まなみ (4月15日(水)19時00分25秒)
秘密のラウンジ・アルバイト28歳まなみ  その1

そもそもこのお店を紹介してくれたのは、
あたしに性感マッサージを施してくれたおじさんです。
あたしが3,4回指名したおじさんが、
あたしならここの仕事に向いていると教えてくれたのです。
女装っ子好きな客が集まる店のウェイトレスみたいなものだからと言われて、
行ってみようかなと思いました。
まずその時のことからお話します。
おじさんからもらったお店の名刺には裏に地図がのっていました。
女装っ子としての面接みたいなものだし、ある程度のおしゃれはしていきました。
ストレートや巻き巻きにも飽きていたので、ショートヘアーのウィッグにしました。
お店の扉をあけると、受付のようになっていて、きれいな女性が迎えてくれました。
「あのう、ここを紹介していただいた者なんですが」
「ああ、まなみさんね、聞いてるわよ」
胸の谷間を強調したホステスさん風のドレスを着ています。
しかし、サテン素材のドレスの股間あたりは、ゆるやかに盛り上がっているのです。
彼女は、自分がこの店のママだと自己紹介をし、
とりあえず店の中を見るようにと言ってドアを開けました。
とても薄暗いのですが、左奥にあるカウンターの所だけ照明が当たっています。
そしてあたしは、そのカウンターの手前に立っている
二人のウェイトレスに目が釘付けになりました。
(何なの? あの格好・・・・・・スカートはくの忘れたの?
いいえ、違う、わざとはいてないんだわ。パンティ丸見えなんて考えられない。
しかも上半身は平たい胸にチューブトップだけ。
それも幅が10センチほどの帯状のゴムが張り付いているだけで、
チューブトップとも呼べないかもしれない)
「ここに座って。何か飲み物を持ってくるわね」
呆然と立ち尽くしているあたしにママは声をかけて座らせてくれました。
「あ、すいません」
あたしは我に返って、椅子に腰をおろしました。
ママがカウンターに向かいます。
あたしの中で、またイケナイ気持が顔を覗かせてきます。
秘密の扉をノックするようなこのはじまりの予感がたまらないのです。
暗い店内に目が慣れてきて、しだいにテーブルの配置などが見えてきました。
小さいテーブルが8個ほど、そしてそのテーブルひとつに対して椅子が一つ。
椅子の向きはすべて、座ってカウンターが見える方向です。
今お客さんは、あたし以外に三人います。
テーブルのフロアから少しはなれて一段高くなったところにバーのカウンターがあり、
手前側に二人のウェイトレスと、飲み物を取りに行ってくれたママ、
カウンターの向こう側にもうひとりいます。
(それにしてもすごい格好だわ。恥ずかしくないのかしら)
ウェイトレスが二人立っているカウンターの手前側は、
言ってみれば舞台のようなもので、
その証拠に二人は、大げさに笑い合ったり、ふざけてじゃれ合ったりしています。
パンティの位置を調節するというしぐさも、さかんに繰り返しています。
飲み物ができあがったらしくカウンターにグラスが置かれました。
ママがひとりのウェイトレスに何か耳打ちしています。
するとその子がグラスをトレイにのせ、こちらに歩いてきました。
すごくセクシーに歩いてきます。
「いらっしゃいませ」
(いやだ、すごく可愛い)
「おしぼりです、どうぞ」
おしぼりを開いて手渡してくれるのですが、その動作がとてもゆっくりです。
この間にお客さんがウェイトレスをゆっくり眺められるようにしているのでしょう。
近くで見るとすごいんです。
パンティは大胆な浅ばきで、前の一物がこんなに布地を持ち上げて・・・
(ああ、ああ、これってすごいわ。
すぐ目の前にこんなにふくらんだパンティ。なんて生々しいのかしら)
次は灰皿を置いてくれます。
ゆっくりと飲み物を置きます。
脚もきれい。
きっと手入れに力いれてるんだわ。
ウィッグも高級そう。
「セイラです。よろしく」
可愛いらしい顔立ちのくせに、微笑んだ瞳がエッチに潤って、
