桃原美希子 (2007年9月20日(木)18時32分28秒)
■アニトさま■
どんどん出してもいいとおっしゃっていただけるお言葉に甘えて
たまらずシコシコと……そして出しちゃいますぅ。
あああー! ってシコシコ書いた物語をでございます。
「派遣のお仕事」の方が例によって登場人物を多くしすぎたせいで
誰をどういう性格にしてどのように絡ませるかが決まりせん。
自分の中での萌え度は高めながらエロ度低め設定なので
こちらの物語で発散するつもりです。
欲張りすぎるのはワタシの悪い癖なのでございます。
欲張るといえばいつまでも1人で過ごしているのは寂しく感じ
パートナーを探してみようかなと思うのですけれど
それは男性?女性?っていうところで悩んでしまうのです。
将来を見据えた関係ということであれば女性とお付き合いすべきで、
欲を言えば女装を理解して欲しいのです。
でもそういう人はなかなかいないでしょうから
刹那的関係でもいいから男性もいいかなって考えてしまいます。
女装を始めた頃には考えも及ばなかったような
気持ちの揺れがある今日この頃なのです。
秋のせいでございましょうか?
■匡子さま■
新作お待ちしておりました。
「未知の扉をあけて」タイトルだけでワクワクしちゃいます。
雑事に惑わされずエッチな物思いに集中できるのは
やっぱ就寝時でございすよね。
匡子さまは物語を考える以外にどんな空想をなさるのでしょう?
「派遣のお仕事」は1回お休みしてワタシも新作を書きました。
エッチに迫っちゃうつもりでございます。
−−− 家族愛 −−−

父と母が別居を始めてから2ヵ月になる。
それは姉の結婚式の次の日からのことだ。
母が言うには父には女性がいるらしく、
シャツに香水の香りが残っていたり
ポケットの中にイヤリングが入っていたことがあったらしい。
離婚も考えているけど姉の立場を考えて
しばらくはこのままでいずれ結論を出すつもりなのだという。
入社一年目にしてようやく念願かなって1人暮らしを始めた僕は
母1人になってしまった家の様子をときどき見に行っていたものの
ついに一週間前アパートを引き払って実家に戻った。
通勤時間が倍になってしまうかわりに
食事の支度や掃除洗濯などの1人暮らしのわずらわしさを考えると
プラスマイナスゼロでになるかもしれない。
日曜日、母が買い物に行くというので共をした。
振り返れば2人だけで一緒に出かけるなんて子供の頃以来だ。
大きなショッピングモールで洋服を選ぶ母。
でもどうも手に取る品がおばさんっぽい。
「もうちょっと若っぽい服を着ても似合うんじゃないかなぁ」
母が驚いた顔で僕を見る。
離婚する前からスーパーのレジ係として働いていて
最近では化粧をした姿を見たことはないし
簡単さと動きやすさを重視して髪の毛はいつも後ろでまとめているだけ。
「母さん、けっこう可愛いんだからさぁ」
「な・なに言ってんのよ。おだてて何か買って欲しい物でもあるの?」
「そんなんじゃないよ。純粋にそう思っただけ。
そうだ、今日は僕が選んであげよっか」
「そういえば浩一は子供の頃からセンスがよかったものね。
お姉ちゃんの洋服が着たいってせがんで泣いたこともあったわね」
「今ここでそういうこと思い出すかなぁ。ともかく僕に選ばせてよ」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
「どう? なんだか恥ずかしいわ。若作り過ぎない?」
白いブラウスは襟がフリルになっていて、
スカートはふんわりとした膝丈の薄いブルー。
「そんなことないよ。上品な奥様って感じ」
「そ、そう?」
テレながらもまんざらではなさそうで母は試着室内で
バレリーナのように身を躍らせて鏡の中の自分を何度も見た。
「どうせならサンダルやアクセサリーも揃えてみる?」
「専属のスタイリストになってくれるの? お任せするわ」
銀色のヒールのあるサンダルと安物だけどネックレスと髪留めを買い、
化粧品売り場でお試しメイクをしてもらうと
来たときとまるで別人のようになった母は言った。
「まっすぐ帰るのはもったいないわね」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
母と2人きりで外食するなんて今までにあっただろうか?
