桃原美希子 (5月7日(金)18時45分18秒)
■アニトさま■
みなさまはどんなGWを満喫されたでしょうか?
いつもは読んでいるだけのみなさまにも
長いGW中もしも何もしないでいい一日ができたなら
物語を発表していただきたかったなーって密かに思っていたんですけれど
今頃お願いしてももう遅いですね。
いつも他所さまのHPを拝見していて感じるんですけれど、
『空想デート』のPR書き込みってほとんど見かけることはありません。
アニトさまぁ、宣伝活動ってされないのでしょうか?
ええと…ワタシのGWはお仕事とオナニーの毎日でしたぁ、シクシク、シコシコ。
アニトさまは…、ええっ、女装娘さまの家へ?
女装の世界ってホテルや映画館なんかでのデートってよく聞きますけれど
現実世界の核である自宅でデートできるなんて!
そういえばアニトさまは「写真で物語」では
N子さまのお宅にも伺っていらっしゃいますし
そういうところからもアニトさまのご信頼度っていうか、
女装娘に対するアニトさまの紳士的な接し方が想像できます。
ああ、きっとたくさんの方からお誘いのメールがあるのでしょうね。
掲示板に書かれない部分でデートしていらっしゃるかと思うとなんか妬けちゃいます。
でもそういうところも含めてワタシはアニトさまをお慕いしております。
物語は新作です(ちょっと違うかな?)
■中出真樹さま■
きょええぇえ〜、久仁夫さまとのエピソードを続けられちゃったのですね。
どうしましょどうしましょ? 先をぜんぜん考えていませんでしたぁ。
つばささまや権太さまにもちょこっと登場していただこうと考えたのを
思いとどまってよかったですぅ。
さすが寸止めの美希子、って自ら言っちゃいます。
>これはお仕置きなの。ずっとずっと、このまま感じていなさいね。
いや〜ん、真樹お姉さまー、イカせてくださいませーー。
脚をM字にして、右手と右脚、左手と左脚を縄で固定され、
自分でさわれず真樹さまに愛撫を途中でストップされ、
えっえっ? それでもこみ上げてくるこの感覚は何?
ああ、空想だけで…ドピュッ……と。
ここで我慢するんですね。
寸止めならず寸出しはもっとつらいですぅ。
ビクンビクンとペニスがもがいていますぅ。
垂れた精液が太股に達して生暖かい感触が…。
あひ〜 2回目、イッちゃいそうですぅ、お姉さま、どうしたら…ああっ。
『裏・叛乱の女装』のつづきは来週にしてくださいませ〜。
■つばささま■
>今度もしよかったら物語の中でつばさのこと、いじめてくれません?
わーい、つばささまもいいんですかぁ〜。
ええとじゃぁ…つばささまはハイヒールがお好きで
足を責められると弱いようですから…うーんと、
空想ならすぐにストーリーが展開していくのですけれど
ひぃいいい〜、物語にして書くとなるとたいへんでごじゃいまするぅー。
でもそう言っていただくとここに書き込みをしている張り合いがあります。
いつかホントにいじめてさしあげちゃいますからね。
−−−世界の隅っこで、愛をさけぶ−−−

夜の街が暖かく感じられる季節になった。
昨夜予定していた僕のバースディディナーは
仕事が生きがいの広見所長に残業を命じられたおかげでふいになってしまった。
(んにゃろうー、自分は単身赴任で家に帰ってもすることがないもんだから)
今日こそはと外回りを4時に終えて社に戻り、
手の離せない仕事があるふりをしながら終業時間まで過ごしていると、
幸いにも所長が外出していることもあって定時退社が可能になった。
帰りがけに買ったけっして大きいとはいえないデコレーションケーキと
ちょっと奮発したシャンパンでテーブルを飾る。
この日のために用意したものはテーブル上の白いクロスの他にもいくつかあり、
それらを思い描いたとおりに配置してから僕はスーツを脱いで着替えを始めた。
そういえば去年のクリスマスは1人で過ごした。