しかも見られてる快感で少し緊張しているのが分かって、
あたしはどんどん興奮してしまいます。
「あ、どうも」
ふるえそうな手でなんとか名刺を受取りました。
カウンターに戻るときも見せる気満々で歩いていくのです。
浅ばきのヒップハングはお尻の割れ目ぎりぎりです。
その歩き方を見てあたしは決心したのだと思います。
(ああ、あたしもこれしたい。やっちゃうんだわ。これ、やっちゃうんだわ)
心の中でそう思うと、もうエッチな細胞がフル回転してるみたいに
全身がウズウズしてくるのが分かります。
ママがこっちに歩いてきます。
「どうかしら。雰囲気分かった?」
「ああ、はい」
「できそう?」
「ええ、まあ・・・・・」
「そう、よかった」
嬉しそうに手を叩きます。
そんなママはとってもきれい。
「それでね、まなみちゃん、お願いがあるのよ。
今日ね、女の子少ないんだあ。ちょっと手伝ってくれないかなあ」
「ええ? 今日からですかあ?」
「ね、お願い」
両手を合わせられると何だかことわれなくなってしまいます。
それにどこか喜んでいます。
セイラという子のあの格好、
あたしもあれを早くしたくてしたくてたまらなかったのですから。
「ロッカー室に衣裳がいろいろあるから好きなのを選んで、さあ、こっち」
ママはいそいそとあたしを連れていきます。
そこは畳敷きで、四畳半ほどの広さがあり、なかなか整頓されています。
「ビニールがかかってあるのは全部クリーニング済みだから、
好みのを身につけてね、それじゃあ私はお店見てくるから」
ママが出ていき、ひとりきりになったあたしは改めて部屋を見回しました。
派手でカワイイ衣裳がこんなにいっぱい。
見てるだけでも楽しくなっちゃう。
ウェイトレスが胸につけていた極細チューブトップも
たくさんハンガーにぶら下がっています。
あたしはその中から黒いのを手にとりました。
服を脱いでつけてみます。
ストレッチ生地のそれは平たい胸に吸い付くようにおさまります。
次は下です。
アダルトショップの下着コーナーみたいに
セロファンに包まれたパンティが数十枚並んでいます。
どれもすごいんです。
ひとつずつ見ていきながらあたしはこわくなってきました。
だってどれもTバックなんです。
さっきのセイラちゃんがはいてたのは、
かなりの浅ばきだったけどTバックではなかった気がする。
(どうしよう、これもTバック、あ、これもそうだ・・・・)
そしてついに最後を見て、それもTバックだと分かったとき、
あたしの中にあったのはこわさよりも期待でした。
あたしはこんなドスケベなことに期待してしまうんです。
(これをはくんだわ。これをはいて、さっきのセイラちゃんみたいに店内を歩くんだわ)
ホットパンツとショーツを脱ぎます。
アソコはえらいことになっています。
そして一番最後に手にしたTバックを身につけます。
足首を通し、ゆっくりあげていきます。
膝から太もも、足の付け根あたりからきゅっとあげて・・・・
もう少し持ち上げようとしてあたしはギョッとします。
(え? これ以上上がらない? うそ。そんな)
そうなんです。これってローライズTバックショーツなんです。
それもかなりなものです。穿きこみが浅いなんてもんじゃありません。
後ろはお尻の割れ目ギリギリではすみません。
割れ目が数センチ顔をのぞかせているんです。
そして前側ですが、これがまたものの見事にアソコを覆い隠しているのです。
おそらく高級な商品ではあるのでしょう、
とんでもなく膨張して大きく反り返ったアソコを完璧に包みこんでいます。
鏡に映る自分に思わず息を飲みます。
(うわあ、いやらしい・・・・)
まず、そう思いました。
鏡に近づき、肌荒れや脱毛のチェックをします。
鏡の横にリボンがたくさんあったので、あたしはひとつ付けてみました。
このリボンがまたおかしいくらいに大きいのです。
バカっぽい演出ができて、もっとやらしくなるあたしです。
畳敷きの端にある棚には、きらびやかなヒールが何足も並んでいます。
