桃原美希子 (6月19日(月)18時48分41秒)
■アニトさま■
ワールドカップすごく盛り上がっています。
もう後がないジーコジャパンがんばれって陰ながら応援しつつ
日本中の声を大にした声援を受けて試合をしている選手たちの
プレッシャーって想像もできないほど大きいんじゃないかと思います。
それでもやっぱり勝ってほしいと願っているんですけれど。
そんなワールドカップを見ながらアニトさまとジーコ監督がダブってみえました。
ジーコ監督って選手の批判をしないって聞いたことがあります。
自由主義っていうか選手それぞれが何をすべきか考えさせて
長所を引き出していくことで全体のレベルアップをはかっているといいます。
ジーコ監督もアニトさまも大人だなーって思います。
どうしてもひとつ言いたいのは元サッカー選手や解説者やサポーターの人たちが
結果を見てあそこはこうしたほうが良かったとかここが間違っているとか
だれそれがミスをしたとかそういうことを言ってほしくないことです。
選手も監督もスタッフも絶対に勝つという意気込みで全力で戦っています。
そんなことは当たり前です。
最善最高の力を出しながらの結果なんです。
よくがんばった、いい試合だったよ、と称えてあげたらいいじゃないですかぁ。
「女装娘の時間」なかなか続きが書けません。
一応「女装娘を取り巻く諸問題・もしもラジオパーソナリティになったら」
みたいなテーマで書き始めたんですけれど
ワタシ自身切実な問題に直面したことがないことが問題なのかもしれません。
新作でキックオフでございますぅ。
■白のワンピース女教師 雅子さま■
またまた丁寧なご回答をありがとうございます。
ふひぃ〜 雅子さまは小学5年生のときに初体験を!!
ワタシなんか美希子としてしては生娘です。
あっ、早く体験したいと思っているわけじゃありませんよ。
でも素敵な男性が現れれば捧げちゃおっかなって思わないこともありません。
お風呂場で石鹸を使って性器(お尻の穴)を使うことはワタシもあります。
女の子みたいな感覚だけでイケるようになりたいんですけれど
なかなか難しいですね。
「セーラー服の雅子」完結おめでとうございますぅ。
痴漢電車って実際にしたら犯罪ですけれど
こういうプレイしてみたいですぅ。
「女教師聖水強姦」もタイトルを見ただけでドキドキしちゃいました。
■性処理用便器豚 東由紀子さま■
東由紀子さま あらためまして、はじめまして。桃原美希子といいます。
アニトさまとの調教デートのお写真を拝見してすっごーいと思っていたら
今度は奴隷宣言でございますかぁ〜、すすすすごすぎますぅ〜。
アニトさまと頻繁にデートできても代わって書き込みをしていただけるなんて
きっとお二人の間には確かな信頼関係ができているのだろうと
うらやましいがぎりですぅ。
ワタシもご主人さま、いえいえ、女の子として扱っていただける彼氏がほしいです。
これからも調教の様子をお知らせください。
「奴隷の印」ってどんなものなのでしょう? ドキドキドキ…。
■物語の核心にして創世の女神 中出真樹お姉さま■
やられました、さすがお姉さま。やっぱりすごいですぅ。
真樹お姉さまの物語進行プランがあったと思います。
アニトさまからの挑戦とワタシの図に乗った続きを受けで
ちゃんと物語にして、結末までもっていってしまうんですもの。
まだまだ『輝くトラペゾヘドロン』がなんなのか
ワタシはアザトースだったの?? 猫ってなぁに???と
ベールに包まれた部分は多いのでございますけれど
いつか第二章があることを期待しています。
だってだってアザトースのままでは愛とか憎しみとかの感情がなく、
おまけに男とか女とかいう性別も存在せず女装の楽しみがないというのですから。
もしかしたらそれは死ぬより辛いことなのかもしれません。
【エッチな物語】の方もどんどんエッチになってきて
ありそうな世界なのでとても興味深く感じちゃっています。
■ナース田神真緒さま■
新作の「性蜜検査」は真緒さまの物語「看護婦真緒」を読んでいて考えた物語です。
ちょっとだけ設定とセリフを拝借しています。