(正確には1人だったんだけど1人じゃなかったともいえるんだけどね。※注)
でも今年のバレンタインディ、
彼女いない暦6年の僕にようやく希望の春が巡ってきたのだった。
得意先の受付をしている女の子から突然差し出されたチョコレート。
いつも一言二言簡単に挨拶をするていどの仲で
でも正直に言えば僕も彼女のことをいいなーと思っていたのだ。
だから付き合いが始まったのはごく自然の流れで、
今が最高!と思える日々が続いている。
昨夜ちょっと小粋なホテルのレストランで
一緒に祝うはずの僕の24歳の誕生日は逃してしまったけど、
偶然にも一日違いの今日が彼女の22歳の誕生日なのである。
うーん、作り話みたいな気がしても事実なんだから仕方がない。
そしてそしてそして彼女いない暦6年!、
恥ずかしいけど童貞暦24年の人生に
もしかしたら…たぶん、きっとたぶん…、かなりの確率で…
今夜、おさらばできるかもしれないのだ。ぐふふのふ、
だってだってだって!、今夜は彼女が夕食を作りに来てくれるんだもーーん。
がみざまぁありがどうごぜいますだあ〜。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
玄関に真琴ちゃんが立っていた。
新品の真っ白なスプリングコートを脱いで初めて訪れる僕の部屋を見渡す。
会社では華やかな制服を着ている彼女だけど私服はけっこう地味目だ。
髪はショートカットで細身の身体にジーンズ姿がよく似合う。
性格もおとなしく控えめで、
だから一緒にいると僕の男としての自覚を育ててくれるような女の子。
「ごめん、汚くしているだろ」
「ううんそんなことないわ、私の部屋よりきれいなくらい」
真琴ちゃんが作ってくれたカルボナーラスパゲティは
僕の好みにぴったりのカルボナーラスパゲティだった。
2杯目のシャンパングラスを持ってソファに移る。
軽くキッス。出会ってから8回目になるキッス。
10回を過ぎたら舌を入れちゃったりして…なんて思っていたら
9回目のキッスは真琴ちゃんからしてきた。あと一回。
「私なんかでいい?」
「もちろん」
そういって僕は記念すべき10回目のキッスをした。
今日までにお互いのことを十分に話し合ってきた…つもりだ。
高校生のとき付き合った彼女とは初体験を迎える寸前までいったことがある。
けど1歳下の彼女はその肉体以上に心も僕より大人だった。
年下の女の子に迫られて僕は驚き、逃げ出してしまったのだ。
今思うともったいないことをしたと後悔するんだけど、
それ以来僕は積極的な女の子は苦手になった。
真琴ちゃんも2年前に付き合っていた彼氏といいところまではいったそうだ。
ホテルのバーでお酒を飲んでそのまま部屋へ行って少し飲んで…
そこまでは憶えていてその後の記憶がないという。
翌朝目覚めたとき処女のまま彼氏はいなくなっていたらしい。
今日までにお互いのことを十分に話し合ってきた…つもりで
今の時点でもうこれ以上はおしゃべりは無用のように思えた。
たぶん真琴ちゃんもそう感じているだろう。
「じゃもう一回乾杯してから…」
「うん」
初体験の緊張と不安を和らげようと
僕たちはグラスに残った最後の一口を飲み干した。
そしてベッドへ行こうと立ち上がりかけたその瞬間、
僕の腕の中を滑りぬけるように床に崩れ落ちてしまったのだ。
「えっ?えっ? どうしちゃったの真琴ちゃん、大丈夫ーー?」

▽ ▽ つ づ く ▽ ▽
(※注)については
2003年の物語『12月 きよしこの夜』をお読みくださいまし〜。




アニト (5月8日(土)00時00分31秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>『空想デート』のPR書き込みってほとんど見かけることはありません。