「ねぇねぇ僕らのこと、ここにいる人たちはどういうふうに見るかなぁ」
「どうって母子に決まってるじゃない」
「わかんないよ。有閑マダムが若い愛人とデートしているとか
もしかしたら恋人同士のように思われているかも」
「まっさかぁ」
否定しながらもワインで頬をほんのり赤らめた母は
耳まで真っ赤にして微笑む。
「浩ちゃんにも何か買ってあげようか?」
「ホント? じゃ今度は母さんが選んでよ」
「えー、だって浩ちゃんが欲しい物わかんないし。ヒントちょうだい」
「と言われると困っちゃうな。家に帰るまでに考えとくよ」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
「大丈夫? ほらとりあえず座って」
酔った母の姿を見るのは初めてだった。
タクシーで帰宅し抱きかかえるようにしてソファに落ち着かせる。
キッチンに水を取りに行こうとすると母がしがみついてきた。
「浩ちゃんいっちゃダメぇ。なにがほしいかきまったぁ?」
「覚えてたんだ」
「だってきょうはとってもうれしかったんらも〜ん」
「じゃ僕も服を。母さんが選んでくれる物なら何でもいいよ」
「そう?うんにゃペアルックにしちゃおっきゃにゃ〜」
呂律が怪しくなってきた母は陽気に笑いながらも目が閉じかけていた。
「はいはいなんでもいいですよ」
そしてとうとうソファに倒れこんですぐに寝息をたてはじめた。
「あっちゃー」
起こさぬように優しく抱きかかえて寝室に運ぶ。
着替えまでしてあげるわけにはいかないからそのままベッドに寝かせる。
いつの間にかブラウスのボタンが一つ外れていて
白く柔らかそうな胸の谷間が見えていた。

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (9月22日(土)00時16分41秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
むはははは、《出しちゃ》ったのは《物語》でしたか。
しかし美希子さんのことです、きっとエッチな液も出したことでしょう。
出るものは溜めず、が健康のためです。
>秋のせいでございましょうか?
だんだんと外出に向いた季節になってきました。
この数日台風の影響か再び暑い日が続いていますが
そんな中でも先日も女装娘さんとドライブをしてきました。
いろいろと好都合な散歩コースを見つけて・・・・・むははは。
美希子さんもすっかり女装娘として成長しましたね。
男性でも女性でも美希子さんを理解してくれる人が
現れることを祈っています。
秋は短し、恋せよ乙女 です。




桃原美希子 (10月2日(火)17時11分36秒)
■アニトさま■
ネット界をいろいろ探索していますと
たくさんの新しい女装娘さまが登場しています。
それも若くて可愛い子が積極的な交流をしているようです。
なんだかとてもオープンになってきたなーと思う一方で
まねできないなーと今以上の自己露出は躊躇してしまいます。
やっぱりワタシは理解していただける方が現れたらいいなと願う
永遠の空想女装娘のままなのかもしれません。
ええい、それでも強く生きていくわよでございますぅ。
にしてもアニトさまはたくさんの方と現実デートをされていたり
真理さまともこっそりメールをされていたりと
掲示板だけでなく多方面に活躍されていらっしゃるご様子。
あらためてすごいですぅ〜。
そういえばワタシにはメール公開のお誘いをいただけませんでしたけど
なぜだったのでございましょうか?
■真理さま■
はじめまして真理さま。桃原美希子といいます。
わー、アニトさまにメール調教を受けていらっしゃるのですか。
真理さまの真剣なお気持ちがアニトさまに届いたのでしょうね。
メールのやりとりなのに物語のように読めるから不思議です。
ワタシも初めはいろいろと不安があったり怖かったりしました。
でも抑えきれない何かがあって今のワタシがあります。
真理さまのご成長楽しみにしていますね。
■匡子さま■
匡子さまもやっぱり寝付かれないときにオナニーをされるんですね。
恥ずかしながらワタシもです。
そういうときは中途半端にしちゃうとかえって目がさめちゃいますから
自分で考えた物語にどっぷりと浸かります。
それはもう淫夢の限り背徳の上限みたいな感じで
自分でもなんて淫らなんだろうって思います。
「空想デート」に書き込みをしていると
怖いけれど極めてみたいなんて気になったりもします。
匡子さまはいろいろとご経験がおありになるようでございますから
うらやましく思ってしまいます。
やっぱり女装は止められないものなのでございましょうか?
