駒園郁美 (9月8日(火)21時58分28秒)
アニト様、皆様お久しぶりです。
もう随分前に「郁美の映画館体験」というのを書かせていただいた駒園郁美です。
おそらく記憶されておられる方はいらっしゃらないほどのご無沙汰でした。
◆アニト様◆
投稿をしなくなってからも、「空想デート」を時々拝見しては、
変わらず丁寧に投稿文に応えられてるご様子に、
アニト様のお人柄が偲ばれ、思わず微笑んだりしていました。
そんなホノボノとした雰囲気と、裏腹な濃い内容の投稿が、
とても魅力的だと私は思います。
そのような「空想デート」にまた加えて頂きたくて、投稿いたしました。
よろしくお願いします。
◆愛梨さま◆
「ネットで女性ものを買うこと」などで
女性化の願望を少しずつ満たしていくなんてとても共感します。
心の中にそんな願望があっても、
普段の生活の中でなかなかそれを満たすことは難しいですよね。
それでも、男性としての生活の中で、自分なりの女性らしさにこだわったり、
女性の時間を過ごすのは大切ですし、楽しいことですよね。
普段使う小物類の色を、出来るだけ柔らかい色にしたりするだけでも、
どことなく満足してしまうんですよね。
女性物のカタログを見る時も、心をすべて女性に出来る時で、大切な時間になります。
◆柏木彩さま◆
「女装しないで…」という気持ちは、すごく分かります。
女装しなくても女性みたいと言われたいと、それは私も理想としてあります。
女性の象徴はスカートだと思っていますけど、
それを身につけずに女性に見られるなら、ある意味女装の完成形だとも私は思います。
ただ、私の現実ではそれは無理だと残念ながら自覚してますから、
せめてではないですけど、スカートへのこだわりは大きいですね。
郁美のマゾ奴隷妻体験

相手の男性(Kさんとします)と出会ったのは、私がある掲示板を見たのがキッカケでした。
当時の私は、既に夢中になっていた男性がいましたけど、
あることから急に熱が冷めて、心にポッカリ穴があいたような状態になっていました。
女性に近づこうと一生懸命努力して、
そしたら、男性に心が惹かれることも、また、冷えてしまうことも、
男の時には知らなかった女性特有の(おそらくですけど)感じを体験したように思ってました。
女装をするようになっても、男性に恋愛感情を持つなんてまったく予測していなかった私です。
それよりもどちらかといえば、
若い時から興味を持っていたSM(いつもM女の側にたってのものでしたから、
女装をするようになった根底にこれがあるように思います)を志向していた私です。
それが、思い出してもまるで少女のようにノーマルな恋愛に浸っていたんです。
ですから、ともかく落ち込んしまいました。
そんな時にKさんのメッセージを読んだのです。
そのメッセージはとても簡単で短いものでした。
体型と年齢と住んでるところが書いてあり、
それに加えてごく短く、真剣なMの人を探してますみたいなことが書かれてました。
そんなシンプルなメッセージでしたけど、
私は真面目さと、本気さを感じてゾクゾクッてしてしまいました。
変な言い方ですけど、この人は本物だと直感したんです。
女装をするようになってしばらくは、
先程も書きましたようにSM志向の私は、そのような男性を探していましたから、
何人かのS男性とメールをやりとりしたり、何人かの人とは実際に会いもしていました。
でも、どこか違う、想像していたものとは何か違う、
第一に私自身の気持ちが熱くならないと感じていました。
しまいには、本当は私って、興味だけでMじゃないのかも、とまで思うようになったんです。
そして、いつしかアブノーマルを封印してしまいました。
そんな風に暫く眠らせていた感覚が、Kさんの短いメッセージに突然呼び起こされたのです。
迷うことなくメールを送りましたら、直ぐにお返事が頂けて、その後やりとりが始まりました。
文面はとっても丁寧で、内容も信頼のもてるものでした。
相手がMと分かってると、会ってもないのに最初から乱暴で、命令口調の人がいますけど、
私はそういうタイプの人は苦手ですし、ちょっと違うと思ってましたから、
メールのやりとりの末、とりあえず話だけでもしましょうと提案された時は
とっても嬉しく思うようになっていました。
初めてのデートは、Kさんが1時間、私が2時間、
