美希子 (1月2日(金)21時39分05秒)
■アニトさま■
あけましておめでとうございます。
昨年中はほんとうにほんとうにお世話になりました。
それに「空想デート」に物語を書き始めて2年、
いつも暖かく見守り励ましていただき、ありがとうございました。
念願でしたアニトさまとのデート?もできて、とっても充実した1年でした。
今年もがんばって書き込みを続けますのでよろしくお願いいたします。
それでなんですけどぉ、今回物語の書き込みじゃありません。
年末からのあわただしさもあって今は次回作の構想を練っている最中です。
でも年頭のご挨拶だけはどうしても書きたかったものですから
大急ぎでこれまでに書いた物語の解説みたいなものを作ってみました。
「キャンペーンガール・美希子の部屋」の模様替えをお願いできるでしょうか?
■中出真樹さま■
あけましておめでとうございます。
>クリスマスに興味のないわたしでも、デートできたらいいなって
わーい、そう思って読んでいただけたなら書いた甲斐がありました。
うー、真樹さまのお相手ってどっちだろう? 気になる気になるぅ。
ドロドロっとしていたりほんわかしていたりとってもエッチだったり
いろんなタイプの女装や物語があれば
アニトさまや読んでくださるみなさまにも楽しんでいただけると思います。
今年も真樹さまの物語を堪能させていただきますね。
■男!権太さま■
あけましておめでとうございます。
>美登里さんのメル友のマエサワさんは、そんなことを言ってたんですか。
はい、メールでのおアニさまはこことは違う別の面をみせていただけます。
あっ、こんなこと書いていいんでしょうか?
「こらこらっ」とおっしゃられながら、シュルシュル。
「あれー、権太お兄ちゃん、助け・・」と思ったら一緒に回されているしぃ。
今年も権太お兄ちゃんと漫才ができることを楽しみにしていますね。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「空想デート」をお読みいただいている皆様へ
美希子自身による物語解説です。

  
(アニト注・・解説は「キャンペーンガールs」の
  「美希子さんのお部屋」へ転記しました。ここでは省略します)



アニト (1月4日(日)00時17分10秒)
美希子さん、あけましておめでとうございます。
登場以来誰からも好かれる美希子さんの存在が
『空想デート』に活気をもたらしてくれました。
2年間で19タイトル83話はがんばりましたね。
今年も一緒に空想を楽しみましょう。
作品解説は作者の意図によって、または知らず知らずのうちに自然と
挨拶文の中に含まれるものだと思っていますが、
あらためてこうしてまとめてみるのもいいものです。
次回更新時に《「美希子さんの部屋」の模様替え》をしておきます。




美希子 (1月9日(金)21時48分01秒)
■アニトさま■
新年のご挨拶にあらためて先輩方のお名前が一同に並ぶと迫力があります。
この方の物語はとってもエッチでしたーとか
この方が書かれた物語のようなものを書いてみたいなーとか
もっともっとこの方の物語を読みたいーなどと思ったときの
興奮や感動がありありと蘇ってきます。
それに同名なのかもしれませんけれど有名な方もいらっしゃいますし。
書き込みされたすべての物語を「別棟」に転記して
さらに作者さまの名前を残すことなんかは
最初から意図されて「空想デート」を作られたんでしょうか?
やっぱりアニトさまはすごいですぅ。
それにみなさまへの対応もとっても紳士ですし・・・と思ったら
きゃ〜、「写真で物語/7」が更新されていましたぁ。
一方でそんなこともされちゃうんですね。すごすぎますですぅ。
■男!権太さま■
>以後、美希子さんの事は姐さんと呼ばせてください。
うふっ、姐さんかぁ、いい響きだわねー。
粋な和服姿で「ようございますか? 入ります 丁半どちら?」
「おっと姉さん、イカサマはいけねえな。その帯の中見させてもらうぜ」
シュルシュルっ「あれ〜」
やっぱり妹のままでいいです、お兄ちゃん。
ワタシの物語がたくさんあるように見えるのは1本の話数が少ないからですよぉ。
たいてい話の筋やオチが決まってから書き出すものですから、
そこへ向かって一直線。
あんまり長いことひとつの物語を頭の中に抱えていられないんです。
■中出真樹さま■
今年もよろしくお願いしま〜す。
わーい、真樹さまの「年越しオナニー」エッチです。
しかもアニトさまへの想いがたっぷりでとっても素敵ですぅ。
実はワタシも同じ頃同じことをしていたんですよぉ。
アニトさまから真樹さまへのご提案、拝借してしまいました。
自分のしたことを物語にして書きこむのって本当に恥ずかしいですよね。
なんかすべてを見られ知られてしまうような気がして。
今度真樹さまとの女装レズを空想しちゃおっかな。
あっ、だめです、女の子同士で・・そんなふうにそんなところを・・あはん。
■ミサキさま■
今年もよろしくお願いしま〜す。
>私は、実家で退屈なお正月を過ごしました。
ワタシなんかいつもの通り、いえいつも以上の忙しさでお仕事でした、ぐすん。
>伝統的なメイドスタイル
そういうのが欲しいのですけれど高くて買えないものですから
なんちゃってメイド服もどきのナイティを持っています。
黒のレースに白いフリルの縁取りがついています。
メイド物語にもいつか挑戦してみたいです。
■めぐさま■
以前予告をされてから「写真で物語」の公開を楽しみにしておりました。
きゃ〜、野外プレイのオンパレードですぅ。
ほんとうにほんとうにこんなことを現実に・・と驚く気持ちでいっぱいです。
写真の一枚一枚を見ながらとってもエッチな気持ちになっちゃいました。
いいなー、アニトさまに可愛がっていただいてとうらやましくなっちゃました。
−−− ストーカー −−−