わはは、そういえば《宣伝活動》は最近まったくしていませんねー。
ひとつには、書き込みのすべてにレスをつけるためには
今くらいの件数がわたしにとって楽ということがあるのですが、
(オーナーが「楽」することを考えちゃいけませんね)
この平和を維持したいという思いがあります。
人気のあるHPにPRの書き込みをしたりリンクのお願いすると
読みに来てくれる人が多くなる一方で
無粋な書き込みやトラブルに関わってしまう機会も発生します。
それにただでさえ日に何通もあるウイルスメールが今以上に届いたら・・・。
というわけで第一に作者さんたちの安心・安全を考慮し、
様子を見ながらポツポツとPRしていく、ということで。
どこかでわたしの書き込みを見かけたら
美希子さんの後押しがあったからと思ってください。
>掲示板に書かれない部分でデートしていらっしゃるかと思うと
わっはっは、女装娘さんたちの要請に従って出動しているだけですよ。
また《世界の端っこで、愛をさけぶ》女装娘さんがいる。行かねば、GO!。




桃原美希子 (5月24日(月)18時51分31秒)
■アニトさま■
>中出真樹さんとの共作共演ということで
>新たな作風の可能性を感じることができたのではないでしょうか?。
無我夢中で真樹さまに追いすがったっていうのがホンネのところで
まだまだ身についたかどうかはわからないんですけれど
もしかしてひとまわり大きくなっていたらうれしいです。
あっ、心がですよ、アソコは今以上大きくは成長しないみたいです。
膨らみっぱなしではあったんですけれど。てへっ。
>奴隷への申告はいつでもお待ちしていますよ。
はひぃぃぃ〜、まだ決心がつきませんなのでしばらくのご猶予を〜。
それはそうとして、世界の中心で愛を叫んじゃう本を今頃になって読みました。
すっんごい読みやすい本で3日で読んじゃいました。
で、思ったのは読みやすいから中・高校生にもウケて
爆発的な大ヒットになったんじゃないかということと、
正直に言っちゃうと、それほどすごい内容なのかなーと思ったことです。
時代設定とストーリーは合っているんですけれど
今の時代に書かれたとしてはテーマが古いような気がして。
古典的なテーマを今の時代に書いたからウケたんでしょうか?
アニトさまは映画のほうはご覧になりましたでしょうか?
■雅子さま■
はじめまして、美希子といいます。
ひゃ〜、たった一週間の間に7話完結。
超人的なペースでございますぅ。
ワタシなんか早く雅子さまにご挨拶したいと思いながら
物語のほうがいっこうに進まず、わっ、今日も書き込みがあるって焦るばかりで…。
それにしても少女の雅子さまってかわいいーっ!
物語を読みながら萌え萌えな気分になっちゃいましたぁ。
こんな子が身近にいたらワタシの女装ももっと早かったかもしれません。
これからも「空想デート」を盛り上げてくださいませね。
■男!鬼束権太さま■
>もてあそばれる権太というのも見てみたいのですよ。
だってお姉さまにも桑原さまにも
もてあそばれっぱなしじゃありませんかぁ。くすくす。
権太さまってそういうタイプなんですよぉ、きっと。
でもそういう男の子って女の子にモテるんですよねー。
権太さまのHな物語、読んでみたいなぁ。
そういえばうちのケロベロス・ゴンタ、
ごん太くんにペットシッター頼んじゃったけどうまくやっているかしら。
誇り高き犬族の末裔だからごん太くんを子分にしているつもりだったりして。
お散歩途中、女の人に発情してないといいけど…。
あー、抱いてもらおうとかわいこぶってオッパイグリグリしてる図が浮かぶぅ〜。
絶対やっているに違いない。はぁ〜。
■中出真樹先生&お姉さま■
美希子を登場させていただけるという驚きの物語に、
ワタシもなにか真樹さまがびっくりするような仕掛けをしなければと悩んでいたところ
