門倉歩惟 (8月14日(木)21時49分18秒)
■アニト様へ■
今回の小説は、T'sLoveで私の日記を読んで頂いた方から、
歩惟が女装子だってことがはっきり分かる
(アレが付いてる女の子)を意識したもので、
もっとハードなものをとのリクエストを貰ったのがきっかけでした。
T'sやmixiの日記に載せるのはチョットって感じのモノになっちゃいそうです。
■桃原美希子様へ■
ハッテン場に行かれたことがないとのことでしたが、
女装子同士の談話や、女の子(?)のいるとこで
安く飲むのだけが目的みたいな方も多いです。
スナックに行くより断然安いですよ。
■まなみ様へ■
はじめまして、門倉歩惟(かどくらあい)と申します
男性とのデートの始まりですね。この先が楽しみです。
■蒼井優子様へ■
素敵なお名前をつけられたんですね。
お名前から優しい雰囲気を感じて、
ストーリーがより楽しく読めるようになった気がします。
「屈拙した幸福」私も心あたりがありません。
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碧いばら
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1話

「あぁ〜あ、今日もダメだったな」
家に帰って靴を脱ぎながら、誰もいない部屋で一人つぶやいてしまう。
急に会社が倒産してから1ヶ月。
ずっと仕事を探しているが採用が決まる会社は全くだ。
自由な時間ができて、趣味を楽しめるのはいいのだけれど。
そろそろ”歩惟”になろうかな。
イチジク浣腸でお尻を綺麗にすると、シャワーを浴びて体毛を処理する。
もともと体毛は薄い方だが、首下の毛を全て剃ってしまう。
あそこも、まるで子供のようにつるつるだ。
裸のまま部屋に戻ると、”歩惟”用のクローゼットを開ける。
ここのクローゼットには、”歩惟”になる為のものを収納している。
チェストから女性用の下着を選ぶ。
赤いブラとTバックを身に付けドレッサーに座る。
化粧を施していくと、しだいに”歩惟”に変わっていく。顔も心も。
最後にセミロングのウィッグをセットする。
フリル衿の白いブラウスと黒いタイトミニを着る。
大きな姿見に自分を写すと、もう一人の自分が見える。
離婚の原因となった浮気相手に、
面白半分にメイクされて、初めて”歩惟”になった。
離婚後、浮気相手とも別れてしまったが、
ネットで化粧品や下着、服を買い、雑誌やネットでメイクを勉強して、
あの日の”歩惟”に近づいていった。
仕事がなくなってからは、毎日”歩惟”へと変身し、
外に出る勇気は無かったが、部屋の中で”歩惟”として生活するようになった。
「歩惟、今日も綺麗よ」と、鏡に話しかける。
ブラウスにうっすらと透ける赤いブラがセクシーだ。
鏡に向かって表情をつくってみたり、ブラウスのボタンを一つ、二つと外したり、
腰をひねったりして鏡に写るセクシーな自分を楽しむ。
(誰か見てぇ、さわって〜)
スカートとTバックを脱ぎ、指にローションを塗って差し入れる。
1本、2本と増やしてゆっくりと揉みほぐす。
余裕ができてきたら、バイブにたっぷりローションを塗って、
アナルにゆっくり埋めていく。
毎日のオナニーでアナルは拡張されて、
バイブをすんなりと受け入れるようになっていた。
「あぁぁ、入ってくる・・・」
奥までゆっくりと差しこんでスイッチを入れる。
《ビィーン》
「あん、あ。感じちゃう」
バイブを入れたまま窓際に四つん這っていき、
窓にお尻をむけて、お尻を高く突き上げる。
「あ〜ん、誰か弄って〜 」
一人での慰みは深夜遅くまで続いた。

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−2話−
数日後、家に戻ると私宛の封筒が届いていた。
封筒には私の名前が書いてあるだけで、
切手や差出人の名前もなく、ポストに直接入れたようだった。
封筒を開けると、写真と手紙が。
