中出真樹 (3月1日(火)05時50分23秒)
▲アニト様▲
中途半端女装者の中出真樹です〜。(理由は物語を見ていただければ)
くうそうえんじぇるす・・・・ひゃ〜〜〜〜。
なんとカッチョイイねいみんぐですこと。
別棟を開けば見れちゃうのですね。
権太さま、美希子ちゃん・・・おおっ、さすがに『空想デート』の代表選手。
それに奴隷部屋とのダブルエントリーの聡美さま。
ほんとうに皆様くうそうえんじぇるすにふさわしい方ばかり。
ところが、げげげげげっ。
この中出真樹ごときも・・・くうそうえんじぇるすの一員に。
わおーーーー。
いいのでしょうか、こんなこと。
興奮のあまり筆が乱れに乱れておりまするぅ。
▲吉田聡美さま▲
>真樹様、聡美のクリトリスなんとかしてぇっ!
なんて言われてしまうと、ようし男に戻ってやったるでえ。
とはいうもののどんなふうに責めればいいのか悩んじゃいます。
やっぱりお口を使ってちゅ〜ちゅ〜するのがいいのかな?
お話は変わるのですが、女装をされる方はよく自分の性器のことを
クリトリスとかペニクリとか言ったりしますよね。
これはやはり女性化願望のあらわれなのかな?
わたしは言わないんですよね。
ということは、中出真樹は女性化願望がないのです。やっぱり。
▲由子さま▲
はじめまして、中出真樹と申します。
『空想デート』に新しい仲間の登場。とってもうれしく思います。
へえっ、実話なのですか。すごいですね。
わたしなど色気ばかりが先ばしり、中身が伴っておりません。
トホホっ・・
それにまた女の姿でいることが楽なんて。すごいです。
これからどんなお話を読ませていただけるのか楽しみです。
今後のなが〜いおつきあいをお願いいたします。
▲天堂春香さま▲
PC復帰おめでとうございます。
これで読むのも書くのもばっちりですよね。
携帯では限界ありますものね。
わたしなんか携帯からメールするだけでいらいらしてしまいます。
春香さまの物語を読んでいて感じたことなのですが。
文章がとっても基本に忠実・・・というかパソコンの書き込み文とは違い
通常の小説文のようだなと感じたのです。
本をたくさん読まれたり、小説を(紙面で)書いていらしたことがあるのでは
と思ったのですが。
▲とってもかわいいみんなの妹美希子ちゃん▲
お姉ちゃんはけっこう小説を読むのが好きなのです。
といっても純文学はあんまり読まないのですけど。
好きな作家のひとりに恐怖小説の大家H・P・ラヴクラフト先生がいます。
クトゥルー神話って知ってますか。
長くなるので簡単に言うと旧支配者というのがいて、
その代表選手みたいなのがクトゥルーなのですがとっても怖い存在なのです。
クトゥルー以外にもクトゥグァとかハスターとか怖〜いのはいっぱいいるのです。
そして旧支配者を封印したのが旧神というすごい力をもった方々。
復活しようとする旧支配者と人間とのさまざまな闘い。
それがクトゥルー神話なのです。
このクトゥルー神話はラヴクラフトだけでなく、
彼をとりまく多くの作家たちが書いています。
複数の作家が書くこれらのお話はからみあい、
とてつもない神話としていまも成長しています。
うわっ、長くなっちゃった。
で、お姉ちゃんが何を言いたいのかというと・・・ふう〜。
『空想デート』の世界ってクトゥルー神話と通じるものがあるのでは。
恐怖小説と女装物語では世界はぜんぜん違うんだけどね。
美希子ちゃんとのリレー物語とか作者を物語の登場人物にしたりとか。
これってクトゥルーとの共通点なのです。
『空想デート』は大系として発展しています。
それで結局わたしがなにを言おうとしているかっていうと・・・。
わたしはラヴクラフトという作家、
そしてクトゥルー神話がとてつもなく偉大な存在だと思っています。
そして、『空想デート』の世界はクトゥルー神話と通じあうものがあり、
そのなかでも美希子ちゃんの存在は特別だと思うのです。
かつてラヴクラフトの神話をオーガスト・ダーレスが受け継ぎ、
そして多くの作家が神話を大系として形成していきました。
