はじめから読む

桃原美希子 (6月27日(金)21時42分13秒)
■アニトさま■
XTubeという海外のコミュニティサイトをご存知でございましょうか?
動画の投稿もできまして海外だけにXな表現が盛り沢山、
女装娘さまも大勢登録していらっしゃるのです。
そこで驚きの動画を発見してしまいました。
ベッドの上で上半身だけ女装した男性が(顔は見えません)
なんと自分のペニクリちゃんを自分のアナマンちゃんに
挿入しちゃっているのでございます。
それで悶えているようなのです。
といってもペニクリちゃんは完全勃起ではありません。
外人さん特有の長くて軟体勃起ペニクリちゃんならではの
究極の二ヶ所同時自慰というかセルフセックスでございます。
残念ながらワタシのペニクリちゃんはすぐにカチンコチンになるうえに
長さが足りないこともあってできません。
気になるのは凹と凸のどちらで感じているかでございますぅ。
論より証拠、アドレスをメールいたしました。
■ヨム子さま■
はじめまして桃原美希子と申します。
ワタシもはじめは物語を書くなんて想像もしていませんでした。
でも思いつくままに書き始めたら楽しくなっちゃって
ここに居続けております。
読んでくださる方がいらっしゃることを励みにまだまだかんばります。
−−− 注文の多い百貨店 4−−−
ご主人さまの指示に従い3階に上がり携帯電話ショップを探す。
そこは本屋・ペットショップ・アニメ専門店・ゲームコーナーなど
趣味に関した店が多いバラエティフロアだった。
2人の女子高生が私を追い抜き、ちらちらと振り返りながら行き過ぎた。
携帯電話ショップで目的の商品を探しているときにも2人は近くにいた。
店を出て、購入したイヤホンを携帯電話に接続し、電話はバッグに入れる。
背後で「おとこ?」「やっぱりぃ」とひそひそ声が聞こえた。
すれちがったうちの何人が私に気づいただろう。
携帯ショップの女店員は支払いのカードを差し出す私の手を見て
一瞬動きが止まり、顔を上げた。
きっと女装だとわかったのだろうけど
女店員は最後まで普通の対応をしてくれた。
目立たないわけはないし、気づかないでという願いが無理なのかもしれない。
私の動向は百貨店の監視カメラによって筒抜けになっているのかもしれない。
でも私は法律的には悪いことをしているのではない…と思う。
非常識な行動さえしなければ客でいられる…のではないかと期待している。
それとも女装そのものがすでに非常識?
いたたまれなくなって歩き出したとき携帯の着信音が鳴った。
急いでバッグを開き、通話ボタンを押す。
「三瀬塩つぶらだね」
その声に世界が止まったかのように身体が震えた。
ご主人さま?
「はい」と返事をして無駄なことだったと気づく。
なぜならイヤホンはただ聞くための機能があるだけでマイクはついていない。
携帯電話はバックから取り出すことも切ることも許されない。
つまり私に選択や拒否の余地はなかった。
いや、あるのかもしれないけどそれをしたらすべては終わる。
「女の恰好をして大勢の人の中にいる気分はどうだい」
スカートの中でペニスを勃起させ淫乱な液をジュクジュクと垂れ流し、
身がよじれるほどの快感に溺れるというのは空想の中だけのことだった。
女装を完了させた直後の高揚感はすぐに現実に直面して弾け飛び
今は不安と恐怖と後悔で心が張り裂けんばかりなのだ。
「つぶらはただの女ではなく淫らなマゾ奴隷志望だったね」
ご主人さまの声は低く落ち着いていた。
私が何のためにここにいるのかを思い出させるかのように。
そう、私は『フルーツ畑』のすももさんに懇願した。
女装して繁華街を歩きたい。犬のように首輪をつけて引き回されたい。
娼婦の恰好で沢山の人に視姦され、ぼろぼろになるまで犯されたい。
命令されればいつでもどこでも誰にでもご奉仕するマゾ奴隷になりたいと。
幾度も空想した淫らな自分の姿が脳裏をよぎる。
徐々に身体の芯が熱くなった。
着たばかりの服を脱いだらどうなるだろう…
跪いて誰かの足にすがりつこうか…
お尻を突き出し背後から貫いてもらいたい…
……大勢の人がいるこの場で。
マゾのスイッチが入ってしまったときの私は
ご主人さまが命じてくださればなんでもする。
すくなくともすももさんの前ではそうだ。
目の前にペットショップがあった。
ショウケースに革製のネームプレートが飾ってあり、
刻印の入ったサンプルもいくつか並んでいる。
『モモ』『ミッキー』……
私も首輪をつけられ『メス犬 つぶら』とプレートをいただけたら……
といっても……もちろん願望と現実は違う。
実際にこの場でそんなことをしてはいけないのはわかっているし
ご主人さまも命令されないとは思うけど……。
そういう心がけというか緊張感をもってご主人さまに仕えたいという決心だった。
この気持ちをご主人さまに伝えられないのがもどかしかった。
とそのとき前方の書店の前に警備員の姿が見えた。
その場に立ち止まり左右に首を振っている。
私の方を見て一瞬動きが止まり、こちらへ向かって歩き出した。
そういえば他の階でも何人かの警備員を見かけた。
心臓が別の意味で早まるのを感じながら
なるべく不自然さがないように方向転換する。
「上の階へ行きなさい」
イヤホンを通して再びご主人さまの声がした。
歩みを少し速めてエスカレータに乗る。
「知っているかね、4階にアダルトショップがあることを」
もしかしたらそこへ入れとおっしゃるのだろうか?
「もっとも百貨店内だからそんなに大きくもエロでもないがね」
上下に交差するエスカレータの隙間から警備員の足だけが見え、去った。
どうやら追いかけてきたわけではないらしい。
女装しているだけで呼び止められることはあるのだろうか?
「商品を一つひとつ手にとってつぶらに似合うモノを見つけなさい」
無情にもエスカレータは4階に私を運び込む。
リラックスフロアと表示板があって、
マンガ&インターネット喫茶が視界一杯に広がっていた。
怯えて突っ立っているわけにもいかず歩を進めると
旅行代理店やリラクゼーションサロンと看板のある店が続き、
コーナーを曲がってご主人さまが言うショップが見えた。
「もしかしたら他に客がいるかもしれない。
スカートを上げてじっくりと見てもらいなさい」
頭の中にその光景が浮かんでしまう。
私に気づいたその客はいやらしい目をして近づいてくる。
お尻を触られ感じてしまう。
パンティの中が張り詰め、がくがくと腰が震える。
「『お嬢さんを悦ばせるモノを一緒に探してやろうか』
男はそう言うかもしれないね」
淫らな空想に不安と期待が交錯する。
本当にそんなことになったらどうしよう?
でも足は止まることをしらず勝手にその店に近づいていく。
カラス張りのショーウインドウには
セクシーなドレスと水着とセーラー服を着たマネキンが3体。
足元や背後の壁の棚に健康マッサージ器やテレビゲーム、
ジョークグッズやフィギュアなどが所狭しと飾られていて
どぎついアダルトショップに見えないのが少しの救いだった。
勇気を振り絞って『ピーチ区』と書いてあるドアをくぐった。