−−− 性蜜検査 −−−

「成田さん、3時頃に聖愛徒病院から電話がありました。
いつでもいいですからご連絡くださいって」
夕方、外回りから社に戻ると営業アシスタントの石目さんが言った。
得意先に病院はないけどすぐに頭に浮かんだのが先週の人間ドッグのこと。
社では年一回健康診断があり、5年に一度人間ドッグを行うよう勧められている。
費用は社持ちで、業務に支障のない日を選んで自分で病院へ行けばいい。
入社5年目、人生で初めての人間ドッグ体験であり、
病気でもないのに病院へ行く不安と半日仕事を休めるありがたさもあって
他部の先輩や同期の者と何人かで連れ立って行ったのだった。
白い診察着に着替え、身体計測から始まって血液検査や心電計、
直腸検査やバリウムを飲んでレントゲン撮影まであった。
「他にも何人か再検査の人がいたみたいよ。成田さんはどこが悪いんでしょうね?」
営業部の中では古株の石目さんは楽しそうな顔をして脅す。
「ひぃ〜、怖いこと言わないでくださいよ。いたって健康体なんですから」
予約のために連絡するとしばらく待たされた後
電話口の女性は「診察時間外になりますけど明日夕方7時でいかがですか?」と言い、
僕としても今週は仕事が終わってからのほうが都合が良かったからそれでOKした。
どうやら今回は連れ立って病院に行ける人はいなさそうだ。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
総合病院の待合室はときおりナースや入院患者が通り過ぎるくらいでガランとしていた。
ソファに座って10分ほど待つとナースが来て名前を呼ばれる。
ついていくと前回の一階にある診察室を通り越して廊下を進み
エレベーターに乗ってドアがいくつも並んだ廊下を右に曲がり左に曲がり
自分が何階のどこらへんにいるのかさっぱりわからなくなった。
「どうぞこちらへ」
案内されたところはゴージャスな病室という感じの部屋だった。
「先生はじきにいらっしゃいますから
こちらの診察着に着替えてお待ちいただけますか」
年齢は25歳くらいだろうか、落ち着いていて美人ナースだ。
僕の自宅のシングルベッドより一回り広いベッドの枕元にクローゼットがあり、
その前のワゴンに診察着が皺ひとつなく畳まれてあった。
「下着も脱いで診察着だけでお願いしますね」
カーテンを閉めながらナースはそう言った。
ひゃ〜、真っ裸になるのぉ〜、前のときはパンツは履いていたのに。
水色のカーテンを一枚隔てた向こう側にナースがいる気配があって
ちょっと恥ずかしさを感じながらも僕はスーツを脱いで着替えを始める。
それにしても豪勢な部屋。
もしかしたらVIP病室なのかもしれない。
でもなんでここで?
そういえば前回腕を通した白いダブダブの診察着と違い
いくぶんタイトで裾が膝上20センチくらいに短く足元がスースーする。
なんだか小さいような気もして、もしかしたらサイズが違うのかもしれない。
「お済みでしょうか?」
ナースの言葉遣いはものすごく丁寧で緊張してしまう。
「ははい」
「失礼いたします」
そう言ってカーテンを開けると応接ソファへ手招きされた。
「もうしばらくお待ちくださいね」
お茶まで出してくれて至れり尽くせり、もー感激っ!
でも逆にこれだけの待遇を受けるなんて
もしかしたら伝えにくい病気が見つかったのかもしれないと不安にもなる。
お茶を一口飲んだところでドアが開き、
白衣を着た30歳半ばくらいの医師が入ってきた。
前回検査を受けたときと同じ人だ。
「やー、ごめんなさい、遅くなっちゃって。
私の診察室が昨日から改装中でして書類の整理やなんやらで。
こんな部屋で申し訳ありませんね、
大至急準備しますからそれまでくつろいでいてください」
背がすらっと高くて、それでいて威圧的でなくとっても親近感のある人だった。
部屋備え付けの大きなデスクの上に持参のノートパソコンを置き、起動する。
すかさずナースが先生にもお茶を出す。
んんん?なんだか制服のスカートがさっきより少し短くなった気が…。
それに腰を曲げたときお尻にパンティラインが…。
ひぃ〜、感激っーー!!