−−− 家族愛 2−−−
夕べのことには触れず仕事に出かけ、
帰宅すると母の髪がきれいにセットされていた。
スーパーでのパートは4時までだからそのあと美容院に行ったのだろう。
どうやら意識改革があったようだ。
「どう? 変?」
垂らせば肩甲骨あたりまであった長さを肩に乗る程度まで切り
毛先に軽くウェーブがかかっている。
「いやとっても似合っているよ。
でもさぁその髪にTシャツとジャージはないんじゃないかぁ。
せっかくなんだからもっときれいにならなくちゃ」
「えー、家の中できれいにしてもしょうがないし
それに合う洋服持ってないもの」
「家の中だからこそいろいろ試せるんじゃない。
そういえば姉さんが残していった服があったでしょ。
そうと決まれば試着試着」
「でも夕ご飯は?」
「そんなのあとでいいから」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
2階の階段を挟んで僕の部屋と反対側にある姉の部屋は
愛用の家具も日用品もほとんどが持ち出され
ベッドと一棹のタンスと本棚と段ボール箱がいくつか残っているだけだった。
「母さんにあげるって残していったんでしょ」
「そうだけど……」
タンス上部の両開きのスペースにシャツやスーツが吊られていて
下段の2つの引き出しにはスカートやセーターが収められていた。
「けっこうたくさんあるね。
姉さんも母さんに若々しくなって欲しいと思っていたんじゃないかな」
姉は結婚前にダイエットをしていた。
そのためサイズが合わなくなった服を母さんに託したのだ。
「こういう組み合わせなんかどうかな?」
取り出したのは光沢のある赤いシャツと黒のタイトスカート。
「ええっ!! 派手すぎない?」
「サイズが合うかどうかの試着だからいいのいいの。
廊下に出てるから着替え終わったら呼んでね」
洋服を母に手渡しそう言い残して僕は部屋を出た。
数分後、母の声があった。
「あらーいいじゃない。どうサイズは?」
母より姉の方が身長は数センチ高い、でも体重は母の方が……。
「不思議なことにほぼぴったり。だけど恥ずかしいわ」
「僕しかいないのに恥ずかしがることないでしょ。
そうだ、ときどきは僕が選んだ服を着て過ごすっていうのはどう?」
「でもこんなの着て出歩くなんて……」
「なにも外へ着ていくってわけじゃないくて家の中だけでいいからさ。
昨日僕のことを専属のスタイリストって言ったのはどちらさまでしたっけ?
そうと決まれば次を試してみようよ」
背中から両肩をつかんでタンスの前に誘導する。
ためらいがちに振り向いた母の髪からシャンプーの甘い香りがした。
「もー、強引なんだからぁ」
そう言いながらも僕から離れて前に進み自ら洋服に手を伸ばす。
女の人って基本的に洋服選びは好きだ。
「それなんかどう?」
南国のリゾート地に合いそうな暖色系の鮮やかなワンピース。
母はそれをあっさり通り過ぎ、
カバーのかかったハンガーを手にしてファスナーを下ろす。
セーラー服とチャイナドレスがかかっていた。
「高校生のときのだわ。チャイナドレスは文化祭用にって買ったのよ」
「わぁお、どっちか着てみてよ」
「こんなの着せてどうするつもり。コスプレショーじゃないんだから」
「ファッションショーだよ。ねっねっ着てみて着てみて」
「もーぅ。ならこうしない? 着るから浩ちゃんもこの中から一着着るの」
「えー、僕がぁ〜」
「だって浩ちゃんさっき言ったじゃない。
僕しかしないのに恥ずかしがることないって。
わたししかいないのに恥ずかしがる理由もないわ」
「母さんの立場と僕の立場じゃ意味が全然違うでしょ。だって僕、男だよ」
「あら、小さいときはお姉ちゃんの服を着たいってせがんだくせに。
浩ちゃんが着てくれたらわたしもセーラー服着てあげる。
ええと…きっとこれなら着られるわ」
そう言って母が僕に差し出したのは南国リゾートワンピースだった。
ノースリーブで腰周りはリボンで引き締めるタイプのデザインだから
たしかに着られないこともないかもしれない。だけど……。
「さっさ、自分の部屋で着替えてきて。わたしも着替えておくから」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
「わー、可愛いじゃない」
それは僕が言おうとしたセリフだった。
セーラー服を着た母はいっぺんに20歳は若返ったように見えた。
けど男のままワンピースを着た僕が可愛いかどうかは……。
「似合っているわよ。もうちょっと工夫すればホント女の子みたい」
母は言いながら前後左右から僕を見つめる。
恥ずかしいよぉ。
「でもやっぱり胸があってこそ女の子よね。
それと……、浩ちゃん、変なこと考えてない?」
「変なことって?」
「だって…あの……」
母は言葉を濁してうつむいた。