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (7月2日(水)00時08分53秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
《究極の二ヶ所同時自慰というかセルフセックス》をした人は
それができたら気持ちよかろうと考え、可能にしたのでしょう。
行為そのものもたいへんな驚きでしたが
そこに至るまでの物語を空想するととても興味深いものがあります。
にしてもたしかに《凹と凸のどちらで感じているか》気になりますね。
せっかくなので他の人たちの投稿も見てまわりました。
いやはやもう何でもあり状態ですごいとしか言いようがありません。
この物語に「《携帯電話》プレイ」を取り入れてくれましたか。
実際にやってみるとなかなか刺激的でしたよ。ぬははは。




桃原美希子 (8月14日(木)20時10分58秒)
■アニトさま■
書き込み遅くなりました。
お盆前の怒涛の忙しさに加えてこの猛暑、
いっそ倒れちゃった方がどんなに楽かなんて思いながらも
意識ある間は休むわけにもいかずなんとか生きております。
ですので家以外で女の子になる機会はまったくありませんでした。
ハッテン系の掲示板を拝見しますと、この暑さにもかかわらず
野外でのデートを希望される方や体験報告がありますけれど
どういう暑さ対策をしていらっしゃるのでしょう?
お化粧してウイッグをつけるとすぐにムレムレになっちゃって
冷房が効いたところ以外での女装は考えられません。
アニトさまはいかがされていますでしょうか?
■門倉歩惟さま■
映画館にもサロン系のハッテン場にも行ったことがありませんので
ネット内の情報だけでそういう所で何が行われているのだろうかと
あれやこれや勝手な空想をしております。
ドキドキしながら「女装娘セクキャバ」を読ませていただきました。
ワタシも一緒にお勤めさせていただきたいですぅ。
■紀香さま■
紀香さまの女っぷりは
夏の暑さも弾き飛ばしてしまうみたいですごいです。
そういえばトコロテンときゅうりって夏の食材でございます。
■蒼井優子さま■
はじめまして、桃原美希子と申します。
書き込みのたびにどんどんご成長されている気がします。
実際に起こったことを元にしたお話ということで
お話の続き、すごく楽しみにしています。
−−− 注文の多い百貨店 5−−−
店に入ると5歩も歩けば突き当たる先の見えない小道で
狭い左右の壁に何枚もの水着女性のポスターが貼られ、
正面の大きなガラスケースにエッチなフィギュアが数体飾ざってあった。
角を曲がると小窓が開いた会計カウンターが現われ、
DVDのパッケージが並んだラックへと続く。
奥へ進むと意外に照明は明るくて淫靡な雰囲気はなく
平台や棚や壁に色とりどりの品々が所狭しと置かれていて
なんだかファンシーショップのような感じもする。
しかしよくみれば遠目にも男性器を模したとわかる棒状の物体や
一見しただけではさっぱり用途のわからないモノ、
器具系だけでなく雑誌やコスプレ衣装やSMのコーナーもあって
やっぱりここはまぎれもなくアダルトショップのなにものでもない。
私はここでどうすればいいのだろう?
そういえばご主人さまからのお声がない。
というより私の行動をご主人さまは知りようがないのだから
こちらから連絡する必要があるのではないか。
バッグの中に忍ばせてある携帯電話は通話中のままだから
取り出してご指示を仰いだほうがいいのではないかしら。
そう思ったとき、店の奥の方から男性が1人現れた。
私を見て足を止め、急に何かを思いついたように棚に向き合う。
しかし商品を手に取るわけでもなく、ちらちらとこちらを見ていて
関心はあきらかに私に向けられている。
アダルトショップになぜ女が1人で?と思っているか、
それともとっくに女装娘であることを見抜いているのか。