今日はその中からひとつお借りすることにしました。
いよいよお披露目です。
胸がどきどきします。
ドアを開け店内に足を踏み入れます。
後ろ手にドアをガチャリと閉めると、もう後戻りできない気がします。
あたしに気づいたセイラちゃんが声をかけてくれます。
「こっちよー、まなみちゃーん」
名前はママに聞いたのか、大きな声で手を振りながら呼んでいます。
あたしは声も出せず、おぼつかない足取りでカウンターに向かいます。
歩いてみるとどれだけ穿きこみが浅いかよく分かります。
(ああ、歩いてる。今あたしはこんな恰好で歩いてるんだわ)
頭の中にさっき鏡で見た自分が浮かびます。
(あの格好で歩いてるのね。見られてるのね・・・・そうだ、見られてるんだ)
そこであたしはお客さんというものの存在を思い出したのです。
それまでは何故か、ウェイトレス仲間に見られるとか、
ママに見られるとかしか考えていなかったのです。
そのへんがどこか抜けているオバカなまなみなのです。
テーブル席に視線を向けました。
座っています。暗闇の中に人影が確かにあります。
こわいものから目をそらせずに、よけいじっと見てしまうみたいに、
あたしは立ち止ってテーブル席を見詰めてしまいました。
さっきは三人でしたが、今は五人います。
(ヤダ、すごく恥ずかしい)
思わずあたしは左手で股間を隠し、右手で胸元を押さえ、うつむいてしまいました。
セイラちゃんが走ってきて助けてくれます。
「どうしたの? 大丈夫よ。まなみちゃん、かくしちゃ駄目。よけいに恥ずかしいでしょ」
耳元でやさしく声をかけてくれます。
「見せつけるのよ、まなみちゃん」
見せつける、と言われてあたしはドキッとしました。
(そうだわ。何を恥ずかしがってるんだろう。見せつけるんだわ)
「まなみちゃんの素敵な体を見せつけるの、この滑らかな二の腕を、
すらっと伸びた脚を、キュートな顔を、そしてこのお尻を・・・・」
そこでセイラちゃんったら、ぺろっとあたしのお尻を撫でるんです。
「イヤンッ」
ゾクッとしました。
体の中でスイッチがまたひとつ入る感じです。
「あら? どうしたの? まなみちゃん、ここが好きなの? 
見せつけるのよ、この丸出しのお尻を・・・・」
そう言ってまたペロリンと撫で上げるんです。
「アアン、イヤ」
スイッチがたくさんONされていきます。
「まあ、まなみちゃんったら、やらしい声が出るのねえ。ウフフフ。
見せつけるのよ、この丸出しプリプリムチムチツルツル淫乱ヒップを・・・・」
そしてまたペタペタとたたくように撫でながら、
しかも今度は指先がもにょもにょと動いたんです。
「アアーン、それはダメェ〜ン」
思わず出した大きな声にドキンとします。
(聞かれたわ。女声を聞かれちゃったわ。どうしましょ)
「いいわよお、まなみちゃん、その調子よ。もっと明るいところでやりましょう」
セイラちゃんがあたしの手を引っ張ってカウンターに連れていきます。
一段上がります。
(明るいわ、とっても)
「私は、なつき、よろしくね」
もうひとりの女の子が挨拶してくれます。
(あ、この子もTバックなんだ。しかも前をこんなにふくらませてる。みんな、すごいな)
「よろしくお願いします。まなみです」
「私は、もえか、よろしく」
カウンターの奥の子も笑って自己紹介してくれます。
(ひゃー、もえかちゃんのTバックも過激だわ。
みんな平たい胸に極細チューブトップ。これってこの店のユニフォームなのかしら)
あたしの中でどんどんスイッチが入っていくのが分かります。
そこでママがお客さんを連れて入ってきました。
みんながいっせいに声を出します。
「いらしゃいませー」「いらっしゃいませー」
あたしも負けていられません。
「いらっしゃいませぇえー」
たくさんのスイッチが入ってしまったあたしは、うんと悩ましい声が出ます。
そこであたしはママの格好に目をみはりました。
いつのまにドレスを脱いだのか、
なんとママまであたしたちと同じ格好をしているのです。