僕にはその理由がわかっていた。
「考えてはないけど自然にこうなっちゃったんだよ」
「そ・そうなの。……可愛いんだけど、そういうとこは男の子よね」
母は背後に回り込んで足を止めた。
ノースリーブで露になった両肩に母の手が置かれる。
その手がゆっくりと下がってきて肘のあたりから腰に移動する。
そして僕を抱きこむように身体を寄せ、
両手が左右からゆっくりと前側に迫ってきた。
「大丈夫? 溜まってるんじゃないの?」

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (10月2日(火)23時55分45秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
若い人たちはいつも変化を求めています。
女装もそのうちの一つなのかもしれません。
しかし社会との関わりが深くなったり生活の安定を求め始めると
女装の継続は難しくなります。
そこで止めてしまうか隠し通すか打ち明けるか。
何を必要としどこに目をつぶるかが問題です。
また《ネット界》だから《積極的な交流》があるように感じます。
実際に街で女装娘さんを見かけるようになったかというと
大都会を除くほとんどの地方都市では
時・場所ともに限られた範囲での活動でしかないような気がします。
自分発信をしたい、出会いが欲しい、でも躊躇してしまう。
多くの女装娘さんが美希子さんと同じ想いなのですよ。
>ワタシのときはメール公開のお誘いがありませんでした
提案する前に物語の書き込みをしていただけましたからね。




桃原美希子 (11月6日(火)17時02分01秒)
■アニトさま■
携帯サイト「空想女装娘」のカウンターがぼちぼちと上がっています。
特別な何かがあるわけではありませんのに
訪問していただける方がいらっしゃることが
うれしいといいますか不思議な感じです。
物語だけじゃ内容が薄いので
時々雑記みたいなことも書いていくことを考えています。
>多くの女装娘さんが美希子さんと同じ想いなのですよ。
はい、そう考えると安心できます。
女装趣味は人に言えないだけに
どうかすると一人ぼっち感に襲われることがあります。
みなさまはいろいろと交流されていたり活動されているのに
自分だけが取り残されているんじゃないかなとか。
でも女装をするっていうことは単に見た目だけでなく
そういうことも受け入れていく心を持つということなんですね。
強い女装娘にならなくっちゃでございます。
■真理さま■
>美希子様にも真理のような時期があったのでですね。
はい、もちろん。
きっとどなたさまも通られる道だと思います。
女装をしたりエッチなことをすることで
悩んだり苦しくなったり自分がわからなくなったりするのに
でも女装娘ってますます多くなっている気がしませんか?
やっぱり止められない、それだけ魅力があることだと思うんです。
で、あるときワタシ開き直っちゃんです。
どうせするのだったら悩んでちゃ損、
苦しむためにするんじゃなくて楽しまなくっちゃと。
メールのやりとりを読ませていただくと
アニトさまはどなたに対してもお優しいんだなって感じます。
お信じになって立派な?エム奴隷になってくださいませ。
■紀香さま■
家に帰って1人になって、さあ今から女の子の時間よって思うときが
いちばんワクワクするときでございますよね。
普段の下着はビキニタイプ(男物)なので
パンティに着替えても履き心地はそれほど変わりません。
ブラをしたときが女の子になったって実感します。
■匡子さま■
「派遣のお仕事」も「家族愛」も
ワタシ的にはどちらも空想ではあるんですけれど
世の中は広いですからこいういうことをしている人が
どこかにはいらっしゃるんじゃないかな
って思えるようなリアリティを目指して書いています。
実はどちらの物語にもほんの少しだけ
事実体験が混ざっているのでございます。
でも匡子さまの物語を拝読いたしますと描写が密で
ある行為によってどういうふうな思考が生まれたり
どんな具合に体が反応するのかがよくわかります。
さすがでございますぅ〜。
「未知の扉をあけて」のタイトル、
この物語の中でセリフに使わせていただきましたぁ。
−−− 家族愛 3−−−
「だめだよ母さんこんなこと」
滑りのよいワンピースの生地を通して母の指の動きや体温が伝わってくる。
背後から抱きしめられて背中に2つの柔らかな肉丘の膨らみが密着していた。
「怖いの?」
「そうじゃなくて僕たち親子でしょ」
「親子でこんなことしちゃいけない?
だったらどこまでならよくてどこからがいけないの?
手をつないだりハグくらいなら仲の良い親子よね?
お風呂で背中を洗いあったりしたらおかしい?
一緒の部屋で寝るのは? おやすみのキスはどう?