アニトさまのご提案に従って(アニトさまのお言葉を引用すると「愛撫には愛撫を」)
…ということだったのでけれど、
すっごおおおおぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーい! ですぅ。
ワタシが強引にひねり出した設定を生かし、しかもこれだけの人を登場させて
ちゃーんとつじつまが合うように、そしてみんなが幸せになる終わり方で
こんなにも素敵な物語にしちゃうんですもの。
ワタシの方こそ「見事にしてやられたー」って感じです。
やっぱり真樹さまはすっごおおおおぉぉぉぉーーーーーーーーーーい! ですぅ。
>で、で、で、奴隷宣言しちゃうんですか〜。
うぎゃっ。まままままだですよぉ。
アニトさまの奴隷としてはまだまだ修行が足りないですし
(アニトさまなら奴隷になってから修行すればいいとおっしゃいますねきっと)
自分の中でしっかりとした自覚を持てたら
そのときこそ追いすがってでも奴隷にしていただきたい気持ちはあるんですけれど。
−−−世界の隅っこで、愛をさけぶ その2−−−
「えっ?えっ? どうしちゃったの、大丈夫ーー?」
床にうつぶせに倒れこんだ真琴ちゃんに向かって手を伸ばしかけ、
こういうとき女の子の身体のどこを触っていいのか僕は迷った。
背中側から見た真琴ちゃんはくびれた腰、張りのあるお尻、
ブラジャーの線がほんのり浮き出た肩、小さな足の裏、白い腕、と
女の子の魅力にあふれていた。
でもショートカットの髪で半袖のサマーセーターにジーンズという姿が
必要以上に女の子を演出してもおらず少女とも少年とも見える。
もしかしたら僕は真琴ちゃんのそういうところに惹かれたのかもしれない。
なんてことを考えているときではなく、とにかく助けねば!。
そう思って肩に手をかけたとき真琴ちゃんの右手がぴくりと動いた。
「イッテーェ、頭打ったぁ」
「よかった、大丈夫なんだね。あっ、頭、大丈夫?」
とっさのことで僕は床に正座する格好になっていた。
真琴ちゃんの肩を抱いて身体を返し、ひざ枕をしようとしたら…。
「おお、サンキュウ。…ところでお前、誰だ?」
お酒に酔って目が据わっているではなく、
頭もそんなに強くぶつけたようには見えなかったのに
真琴ちゃんは初めて僕を見るような目をして言った。
「えっえっ僕だよ、キヨシ。聖なる志と書いて聖志」
「はじめまして、俺 マコト」
「知ってます。だって僕たち付き合っているんだから。…俺って!?」
「知っているって? 付き合っているって!?」
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
僕はグラスに残ったワインを飲み干した。
その間にマコトちゃんはボトルに残ったワインを飲み干した。
テーブルで向かい合って堂々巡りな会話が続いていた。
「じゃあなにか? キヨシが言うに
俺は女で、お前と付き合っているというわけなんだな?」
「何回も言っているじゃない」
「なら訊こう、俺のどこが女なんだ? スカート穿いてるか? 髪の毛が長いか?」
「女の子だってジーパン穿くし、ショートカットの子がいるでしょ。
それにその…ブラしてるの自分で確かめたじゃない」
「気を失わせている間にお前がこっそりつけたのかもしれん。変態かお前は」
「違いますよぉ。だったら早く…アソコ…も確かめてみれば…」
「それはもちろん…後でする。お前の前じゃ危ないからな」
「それにマコトさんが男なら僕たち付き合えるわけないでしょ」
「ますますもってお前は危ない。キヨシはゲイなのか?」
いつの間にかお互いの呼び方が逆転していた。
いつもと変わらぬ地味な女の子姿ながら男口調の真琴ちゃんに気圧されている。
「そうか、わかったぞ。そういうお前が実は女なんだろう?」
「って、どうしてそういう発想になるんですか?