写真をみると愕然とした。
女装でオナニーしている姿が写る写真が2枚と、
同じ構図で男の姿での私が一枚だった。
向かいのマンションの何処からか、盗撮されたものらしい。
初夏で窓を開けていたので部屋の中までしっかり写っている。
手紙は1行だけで、
『この写真を近所にばら撒かれたくなかったら俺の女になれ』
どうやら脅迫文のようだ。
《プルル、プルル》
非通知でかかってきた電話をとると、
「見たか」
「えっ、誰ですか」
「写真をプレゼントした俺だよ」
「な、何で...」
「どうして、電話番号が分かったかって聞きたそうだな」
「そんなのは、いろんな方法があんだよ」
「どうしろって言うんですか」
「あんたのファン、」
「いや、女装してるあんたのファンが会いたいってよ」
笑い声を残して電話が切れた。
どうしたらいいかと考えていると、玄関のチャイムが鳴った。
スコープを覗くと、ダンボール箱を持った作業服の男が立っていて、
宅配業者と思ってドアを開けた。
「無用心だね〜」と、男はドアを掴んで言う。
(しまった!、こいつだ)
男は、ぼさぼさの髪で眼鏡をかけ、小太りの体型でオタクっぽい風貌だったが、
眼鏡の奥に危険な感じがあった。
「それじゃあ、あがらせて貰うかな」
「やめろ、入るな!」
「いいのか、叫ぶぞ。女装の変態オカマがいるって」
男は、その言葉に硬直した私を押しのけて入ってきた。
「仕事も無いのにいいとこ住んでんだな、おい!」
「待っててやるから、早く化粧しろ!」
「分かってんだろうな」
「はい」
渋々と化粧を始めると、男は冷蔵庫を漁って缶ビールを勝手に飲み始めた。
ウィッグを被ると、男は後ろに立っていた。
「上手く化けるもんだな、綺麗だぞ」
普段と違いボロボロのメイクの私にそう言った。
「下着は! 女もんの下着を着けろ」
黒のブラ・ショーツのセットを身につけた。
「ほう、今日は黒いのだな」
「そこにしゃがめ」
男はそういうと、私の前に立ってズボンとトランクスを脱いだ。
浅黒くだらりとしたペニスを目の前にゆらす。
「こんなのが欲しいんだろう」
「ほらほら」
揺らしながら近づけ、顔に擦りつけられた。
すえた臭い匂いがする。
「咥えろ」
「・・・」
「叫ばれたくなかったら咥えろ」
初めてペニスを口に含むと、匂いと生暖かさが気持ち悪い。
「舌を使え」
「歯を当てるなよ」
亀頭を舐めまわしていると、次第にペニスが大きくなってくる。
「奥まで咥えろ」
頭を掴んで、無理やり押し入れる。
「うぇ、うぅ」
餌付いて、口の周りから涎がこぼれ出すが、
男は掴んだ頭を前後に振って注挿を続ける。
怒りと悔しさ以外に別のものを感じ始めてきた。
「おぃ!」
口からペニスを引き出しそう叫ぶと、私の股間を見ながら続けた。
「お前のちんこ、大きくなってきてんじゃねぇか」
そう言って爪先で確かめる。
「やっぱり、変態オカマなんだな ヘヘヘ」
こんな状況にも関わらず大きくなっていた。
「向こうむいて、四つん這いになりな」
「ケツに欲しいんだろ」
「ほらほら、もっと高く上げろ」
男は亀頭をアナルにあて、ゆっくりと押し込んでいく。
日頃のオナニーと、私の涎のせいで、
ぐっと押し広げられる感じはあるが強い痛みは少ない。
「ゆるゆるだな。遊び過ぎだろ。」
男はそう、からかいながらも、
さっきのイマラチオと違いゆっくりと出し入れをする。
「あ、ぁ」
声が漏れ出してくる。”歩惟”の声で。
「女っぽい声が、でてきたな」
「ほらっ、もっとよがりな。この変態が!」
「あん、あっ、あぁ」
「おもちゃと、違って本物はいいんだろ!」
「あぁぁ」
腰をゆっくり使いながら手を前に伸ばして、私のペニスを弄ってくる。
「ふふふ、でっかくなってるじゃないか」
「きゃぁ〜! だめっ!」
アナルとペニスの同時責めに反応しすぎて、大きな声が出てしまった。
「そんな大声だしたら聞こえんぞ、ご近所様にな」
そう言いながらさらに、激しくペニスをしごいてくる。
「あん、あっ、あ」
「イクっ、イっちゃう〜」
「ほらいけっ!」