子供の頃には全部してあげたのに大人になるとなぜできないの。
母親にとって子供はいつまでも子供だっていうのに」
独り言のようにささやきながら
母は全身で押すように少しずつ前へ進もうとしている。
「もちろんわたしだって迷っているし怖くもある。
けど未知の扉を開いて中を覗きこんでしまったみたいなの。
もしかしたらわたしこわれちゃったのかな。
普通なら絶対言えないこと、考えたことさえなかったのに
浩ちゃんが女の子の服を本当に着てくれたから……」
女の子という言葉を耳にしてなぜだか急に身体の力が抜けて
僕は抵抗もできず、いや、しないままベットに倒れこんだ。
仰向けになり、上から添い寝の体勢で片肘をついた母と目が合った。
その困ったような紅潮したような顔はたぶん僕も同じだろうと思う。
「常識とか倫理とか法律ではしちゃいけないことになっている。
それは自然の摂理に反するから。
でも一線を越えない範囲であれば?
一線を越えないようにするためにその遥か手前で予防線を張っているのが
常識とか倫理とか法律なのかもしれないって気がするの」
一線ってなんだろう? 妊娠の可能性のある行為?
たぶん母もそのつもりで話しているのだろう。
「ね、浩ちゃん、約束して。絶対に一線を越えないって。
それとこれは2人だけの秘密で誰にも言わないって。
そしたら浩ちゃんがいいって言うならもっとセクシーな洋服も着るし、
浩ちゃんがして欲しいことはなんでもしてあげる。
浩ちゃんといろんなことがしたい、だって親子なんだもの。
親子だから包み隠さずなんでも言い合えるし
スキンシップできることもあるんじゃないかと思うの」
そう言いながら母はためらいがちに手を伸ばしていく。
短いヒラヒラしたスカート越しに股間に達した。
「言ってる意味わかる? いい?」
「…う、うん」
言っている意味がわかるという意味で返事をしたのだけれど
母がすべてを肯定したと受け取ってしまったようだと気づいたのは
僕の顔に胸の膨らみが押し付けられてからだった。
あらためてその柔らかさと張りに驚いた。
そういえば胸ばかりでなく母の肌は白く滑らかで
こんなにも間近で接してしまうと1人の女性としての艶かしさがある。
どうして今まで気がつかなかったんだろう。
いや違う、気づいていながら
無意識に気がつかないようにしていただけなのかもしれない。
それが母が言う常識とか倫理とか法律とかの予防線なのかもしれない。
でもこういう状況ではもう誘惑には勝てない。
母の腰に手を回した。
セーラー服の裾から背中の生肌へと片手を差し入れ、
もう一方の手を徐々に下げていきお尻へと到達させた。
母の顔をじっと見て、少し頭を持ち上げキスを求める。
「それはだめ」
母の顔が遠のいた。
「えっ?」
「キスはだめなの」
まじまじと僕を見て言う。
「なんで?」
「なんでって言われても……
そのかわり口以外ならどこにキスしてもいいわ。
わたしも浩ちゃんのいろんなところをキスしてあげる。
たとえばココも」
母の手がスカートの中に侵入してきた。
「もう一つ約束して。
男と女のままじゃもしかしたらブレーキが利かなくなるかもしれない。
たから浩ちゃんは女の子の恰好をして
親子じゃなくて友達とか姉妹の関係だと思って欲しいの」
だからこれは……おちんちんじゃなくて…女の子のソレ」
母の手がもぞもぞと動いて僕の股間を刺激する。
さっきは親子といったのに今度は友達とか姉妹って?
でも頭の奥がジンと痺れてきて抵抗も言葉を返すこともできなかった。
「今日はまだ本気になっちゃだめよ。
あとでちゃんとルールを決めましょ。今は……」
「今は?……あふっ」
「可愛い声出しちゃって、レズしているみたい。
浩ちゃんが秘密を守れる子かどうか、
ちゃんとメールを守れる子かどうか試してあげる」

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (11月8日(木)00時35分48秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
より多くの人に訪れてもらおうという方向にすると
自分を見失ってしまうことがあります。
一番表現したいことをシンプルに披露すればいいのですよ。
近頃スポーツ番組を見ると特にそう感じます。
試合前の下品な言動を面白がってとりあげたり
アイドルグループの応援団が大騒ぎしたり
これから伸びようとする若い選手に実力以上の期待を押し付けたり。
どのスポーツも競い合うこと自体は純粋であると思っているだけに
品格に欠ける選手の存在とさまざまに思惑絡む大人の事情は
とても見苦しく感じます。
そんな中、日本一になった中日ドラゴンズ。
チームの目的と自分を見失わなかった監督の采配は
いろいろな意味で感動しました。
以上わたしの《雑記》でした。
>強い女装娘にならなくっちゃでございます。
強さは美しさでもあると考えるのですよ。


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