はじめから読む

中出真樹 (2006年1月30日(月)21時10分51秒)
▲アニト様▲
たいへんご無沙汰しております。
とうとう、わたくし入院というものを経験いたしました。
風邪をこじらせるというよりも、風邪にのっとられてしまいました。
仕事をしながらの中途半端な状態では良くなるどころか、悪くなるばかり。
すべてを忘れて一週間ほど点滴生活に身をゆだねたしだいです。
世間ではインフルエンザの流行が言われておりますが、
普通の風邪ウイルスでも十分に恐ろしいことを体感いたしました。
こうして『空想デート』に復帰いたしますと、
なにやら新人デビューするようでちょっと恥ずかしい気持ちです。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
▲みやむ〜様▲
ゲホッ!ゲホッ!
大先輩のみやむ〜様が登場されたのに、失礼いたしておりました。
なんとか生存いたしておりますので、やっとこさの挨拶でございます。
身体を悪くしてしみじみ思うのですが、健康というのは幸せなことですね。
お浣腸は体調が悪いと、病気のきっかけになるかも。
どうぞご自愛くださいませ。
▲前川美佳さま▲
想像の世界で身悶えしている中出真樹です。
美佳さまの素敵なご体験をうらやましく思うと同時に、
限りない空想の広がりを楽しんでおります。
特に、熱にうなされておりますと頭の中ではエッチなことばかり。
あられもない想像ばかりしてしまうものです。
これからも美佳さまの素敵な体験をお聞かせくださいませ。
▲田神真緒さま▲
今回入院したことで看護婦さんを身近に感じました。
身体の調子が悪いときは、本当に彼女達は天使に見えます。
でも真緒さまの物語を思い出すと、いけない想像をしてしまいます。
退院した現在も頭の中は看護婦さんのイメージが・・・。
やはりわたしってエッチです。
▲吉田聡美さま▲
帰ってまいりました。
まだ病気明けでよろよろしております。
そうですかヨグ=ソトホースが現れたのですね・・・と思ったら夜・外・ホース
ゲホゲホッ。ううっ、笑うと咳が・・・。
>彼女の前ではブラジャーとパンティってことはぁ・・・
>下着しか着けずに過ごしてるってこと?!!!
夏の間、わたしはブラジャーとパンティだけでしたよ。
わたしが女装者であることを彼女は知っていたのです。
というのも、マイノリティな性癖をもつグループっていうほどでもないのですが、
そういう感じの仲間内だったのです。
もちろん、ブラジャーとパンティ姿を彼女に見られるのは恥ずかしいことですが、
楽しいことでもあるのです。
あっ、でも彼女はブラパン姿ではありません。
ちゃんと服を着ておりますです。
▲鬼束権太さま▲
ぬはははっ、あんな格好で外出したのがまずかったようです。
>実は権太の来生はミミズと決めております。
ミミズって雌雄同体らしいですね。
生殖のときにはお互いに精子を交換するって書いてありました。
う〜ん、これってどういう感覚なんでしょうね。
ミミズの生殖に快感があるとしたら、すごいことになりますよね。
おおっ、ということは、権太さまは来世にすごい経験をすることになるのですね。
>でも生理と出産だけは絶対に嫌だなあ。
確かに想像するだけでいやですね。
女性を尊敬してしまいます。
はて、ミミズには生理や出産はあるんでしょうか?
▲みんなの妹スーパーアイドル美希子ちゃん▲
心配かけちゃいました。