「あ〜ん、ぅうう」
私は後ろを貫かれたまま、床に精液を撒き散らしてしまった。
男は手に付いたもの、私の背で拭くと、腰の動きを早くしてくる。
「おぅ、俺もいかせてもらうぞ」
射精した後の敏感さで、アナルの性感が高まって、
ますます昂ぶって喘ぎがもれる。
「あぁ、ぁぁ」
「だめ。おかしくなるぅ〜」
更に激しく腰が振られた後、
男の呻きとともに、直腸の奥に熱いものが広がってくるのを感じた。
蹂躙されてぐったりと床に横たわっていると、
開いたアナルから男の精液が流れ出てきます。
《カシュッ、カシュッ》
電子的なシャッター音が聞こえる。
「これも写真に撮っとくからな。 へへへ」
「今日のところは帰るけど、また来るからな」
男は出て行った。

《続く》
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最後まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
門倉歩惟




門倉歩惟 (8月16日(土)02時33分25秒)
■アニト様へ■
長くなったので分けてしまいました。
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碧いばら
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−3話−
数日後、あの男からの電話があった。
「この前渡した写真の格好で、○○駅に来い」
「女装してなんて外に出れません」
「服とか持って駅のトイレで着替えたらいいだろ」
「そんな、外歩いたこと一度もないのに」
「そんなら、精液まみれのお前のオカマ姿をバラ撒くぞ」
「8時に改札だからな、遅れるなよ」
そう言い捨てて電話が切れた。
急いでシャワーを浴びて用意をして、
”歩惟”の服をカバンにつめて家を出ました。
郊外の家から都心の指定の駅までは1時間ほどかかります。
車窓を流れる景色が、いつもと違って感じられる。
指定の駅のトイレに着くと洋式の個室に入り、
狭い個室の中で服をブラウスとタイトミニに着替え、メイクをしました。
物音がしないのを確かめてトイレを出ました。
すれ違う人々の目が気になり、視線を落として歩いてしまう。
改札口が見渡せるところで、男を待ちました。
「感心、感心。ちゃんと来たようだな」
背後からの声は呼び出した男のものでした。
男はTシャツに短パン、サンダルといったラフな格好で、
小さなリュックを肩にかけています。
コインロッカーに私の荷物を預けて駅を出ました。
駅からすぐの歓楽街は飲食店や映画館があり人通りも多く、
そんな中を男に腰を抱かれて歩きます。
歩いていると、ブラウスのボタンを半分近く外され、
ブラが見えるくらいに大きくはだけられました。
その格好でお尻を弄られながら歩くと、好奇の視線を感じるようになりました。
視線を感じて男の手を払うようにすると、体をまわしてキスをしてきます。
人込みの中で、男性とのはじめてのキス。
嫌がる私の頭を逃げられないように後ろから掴み、
無理やりのキスしながら、スカートを捲り下着を露にして臀部を揉みます。
「露出好きカップルだ」「変態」
そんな囁きが聞こえてきそうでした。
男はショーツのクロッチの部分を触り、
「やっぱり、濡れてんぞ」
こんな行為で濡れてしまう自分が浅ましい。
でも、後ろにまわしたペニスが硬くなって、
窮屈になってきたのを感じていました。
男は路地を入った場所のビルに連れて行き、
2階のアダルトショップに入りました。
「いらっしゃい」
店主は顔馴染みのように話しかけました。
「言ってたの、このコなんだな。良さそうじゃない」
「そうだぜ、ちょっと弄っただけで、ほら」
「自分でスカートを捲くれよ。ん〜と、名前なんだっけ」
「・・・歩惟です」
そう応え、おずおずとスカートをたくし上げます。
「おっさん、さわっていいぜ」
店主はカウンターを出て、私の前にしゃがみました。