美希子ちゃんはわたしにとってのラヴクラフトなのです。
美希子ちゃんの書き込みを見るとわたしの創作意欲は激しくなってくるのです。
ラヴクラフトをとりまく作家が彼の作品に触発されたように。
美希子ちゃんなくして中出真樹の存在は意味をなさないのかも。
おっとっと、美希子ちゃんの負担になるようなことを書いてしまいました。
でも、常にわたしはそう感じているのです。
いちどは書いておきたいなと思っていたことです。
あっ、美希子ちゃん軽く流しておいてね。
お姉ちゃんの勝手な心情だからね。
あらららっ、なんだか今回はいつもと違うあいさつになっちゃった。
次回からはいつものエッチなお姉ちゃんに戻ります。
▲ラヴクラフトを愛する皆様へ▲
今回のわたくしの書き込み内容について不満をお持ちの方は
多くいらっしゃると思います。
クトゥルー神話についての説明がラヴクラフト支持者の立場からすれば
いたって不満足であるということ。
たとえば旧神という概念はオーガスト・ダーレスのつくりあげたものであると
指摘されればわたしもそうだと思います。
わたし自身もラヴクラフト信者なのですから。
でもダーレスの功罪を語るならば彼のすべてを否定する気持ちにはなれません。
その他、いろいろ不満を感じるところはあると思いますが、
一般的にクトゥルー神話のことを知っていただくための表現だったと
お許しくださいませ。
▲女装そして女装者を愛する皆様へ▲
女装がメインでこの場所にラヴクラフトについてご存知ない方にとっては
わけのわからないことを書いてしまいました。
とっても反省しております。お許しくださいませ。
ただ、こうして書き込みを続けておりますと
時おり関係のないことを書きたくなることがあるのです。
中出真樹というエッチな女装者にも別の素顔があるということで
今回はご理解のほどをお願いします。
・・・淫欲の中で蠢くもの その1・・・

女性専用車両が導入されてから、その前後の車両の混雑の度合いが増した。
特に女性専用車両に隣接するドアのところの混雑はひどい。
朝のラッシュアワーは特定の駅間においては身動きが困難となる。
わたしは通勤においてこの混雑に身をゆだねている。
隣の女性専用車両は当然女性ばかりであり比較的すいている。
それに対してわたしのいる場所はほとんどが男性である。
わたしはいつも疑問に思う。
みんなどうしてこんな込み合った場所に乗るのだろうか。
少し乗車位置を変えるだけで男ばかりの混雑から逃れることができるのに。
ほんとうに不思議だ。
いつもここは混雑している。
だが混雑状況をつくりだしてくれている多くの男性にわたしは感謝している。
男臭い車両の中でわたしは心地よい時間を過ごすことができているのだから。
スーツに身をつつんだわたしの股間にはセクシーなパンティがはりついている。
窮屈な布切れに収められたわたしのペニス。
うまくいけば混雑の中で男性の下半身に押しつけることができるかもしれない。
また、他の男性の性器を身体に感じることができるかもしれない。
昨日はわたしの尻にしっかりと肉棒を押しあてられた。
うしろからぴったりと身体を重ねられて、しかも間違いなくあの肉棒は硬かった。
わたしの思い違いでなければ腰を意識的に動かしていたように思う。
電車の揺れとまったく違う動きを感じていたのだ。
勃起したペニスを感じたのは初めてではないが、
あれほどぴったりと押し当てられたのは初めてだ。
あの男はわたしを性欲の対象としていた。
どんな男だろう。
薄気味悪い気持ちとうれしい気持ちが複雑にからみあう。
わたしはそれなりの社会的立場にある男だ。
中年と呼ばれる年齢で独身である。
わたしがこっそりパンティをつけていることから同性愛者と思われるかもしれない。
だが、わたしはそうではない。
恋愛をするなら男性よりも女性がよい。
ただ、セックスについては男性とでもできるのではないかと思っている。
一人暮らしのわたしはパンティだけではなく、
ブラジャーやその他の下着もつけるし化粧もする。
だが、完全女装をして外出しようなどとは思わない。