真樹お姉ちゃんの登場ですよ〜。
いやはや、本当に今回は死んでしまうのでは思うほど重篤状態でした。
もう最悪で、高熱、咳、悪寒、筋肉痛とオンパレード状態で
呪われているとしか思えないほど。
これもラヴクラフト神話などを書こうという行いに対する警告かも・・・
まあ、死ななかったのでぼちぼち復活していくからね〜。
それにしても美希子ちゃんは筆の進み方も絶好調ですね。
推理小説がはじまるなんて『空想デート』の世界にいちだんと広がりが。
さすが美希子ちゃん。
>真樹先生の講義はとても身近な入口だと思います
ラヴクラフトに関しては、かなり一般的でないことも書いています。
だから身近な入口だと思っていたのが、出口のない扉かも・・・
・・・寝室にあらわれたもの その3・・・
山倉の手でガーターベルトをつけてもらい、ストッキングを吊りあげる。
あえてパンティをつけないランジェリー姿は、
猛々しく勃起したペニスをいやがうえにも誇張する。
「今日は口紅だけにしておこうか。化粧はこれからゆっくり覚えていけばいい」
真紅のルージュが唇に押し当てられ、ゆっくりと朱唇をふちどっていく。
いまや愛する男となった山倉に口紅をつけられて、
俊樹は欲情とともに幸せを感じた。
ルージュにぬめる唇の感覚は、俊樹にとって想像もできないものだった。
唇全体をくすぐられているような感触に、おもわずぬぐってしまいそうになる。
(女の人はこんな不思議な感触をみんな経験していたのか)
俊樹は肉体の芯をくすぐるような甘酸っぱい感触に身を震わせた。
「その魅力的な唇からどんなあえぎ声がもれてくるのか楽しみだ」
「ああっ」
山倉が後ろから俊樹を抱きしめると、シームレスカップのブラジャーを揉みしだく。
男が、女装者のうなじから耳の穴へと舌を這はわせていく。
「あっ・・あうっ」
それだけで俊樹の膝がガクガクと揺れて、
ハイヒールの脚元がいっそう不安定さを増す。
「どうだい、俊樹。女の姿で愛される気持ちは」
「ああっ、恥ずかしいです」
「それだけかな」
山倉の手が俊樹の怒張を握った。
「ひっ・・う、うれしいです・・」
山倉は完全な勝利を確信した。
楢崎俊樹という自分に優るキレモノの先輩を、いま女装愛人として支配したのだ。
男同士のセックスだけでなく、女装という禁断の世界へと導かれた俊樹。
もはや、その快楽にさからうことなどできない。
山倉もこのアブノーマルな肉欲に溺れた。
すさまじいばかりの執念で快楽をあたえ、自らも燃えた。
俊樹の女装は山倉にしても魅力的だった。
たくましい精を毎日のように注入されて、俊樹は妖艶な魅力を増していった。
メイクもうまくなり、肉体にも女性的なまるみがうまれてきた。
山倉と俊樹はとめどない堕落的快楽に溺れていった。
実はこのとき、俊樹には将来を約束した女性がいた。
しかし、山倉の女装愛人となり、すさまじいばかりの快楽を知ってしまった俊樹は
別れる決断をせざるをえなかった。
これが男同士のセックス関係だけであれば、
秘密を隠したまま女性と結婚する途を選んだかもしれないと俊樹は思う。
だが、やわらかなランジェリーの感触と
ハイヒールの心地よい痛みを知ってしまった今、普通の生活はもうできない。
そして、その女性への愛は山倉への愛へと転移していく。
俊樹は抱かれるたびに山倉への愛を深めていき、もはや後戻りはできない。
やがて、このことはおぞましいばかりの結末へとつながっていく。