だって僕、スカート穿いてないし髪だって短いでしょ」
「女だってジーパン穿くしショートカットの子がいるって言ったのはお前じゃないか」
「そそそそそそそそそそそそうは言いましたけど…。でもブラはしていません」
「お前、ペチャパイなんだ。気にするな、そういう子もいる」
「気にしてませんってば。…じゃなくて、もうー」
「よーし、じゃお互いの身体のことは置いといてだな、状況から分析していこう。
まず第一にここはキヨシの部屋だ。殺風景な部屋だが」
「一言余計です。女の子ならそんなことは言いません」
「おお、俺は男だからな」
「し、しまった」
「それはともかくとして、ここにはお前の生活がある。
それを見させてもらおうじゃないか。たとえば押入れとかたんすの中とか」
「えっ!」
「なんか見られちゃ困るものでも入っているのか?
エロ雑誌とかなら気にしなくてもいいぞ」
そう言って真琴ちゃん、いやマコト、でも見た目は真琴ちゃん、
だけどもしゃべり方は完全に男のマコトは立ち上がった。
心なしか仕草も男っぽくなっている。
だけどいったいどうしてだろう?
「ま、待って。そういうことをしなくても判断する方法って他にあるんじゃ…」
腕をつかんで引きとめようとしたけど今の力関係はどう見てもマコトのほうが上だった。
たんすの開き戸を開けられる。
背広とかジャンパーとか…でもその下の衣装ケースには…。
引き出しを開ける。1つ2つ。
あっ、3段目はだめ!
「ほら、このカラフルな下着はなんなんだ?
おっ、衣装ケースの中にもいろいろ洋服が入って……スカートもあるぞ」
僕は泣きそうになりながらマコトの背中にしがみついてやめさせようとした。
そのときマコトの胸に触り、たしかに柔らかい感触を感じた。
「もうやめてよ、お願いだから。
じゃあいいよ、僕が男である証拠見せてあげるから」
今度はマコトが慌てる番だった。
ベルトを外そうとする僕をがっちり抱きしめて放さない。
「待て待て待てぇーぃ」
「放してよぉ」
「世の中には身体が男で心が女っていう人がいるらしい。
だから…性器…を確認したところでそれが証明になるというものでもない」
「だってそうでもしなきゃ…。あっ、マトコさんは裸になるのが怖いんだぁ」
「バババババ…バカ言え。知り合って間もない男女が、
いやや今はどっちが男でどっちが女か、
はたまた両方男なのか両方女なのかわからないが、
ととともかく知り合って間もない俺たちが裸になって自己紹介するには早い」
「でもそれじゃあいつまでたってもラチがあきませんし
せっかく今まで付き合ってきた関係が…
それに今日がお互いに初体験の日になるはずだったし…」
「なに 初体験! そそそうだったのかぁー。
…よし、決めた。なら今までの関係は崩さない。それに初体験も今日しよう」
「へっ?」
僕を抱くマコトさんの腕に力が入ったような気がした。
「俺は…俺は…、お前に一目惚れしたぁー」
きょぇぇええええーーーーー!

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (5月25日(火)00時20分11秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
>古典的なテーマを今の時代に書いたからウケたんでしょうか?