「ほう、男には見えないな」
「そんなことないぜ、奥んとこ触ってみな」
店主の指がショーツの膨らみを触ります。
「硬くなってるし、湿ってるな」
ニヤニヤしながら顔を覗き込みます。
「厭らしいんだね、お姉さん」
「お兄さんの部分を見せてもらっても、いいのかな」
「ああ。 歩惟! ちゃんとお願いしてみろ」
「・・・」
「分かってんだろ」
「は、はぃ。」
「ショーツを下げて下さい」
「違うだろっ! 歩惟のチンコを見て下さい だろ」
「ぁ、あ、い、の・・」
「歩惟のチンコを見てください・・・」
「はぃ、はい、見てあげるよ」
店主の手がショーツを下げていくと、
後ろ向きになっていたペニスが跳ね上がります。
同時に先から溜まっていた愛液が溢れ出し、
糸を引きながら床に滴り落ちました。
「おーっ、すごいな!」
「よく濡れるんだな」
(恥ずかしい、もうダメ)
目のすぐ前で恥ずかしいところを見られ、膝がガクガクしてきそうです。
「後ろはどうなんだ」
「よく遊んでるみたいで、すんなりだったぜ」
「それより、ちゃんと探してくれるんだろうな」
「ああ、このコなら私が出してもイイぐらいだ」
「それじゃぁ、たのむぜ」
そう言って男は私を連れて店を出ました。
「今のどういう意味なんですか」
「そのうち分かるって、気にいると思うぜ」
また、人通りの多い道に出ると、駅と反対側に歩き始めました。
男は後ろからスカートの中に手をいれ、私のアナルを指で弄ります。
ショーツからはみ出したままのペニスは、スカートに変な膨らみを作ります。
歩くたびに先が擦れてアナルとの2箇所を、同時に責められているようです。
しばらく歩くと、大きな公園に着きました。
公園に入ると男は
「ここからは、スカートを脱げ」と言いました。
抗うのも忘れ、言われるがままに脱ぎました。
「素直になってきたじゃねえか」
男はスカートを受け取ってリュックに入れると、
代わりにバイブとローションを取り出しました。
「ほら、ケツに突っ込むんだよ」
「そのベンチに手を付いて、ケツを向けろ」
言われたままに手を突き、お尻を上げます。
何か、心の中で疼いてくるのを感じます。
(欲しい・・・)
「厭らしいケツだな、欲しがってんじゃねえのか」
ローションを塗ったバイブを押し込まれました。
「あぁ、あ」
「おら、お散歩の続きだぜ」
男はショーツでバイブが落ちないようにし、私を立たせます。
ブラウスはショーツに届く長さでしたが、
ショーツも、はみ出すペニスも露になっています。
男はバイブのリモコンを操作しながら、
バイブの振動で足が挫けそうになる私を楽しんで
もう一方の手で私のペニスを曳いて歩かせます。
しばらく歩いていると、私達の後に2、3人が付いて来るのに気付きました。
(みんなに見られてるんだ)
外灯の下にとまると、私たちに近づいてきます。
「みなさんどうぞ」
と男が言うと、集まった男達がいっせいに触わりはじめました。
お尻を撫でてくる手。
バイブをくゆらす手。
ペニスをしごいてくる手。
ブラの中の小さな胸を揉んでくる手。
私の口に突っ込んでくる指。
硬くなった乳首を摘まむ指。
私の左右の手は、男達のペニスを握らされている。
前屈みにさせられると、顔の前に男達のペニスが並ぶ。
口を開いてねだってしまう。
「欲しいの、お口に欲しいの」
「おちんちん舐めさせて」
突き出された真ん中のペニスから咥えていく。
「あぁ、美味しい」
下半身にまわる男達の腕で上半身の自由がきかず、
むしゃぶりつけずに、もどかしい。
「もっと、舐めさせて〜」
顔に寄せてくるペニスを片端から舐め、頬張る。
「ん、んぐ、うぐ」
「はぁ、あぁ」
(あぁ、もっと、もっと奥まで犯して)
口の奥まで呑み込もうと頭を突き出すと、男の一人が腰を突き出し、頭を掴む。
「ぐぅ、うっ」
反射で餌付いてしまい腰を引かれてしまった。
「あぁんオチンコ抜かないで」
「奥まで犯してほしいの」
そう言うと、またペニスが差し込まれた。