女装はひとりでの秘めごとなのだ。
ひとりランジェリーをつけ化粧をして男性に抱かれることを思って身悶える。
ささやかな楽しみである。
もっともわたしが美しい女装者であれば
外へ出て行くという欲望が生じていたかもしれない。
スーツの下にパンティをつけ混雑した車両に乗り痴漢的を期待することは
私の限界ぎりぎりの行為なのだ。
女装をして男性に抱かれるなどということは、
あくまでも夢であり現実に自分が経験できるなどと考えてはいない。
プラットホームに列車が入ってきた。
わたしが乗車する駅では混雑はそれほどでもない。
ドア付近に場所を確保する。
次の駅で混雑は一気にひどくなる。
わたしは場所をキープしながら圧力が増していくことに興奮する。
だいたいこの段階で当日の成果が予想できる。
昨日はここでドアが閉まる頃にぴたりと身体を合わせられたのだ。
さすがにドア付近の混雑はひどい。
容易には逃れることはできない。
もっとも身体を合わせられて逃れようなどという気持ちは毛頭もなかった。
わたしは昨日の幸運をかみしめていた。
今日もあんな体験ができればどれほど幸せだろうか。
奇跡がおこった。
おおげさかもしれないが、わたしにとっては奇跡といって十分なことがおこった。
昨日と同じあの接触が再現したのだ。
ドアが閉まり電車が動き出す。
心もち昨日よりも接触度合いが強いような気がする。
硬い肉棒がぐいぐいと押しつけられ男の息づかいさえ聴こえてきそうだ。
2日も続けてこんなことがあるなんて、たまらないほどの幸運だ。
だが・・・、同じ男なのだろうか。
わからない。
いまわたしがすべきことは、この幸運に身をまかせることだけだ。
次の駅に着いた。
ここでラッシュは最大値に達する。
次のターミナル駅までの間、男と私はいっそう深く接触することになる。
多くの乗客が吸い込まれて発車する頃、
わたしの興奮はかつて経験したことのないレベルに達していた。
男の性器は漠然とわたしの尻に押しあてるのではなく、
間違いなく肛門をという恥ずかしい場所を目的としていた。
昨日と同じ男に違いない。
わたしは根拠がないものの確信した。
明日になればわかるはずだ。
また同じ場所に乗ろう。
もっと行為は激しくなるに違いない。

(つ づ く)
▲ふたたびアニト様▲
中途半端といった理由はこれなのです。
またまた新規の物語を始めてしまいました。
『女装教師 真樹』がほったらかしで、
その後に書き始めた『危険な契約』もスクワットをしたところで
停止してしまいました。
あーん、わたしはなんて節操がないのでしょうか。
すべての物語完結にむかってゆっくりと頑張ってまいります。
それから今回はラヴクラフト関係でご迷惑をおかけしました。
以前から『空想デート』は『クトゥルー神話大系』と
すごく似ているところがあると感じていたものですから。
実は中出真樹は怖いお話が大好きなのです。
▲読んでくださっている皆様▲
ということで新しい物語がスタートです。
今回はリアルな雰囲気で進めていこうと思います。
淫乱な中出真樹の物語を読んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
くうそうえんじぇるすにも恥ずかしながら参加しております。
時間のある方は御覧いただけたらとってもうれしいです。




アニト (3月1日(火)23時54分03秒)
中出真樹さん、こん○○は。
>『空想デート』は『クトゥルー神話大系』とすごく似ているところがある
《恐怖小説》はかろうじてスティーブン・キングを何冊か読んだくらいで
《大家H・P・ラヴクラフト先生》は未読です。
空想力が豊か過ぎるためか怖くて夜眠れなくなってしまうのですよ。とほほ。
どんな《大系》もはじめは小さな一歩からです。
『空想デート』も続けてきたから590作品にもなりました。
無理をせずにできる範囲で行なってきたのが良かったのでしょう。
>時おり関係のないことを書きたくなることがあるのです。
>中出真樹というエッチな女装者にも別の素顔があるということで