「ええと…成田さん、本日おいでいただいたのは再検査のためというか
生活上でのことをいつくか質問させていただきたいのですが…よろしいですか?」
そうそうそう、僕がここへ来たのはくつろぐためではなく
診察結果を聞くため、もしかしたら再検査のためなのだ。
「ははい、なんでも。どこか悪いところでもあったんでしょうか?」
「いえいえそう決まったわけではありませんからご安心ください。
さてパソコンの準備ができました。
ここにはプロジェクタがないものですから、いいですか、そちらに座らせてもらっても。
小さい画面ですけれど前回の診察結果を見ていただきましょう」
そう言って先生は3人掛けのソファの僕の隣りに座った。
2人してモニターを覗き込む。
マウスをクリックするとなにやら知らないカタカナ語と数字と
英語かドイツ語かわからない単語が並ぶ一覧表が表示された。
先生は画面上をペンで指し示す。
とその部分が拡大される。
「%▽■&?◎や#〇☆M+☆や血糖値といったところですけど
これらはまったく問題はありません」
画面の一覧表にペンで○印をつけていく。
今のお医者さんってハイテクなんだなーと感心する。
スクロールしていくつか安心印がついた後、
「ここんところなのですよ」
どきりとする言葉が告げられた。





アニト (6月19日(月)23時36分11秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
いつもながらおもしろい角度から物語を蹴り込んできますね。
田神真緒さんの物語から感化されましたか。
はたしてどのような展開になるのか楽しみにしています。
応援していますから「女装娘の時間」もがんばってください。
おっと、過大な期待は《プレッシャー》になってしまうかもしれません。
ワールドカップと違い『空想デート』にゴールの期限はありませんから
《何をすべきか考え》ながら《自由》にご自分の《長所》を伸ばしてください。
美希子さんの成長をいつまでも見守っています。

もひとつ桃原美希子さんへ
挨拶をいただき、性処理用便器豚 東由紀子よりメールが届きました。
原文のまま転記しますね。

−−−−−−−−−−−
排泄処理便器豚由紀子です。今後ともよろしくお願いいたします。
桃原美希子様、由紀子への書き込みありがとうございます。
マゾ奴隷として認められてここに載せていただきましが、まだま
だ未熟者です。文章も苦手で皆様方のようにはとてもできません。
本来であれば自分でご挨拶をするべきでしょうが、このような形
でお許しください。
−−−−−−−−−−−

アニト追記
与えた奴隷称すら満足に憶えられず書けない未熟者です。
相応の罰を与え、これからもビシビシ躾けておきます。




桃原美希子 (7月6日(木)17時25分28秒)
■アニトさま■
自分で書くのもなんですけれど
楽観的というかハッピーエンド風物語を書いてばかりいるせいか
ときどき素敵な出会いを求めて冒険しちゃおっかなとか
秘密を守ってくれそうなる親しい友達だけに
ちょっとずつ相手の反応を確かめながら女装を打ち明けちゃおっかな
もしかしたらいいことがあるかも……なんてことを考えたります。
その前に女装娘さまのお友達を作ってお話したりお出かけしたり
ちょっぴりエッチなこともできたらいいななんてことも思うのですけれど
でもそれは少女世代的な、お友達との遊戯感覚のように感じられ、
もう少し上の世代、異なった性を意識しながらのお付き合いというか
自分の女の子性をより強く感じられたらいいなという気持ちがあるのです。
それに女装レズの場合、どんなにきれいな方であっても素敵なお洋服を着ていらしても
その内にある肉体的か精神的な男性部分を見てしまったとき
同じものが自分にもあると思い知らされ、醒めてしまうような気がするのです。
でしたら初めから最後までワタシのことを女の子として接していただける
女装をしない、でも女装娘を理解していただける男性がそばにいてくれたらいいなー
って思ってしまう今日この頃です。
おもいっきり贅沢な希望でございますね。
冷静に考えるとワタシの女装年齢は引っ込み思案な小学生の低学年くらいです。
性の部分だけに早熟な保育園児くらいかもしれないでちゅ。
恋人っていうよりお兄ちゃんが欲しいのかもしれないねぇと
聖愛徒病院の先生に診断されちゃうかもしれないでちゅ〜。
−−− 性蜜検査 2 −−−
「たぶんに心神的なことだと思うのですが…うーむ」
「シンシン的?」
「まぁ簡単に言うと検査のときの気持ちの問題と言いますか、
成田さんは初めて人間ドッグを受けられたのですよね?