口の奥、喉近くまで埋めらて苦しい。
頭を掴んで前後に激しく揺さぶられ、我を忘れて身悶えしてしまう。
( あぁ、壊れていく・・・)
涎が咥えた端からあふれ、涙ぐんでくる。
呻きとともに口の中に精液が溢れた。
精液と涎まみれのペニスが引き出され、
口中の精液を呑み込むと、汚れたペニスを綺麗に舐めた。
別の男のペニスがまた、押し込まれる
ショーツを下ろされバイブが抜かれた。
ペニスが入ってくる。
この世界に引きずりこんだ男のものだ。
崩れ落ちそうになる私の腰や肩を、何本かの腕で支えられると、
体が浮いているようになった。
口とアナルを前後の男に犯され、私のペニスも別の男に扱かれる。
あぁ、もうっ
もぅどうなってもいい
もっと・・・
もっと堕ちたい
汚して・・・
打ち付ける腰の動きが激しくなる。
私の手でペニスを扱かせていた男が、首元に精液を飛び散らす。
口腔にまた、青臭い精液があふれる。
ペニスを吐き出すと、身震いして叫んだ。
「ああっ! だめ!」
「イっちゃう〜」
「歩惟! 俺も逝くぞ」
「あぁん!イク」
二人は、ほとんど同時に精をほとばらせた。

《続く》
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最後まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
門倉歩惟




門倉歩惟 (8月18日(月)23時02分29秒)
■アニト様へ■
今年のお盆は創作活動にぼっ(きゃぁっ!)、
没頭してました。(おやじギャクですね)
■まなみ様へ■
女装して外出するようになってから、風俗って行ってないです。
たしかに、プロの方のテクのほうが気持ちいいんだけどなぁ。
■蒼井優子様へ■
初めての買い物って緊張しますよね。
思い出しちゃいました。
コンビニのレジにはお客の性別や年齢のボタンがあるそうですけど、
自分の時はどう押されてるか気になっちゃいます。
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碧いばら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−4話−
気付くと事務所のような部屋のソファーに寝ていました。
「ここは・・・」
TVを見ていた男性が振り返ると、
あの男と訪れたアダルトショップの店主でした。
「気付いたね」
「ここは、お店の事務所だよ」
「気を失ってたから、ここに運ばれたんだよ」
「あの人は?」
「よろしくって言って、帰ったよ」
「コインロッカーの荷物、そこにあるし」
「シャワー浴びてきな」
そう言うと、奥のドアを指差しました。
シャワールームに入って、体の汚れとメイクを落としました。
男の姿に戻ると今日の出来事が思い出して、
これからの自分がどうなっていくのかと考えてしまいます。
事務所に戻ると店主は、お茶をすすめてくれました。
「男の姿にもどっても、綺麗なんだね」
「すっぴんのお姉ちゃんと大差ないよ」
「ちょっと努力したら稼げるようになるね」
「え?」
「あ〜あ、聞いてないんだ」
「あんたは、あの男の借金のカタになったんだよ」
「風俗で働けるところの紹介を頼まれてるよ」
「だって、こんなですよ」
「女性の体のニューハーフじゃなくて、」
「給料安いけど、君みたいになのを好きな男もいるからねー」
「ホルモン射って、胸入れたらもっと稼げるし」
「大丈夫、あんたなら大丈夫」
私はお茶のお礼を言って事務所を後にしました。
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とある雑居ビルの一室に入ると、電話の指示のとおり準備を始めました。
ブルーのシャドウに濃いアイラインで眼を囲み、付け睫毛をつけます。
ルージュは赤ワインような濃い赤。グロスで艶を出します。
裸になると、黒いレースを使ったスリーインワンを身に付け、
ストッキングはメッシュのものを吊ります。