そういうことが知れるから挨拶文の意味があろうというものです。




中出真樹 (3月14日(月)22時27分45秒)
▲アニト様▲
最近わたしは通勤のときにパンティだけでなくブラジャーもつけています。
普段着のときはブラジャーをつけて外出することはあったのですが、
通勤のスーツの下につけたのは初めてなのです。
ブラジャーというのはパンティと違って外見からバレてしまう可能性が高く、
なかなか思い切れませんでした。
でもコートを着ているのだから大丈夫と自分にいいきかせました。
どきどきしながら職場へ向かいます。
あ〜ん、もう快感ですぅ。
電車の中ではわざとコートを脱いでスリルを感じて楽しんじゃいました。
その経験から今回の物語の主人公もブラジャーをつけて痴漢をされます。
現実のわたしは仕事の前にブラジャーをはずしたのですけれど。
やっぱり仕事をしている間もブラジャーをつけていたくなりますね。
さてさて、わたしはブラジャーをつけたまま仕事をしてしまうのでしょうか。
▲吉田聡美さま▲
>クリトリスについては、私の場合、ストーリーの上で
>アヌスを女性器と同一視したくないもんですから
>代わりになる女性器がないと女装者のエッチらしくないかなあと思って、
>敢えてクリトリスと書いてます。
ふむふむ、なるほど。
女装についての考え方は女装者が100人いれば100の考えがあるのでしょうね。
わたしなどは女装をしていてもベースは男なので性器はペニスのままなんです。
だからわたしの物語に出てくる女装者の性器はすべてペニスと表現しています。
ただし女装者の相手の男性の性器は肉棒、男根などの表現をしています。
最初は区別することで物語を読みやすくする効果を考えてのものだったのですが、
『肉棒』とか『男根』のほうが力強い感じがしてきました。
考えてみるとわたしの書く物語には女性器に相当するものって存在しないんですよね。
だから絡みのシーンは男同士の行為になってしまいます。
それでいて、わたしに同性愛的な嗜好がないのも不思議なものです。
でも、潜在的にはあるかも?
▲男!!!鬼束権太さま▲
>むふ、むふ、権太と同じではないですか。
>そんな真樹さんを女として扱うというのが通の醍醐味なのでしょう。…ジュル
確かに権太さまと同じだと思います。
男!!!中出真樹というわけなのですが、男にもいろいろあるんですよね。
わたしの場合は精神的な被虐性欲が強いのです。
普段は男の中の男でありながら、
裏の世界では女として扱われるという快感を知ってしまいました。
化粧をして女性の衣服を身に着けてエッチをされる、しかも同性に・・・
これって男の中の男にとっては屈辱以外のなにものでもありません。
わたしはこの屈辱感が快感になってしまうのです。
さてさて、権太さまはこの感覚が理解できますでしょうか。
それとも屈辱を与えることが快感でしょうか。
▲恭子さま▲
はじめまして、中出真樹と申します。
今後ともよろしくお願いします。
書き込みをされるまでにアニト様といろいろなご相談をされたのでしょうね。
初めての書き込みで震えるような気持ちで送信のクリックをした日。
わたし自身のことを思い出しました。
物語には体験したこともあれば空想もあると思います。
恭子さまの物語はどうなのだろうと考えながら読ませていただきました。
ぜひ、続きや新しい物語を読ませていただきたいと思います。
▲とってもかわいいみんなの妹美希子ちゃん▲
どわっはっはっは・・・と思わずアニト様風に笑ってしまいました。
鉄チン29号とは、さすがは美希子ちゃん。
お話はどうなっているのかと思えばそういうわけなのね。
う〜ん、こうなったらお姉ちゃんもウルトラマンコで参戦・・・しません。
まあそれにしてもラヴクラフトから
>ラヴドールになってオーガズム・ダーイスキと言わされたりするのもいいかも
という発想をする美希子ちゃんの頭脳はどうなっているのでしょうか。
一度頭の中をのぞいてみたいな。
ちなみにお姉ちゃんならラヴクラフトからは