三十代半ばの女性は熟しているだけに
こんなスポーティな格好をすると、やらしさがひときわさえてしまっています。
しかも、ママだけは乳房を持っています。
きっとお金をためたのでしょう。
その豊満な乳房を、あたしたちが身につけているものよりは幅があるとはいえ、
あんな細いチューブトップで押さえつけているんです。
それに下半身・・・・・
(ああ、もう駄目、あんなのって、あんなのって、すごい・・・)
真っ赤なTバックが白い肌にあんなにくいこんで。熟した腰のあたりが妙に色っぽくて。
「もえかちゃん、レモンチューハイお願いね。
あらあ、まなみちゃん、よく似合うじゃないの」
ママがあたしを見てほめてくれます。
「ああ、どうも。なんだか恥ずかしくて」
もじもじしたしぐさをかわいくして、ママを上目使いで見ます。
「はい、ママできました」
レモンチューハイがカウンターに置かれます。
「それじゃあ、まなみちゃん、これお願い。あそこのお客さまね」
「あ、あたしがですか」
「そうよ、初仕事。はい、おしぼりと灰皿もね」
「あ、はい」
トレイに飲み物をのせながら、ちらっとテーブル席を見ます。
暗闇の中からすごい視線を感じます。
こちらの照明が明るすぎるだけによく見えないのですが、視線はぴりぴり感じるのです。
女装っ子好き独特の視線がギラギラと、ネチネチと、ジロジロと当たってきます。
あたしはトレイを左手の平にのせ歩き出しました。
そのときです。ママの股間が目に入ったのです。
(上向きの形をこんなに出してる・・・・)
セイラちゃんやなつきちゃん、もえかちゃんたちの若い子とは別の種類のセクシーさが
その股間からムラムラとただよっていました。
しかもその股間に目を奪われたあたしに
ママが気づいてしまったことが、あたしをさらに興奮させるのです。
ママは自分の股間を見つめていたあたしの眼を見ました。
目が合いました。
ママは濡れたまなざしをしています。
「何見てるの?」「今あたしのどこを見てたの?」「もう、やらしい子ねえ」
そんな感じで、ママは一瞬あたしを見たのです。
完全ON状態のあたしは、そのママの目つきでよけいに興奮度が増し、
トレイを左手に持って歩き出したとき、
とってもやらしい歩き方になってしまったのです。
お尻を振り、腰を振り、首をふってショートカットの前髪をあげ、
モデル歩きのようにお客さんのテーブルに向かいました。
すごい快感です。
いつもそうですが、下半身を締め付けるようなTバックをはくと、
そこの感覚が敏感になり、ついついお尻を振ってしまうんです。
おまけに今はホットパンツもミニスカもはいていません。
こんなTバック剥き出し状態なら、
なおさらフリフリしてモデル歩きをしてしまうまなみです。
それに、このヒール、
コツコツという音を響かせていると、さらにさらに大胆な歩き方をしてしまって・・・・。
目的のテーブルに向かうまでの間には、
他のテーブルのお客さんたちも、遠慮ない視線を浴びせてきます。
そばを通るときに露骨にからだを動かして見てくるんです。
これがまたすごくいいんです。
女になれるんです。
見られてるけど、知らないふりをして歩くって、とても気持ちいいんです。
「いらっしゃいませ」
ニコッとほほえみ、首を傾けます。
「おしぼりをどうぞ」
「ああ、ありがとう、ありがとう」
にやにやしたおじさんがうれしそうにおしぼりを受け取ります。
灰皿をテーブルに置きます。
すっごい見てます。全身をなめるように見ています。
飲み物を置く時はからだをかなり傾けるのでよりいっそう視線が強く当たります。
決してあたしはおじさんの目を直接見たりしませんが、
見られているのはすごく分かります。
そういう感じもすごくすごく興奮するんです。
「かわいいねえ、君、エヘヘヘ」
(イヤだわ、かわいいなんて言われちゃった。
しかもあんなにニヤついてる。男の人ってほんとエッチなんだから)
「ありがとうございます。あたし、まなみっていいます、よろしく」