慣れない場所で初めてのことをするわけですからみなさん緊張されたりもします。
それを機械がそのまま読み取ってしまうわけですよ」
僕は人一倍あがり症だからそれは十分にありえる。
病院と聞いただけでドキドキし、先生の前でハラハラし、
診療機器を取れつけられれば心臓はアップアップしてしまうのだ。
「ただ…それでけでなく…」
ひっ?
「直腸検査の結果でほんの小さなポリープのようなものが見つかりましてね」
直腸検査っていうと、あの、お尻に指を入れられたやつ?
あれは恥ずかしかったー。
先生の指がプスリッ。
そのときには隣りに年配の看護婦さんがいた。
恥ずかしかったけど何かあったというならしかたがない。
「ではまず触診からいきましょう。向こうを向いていただけますか?」
先生に背を向けるとナースが正面にいて優しく微笑みかけてくれた。
先生は背骨や肩甲骨あたりを触ったりコツコツ叩いたりする。
あっ、スカートが短くなった理由がわかった。
スカート自体が短くなるわけなんかありっこなくて
制服と同色のエプロンを外しただけだったのだ。
あれ、待てよ?
前に来たとき他のナースの制服もこんなにミニスカートだったっけ?
「じゃこっちを向いてください」
疑問は先生の言葉に遮られた。
向きを変えると先生と向かい合う形になり、
ソファに2人並んで座っているから足の持って行き場に困る。
といって足を開いちゃうと診察着の短い裾から奥が見えちゃうかもしれず
僕は膝をくっつけて横に流し緊張した。
なんだかとってもドキドキする。
「はい、息を吸ってぇ〜、吐いてぇ〜、吸ってぇ〜、吐いてぇ〜」
僕の胸に手をおいて先生はそう言いながら微妙に手の位置をずらしていく。
かなりくすぐったいけど我慢がまん。
「ふーむ?」
先生の手が再び最初の位置から右へ左へ上へ下へ。
「念のためにと用意しておきましたからやっぱり心電図も取っておきましょうか」
なになになに?心臓がどうかしちゃったってわけ?
僕の動揺を見通したかのように先生は微笑んだ。
「ねっ、ドキドキしちゃったでしょ。成田さん感じやすいみたいですね」
かぁー!
顔が真っ赤になっているだろうことが自分でわかる。
「これがさっき言った心神的っていうことなんですよ。
ではベッドへ移っていただけますか」
ナースに促されて広いベッドで仰向けになった。
胸のボタンを外され、ひんやりするジェルを胸や脇腹に塗られると
思わず身をよじってしまいそうになるほどくすぐったい。
「くすぐったいでしょうけどなるべく動かないでくださいね」
クスリと笑いながらナースは言った。
弾けそうなほどの巨乳を目の前まで接近させ
コードでつながった吸盤みたいなのを僕の身体につけていく。
「先生、準備ができました」
「さて成田さん、ここからです。
正常値と異常値の違いをみるためにいくつかの刺激を与えます。
気持ち的には我慢しなくてもかまいませんが身体は動かさないでください」
刺激って何だろう?
気持ち的に我慢しなくてもいいけど身体は動かしちゃいけないってどうすればいいの?