どこが(なにが)世界の中心なのか判らぬこの時代に
真正面から声高に愛を叫んじゃうなんて
したくてもなかなかできることではありません。
タイトルの純粋さと本文の読みやすさゆえかもしれませんね。
小説と映画は別物のようなので楽しみにはしているのですが
他にも観たい作品がたくさんありすぎて
《世界の中心》にたどり着けるかどうかは未定なのですよ。
それに《世界の隅っこ》にもこんなに素敵な物語があるのですから。
おおおっ、たしかに叫びまくっていますねー。のはははは。




桃原美希子 (6月3日(木)18時49分37秒)
■アニトさま■
わー、アニトさま、どこかで愛を叫ぶ女装娘さまの要請に従って
またご出動されちゃったのですね。
「写真で物語/11」拝見しましたぁ。
ここここ今度はコスプレで4P、すごすぎますですぅ。
ああん、ワタシも淫らなポーズでアニトさまの前に…。
すべてを見られながらアニトさまの声を…手を…アソコを…。
あっ、たまらず空想に耽ってしまいました。はふー。
ワタシの写真のほうなんですけれどもうちょっとお待ちくださいませ。
(みなさまへ・・アニトさまにはお伝えしてあるんですけれど
ちょっと前にパスルームでの写真を撮ろうとして
バスタブに置いたカメラをドジなワタシはコツンと肘で突いてしまって…
中にすこしお湯が残っていて…水没でしたぁ、悲惨でしたぁ、泣きましたぁ)
できれば今月中にデジカメ買う予定でいます。
そしたらまた物語に沿うような写真を撮りますので
楽しみにしていてくださいませー。
えっ? 真樹お姉さまもお写真を?
きゃー、どんなのだろう? きっと…ワクワクドキドキ。
■雅子さま■
わー、いつもながらすごい書き込み回数で
毎日「空想デート」を開くのが楽しみです。
それにアニトさまから直接書き方のお勉強を受けられるなんてうらやましいです。
ワタシも「書くことは慣れ」だって教えていただきました。
今までお仕事のほうで報告書なんかを書くのは苦手だったんですけれど
それも楽しく書けるようになってきたんです。
まさかそんなとこまで応用が利くなんてと思いました。
書いてよかった「空想デート」ってホントウです。
これからもいっぱいいっぱい書いてくださいませ〜。
■中出真樹お姉ちゃま&先生■
うれしいな、うれしいなったらうれしいな。
ワタシにもこんなすてきなお姉ちゃんができちゃいました。
1人暮らしなのでさびしいって思うことがあったりして、
実家へ帰っても家族に女装のことを秘密にしていてさびしいって感じることもあって
この世界でワタシのことを妹と呼んでくださる人がいることが
とおおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーってもうれしいんです。
お部屋で一緒にテレビを見たりしながら
ペタペタ寄り添ったりゴロニャンってしたり…
なんてことしてたら、あん、ヘンな気分になっちゃう。
いやん、スカートの中の膨らみを知られたくないから体勢を変えて…
ってしたらかえって腰を押しつけるみたいになっちゃった。
真樹お姉ちゃま、今夜も美希子をかわいがってくださいませ。
姉妹レズSM……恥ずかしいけど…好きです。
お姉さまとワタシの物語の違いって
お姉さまは客観視点なんだけど心理描写が多くてそれがとってもお上手で、
ワタシのは主人公の主観なのに状況説明になっちゃってるだけの気がして…。
姉妹なのにこんなに違って、でもだから
総合的には、なかなか良いかなとワタシも思えちゃってます。てへへ。
いちおうこのお話はセリフで持っていこうかなってトライとしているんです。
−−−世界の隅っこで、愛をさけぶ その3−−−
「ひひひひひ一目惚れって、だってもともと僕たちつきあってるわけで…」
「おおそうらしいんだったな、だったら話は早い。
付き合っている男と女が2人きりで密室にいる。
だったらやることはひとつだ。それとも俺じゃ嫌か?」
それにしてもワインに酔ったのか頭を打ったせいなのか、
思考だけが男の子になっちゃうことってありえるんだろうか?