名刺を差し出すと、そうなの、まなみちゃんなの、と言いながら
手をだして名刺を取ろうとし、その時、手をぎゅっと握ってくるんです。
「キャン、ダメですよお、もう」
「ダメなの? エヘヘ、ダメなの? ごめんねごめんね、まなみちゃん、ごめんね」
すごく嬉しそうにそんなこと言いながらも、手をはなさないんです。
その間も、顔だけを見てるんじゃなくて、
ちらちら、ちらちら股間に視線を落としてくるんです。
プリプリモデル歩行ですっかり興奮状態のあたしのアソコは、
そのちらちら視線によけいに反応しちゃってどうしようもないくらい。
でも、いつまでもこうしてられないので、
あたしはおき客さんの手をていねいにはなしました。
でも、まだ話しかけてくるんです。
「まなみちゃんは年、いくつなの? ねえねえ」
「もう、女性に年聞くなんて失礼ですよっ」
あたしはわざと怒ったように言ってその場を去ろうとしました。
そんな自分のしぐさと自分の声にまたいっそう興奮します。
そしてまたモデル歩行です。
さっきのおじさん、「そうなの、聞いちゃ駄目なの? ごめんね」なんて言ってます。
言いながら、きっとあたしのお尻に目が釘付けのはず。
このローライズパンティで、さぞかしあたしのヒップは
やらしい香りをはなっているんだから、見られてもしかたないんです。
穿き込みが超浅なので、歩いているとたよりなくて、不安な感じがして、
もう癖になっちゃいそう。
その後も、あたしはカウンターの明るい場所でセイラちゃんたちとおしゃべりしたり、
飲み物のおかわりを運んだりしました。
カウンターでのおしゃべりはショーの要素を含んでいます。
「まなみちゃん、これ可愛いー」
そう言いながら、セイラちゃんがあたしのリボンに触れてきます。
「ほんとー? うれしいー。セイラちゃんもこのパンティとっても可愛いよお」
「うん、セイラね、このパンティお気に入りなんだー」
そんなことを言い合って、お互い手をつないだり、つっつきあってふざけたり、
とびはねたりして、お客さんが退屈しないようにします。
とびはねる時に、あたしはテーブル席にお尻を向けることも忘れません。
超浅ローライズTバックで剥き出しのお尻のお肉が、
とびはねることによって、プニプニゆれるところを見てもらうためです。
普通ならお尻をかくしている衣服がないために、
とびはねるとお尻のお肉がぷよぷよはずんでいるのが自分ですごく分かるんです。
こんな女遊びに興じるウェイトレスを、
テーブル席の暗闇の中から男たちが胸を高鳴らせながら、息をひそめて、
でもニヤニヤと見つめていると思うと、その興奮はただものではありません。
そのおしゃべりの合間に、あたしはまた飲み物の追加を運んだり、
灰皿をかえるためにテーブル席に足を踏み入れます。
いっぱい見られに行きます。
視線を浴びてエッチに興奮しに行くのです。
目的のテーブル以外の他のお客さんにも、ちらっと笑顔を送ります。
長い時間ではなく一瞬です。
口元をゆるめ、とびっきりの可愛くてセクシーなほほえみをちらっと送り、
そしてすぐに目をそらして、歩きます。
目をそらすときは、ちょっとフンと顔をそむけるようにそっけなく目をそらします。
あたしはいい女、じろじろ見ないでって感じで
目をそらしてそこを歩き去ると、また興奮するんです。
テーブルの間を歩きまわります。
モデルのように大胆に、そしてヒールの音をうんと高鳴らせて、
お尻と腰をグングン振って、全身に視線のシャワーをたっぷり浴びるのです。
そんなふうにして、30分ほどたったときです。
ひとりのお客さんがママを呼んでいます。
あたしはちょうど近くにいたので見えたのですが、
そのお客さんは財布から8000円を出してママに渡したのです。
この店に入るときに、お客さんはみんな入口で3000円払っているはずなのです。
あたしは首をひねりました。
お金を受け取ったママは言いました。
「なつきちゃーん、指名入りましたー」
「はーい、ただいまー」