ラヴジュースがあふれてクーラクラ気がついたらフトんでいちゃいちゃ
こんな発想でござりまする。お粗末。
・・・淫欲の中で蠢くもの その2・・・
今日もわたしは同じ時間に通勤電車に乗る。
いつもと変わらない駅。まわりは何も違わない。
だがわたし自身はいつもと違っていた。
スーツの下にはパンティとガーターベルトにストッキング。
そして、ブラジャーもつけていた。
Aカップの小ぶりなブラだがカップの部分はしっかりしており、
いやがうえにもスーツの胸のところが盛り上がる。
コートを着れば隠すことは簡単だが、わたしはわざと着なかった。
じっと観察されれば知られてしまうかもしれないが、
その危険は少ないだろうと判断した。
ほとんどの人はわたしは注目することはないだろう。
いつもと違うところはそれだけではない。
わたしの肛門にはたっぷりと潤滑液を塗りこんである。
指で丹念になじませたその部分はじっとりと潤い、
いつでも受け入れる態勢はできあがっている。
これはもしもアナルセックスになった場合のことを考えてのことだ。
ポケットにはコンドームも入っている。
だが、いきなりアナルセックスを考えるというのは
あまりにも飛躍しすぎてはいないだろうかと、
自分のことを可笑しく思う気持ちもある。
現実にわたしは男同士でセックスはおろかキスの経験さえもない。
それなのに相手の顔も知れない痴漢の男をセックスの対象として考えているのだ。
だいいち、わたしはあの男のことを何も知らない。
2日連続で痴漢をされて同一人物に違いないと勝手に思っているだけなのだ。
そんなわたしの持つカバンにはウィグとメイク道具が入っている。
もう、わたしは痴漢の男とセックスをすることばかりを考えていた。
痴漢行為がわたしの淫らな性を覚醒させてしまったのだ。
わたしの頭の中は、男、男、男、男が欲しい・・・・・。
男に抱かれたい、淫らな肉体を犯されたい、男とセックスがしたい・・・
そんなことばかりが頭の中に充満している。
そして幸運にも偶然にも今日休暇がとれた。
忙しい日々のなか突発的に休めるなど奇跡的である。
せっかくの幸運を有効に利用すべく、わたしは昨日のうちに体毛を処理した。
どちらかといえば毛深いほうである。
せっかくストッキングをはいても毛がぼうぼうとしていては興ざめだ。
体毛の処理はけっこう大変だった。
脚、腕、おなか、そして性器の周辺もある程度処理した。
だが完全に剃りあげることはしていない。かえって不自然だと思ったからだ。
腋毛も処理はしていない。
女装をするうえで腋毛はあってはならないものとは判断しなかった。
車中、わたしの乗車駅から次の駅までの間はなにもない。
誰が痴漢なのかもわからない。
すでに乗っているのか。それとも次の駅から乗車してくるのか。
もしも痴漢がすでに乗車しているならわたしを観察しているはずだ。
ブラジャーによる胸のふくらみには気づいているのだろか。
不安と期待が複雑に交錯する。
構内に列車がすべり込みドアが開く。いよいよだ。
人波に押されながらわたしは、次の駅で開かないほうのドア近くに位置する。
そしてわずかに背中側に空間を確保する。
これはわたしが考えた作戦なのだ。
次の瞬間わたしは歓喜の声をあげそうになった。
ぴったりとわたしの尻に硬いものが押し付けられた。
間違いない。これで3日連続の行為だ。
混雑のなかでわたしは巧みにポジションをずらしていく。
魅力的な肉棒がわたしの尻を刺激する。
わたしは興奮しながらも的確な場所を確保した。
痴漢の男は背中をドアにつけわたしの背中にぴったりと挟まれた状態になっている。
いよいよだ。次の駅に到着する。
向こう側のドアが開いた。
混雑は大混雑へと発展する。
身動きが困難な中でわたしは必死で体を180度回転させた。
予想以上にうまくいった。
わたしと痴漢の男は正面で向かい合うことになった。
しかも異常なほど近い距離で抱きあうような体勢である。
計算どおりのわたしはあわてることなく痴漢の顔を見た。
初老の男。見た感じではわたしより10歳は年上だろう。