でも真琴ちゃんが使う「俺」という言葉はすごく新鮮に思えた。
それに言葉遣いや精神的な部分が変わっても身体は女の子のままなんだし…。
「そんなことはまったくないんですけどぉ…。なんかマコトさん、目が怖い」
「大丈夫だって優しくしてやるから」
「えっ、ちょちょっと待ってくださいよ。それって僕が言うセリフじゃ…」
「お前ってけっこう形式にこだわる奴なんだな」
「形式とかじゃないですよぉ。普通男がリードして…」
「エッチするのに形式とか役割とかって関係ないだろ。
お互いが好きだからする、それでいいじゃないか」
「でも初めての体験なんだからきちっとした形で…」
マコトさんが言う言葉はこんなことにならなければ僕が言っていたのかもしれない。
そして真琴ちゃんはやっぱり初体験をきちっとした形で行いたいと望んだだろう。
「うーん、まぁそれも一理あるかもしれないな。
お互い初体験だからここで間違うとトラウマにもなっちゃうことだし。
じゃあキヨシ着替えろ」
「へっ?」
「だってそうだろ、そんな格好じゃムードが出ないし、
それにキヨシって呼ぶのも変だから……セイコにしよう」
「ねねねねねねねっ、なんかおかしくありません?」
「なにが? いいかよく聞け、きちっとしようと言い出したのはお前だぞ。
俺は男だ。だったらお前が女になるしかないだろ。
たんすの中の洋服は誰のだ? 用もなく集めてるって言うつもりか?
この際、心が男か女かってのはおいといて
とりあえずお前が着替えれば見た目は男と女ができあがる」
理屈としては正しいような気がする。
でもその屁理屈を述べているマコトさんはついさっきまで完全に女の子で
今だって見た目はショートの髪でサマーセーターにジーンズ姿の真琴ちゃんで、
しゃべり方こそ男みたいになっちゃったけど声の質は以前と変わらず、
唇はチューしたくなるほど可愛いし、胸のふくらみはあるし、
その白い肌に触りたいし、抱きしめたいし、一緒になりたいし…。
「う、うん。わかったよ」
思わず返事をしてしまった。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
女の子になるのは2週間ぶりだった。
真琴ちゃんと付き合い始めてからはその機会が減っていた。
「可愛いじゃないか、セイコ」
「そ、そう? 恥ずかしい」
「こんなに可愛いんだから俺の前ではいつもこういう格好にしてくれたらいいのに」
「いいの?」
なんか思わぬ展開になってきちゃった。
でもマコトさんがいいって言うならずっと女の子でいたいなぁ。
返事の代わりに私の肩に手を触れる。
ビクッてなっちゃった。
「大丈夫だよ、優しくしてあげるから」
そこがまだちょっとわかんないんだけど、いったいどうやってするのかしら?
見た目は逆転しても中身はやっぱり私が男でマコトさんは女なんだから
できないことはないけど…。
きゃっ、私ったらすごいエッチ。
もういいわ、すべてマコトさんにお任せしてみよ。
だってぜったい一緒になれるだろうし、マコトさんのことが好きなんだから。
「ベッドへ行くよ」
うんって言う代わりに小さくうなづいた、だって恥ずかしいだもん。
そして私を抱きかかえるようにして立ち上がりかけたその瞬間、
マコトさんは床に崩れ落ちてしまったの。
「えっ?えっ? どうしちゃったのマコトさん、大丈夫ーー?」

▽ ▽ つ づ く ▽ ▽




アニト (6月5日(土)00時20分12秒)
桃原美希子さん、こん○○は。
実は「写真で物語/11」撮影会の数日前、
2つの某掲示板に参加者募集のメッセージを書き込んだのです。
と、けっこうな数のメールが来てしまいまして対応がたいへんでした。
5月は6回の《出動》をこなしたのですが、
場所や女装娘さんの事情で撮影ができない場合が多いこと、
またわたしも写真の加工にそれほどの時間をかけられず、
『空想デート』向きの出動であるときのみの公開になるのが残念です。わはは。
それと、以前《『空想デート』のPR》の話がありましたから
HPアドレスを記しておいたところ、アクセス数がグンと伸び上がりました。
ときどきはPRをしていきたいと思いながらも
不粋な書き込みが入り込むのは避けたいところです。
《世界の隅っこで、愛を》つぶやく程度でやっていこうと考えているのですよ。


世界の隅っこで、愛をさけぶ その4へ

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