なつきちゃんは、そのテーブルに行き、
お客さんの手を取ってカウンターの方へ歩いていきます。
あたしは何が起こっているのかますます分からなくなります。
なつきちゃんとお客さんは、カウンターの横にある通路を通り、
カーテンをめくって奥へ消えていきました。
(あれ? この奥もつながってるんだ)
暗くて見えなかったのですが、そう言われれば、
カウンター横に最初からカーテンがあったような気がします。
二人がどこへ行ったのか、気になりました。
その時また、ママの声が聞こえました。
「セイラちゃーん、指名入りましたー」
「はーい、今行きまーす」
ママがあたしのそばに来て小さな声で言いました。
「まなみちゃん、ここはね、抜きもやってるの」
「抜き?」
「そう、抜きラウンジなの」
セイラちゃんがお客さんと手をつないで歩いてきます。
(抜きラウンジなんて、あたし聞いてない・・・)
セイラちゃんは、あたしにウィンクしながら、カーテンの中に消えていきます。
そうなんです。この秘密のラウンジは抜きラウンジでもあったのです。
(セイラちゃんもプロなんだわ。あんなに若いのにすごい)
「まなみちゃーん、指名入りましたー」
(え? うそ、そんな、ママったら何言ってるの?)

つづく
アニトさま
またまた、ご無沙汰ぶりっ子です。
こんにちは。サイトの管理、ご苦労さまです。
いつも楽しく遊ばせてもらってます。
付けてくださるコメントには本当に興味津々で、
なるほどなあと、心地よく感心したり、刺激されたりで、感謝しております。  
桃原美希子さま
モナ香さんって素敵な方です。
豊富な経験から多くを教えてくれて、
その後はたっぷりあっちのほうを満足させてくれてそう・・笑。
ひとつの言葉、なんでもないキーワードからストーリーを生む。
そういう方法もあるのですね。
美香さま
はじめて聞く言葉だったのでいろいろと検索し、
関係する無料動画をかなり見てしまいました。
胸のリアルさも尋常ではないですね。
全身にこのマスクの衣装を着せられ、
やらしくまさぐられて、イヤンイヤンってしてみたいです。
岡田まみさま
お初に声をかけさせていただきます。
失礼ながら存じ上げなかったのですが、
まみさまの数行からお人柄がしのばれ、なごやかな気分にさせていただきました。
あたくし新参者でありまして若干名前がかぶってしまって申し訳ございません。
蒼井優子さま
男女20人が円形ベッドにあがってくるところは壮観でした。
スケスケパンツ、褌、透けセーラーなどの人々(キャー)、
しかも優子ちゃんはドレスの上から手際よく縛られてこらがされるなんて、
イメージぶっ広がっちゃうなあ。 
智子さま
人によってフェチな部分って違うんでしょうけど、
告白を聞いていると、ところどころに思わず興味をひかれてしまう箇所が出てきて
エッチな気分にさせられます。
ブラウスの上からの後ろ手縛り、キュンと上向きに刺激されました。
紀香さま
ランジェリーショップでのお買い物。
わくわくドキドキする気持ちが伝わってきます。
女子高生に見られながら下着を指差すなんて、想像すると恥ずかしいけど、
とめられずに実行してしまう思いがよく分かります。




アニト (4月16日(木)00時29分40秒)
まなみさん、こん○○は。
おおおおっ、たっぷりと書きましたねー。
『空想デート』はみなさんの書き込みがなければ成り立ちません。
そこに含む挨拶文を読んで思いついたことをつらつら書き綴っているだけです。
しかもこれ↑↑↑半ば強制的に書いてもらっていますし。のはは。
そして素敵な物語は月に2度『別棟』へ転記保存するだけという楽チンさ。
一番《楽しく遊ばせてもらって》いるのはわたしなのですよ。
さて、ひとつ提案ですが、まなみさん、苗字を持ってみませんか。
苗字をヒントにさらに深くまなみさんを空想してみたいのです。


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