わたしは自分が男であることに感謝した。
なぜならば痴漢の男の見栄えがよいかどうかなどは、
わたしにとってなんの関心もないことなのだ。
わたしにとって大事なことは、
この男とどれほど性的な快楽を共有することができるかということなのだ。
わざわざそういうことを考えてしまうほど男の見栄えはよくなかった。
服装はみすぼらしく顔には男としての面構えというものが感じられない。
背丈はわたしとほぼ同じだが体にはたくましさがない。
しかも男には戸惑いとも恐怖ともいえる表情が浮かんでいる。
だが、それは仕方のないことだろうる
男は後ろから安全に痴漢を続けられると思っていたのだから。
わたしは男に安心を与える必要がある。
この男はわたしのかけがえのないパートナーになるかもしれないのだ。
わたしは股間を積極的に押し付けた。
たがいの性器がズボン越しに接触する。
わたしのペニスも完全に勃起していたので、すぐに男もわかったはずだ。
わたしが興奮していることを。
男の表情にわずかな安堵が浮かんだ。
私たちは次の駅に着くまでの間、股間を絡ませあい欲情を喚起しあった。
しかし幸福な時間は長くは続かない。
ターミナル駅に電車は到着する。
勝負はここからだ。
この男が、自分に自信がなく積極的でないことをわたしは見抜いていた。
次の段階にいくにはわたしからアプローチするしかない。
ドアが開き乗客は散っていく。
ホームでわたしは男を見逃さなかった。強引に腕をつかむ。
明かに恐怖の表情。
わたしはすばやく耳もとでささやいた。
続きをして欲しいと。
予想外の事態に、男は狼狽しながらもうれしそうだった。
もう腕をつかんでいる必要はない。
わたしは自分が女装者であることも告白した。
いまランジェリーを身に着けていること。
ブラジャーをつけているため胸のところがふくれていることも告げた。
男は初めて気づいたようだ。
遠慮勝ちに見てみたいと言われた。
わたしは恥ずかしいがうれしく感じた。
女装姿でセックスすることが夢ではなくなったのだ。
問題はどこで行為をするかである。
男が意外にも決断をした。
自分の家に行こうと行ってくれた。
せまくて汚いところだがという男にわたしは喜んで行くと言った。
わたしたちは電車で逆の行程をたどることになった。
男はやはりわたしの駅より手前から乗車していたのだ。
いや、もはや男という呼び方はやめて彼とよぶことにしよう。
わたしはこの人に身を委ねるつもりなのだから。

(つ づ く)




アニト (3月15日(火)23時56分57秒)
中出真樹さん、こん○○は。
人は気持ちのいい事には貪欲です。
初めは自室で下着を身に着けてうっとりしていただけの人も
いつか下着女装で外出してみたくなったりアウターまでも入手したり。
さてさて真樹さんはどこまで淫乱になっていくのでしょうね?。
知り合いの女装娘さんは普段男性用のビキニパンツを愛用しているそうです。
形状は女性下着と似たようでありながら
それを履いたからとて欲情することはないといいます。
意識の持ちようなのでしょう。
この物語、真樹さんらしさが表されているようでたいへん良い!です。




中出真樹 (3月23日(水)22時24分37秒)
▲アニト様▲
前回書きましたブラジャーを着用してのお仕事。
やってしまいました。
もうすでに、何回か実行済みなのです。
もう、スリルと興奮でたいへんです。
とは言うものの、仕事をしているときは案外エッチな気分にならないです。
トイレに行ったりとか、昼休みの食事のときなんかに
『ぬおおおっ、いまわたしはブラジャーをつけているんだ〜』と性感が高まります。
勤務中はバレないようにと緊張をしているため逆に仕事に集中できます。
追加効果でわたしの刺々しい性格もやわらかくなります。
でも緊張が続くのでけっこう疲れてしまいます。
毎日ブラジャーをつけて仕事するというのは厳しいですね。
さてさて、こんなわたしは次にどんなことをしてしまうのでしょうか。
▲吉田聡美さま▲
>案外、ばれないもんなんですって!