わけのわからないまま先生が機械のスイッチを入れるのを見つめていた。
身体に取り付けられた吸盤から電流が流れるわけでもなく…
そんなことあっちゃたまらないけど、特に刺激は感じられない。
と安心したとき、ベッドで仰向けに寝た僕の真上にナースが身を乗り出した。
距離にして30センチ。
そしてななななんと胸元のボタンをひとつ…ふたつ外したのだ。
張りのある胸の谷間に赤いレースの縁取りブラジャー…。
ひゃ〜〜。
でも、先走った僕の期待を裏切るかのように
ナースの手はそこから下のボタンに手をかけることなかった。
ほっとしたのもつかの間、今度は僕の裸の胸に指をおく。
つつつつつつつっと指が肌を這い、クルクルと円を描いた。
身体がよじれてしまいそうになる。
ナースは悩ましげな吐息とともにささやいた。
「感じちゃいます?」
はひぃ〜〜。

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (7月6日(木)23時39分12秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
たとえば、衝動的な好奇心から
妻(または家族のいずれか)の下着を身につけてモヤモヤした気分になり、
誰かにおちんちんをいたずらして欲しくなった人がいたとしましょう。
彼は異性装に酔い昂ぶりきった男性器への刺激を求めているだけで
相手は誰であっても、たぶんコンニャクでもよいでしょう。
行為としては物語になりえますが、彼自身に「物語」は感じられません。
どうしても自分用の下着が欲しくなり、あれこれ悩み計画を立てた末、買いに行く。
それだけでも読み応えのある「彼から彼女へ」の第1章ができあがります。
完全女装をして、外出したり女装友達や男性と会うことをしている人は
どれほど長い物語を作ってきたことでしょう。
そういう人の心の内にある物語を診るのがわたしは好きなのですよ。
ふむふむ、美希子さんはやはり「妹になりたい症候群」かもしれませんね。
空想と現実を混同して危ない冒険をしないようわたしが治療をしてさしあげましょう。
その前に性蜜検査も必要です。
さささっ診察着に着替えてベッドへ。




桃原美希子 (7月19日(水)18時45分22秒)
■アニトさま■
雨の日が多く蒸し暑いため外で出かけることもできず
エアコンかけてモンモンとしております。
掲示板は静かな日々が続いていますね。
みなさまいかがお過ごしでしょう?
書くも書かないもマイペース、
ということでワタシはマイペースで書き込みさせていただきまーす。
>空想と現実を混同して危ない冒険をしないよう
でございますね、やっぱり。
知らない人と会うのは怖いですし、ましてお互い身元を隠していますから
トラブルがあったら泣き寝入りすることになるのかもしれません。
かといって知り合いではよほど信頼できる人じゃないと
いつ周囲に漏らしてしまうかわからない不安に怯えることになりかねないですし……。
アニトさまだけに診察していただきたいですぅ。
>どうしても自分用の下着が欲しくなり、あれこれ悩み計画を立てた末、買いに行く。
こういうことを書きたいと思っているのです。
でも心理描写が苦手なものですから、登場人物が1人ですと
ストーリーが進展せず詰まってしまうのでございますぅ〜、トホホ。
−−− 性蜜検査 3 −−−
「成田さんのお名前はイナオっておっしゃるのね、伊奈雄と書いて。
ワタシはエリといいます、苗字はお花の蘭に樹木の樹と書いて蘭樹。
続けて言ってみてくださらない」
蘭樹エリさん、蘭樹エリ蘭樹エリ、ランジュエリ…ランジェリ〜。
どぴぇ〜〜、そんな名前ってあり?
きっと心電計計器の針は大きく跳ね上がったに違いない。
僕の中心にある心伝器の棒もむくむくと天を突き始めたのがわかる。
幸いナース蘭樹エリさんは僕の顔を凝視しているし、先生は計器に注目している。
何気ないふうを装って手をゆっくりと股間にもっていき押さえ隠した。
「やっぱり正直な反応ですね。エリくん、もういいよ」
先生がうなづいた。
「結果は後でお伝えするとして、先に直腸の検査をしておきましょう」
エリさんはつい今しがたの妖艶さとうってかわって
落ち着いた仕草で僕の身体についた吸盤を取り外していく。
「準備ができたら壁の方を向いて横になってください」
直腸検査は前回の人間ドッグのときが初めてで、
いったいどんな姿勢でするんだろうとドキドキものだった。
もしかしたら仰向きで足をM開脚しなきゃならなかったり、
逆に四つん這いの姿勢になるんだとしたら超恥ずかしい〜
なんて想像していたのだけれど実際は横向きで行うのだった。
もっともこれは病院によって違うのかもしれないけど。
「はい、足を折り曲げてくださいね。失礼しまーす」
ワンピース形の診察着のお尻側には検査しやすいようにスリットが入っていた。
覆いのなくなった下半身がひんやりした空気に晒されて
横向きであってもやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。
「痛かったら言ってくださいね。ん〜と……」
はひっ!