ふいにご主人さまの言葉を思い出した。
「スカートを上げてじっくりと見てもらいなさい」
できない、できるはずもない、そんなこと…
追い討ちをかけるようにすももさんの言葉も脳裏によみがえった。
「奴隷の真価っていうのはね、1人のときでも
ご主人さまが決めたルールに従うことができるかどうかなのよ」
やらなくちゃ……。
でも恥ずかしい姿を直視される勇気なんてとてもないから
男性の背後に大きく回り込むように足を進める。
そして男性の姿が視野に消えたところで立ち止まり
スカートに手をかけウエスト部を2回折り返した。
たぶん男性は振り返ってこちらの様子を見ているんだと思う。
きっと私がしていることの意味を理解したはずだ。
欲情した目で舐めまわすように獲物を捕らえ、性器を勃起させているのだろう。
空想の中でのプレイは始まっていているかもしれない。
たくさんの性具に囲まれた場所で、
実験でもするようにそれら器具を一つひとつ手に取り私に押し当てる男性。
そのたびに声が出てしまう。
ついに我慢できなくなって私は男性のシンボルを求めてしまうの。
気がつけば周りにはたくさんのギャラリーがいて、
淫らな饗宴は延々と続き……。
エッチ系女装娘が夢見そうなシチュエーション。
複数プレイはさすがに無理としても
今男性が少し勇気を出してくれれば
男性に満足していいだくくらいのことはできるかもしれない。
いわれるがままに何でもいうことを聞いてもいい。
はたして男性は声をかけてくるだろうか、
それともただ観賞されるだけだろうか?
声をかけられたら私はどうすればいいのだろう?
男性の要求をご主人さまの命令と考えて従えばいい?
でもそれはご主人さまを裏切ることにはならないだろうか?
ちょっと待った!
…と冷静なもう1人の自分がささやく。
男性は彼女とのセックスで使う道具を買いにきたのであって
目の前で他人が何をしようと興味はなく、
まして女装を軽蔑する人間かもしれないのよ。
こちらを見て欲情しているのではなく軽蔑しているのかも。
無視されるだけならまだしも
「おかしな恰好でうろつきやがると警察に突き出すぞ」
と言われたらどうしよう?
そう、男性の思考や行動はすべて私の空想なのだから。
さらに男性よりももっと深刻な理由が防犯カメラの存在だ。
こうしている今もきっとお店の人に監視されていて
今以上に破廉恥な行動をとれば誰かが飛び出してくるのかもしれない。
この店内だけで穏便にすめばいいけど警備室へ連れて行かれでもしたら
家庭は? 仕事は? 私の将来はどうなってしまうのか?
空想ならばどんな場所でもどんなことでも可能だけれど
実際には人目のある所で女装するのはとても勇気がいることだし、
常に不安や恐怖がつきまとう。
百貨店に来て女装してアダルトショップに入り男性を挑発するだなんて
普通に生活をしていたらまずありえない。
ご主人さまの命令だからできていること。
次から次と願望と現実のストーリーが生まれては弾ける。
まだ何一つ起こっていないというのに。
何が正解なのか、どうしたら自分がすべき道を見つけられるのか、
考えようとすればするほど混乱し、
自分の置かれている状況やしていることが現実なのか夢なのか
だんだんとあやふやな感じがしてきた。

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (8月19日(火)23時07分31秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
お盆を過ぎ、いくらか夜が涼しくなったとはいえ
野外で身体を動かすにはまだ暑すぎますね。
夏の夜にもう1つ厄介なのは蚊の襲来です。
女装娘さんに吸われるならいいんですけど蚊ではねえ。
ですから露出プレイは涼しくなるまでおあずけプレイ中なのです。


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