ウエストを紐で締め付けられるようになっていて、
ギュッと締め付けてウエストのくびれを無理やり作ります。
ショーツは前後に大きな穴が開いている特殊なものでした。
前の穴にペニスを通してエナメル生地のショーツを履き、
剥き出しのペニスをリボンの付いたコックサックで包みます。
後ろの穴の周りにはボタンが付いていて、
専用のディルドーを固定できるようになっていました。
アナルとディルドウにローションを塗って差し入れます。
柔らかい素材ですが、普通のペニスの太さがあり、これだけで昂ぶってきます。
シャツワンピを着て、エナメルの太ベルトをします。
15cmのピンヒールを履き、小さいカートを引いて出かけます。
たまにすれ違う男性の好奇の目に気付くけど、あの時と違って嬉しさを感じる。
これから仕事でなければ、誘いたくなっちゃう。
指示されたバーに入ると、黒木様はすぐ見つかりました。
「やぁ、アイちゃん。待ってたよ」
黒木様は勤めるようになっての最初のお客様で、
前回はホテルでのプレイでしたが、
今日は2度目で、デートコースを選んで頂けました。
「お願いしたコスチューム着てくれて嬉しいよ」
「ご主人様ありがとうございます。」
「本日もよろしくお願いします」
そう言って私は、カートから取り出した首輪とリードを手渡しました。
黒木様は私に首輪を付けリードを繋げました。
ここはSMバーやハプニングバーではなく、普通のショットバーなので、
首輪にリードの女性がいたら目立って当然です。
ちらちら、こちらを見るようになりました。
「アイちゃん、何飲む?」
「ジンバックがいいです」
「マスター、頼むよ」
「はい、分かりました」
「マスター、それと。いいよね」
「ん〜、今日はお客さん少ないからいいですけど」
「あんまり、激しいことはダメですよ」
「はい、はい、分かったよ。カクテル頼むよ」
黒木さんはそう言うと、私のシャツワンピのボタンを上から外し始め、
太ベルトも外して、シャツを大きくはだけました。
「まだ、胸はちっちゃいんだね」
「すみません、手術するお金ないんです」
「いいよ、そのかわりアイちゃん感度がいいから」
ちら見する奥の男性客に気付いて
「そちらの方、興味あったら見てやってよ?」
「このコ変わってるんですよ」
「アイちゃんもほらっ」
黒木様はそう言うと、私を奥のお客さんのほうに向けました。
「いやぁん、恥ずかしいです」
「そんなの着てて、今さら」
「ん? えっ」
奥のお客さんはコックサックにびっくりして尋ねました。
「これって、アレですか?」
「そう、貴方にも付いてるアレですよ」
「お、おっ、膨らんできた」
「アイちゃんどうした。見られてるだけで感じた?」
「はぃ、だって・・・」
「見た目は女の子なのに男なんですね、は〜!」
「ジンバック出来ましたよ」
マスターが声をかける。
「ありがとう」
マスターが話しかけました。
「黒木さんアイさんが身に付けてるのが、」
「この前話してたコスチュームなんですね」
「そうそう、胸のとこにはこんなジッパーがあって、」
スリーインワンの胸部分のジッパーを下げました。
「直接胸や乳首を触れるんだ」
黒木様はそう言うと乳首をつまみます。
「あんっ」
「その布の袋は市販されてるんですか」
「あーこれ、これはコックサックとかって言うんだ」
「普通はペニスを縛り付ける皮製が多いんだけど、」
「リボンとレースの付いた布製だと可愛いいし」
「それに店でフルチンじゃね、ははっ」
マスターは苦笑いしながら
「それもそうですね」と応えた。
その後も、私の乳首を弄らせてペニスが反応するのを見て楽しんだりと、
しばらく遊んでバーを出ました。
ベルトを絞めてシャツの前を少し閉じてもらえたけど、
首輪を付けてリードを黒木様に曳かれる姿は、すれ違う人達に注目されます。
見られていることに興奮してペニスが大きくなると、
歩く度にシャツブラウスの合わせ目からはみ出して、
目立つようになってしまいました。
(あれ、なに!)