>さあ、思い切って明日からブラジャー付けてお仕事しましょ。
ううーん、ばれていないのか、気がついても知らないふりしているのか。
でもスーツは脱げませんわよ。
はっきりとブラジャーが透けて見えてしまいます。
それにズボンをずらしてしまったら・・・パンティが見えてしまう〜。
スーツの上からでも、けっこうブラジャーの背中のラインは出てしまいます。
鏡で確認したんですけど前かがみになると背中がすっごい目立つのです。
これって刺激的ですぅ。
ひゃ〜、こんなことしていると本当にばれちゃいそうです。
▲水原ゆき様▲
はじめまして。中出真樹と申します。よろしくお願いします。
ゆき様の『淫竜』じっくりと読ませていただきました。
当時のアニト様のコメントにあるとおり、本当に読み応えのある作品ですね。
スケールの大きな設定と得体の知れない『淫竜』の存在を
アニト様はスティーブン・キングのそれに近いものを感じると書いていらっしゃいますが、
わたしはクトゥルー神話の雰囲気を感じさせていただきました。
ラヴクラフトを敬愛しているキングですから、それも自然なことかと思います。
今回の物語も不思議な雰囲気が漂っていますね。
どういうふうにお話が展開していくのかとっても楽しみです。
それから『淫竜・融合編』は完成されているのでしょうか。
ぜひとも読ませていただきたいです。
・・・淫欲の中で蠢くもの その3・・・
朝の通勤と逆行程の電車は驚くほど空いている。
わたしたちは車内である程度の会話を交わすことができた。
彼の年齢はわたしよりひとつだけ上だという。
驚くほど老けている。
住んでいるところは二階建て長屋作りの借家の一階で彼は失業中。
一人暮らしだということだが、それは当然なことだろうと思われる。
ずっと独身なのかと訊ねようとしてやめた。
わたしの知りたいことはもっと別のことだ。
彼が同性愛者なのか。
女装者をどう思っているのか。
女装者を含む男性と性行為をしたことがあるのか。
だが、電車の中ではその質問はできなかった。
空いているとはいえ、やはりまわりが気になる。
電車を降りるまでは一般的な話しかできない。
目的の駅から彼の家に着くまでの間にわたしは十分な話を聞くことができた。
彼は同性愛者ではないらしい。
女装者を含む男性との性行為もしたことがないと言う。
同性に対する痴漢は性的欲望が高まり、かといって女性に相手にされるはずもなく、
たまたま乗った満員電車で偶然股間が誰かの尻にぴたりと接触をした。
相手が男とわかりながらも性器は硬くなった。
それからなんとなく痴漢行為を続けていて、わたしがその対象となったのだ。
連続して同一人を痴漢したのはわたしが最初で最後らしい。
当然、続けて痴漢することはリスクが高いが、
わたしに対してはなぜかしらしてしまったらしい。
これは神がめぐり合わせてくれたのだろうかとわたしは思う。
彼は女性とセックスがしたいに違いない。
それが無理な望みであることもよく理解している。
そこでわたしが女装者であることは彼にとって好都合なことらしい。
男そのものを抱くよりも、少しでも女の雰囲気でもあるほうが良い。
現実に彼の目はブラジャーでふくらんだわたしの胸を盗み見ている。
女性の代用品であること。
そのことにわたしはなんの不満ももっていない。
わたしのアブノーマルな欲望を満たしてもらえるなら、
わたしは喜んで女の代用品として彼に奉仕するつもりだ。