それぞれ高速を走らなければ行けない場所で待ち合わせすることになりました。
お会いすると、想像通り穏やかで優しそうな50代前後の素敵な男性でした。
私は何の不安もなくKさんの車に乗りました。
(私の服装は薄いピンクのブラウスと黒のミニスカート、
ピンクのキャミ、ベージュのパンストと、いつもと同じで質素なものです。)
Kさんに優しく「今日はお話だけにしましょうね」と言われ、夜のドライブが始まりました。
お話を楽しくしながら、30分も走ったでしょうか、
高速道路に入り、あるパーキングで車は停められました。
そして、10数メートル離れたところで、明るく浮かび上がっている自販機を指差し、
「何か飲み物を買ってきて」とKさんが突然言いました。
私は正直驚いて、「えっ」と言ったきり暫く黙ってしまいました。
だって、自販機に向かってトラックやなんやらが駐車中の中歩いて行くのは、
当時の私にとってそう簡単なことではなかったんです。
少し躊躇する私にKさんは、すごく自然に
「一緒に買いにいこう」と言ってドアを開けるんです。
もう躊躇できませんでした。
目を閉じるような気持ちで、無数の視線を意識しながら私も外に出ました。
自販機の前に来ると、早く買って車に戻りたい気持ちで一杯なのに、
Kさんは、今度は不自然なくらいなかなか品物を決めないんです。
私は飲み物なんかどうでもよくて、ただただ恥ずかしさに耐えるだけでした。
後でKさんが教えてくれました。
この時既に私は試されていたんです。
恥じらいを持っているかどうかということ、
それでも言われることをしようとするかどうかということ、
この二つを試すためにあえて明るく浮かび上がる場所を選んだそうです。
そんなことにもちろん私は気づきませんから、
なぜよりによってこんな場所でなんて思ってました。
「話だけにしましょうね」なんてとんでもありませんでした。
このことをはじめとして、これから調教する相手としてのテストを、
次々に受けさせられたと教えられたのは、すべてが終わり、この夜お別れをする時でした。
でも、その時にはもう私は次の会う日を待ち望むようになっていましたし、
Kさんのマゾへの道を歩き始めていたんです。
車が出発しました。
何だかこのままKさんのペースに乗ってしまいそうな、
そして、きっとそれに身をまかせるだろう自分を予感してましたけど、
不安を持ちながらも、既に信頼がうまれてましたし、
どこかKさんに好感も持っていましたから、そんなに悪い気分ではありませんでした。
車はやがて高速をおりました。
Kさんが「見晴らしのいい場所に行きましょう」といいました。
私は普通のドライブ気分で、素敵な景色を眺めながらお話して…
なんて、おめでたいことを考えて「はい」と答えました。
小高い山の下にある大きな駐車場にやがて着きました。
「この上に展望台があるから、行きましょう。」というKさんの言葉に、
「えーっ、また外に出るの」と心の中で私は小さく叫んでしまいました。
しかも、上までかなり歩かなければならない雰囲気に、
大げさじゃなく気が遠くなりそうでした。
おまけに夜でしたけど、ちらほら人の気配まで…
そんな私におかまいなく、事はKさんのペースで進みます。
私は必死でKさんについていきました。
かなり歩いて上に出ると、そこは結構広い公園になっていて、
海が一望出来る素晴らしい所でした。
私は、それまでのドキドキも忘れ、その景色にひたすら感激してました。
でも、Kさんは、人目につかない場所に少しずつ私を誘導して、
人のいないのを確認すると、私をしゃがませて、
なんと、ズボンのチャックを開けて私のお口を要求したんです。
会ってからここまで実はKさん、私の手さえ触らなかったんです。
強引ではありましたけど、ロマンチックな所へ案内してもらっただけ。
とても素敵で紳士的なKさんでした。
それなのにいきなり…そんなぁ…しかも人に見られるかもしれない所で…という感じでした。
でも、Kさんはそれまでと同じように、その時もごく自然で当たり前のように要求したんです。
ペースに乗せられるってこんなことなんだろうと思うんですけど、
冷静に考えれば「えーっ」というKさんの要求を、
結局私は戸惑いながらも、ごく当たり前のように受け入れたのでした。
もちろん人の目は気になります。
事実、見ていた人がいました。