(つづく)
いやはや、久しぶりに登場したのにしょぼい内容で申しわけありません。
病みあがりでなかなか気力がわいてこないのです。
というよりも実力不足でございます。
ちょっとした仕掛けも用意しておりますので、見捨てないでくださいませ。




アニト (2月1日(水)00時11分30秒)
中出真樹さん、こん○○は。
お帰りなさい、真樹さん、たいへんでしたねー。
何事も無理は身体によくありません。
休養の間に見えてくるものもあるでしょう。
「書く」という行為はブランクがあると再びペンを執るのは億劫になりがちです。
どれだけの人が今年に入って日記をつけ始め、今日まで続いているでしょう?。
しかし真樹さんは《『空想デート』に復帰》してくれました。
《新人デビュー》のときの気持ちをまた感じられるなんて
災い転じて福となす的貴重な体験だと思うのですよ。
>ちょっとした仕掛けも用意しております
おおおっ何でしょう?、楽しみにしています。




中出真樹 (2月14日(火)21時53分48秒)
▲アニト様▲
今回の物語にちょっとした仕掛けを施しました。
『寝室にあらわれたもの』はラヴクラフト神話につながっていきます。
ですから『女装教師 真樹』にリンクすることになり、
自然と神話世界が広がっていくことになりました。
ぬおお〜。調子にのりすぎております〜。
でも、こうなったら突き進むのみです。
と思ったのはいいのですが・・・。
『女装教師 真樹』ずいぶん書いておりません。
しかも、物語はまだまだ序盤の域も終わっていないようです。
こうなれば、アニト様には長いおつきあいを覚悟していただかねば。むふっ。
▲吉田聡美さま▲
えー、チャットの運営お疲れさまです。
聡美さまの行動力には感心するばかりです。
今回のチャットでは爆弾発言を残して離脱いたしました。
そのあとどうなったのか気になるところですが、
それがわからないというのもチャットのいいところであります。
この話題については今後のチャットでのみ、お話をしていきたいと思います。
興味のある方は、ぜひチャットへおこしください。
ということで、チャットの宣伝をさりげなくいたしました。
でもね、でもね、読者の方に参加していただくというのは難しいのでしょうか。
わたしなんかも入るときには、けっこう勇気がいりますものね。
▲仲間由紀恵さま▲
あれ、違いましたか?
ああっ、なあんだ。権太さまではありませんか。
仲間由紀恵さんと間違ってしまいました。
権太さまもミミズになったり仲間由紀恵さんになったり、忙しいですねぇ。
わたし、あまり映画は見ないのですか、
仲間さんの『リング0』はなんとDVDを買って見ております。
貞子役の仲間さんがとってもかわいそうな作品で、
復讐シーンでは思わず「貞子、いてまえ〜」と叫んでしまいます。
というわけで、わたくし貞子と仲間さんのファンなのでした。
▲みんなの妹スーパーアイドル美希子ちゃん▲
推理物の小説というのは、わたしの専門分野(になってしまいました)である、
幻想怪奇と近いところにあります。
近いというと語弊があるのですが、
推理と幻想怪奇が小説として同類ということではないのです。
本屋さんへ行くと推理小説と幻想怪奇小説というものは
近くに置いてあることが多いのです。
SF小説なんかも近くに置かれていたりします。
こういったジャンルは一般的には近いものと考えられているのでしょう。
さて、ここで復帰したお姉ちゃまとしては推理に参加すべきところ・・・
ではあるのですが、実はわたくし推理が大の苦手。
結論がわからないと耐えられないというウイークポイントがあります。
なにしろ御大ラヴクラフトの小説も後ろから読んでいく始末です。
お姉ちゃんとしては美希子ちゃんの新分野開拓を見守っております〜。
・・・寝室にあらわれたもの その4・・・
山倉と俊樹の関係は何年も続いた。
肉体を重ねあう回数も数えきれないほど。
俊樹にとって山倉の存在はすべてだった。
本当ならば会社の中で俊樹は抜群の出世をするはずだった。
だが、山倉のために自分は常に一歩下がり時には仕事の成果を譲ることもした。
おかげで山倉は順調に昇進していった。
もちろん山倉自身が抜群の能力を有する男ではあるのだが、
もしや俊樹がライバルとして立ちはだかっていたら。
山倉はそれを考えると恐怖さえ感じることがある。
しかし、現実の世界では俊樹は自分の腹の下にいる。
ランジェリーとハイヒールの姿で、セクシーな化粧をして身悶えているのだ。
(いまはまだいい。しかし、そのうちに・・・)