身体の中に他人が入ってくるのってものすごく変な感じ。
先生のすらっとした長い指が僕の内壁を探る動きがなんとなくわかる。
前回初めてのときはそんなことを感じている余裕はなかった。
「はい、一旦抜きます。次はもう少し詳しく検査するために器具を入れます。
指くらいの太さですから安心してください」
ここまで晒しちゃうともうどうとでもしてくださいって感じ。
プスリと何かが差し込まれた。
指より硬い器具のようだけどそんなに違和感はない。
身体を折り曲げて壁に向かっているから先生の顔が見えないのが救い。
少し離れた位置で蘭樹エリさんがなにやら次の準備でもしている物音が聞こえる。
それにしても蘭樹ってすごい苗字。
ご先祖さまが蘭学医で、代々医師の家系なのかもしれない。
それでご両親が名前をつけるとき冗談半分にエリにしちゃったんだろうか?
「身体に馴染むまでしばらく時間がかかりますから辛抱してください。
それまでおしゃべりをしていましょうか」
先生が背後からゆっくりと落ち着いた声で言う。
「成田さんは病院にはよくらいっしゃるほうですか? 入院のご経験は?」
「い、いえ。インフルエンザの予防注射なんかで来るくらいで、
入院したことは一度もありません」
「営業のお仕事をされているということでしたね。
毎日たくさんの人に接するという点では医者もそうなんですよ。
と、変わった人がいたりしませんか?
医者をしているとときどきおかしな患者さんに出会うことがありましてね。
私たちにとって病院は馴染みの職場であり
常に冷静さを保たなければならない聖域でもあるんですけれど
来院者にすれば精神的にプルーになったりハイになりやすい所で
それが病院は日常ではない場所という意識、
内面の顔をのぞかせる要因になるのかもしれません」
おしゃべりといったわりには先生は一方的に話しを続けた。
「別に病気でもないのに恥ずかしい治療を受けたいとか思う人がいたり、
ご自慢のイチモツを見せたがる人がいたり、
入院患者さんにしても挨拶代わりにナースのお尻を触るなど序の口で、
検診時にベッドの中で下半身裸になっていたり、ナニをしごいていたり、
便秘でもないのに浣腸をほしがったりするような人もいたりして、
まぁ多くがナースが犠牲になっていたりするわけですが、ねぇエリくん」
返事はなかったけれどたぶんうなづいているに違いない。
「医者は病気を見るだけでなくその人の秘密を知ってしまうこともあるんですよ。
たとえば急患で運ばれた人の衣服を必要上脱がすと
股間が青々とした剃り跡のある無毛だったり乳首やペニスにピアスがついていたり。
アヌスに入れた健康飲料の小瓶が取れなくなったと飛び込んでくる人がいたり
そうそう、ブラジャーやパンティを身にしている男性もときどき見ます。
そういう性的な倒錯は圧倒的に男性が多いですね」
先生は何を言わんとしているのだろう?
これも一種の心神的な刺激なのかな?
「どうですか? 痛くはありませんか? 何か身体に変化はありますか?」
そういえば足先がなんだかムズムズしてきた。
体育座りみたいな格好で横向きに寝ているから痺れてきたのかもしれない。
答えあぐねていると先生が言った。
「同じ体勢で長くいるのもよくありませんからマッサージをしましょう」
ひゃ〜、また蘭樹エリさんに触られちゃうのだろうか?
と思ったら僕の肩に置かれた手先はどう見ても先生の指だった。
軽く優しく肩を揉み解してくれる。
「僕は整体の資格も持っているんですよ」
肩から肩甲骨にかけての指圧が気持ちいい。
「成田さんは女装娘なんでしょ。今日はブラジャーの跡がないんですね」
んっ……? ええええええええっっ!!!!!!!

 ▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (7月21日(金)00時07分14秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>ワタシはマイペースで書き込みさせていただきまーす。
暑かったり寒かったり雨の日もあれば晴れの日もある。
四季折々の変化があるからおもしろいのですよ。
《掲示板》も同様です。
>トラブルがあったら泣き寝入りすることになるのかもしれません。
ここ数年、出会いを求める女装娘さんがますます増えてきているように思います。
勘違いをしないでいただきたいのは
ネット上で書き込みをしたり写真を投稿したりの次段階に
外出や出会いがあるのではないということです。
バーチャルとリアルはまったく別世界と考えるのがいいでしょう。
晴れたり曇ったり、良いことがあれば嫌なこともある。
予期せぬ出来事に対応できない人は時機を見ることをお勧めします。
>心理描写が苦手なものですから、
時に真面目に、時にエッチに、時に可笑しく、
作者美希子さんの気持ちが表れていてとても読み応えがありますよ。


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