時々人に見られたいとか、露出趣味の人がいるみたいですけど、私は違うと確信しています。
私にとって、そういうのは苦手なことなんです。
でも、嫌も応もなく明るい所に連れ出されたり、
暗いとはいえ、普通に人とすれ違いながら長い道を歩かされたり、
そして、今人の目の中で…何もかも私の意志には反することで、
なのに、それをさせられているというのは、私にとってアブノーマルもいいところでした。
でも、それが嫌じゃないんです。
嫌どころか、不思議な興奮が私の中にありました。
少しずつ、気づかないぐらい少しずつ、ということだったんです。
そういうやり方も、Kさんの人柄も、私によく合っていたんだと思うんです。
自然に、本当に自然に気持ちが、SであるKさんの意の中に入らされてしまった感じでした。
もし、いかにもS男性らしく乱暴に強引に同じことをされていたら…
それでも、きっと私のことですから拒否する勇気なんかないのですけど…
興奮どころか、こんなのもう嫌って、後味の悪い思いをしたことでしょう。
不思議な感覚に酔いはじめている私にお構いなく、
Kさんは、しばらく続けていた私に
「もういいから、さあ、立ちなさい。」と言いました。
何だか、エッチな行為というのではなく、確認作業の終わりみたいな、そんな感じでした。
立ち上がると、Kさんは私のスカートをめくり腰から股関を縛り、
そして、スカートを元に戻して言いました。
「さあ、車に戻りましょう。」
あくまでも紳士的で、イヤらしさもないのに、私のされてることは…
そのギャップに私はもう従うだけになっていました。
そればかりか、スカートの中を縛られながら、普通に散歩している、
いえ、させられている…そのことに快感さえ自覚していました。
こうして、Kさんとの初めてのデートは、当初の予想と違ってきました。
SMに興味を持ち、憧れていた私でしたけど、とうとう本格的な体験をすることになる、
その第一歩をこの夜踏み出すことになったのです。

…ちょっと大袈裟ですけど、私にとってはこんな感覚だったんですよ。
なかなか核心に至りませんけど、
(核心といえるものがあるかどうかもわかりませんけど)
とりあえず第一回めを終わります。
続きはまた書きますので、よろしくお願いします。




アニト (9月9日(水)23時34分21秒)
駒園郁美さん、こん○○は。
1作品だけ投稿をされてその後書き込みのない方というのが
もしかしたらわたしは一番気になるのかもしれません。
「書く意欲」を失わせてしまった原因が『空想デート』にあるのだとしたら
と考えるとまことに申し訳なく思ってしまうのです。
といっても呼びかけることはせず、
『空想デート』のスタイルを変えることもしないのですが。
ですからなおのこと「2本目の物語で再登場」をうれしく感じるのです。
しかも《マゾ奴隷妻体験》という《濃い内容の投稿》です。
《ホノボノ》ではいられなくなるかもしれませんよ。うほほ。




駒園郁美 (9月10日(木)23時02分54秒)
アニト様、みなさん。またおじゃまします。
以前一度の投稿で終わったものですから、
私にとっては記録的な二回連続の投稿となります。
でも、なかなか書けませんね。記憶をたどりながらですから、時間がかかります。
それでも、私には印象深いことで、書きながらその時の気持ちがよみがえるんですよ。
そういう意味では楽しく書いてますね。
◆アニト様◆
ありがとうございます。
一度の投稿で終わってしまうのは、それぞれの事情がみなさんおありだと思いますけど、
私の場合〔空想デート〕には何の原因もありません。
それなのに、心にとめていただけて、本当に感謝しています。
今度の投稿、題名は確かに〔濃い〕のですが、果たして内容がそうなのか不安です。
頑張って書きますので、よろしくお願いします。
◆中里まなみ様◆
お部屋を借りて、女性としてそこで暮らす。憧れます。
私も時々そんなのを想像してます。
そうなったら、カーテンの色も雑貨も女性らしくして、それから、お布団も…なんて。
なにより、お化粧もですけど、
お肌とか身体のお手入れなんかが気兼ねなくできるのが魅力ですよね。
そんなお部屋の中のことだけじゃなく、お部屋から出てからののドキドキも、
文章から伝わってくるから、読んでいてワクワクしてしまいます。
【郁美のマゾ奴隷妻体験その2】