(オカマの変態が大きくして歩いてる)
そんな声が頭の中に聞こえてきます。
「黒木様・・・」
「ん、」
「も、もぅ」
「ふふん、もうダメなのかい?」
「それじゃぁ、そこ入ろうか」
そう言って、1ブロック先のホテルの方を向きます。
「そうそう、リモコン忘れてた」
私はカートから無線式のリモコンを手渡します。
黒木様がスイッチを入れると、
アナルを埋めているディルドーが振動し始めました。
ただでさえ15cmのピンヒールで歩きづらいのに、
振動で足がおぼつかなくなってしまいます。
「アイちゃん、もう少しだから頑張って」
「ほらほら、カートかしな」
ふらふらとしながら、ホテルに向かいました。
SMルームに入ってシャツワンピを脱がすと、
黒木さんはカートからロープを取り出して、
私の手首を縛り天井のフックに結びました。
既に大きくなって上を向くペニスを指で弾くと、
「アイちゃん、もうビンビンだね」
「いやぁあん」
やまないバイブの振動と、吊り上げられての緊張で、
敏感になって、弾かれただけで感じちゃう。
そんな私の反応を面白がって、さらに弾いてきます。
パチン、パチン。
「あぁん、あん」
黒木さんはコックサックを外します。
「アイのちんちん濡れ光って、お汁が溢れてくるよ」
「あぁ〜ん、だって」
胸のジッパーを下げて乳首をつねります。
「きゃぁうっ! うぅ」
激しい痛みに耐え切れず声をあげると、
「ごめん」と言って、手の平で優しく乳首を転がします。
さっきの痛みも残っているけど、じーんとした快感が湧き上がってきます。
「あぁ、あぁ〜」
「床に垂らしちゃって、もったいないな〜」
糸をひいて垂れるお汁と私のペニスを、愛しそうに舐め上げていきます。
「美味しいよ、アイの愛液は」
「もっと、出すんだ」
乳首を愛撫されながらのフェラに、我を忘れて身悶えし始めます。
「あん、あぁん、ご主人様〜」
「アイいっちゃう、いっちゃう〜」
黒木様の舌使いが激しくなり、乳首を摘まむ指に力が入ると、
「イク〜〜、うっぅ」
黒木様の口の中に精液を漏らしてしまいました。
飲み込むとペニスに残った残滓を綺麗に舐めとり、満足げな顔をされました。
ロープを外されると
「アイ好きだよ」と言って、抱きしめてキスしてきました。
情熱的なキスに高揚してしまいます。
コスチュームを脱がされベッドに寝かされるました。
黒木様も服を脱いで裸になり、横に寝て抱きしめてきます。
抱きしめられたまま、お尻や背中に優しい愛撫が。
黒木様のペニスに手をそえ、まだ柔らかいペニスを扱きます。
大きく硬くなると上になって私の足を抱えます。
そして優しく中に入ってきます。
「あぁ」
いく度かの腰の動きの後、私の中に噴き出されました。
黒木様はイった後も私を抱きしめて、
「アイありがとう、とっても良かった」
「大好きだよ」って囁いてくれました。

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−5話−
ホテルを出ると再会の約束をして黒木様と別れました。
黒木様はボンテージフェチなとこがあるけど、私をとっても優しく扱ってくれます。
私にだけ指名を入れてくれているし、口説きの言葉にも誠実なところがあって、
本当に心が揺れてしまうことも有りました。