俊樹との関係をいずれ切らなければならない時がくることを山倉は確信していた。
いまや、女装者としての俊樹の妖艶さは絶世のものとなっている。
それは山倉に愛されたいという俊樹の努力によるものだった。
そんな俊樹といずれ別れることは山倉にとっても惜しい気持ちはある。
だが、社長になることが最大の目標。
山倉はこの瞬間だけの快楽として俊樹を抱く。
それも、愛があることを装いながら・・・。
俊樹はそんな偽りの愛を見抜くことができない。
自分が愛しているのと同じように、山倉から愛されていると思いこんでいる。
いまも・・・。
見つめあう山倉と俊樹。
シンプルな白のランジェリー。しかしハイヒールはラメ入りのシルバー。
アンバランスな取り合わせも、
変化をつけることにより山倉をあきさせないための精一杯の俊樹のアイデアだった。
山倉が抱きしめる。
「好きだよ、俊樹」
偽りではないが、真実の言葉ではない。
女装者としては愛しているが、それ以上ではなかった。
「ああ、山倉さん。大好き」
真実の言葉だ。
俊樹が瞳を閉じる。
山倉が唇を押しつけていく。
愛の言葉のあとの口づけは、恋人同士の二人にとっては神聖な行為。
そこにある偽りを俊樹が知ることはない。
ルージュにぬめる俊樹の朱唇が開かれ舌と舌が絡まりあう。
「ああっ、こんな幸せがいつまで続くのかしら」
恥ずかしさをごまかすために、一瞬唇を離した俊樹がつぶやいた言葉。
山倉は心底から動揺した。
「おれはいつまでも幸せだよ」
かみあわない会話だが、強引に唇をふさいでいく山倉。
首筋をしっかりつかまれてキスをされると、俊樹はもうそれに夢中になる。
幸せに震える俊樹。
呪いたくなるような日が待ちかまえていることも知らずに。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
とある興信所でのこと。
山倉は調査報告書に目を通した。
そして、報酬を支払った。
かなり高額の料金だが、おしいとは思わなかった。
「いやあ、今回の調査はたいへんでしたよ。
なにしろ客として潜り込むのは不可能なところですからね」
「じゃ、どうやってここまで調べたんですか」
正直、山倉は疑問に思った。
それほど詳細な内容の調査報告書だった。
「客ではなくて、客を相手にする立場で潜り込んだんですよ」
「ええっ?」
「おかげで、わたしのところの調査員がまだあそこで働いていますからね」
山倉は唖然とした。
さすがにどんな調査でもやってみせるという興信所だった。
しかし、それにしても。
「まあ、もうすぐ契約期間も切れますから、戻ってきますよ。
ただし、男同士の関係が忘れられない身体になっているかもしれませんがね」
それはそうだろう。
女装娼婦として調教され、男に金で買われている日々なのだから。
「まあ、十分に報酬はいただきましたので、気になさらないでください」
俊樹を売る。
山倉は心が痛んだが、もはや後戻りするような男ではない。
(俊樹のままじゃ、格好つかないだろうな・・・女装の名前でもつけないと)
山倉はふと思いついた。
(あずさ2号で旅立つ・・・そう、あずさ・・・梓にしよう)
女装娼婦『梓』誕生の日が近づいていた。

(つづく)




アニト (2月15日(水)23時27分51秒)
なんと!中出真樹さんと前川美佳さんの書き込みがほんの4秒違い。
つまり同時刻お二人は『空想デート』を開き、いざ書き込みと準備をし、
ほぼ同時に[書き込む]ボタンを押していたことになります。
実はその時刻、わたしも『空想デート』を読んでいました。
目に見えない部分で触れ合っていたんですねー。うれしいです。

中出真樹さん、こん○○は。
体調はだいぶ良くなったようですね。
気力体力私生活、すべてが充実してこそ物語もおもしろくなります。
物語や挨拶文から読みとれる、書いているときの作者の姿(これこそ文体!)を
空想するのもわたしの楽しみなのですよ。
ひとつの物語が別の物語とリンクし、さらに新たな物語へと続く。
『空想デート』では真樹さんの妹桃原美希子さんが行っている手法で、
その元になっているのは真樹さんが紹介した《ラヴクラフト神話》。
物語だけでなく作者同士が挨拶文によってリンクし
いろいろな情報や空想を高めあっていく。
これこそ『空想デート』!と喜ばしく思っています。
覚悟して・・いや長いつきあいを楽しみにしていますよ。むふふっ。


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