車に戻るとKさんはすぐ縄をほどき、「どうでした?」と優しく訊いてきました。
私、本当は、これまでに経験のない種類の感じ方をしてましたけど、
恥ずかしいのが先で、「えっ…」と言ったまま下を向いてしまったんです。
でも、「感じたんでしょ?」と心の中を見破られたら、思わず小さく頷いてました。
Kさん、車をスタートさせながら、
「私も良かったですよ。あなたは、マゾの素質がある。」と、
自販機からのことは、それを試す為にしたことだったと教えてくれました。
そして、「もうあまり時間がないけど、もう一つあなたに試したいことがあるから、
予定してなかったけど、これからホテルにいきましょう。」と言われました。
時間も考えて、まったく予測してなかった展開でしたけど、
私、もう何だか酔ってたんでしょうね。
初めて覗く、エッチのオカズのようなものじゃない本格的なSMの匂いみたいなものに。
だから、素直に「はい。」と返事をしてしまいました。
ラブホテルでしたけど、入るとすぐ裸にされてしまいました。
「服を全部脱いで」と言われ、まさかと思いながらも念のために、
「下着もですか?」と訊くと、「そう、全部。」
恥ずかしいとか、ためらうとか思わせる余地のないKさんの雰囲気でした。
それでも、恥ずかしくて背中を向けて裸になった私の背後に立ったKさんは、
「腕だけちょっと縛るよ。」と言って私の手をとりました。
そして、後ろ手に縛られた私を床に寝かせておいて、Kさんはどこかに行ってしまいました。
やがて、お風呂場から水を出す音が聞こえてきます。
両手を縛られ、それも裸で…、いったいこれから何をされるのか、
まったく想像もつかない不安の中に、私はいました。
やがて戻ってきたKさんの手には、濡らした後固く絞ったホテルのタオルがありました。
「これを鞭代わりに使うんです。痛さが瞬間的だし、痕も残らないし、
私はこれを試してみたかったんだ。」なんて言うんです。
私、鞭なんて経験ないし、それにSMのことだって実はそれほどの経験もないんです。
だから、これがいいとかあれがいいとかなんて言われても、
「そうですね。」なんて思えませんよね。その上もう縛られちゃってるし…。
いきなりハードな展開でしたけど、ただ黙って泣きそうになってる私に、
Kさんは、「じゃあちょっと試してみましょう。」と言いました。
私は固く目を閉じて、その瞬間に備えました。
ちなみに、最初はうつ伏せにされてました。
やがて、お尻に鋭い痛みが走ると同時に、「パーン」という甲高い音がしました。
「どうですか?そんなに痛くないでしょ?」
痛いけど、痛〜い!と泣き叫ぶ一歩手前の微妙な感じでしたから、
「はい。」って応えてしまいました。
するとKさんは、「じゃあ、続けますよ。」と言って、
お尻や脚や背中を連続で叩きはじめました。
やがて足でひっくり返され、私は仰向けにされてしまいました。
無防備なまま仰向けになる、それも鞭打たれるためにというのは、
とてもとても怖いものです。
私、ちょっと、もう、息を荒くしてたんですけど、思わず体を縮めようとしたんです。
(誰だってそうしますよね。)
そしたら、Kさんは、私の脚を足で押さえながら言いました。
「SMはスポーツのようなところがあるんだよ。耐えた後の爽快感を味わうんだ。」って。
私はそれどころじゃない恐怖でいっぱいで、
泣きそうな眼でただただ話をするKさんを見つめてました。
最初は腿から、次はお腹…
「ハァッんッ」
表現しにくいんですけど、こんな声を出してたと思います。
怖いの後に痛いがやってくるような声です。
次第に強く、早く…何だか人が変わったように、さっきまでそれでも優しかったKさんが、
一心不乱という感じで私を叩き続けだしました。
私はただ声をあげるしかありませんでした。
涙がでてきました。
痛いだけじゃなく、身体の全面、それも手で防げない状態なんですから、とにかく怖いんです。
ところが、やがてタオルの鞭が私の胸を叩いた、その時です。
私の思わず出した声は、「アンッ」だったんです。
私、驚きました。感じちゃったんです。恥ずかしいけど本当なんです。
痛い、怖いは同じなんですけどね。
雑誌とか小説なんかで、痛いことをされてるのに、
それを快感として望むようなマゾの人が登場してきて、
そんなの読んだりしてたんですけど、ハッキリ言って現実には信じれないところがありました。