だけど・・・
いつのまにか、あの公園へと向かっていました。
あの日、陵辱されて厭らしい欲望に目覚めた私は、
公園が近づくと体の芯が熱く疼いてきます。
シャツのボタンを全て外し下着を露出させて、公園中央のベンチに進みます。
男達がベンチを囲むように集まって来る。
シャツを脱いでベンチの背にかける。
カートからバイブを取り出す。
男達にバイブに舌を這わすのを見せつける。
涎を垂らしながら淫猥に舐め上げる。
男達の嬌声が私を昂ぶらせてくる。
脚を開き、ベンチに片手をついて尻を高く掲げる。
ショーツに開いた大きな穴から、アナルを見せ付ける。
「あ〜ん、見える〜?」
「厭らしいとこ、ちゃんと見て〜」
男達の中から一人を指名して、バイブを持たせます。
中指をアナルにいれて、くゆらしながら、
「ここに挿れて〜、ね〜 ちょうだぁーい」
その男はおずおずとバイブを挿し入れてきます。
「あぁ〜ん、感じる〜」
「もっと〜、もっと奥まで」
「お願い、いぃ〜」
ねだって腰を振ってしまいます
「あぁん、もっと出し入れして」
男はバイブを激しく抽送し始めます。
「あぁぁ、あぁ〜ん」
「あぁ、気持ちいぃぃ」
「いぃ、いぅっ!」
下半身に震えが沸き起こって膝がくずれました。
バイブを持ってくれた男のペニスをズボンから引き出し、
亀頭から舌を這わせていく。
ピチャピチャと音を立てながら、ペニスのちいさな口や雁を舌先でくすぐり、
男のよがる顔を上目づかいで見ながら口に含む。
咥えながら舌をからめ、ペニスの根元の方をしごきます。
しだいに動きを早めていくと、男の呻きと同時に口中に精液が噴き出しました。
呑み込んでペニスに残った精液を舐め拭います。
次の男のズボンとパンツを脱がせベンチに寝転ばせます。
それを跨いで、ゆっくり腰を沈めていく。
バイブと違った感触を楽しみ、腰をゆすります。
「あぁ〜、いぃぃ」
「突き上げて〜」
下になった男の腰の振りが激しくなります。
それに伴って体が跳ね、自分で乳首を弄ると、さらに喘ぎます。
「あぁ、あぁ、いぃわぁっ」
私の興奮する姿にまわりの男たちもペニスを扱きはじめます。
「あぁぁん、オチンチンいっぱい〜」
「みんなの欲しいぃ〜」
「ザーメンいっぱい頂戴いぃぃ」
そう言って体を打ち震わすと、
下で腰振るの男の屹立からの絶頂を受け止めた。
繋がったまま、上半身を前に倒して口を大きく開け、
扱いていた男達の迸りを順々に口腔へ受け止めていった。

《続く》
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最後まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
門倉歩惟




アニト (8月19日(火)23時07分31秒)
門倉歩惟さん、こん○○は。
「おちんちんが付いてる女の子」と「ブラジャーをした男の子」
どちらが萌えるかで多数決をとったことがあり
そのときは2対1で「ブラジャーをした男の子」に軍配が上がりました。
胸にブラ、股間にもブラッ(おやじギャクなら負けませんぞ)
物語はハードでたいへんへんたいでよいです。


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