣の蠢きに屈しなかった男もいなかった

。だが、目の前の若くたくましい野獣は、そんな暢子の思いなど察する事も無

く、ひたすらに強烈な突き上げを繰り返して来る。快楽で痺れ切った躯に新た

な刺激が加わると、情けない事だが暢子の腰も応える様に踊ってしまう。

「あふぅぅ… 堪忍してぇぇ… おねがいだよ、このままじゃ、アタシ、本当

 に狂ってしまうわ… あっ… やめて… きゃぁぁぁぁぁ… 」

まるで小娘の様な台詞だが、まさしく暢子の本音だった。もう彼女は自分にお

おい被さり荒腰をふるっている隆俊を、童貞の義理の息子と侮ってはいない。

それどころか、これまで知る事の無かった獣の様な牡であると思い知り、後は

ひたすら哀願するしか無いと観念している。

目の眩む様な絶頂の連続を経ても、なおもまだ快楽を貪ってしまう自分の浅ま

しさを嘆きながらも暢子は再び押し寄せる官能の荒波にもまれて、情けない声

を漏らすばかりだ。この場から一刻も早く逃げ出したいと願う彼女の心とは裏

腹に、濡れて爛れた蜜壷は、雄々しく出入りを繰り返す肉棒を甘く締め上げて

、強い子種を搾り取る蠕動を繰り返している。脳髄が快楽に蕩けてグズグズに

成って行くのを感じながら、それでも彼女の腰は巨根の律動に合わせてうねっ

てしまう。

「きぃぃぃぃぃ… もう、イッて! ねえ、中に出して! それで、満足して

 ぇぇぇぇ… このままじゃ、本当に頭がヘンになるぅぅぅぅ… あっ… あ

 ぁぁぁぁ… 」

渾身の力を込めて、のしかかってくる若者にしがみつきながら、暢子は狂った

様に尻をふり、彼の律動に応えてみせる。すでに何度か射精に至っている若者

だから、もう欲情が尽きてもおかしくは無いだろう。あと一度満足させれば、

この快楽地獄から解放されるのでは無いか? との思いから、暢子は狂気を目

に光らせて懸命の逆襲に打って出る。

「ほう… いいぜ、暢子。そうこなきゃ嘘さ。くぅぅ… すげえ絞まりじゃん

 か? お前も良いんだろう? 」

良いなんてモノでは無い。甘美を通り越して、とうに狂乱と苦痛と成った愉悦

に巻き込まれた暢子は、ブルブルと震える躯を叱咤して尻をうねらせ義理の息

子の射精を促す。もう息をするのも苦しいし躯は鉛の様に重たいが、それでも

地獄の悦楽環状からの脱却を目指して、彼女は精一杯に腰を振る。しかし… 

「くぅ… いいぜ、暢子、たまんねえよ。それじゃ、俺も本腰を入れて御相手

 するぜ! 」

驚いた事に、少年はこの期に及んで更に律動のピッチを上げるでは無いか! 

たちまち追い詰められた暢子は虚ろな瞳を空に彷徨わせて、思わず義理の息子

にしがみつく。なにかに掴まっていなければ、とんでも無い高みへと吹き飛ば

されてしまうような予感に怯えた美女の腰は、それでも貪欲に愉悦を求めてう

ねっている。

中年の域に達している彼の父親に比べても、まるで鋼のを思わせる様な筋肉質

の若者の背中に、かすり傷の様な赤いミミズ腫れを幾筋もひっかいて、ついに

暢子は狂乱に至る。もう、自分が何を喚いているのか? なぜ、こんなにも欲

情が膨れ上がっているのか、己を支配する巨根の持ち主が何者なのか? それ

ら全てが綺麗に消え去り、のこったものは、ただ圧倒的な愉悦の前に心が折れ

た自分だった。

すっと、暗闇の中に引き込まれる様な意識の喪失感に襲われたかと思えば、脳

天まで突き抜ける様な巨根の侵入の衝撃で無理矢理に現世に引き戻される事を

繰り返すうちに、彼女は自分が踏み込むべきでは無かった性の暗黒面に堕ちて

しまった事をはっきりと自覚する。ほんの冗談の延長のつもりで引き受けてし

まった、義理の息子の童貞喪失であったが、暢子は自分が引き返す事も、目を

背ける事も叶わぬ性の地獄に転がり堕ちてしまった事を思い知る。

「ひぃぃ… ひぃぃ… うっぐ… ひぃぃ… 」

もう赦しを乞う言葉すら唇の乗せる事が出来ない。自分がすっかりと義理の息

子の有り余る精の捌け口と化した様を知りながら、それでも暢子は爛れる様な

快楽に溺れて、ただなさけない声を漏らすばかりだ。自分の躯がどう成ってし

まったのか? それすら分からぬ美貌の継母は、目の前で汗を滴らせながら女

体を貪る若者に向って、陶然とした笑みを浮かべてしまっている。知らなけれ

ば、それはそれで済む事であるが、一度足を踏み入れてしまったならば、女で

あれば、もう抜け出す事の出来ない地獄の悦楽環状の真只中に身を横たえるス

ナックの若き美人ママは、ついにはグッタリと脱力して、まさに肉の人形と化

している。

「へへへ… こんなにぐったりとしても、オマ○コの中はきゅ〜っと絞めて来

 るんだから、女って奴は面白いな」

隆俊の言葉通りに、若い獣の責めの前で体力と気力の限界を超えて貪られた暢

子だが、それでも彼女の蜜壷は踏み荒ら様に出入りを繰り返す巨根に反応して

、妖しい締め付けを繰り返してしまう。

際限も無い律動の前で、暢子の躯だけが義理の息子の強烈な責めに順応してい

た。すっかりと打ちのめされているにも関わらず蠢く肉壷の感触が、初めてセ

ックスに及んだ隆俊を狂喜させていた。じんわりとしながら、ときおり包み込

む様にキュっと絞まる膣の心地よさは、とてもオナニー等とは比べられない。

意識が朦朧として、呻く事しか出来なく美女を組伏したままで、荒腰を奮いな

がら隆俊は狂気に満ちた笑い声を張り上げる。

「あははははは… これが、女か? 最高じゃないか! くぅぅぅ… 畜生め」

性に目覚めた野獣は飽く事も知らずに、迂闊で美しい継母を貪り喰らい続けた。

 

 

 

牝喰伝 1 END

 

 

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