彼と並んで歩きながらわたしはわくわくしている。
もう少しの時間で夢にまでみた男性との性行為が実現する。
同時に少し恥ずかしさを感じている。
彼とわたしがこの時間に一緒に歩いているというのは不自然だ。
彼はあまりにも貧相だった。
それに対してわたしはスーツ姿。アンバランスだ。
おまけにわたしの胸は普通以上にふくらんでいる。
どうやら着いたようだ。まわりの目が気になる。
彼の住居に入っていくのは、並んで歩いているよりも不自然だろう。
不安のとおり何人かの主婦らしき女性がわたしたちを見ていた。
だが、そんなものも吹っ飛んでしまうぐらいわたしは興奮している。
ドアを閉めて鍵がかけられた。
ここにいるのは二人きりなのだ。
それにしても、確かにここはせまくて汚いところだ。
玄関口に台所、トイレと小さな風呂。4畳半と6畳の部屋が続いている。
奥の6畳の部屋には布団が引きっぱなしになっている。
どうやら掃除を最近している様子はない。
上の天井がきしみ、壁越しには隣家のテレビの音が聞こえてくる。
大きな声をだしたりすれば間違いなく筒抜けだ。
淫らに悶える自分自身を想像して、悦びの声は抑えなければならないことを悟った。
6畳の部屋の中でわたしたちは立ったままなんとなくぎこちない雰囲気でいた。
わたしは期待感でいっぱいだが、彼は積極的ではない。
かなり自分を卑下しているようだ。
どうやらわたしは積極的にアプローチしなければならない。
本当は化粧をしてウィグをつけスーツを脱ぎ捨ててランジェリー姿になりたかった。
だが、それ以上にわたしは欲情していた。
いますぐに彼に触られたい、愛撫して欲しいという欲求が勝っていた。
そして、どうやら彼も心の中ではスーツの下にランジェリーを隠している女装者に
強い性的欲求をもっているようだ。
好きにしていいのよと女のような言葉使いでわたしは言い、
わざと後ろ向きに身体を彼に預ける。
予想通り彼はわたしを背中から抱きしめ、ブラジャーの胸を掌におさめた。

(つ づ く)
今回はいいところで終わってしまいました。
申し訳ございません。ペコッ。
ということで次回はいきなりエッチなシーン満開でございます。
蠢くような淫猥なシーンが書ければいいのですけれども。
ちょっと力量不足だったりして。




アニト (3月24日(木)23時20分31秒)
中出真樹さん、こん○○は。
ついに実行しましたか。
《案外エッチな気分にならない》のは《仕事に集中》している証拠、
しかし逆に発覚の危険性が高くなるときでもありますから気をつけて。
実際にやってみると発見がいくつもあったことと思います。
その中からできることとできないことを選択していけばいいのですよ。
では次に、外出先で上着を脱いでみましょう。
帰宅途中でもいいですし休日でもかまいません。
はじめはコンビニ・喫茶店・デパート・書店・下着屋さんなどの
閉鎖的空間であまり人の多くないところがいいでしょう。
透けたブラジャーを発見されても陰でこそこそささやかれても
「いけませんこと?」と堂々としていればいいのです。
男性が洋服の下にブラジャーをつけて出歩くこと、
さわやかな笑顔をしながらエッチな空想すること、
どちらも個人の価値観や趣味の問題で、法律では規制されてはいないのです。

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