だって私は人一倍痛みに弱いんですもの。
注射嫌いだし…痛さを求めるなんて信じられません。
実は弱虫で情けないMだったんです。
だからその時は、感じながら、「ヤダ…何で感じるの?」って思ってました。
胸への鞭が続き、違った意味で泣きそうになっている、
そんな私を見て、一層興奮されたんでしょうか、鞭はとうとう私の股間に…
さすがに快感から一転、叫び声を出して身体を丸めた私です。
ですが、それで長い長い鞭は終わりました。
終わっても、身体を動かすことはできませんでした。
目を閉じたまま、荒い息を吐き、怖かったこと、痛かったこと、
そして、こっそりちょっぴり感じてしまったこと…
色んな意味でショックだったから、力が入らなくなっていました。
それなのに、です。何だか身体が熱く火照った感じで、ヒクヒクしているんです。
そんな私をKさんは抱き起こし、
「ごめんね、こんなにするつもりじゃなかったけど、叩いていたらつい興奮してしまった。
でも、よく頑張ったね。」と、優しく抱いてくれました。
元の優しいKさんでした。
相変わらず力が入らないままの私は、Kさんの胸の中で、
「とうとう覗いてはいけないものを覗いてしまった。」なんてことを考えていました。
Kさんは、本当のSなんだと私は思いました。
本当のSがどんな人かは分かりません。
でも、少なくともKさんは私を責めて、そのことで興奮されたんです。
体を愛撫したりとかじゃなく、純粋に叩くというそのことだけで高まる、
そんな人を私はそれまで知りません。
ほとんど知識だけだったSMの世界が、突然目の前に現れたようでした。
それが、例えば怖いだけ、痛いだけなら私の中には何も芽生えなかったと思います。
でも、それだけではなかったんです。
深い深い底の見えない暗闇が目の前にあるようで、それをKさんに覗かされたと思いました。
その暗闇に足を入れることは、私にとって恐怖でした。
痛みはもちろん、普通ならとてもできないはずのことも、
快感をもってしまうようになるかもしれません。
つまり、本当のマゾにされてしまうかもしれません。
いえ、その時私の目の前にあった暗闇に足を進めれば、間違いなく私はマゾになる。
Kさんに優しく抱かれ、いたわられながら、でも、この人にならいい、
この人に手をひかれてなら、私どうなるかわからないけど、マゾになる。
そう思っていました。
普通の女装でいたいなら、覗いてはいけなかったかもしれませんけど、
覗いてしまったんですよね。
Kさんの暖かい胸の中は、先程までの激しさとまるで違って、とても心地よかった。
「あなたを調教したい。」
ちょっとウットリとなっていた私の耳に、そんな言葉が聞こえてきました。
私はもちろん「はい。」と応えました。
私みたいな弱虫が…と思いだすと不思議です。
何がどうなるのか分からない、怖さと不安だらけのことに、
どうして迷いもなく決心できてたのか。それだけKさんが信頼できて、
それと、好きになっていた、としか思えません。
ともかく、私がKさんに調教されマゾにされること、そのことは決まりました。
帰りがけKさんが言いました。
「次から、まず私の車に乗って最初にすることは、下着を膝まで下ろし、
スカートを上にめくること。何も言わなくてもそうしなさい。それと首輪つけておくこと。」
そして、赤い首輪を渡されたのでした。

(続きます。)




アニト (9月12日(土)00時30分59秒)
駒園郁美さん、こん○○は。
『空想デート』でいう《濃い》とは何かを考えてみましょう。
セックス描写が濃厚であればそれはそれはウハウハしてしまいます、わはは。
しかしわたしはこういうHPを持ちながら市販のエロ小説を読みません。
理由は、内容が作者の願望や体験ではない(と思う)からです。
どうせフィクションならば読みたい本は他のジャンルに山のようにあります。
対して女装娘さんが書く物語は体験はもちろんのこと空想だけであっても
心にそういう気持ちがあるという点で本当の話だと思うのです。
郁美さんには《マゾ奴隷妻》の《体験》があり、そのことを書いている。
その勇気や正直さだけでも十分に《濃い》とわたしは思いますよ。


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