私には密かな楽しみがあった。
残業で1人深夜まで残った事務所内で女の子になることだ。
ロッカーの中には出張用のスーツケースとはまた別のスーツケースに
女装用品一式が隠してある。
誰もいなくなった深夜、
私はオレンジ色の事務服を着てOLになった気分で書類に目を通したり、
デスクの島の間を自由に闊歩したり、自分のためにお茶をいれたり、
応接室のソファに横になってエッチな空想に耽ったりしていた。
私を女装の道へと導いたのはこの営業所の前の所長だった。
前所長ユウナお姉さまが他所へ移ってしまってから、
所長となった私はヒロミと名乗って一人密かに同じ道を歩んでいる。
ただユウナお姉さまとひとつ大きく違うのは
私は単身赴任でこの地に来ており、家でもヒロミになることができたことだった。
したがって今ではリスクの大きい社内での女装よりも
2DKのアパートで安心して長時間楽しむことの方が多い。
金曜日の夜はヒロミ・ナイトと言ってもよいほどくらいだ。
社ではできないお化粧も念入りに施し、セクシーな下着を選び、
アフター5のOLになりきる。
料理を作ったり、ファッション雑誌を見たり、通信販売で洋服を注文したり。
そして毎日のようにパソコンを開いて女装系HPを探索もしている。
だけれどももちろんその格好で外出することなどできはしないから
デートなど夢のまた夢である。
ユウナお姉さまとの蜜月が懐かしく思える。
そのユウナお姉さまから月に1・2度メールのやりとりはあるが
それは女性言葉で書かれた所長同士の近況報告となっていた。
それにしてもインターネットを彷徨っていると
世の中になんと女装娘の多いことに驚く。
自分のHPを持っている人や画像掲示板の常連さんがいたり、
デート希望や恋人募集の掲示板には多くの書き込みがあり、
そしてハッテンバと呼ばれる場所に出入りしている人たちの
報告も読むことができる。
私も2回ほどだが掲示板に書き込みをして
何人かの女装娘や男性とメールのやりとりをしたことがある。
最近の私のお気に入りは女装系HPの中では異色とも言える
物語の書き込みをメインにした「空想デート」というHPで、
なんといっても驚くのは投稿された物語の多さだ。
1夜に1タイトルを読み(短い物語は2タイトルのことも)
主人公になったつもりで空想を楽しんでいるが、
500を超える物語の全部を読みきれない。
(OL奴隷のヒロミと申します。
ご主人様、なんでも御用をお申し付けください。
誠心誠意ご奉仕させていただきます。
・・はい、承知いたしました、今日からヒロミの制服は
ほんの少し身体をかがめただけでパンティが見えてしまうこの短いスカートと、
スケスケのブラウスだけにいたします。
ああ、見られてしまうのでございますね、
一目で淫乱であると知れてしまうこの派手なブラジャーを。
いつも欲情し恥ずかしく膨らんだこのパンティの染みを。
ご主人様、お茶でございます。
ご主人様、私の背中を足置きとしてお使いくださいませ。
ああ、ご主人様、痛い、いえ、乳首が気持ちいい。
ご主人様、くださいませ愛の液を私の口に。
あああああ堪りません、バイブのスイッチを入れてよろしゅうございますか?
ヒロミはヒロミはご主人様の前で乱れてごらんにいれます。
いっいいいー、身体が熱く宙に浮くような・・・
あ、何の音でしょう?・・どなたかいらっしゃったのでございますか?
私はどうしたら? あっあっあっ止まりません、いいっ気持ちいいっ。
このまま悶え続けていてよろしいのすか、ありがとうございます。
ヒロミは幸せ者でございます、こんな恥ずかしい姿をどなたかの前で・・・)
と薄目を開けて見てみると、
目の前のモニターにメール着信のアイコンが点滅していた。
音は着信の知らせだったようだ。
(もー、いいとこなのに)
それは覚えがない送信者名だった。
宛先は私が女装娘として使っているメールアドレスになっている。
もしかしたらウイルスかもしれないと警戒した。
とはいえタイトルは日本語でサイズは1KBしかない。
私はわずかなためらいを感じながらメールを開いてみた。
するとそこには血の気が引く一文が書かれてあった。
《広見美雄へ おまえの秘密を知っている》
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
ほとんど一睡もできぬまま出社し、デスクに置かれた郵便物に目を落とすと、
見慣れぬ薄桃色のB5封筒があった。
表面に社名と肩書きと私の名前がプリントされており、裏面は無地のままだ。
切手には消印が押されているから外部から投函されている。
再び悪夢に引きずり込まれたような気がして目眩を感じながらも
震える手で封を切り、取り出した一枚の用紙には
昨夜何度も反芻した言葉に続きがあった。
《広見美雄へ おまえの秘密を知っている。
今日はどんな下着を身につけているんだ?》

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (1月10日(土)00時10分50秒)
美希子さん、こん○○は。
>最初から意図されて「空想デート」を作られたんでしょうか?
特別に意図はしていなかったのですが、
わたしが物語を書き込みするならこういうところがあればという思いがあって
初期の段階で『空想デート』の形式はできあがりました。
せっかく書いた物語が消えてしまってはもったいないですし、
これまで『空想デート』を支えてくれた作者さんたちへの感謝を忘れては
申し訳ありませんからね。
しかし5年半続いてこれだけ変わらないHPも少ないかも。どわっはっは。
おおおっ、怪しげなタイトルに妖しげな展開。
出だしに読み覚えがあると思ったらあの物語と同じですね。
  アニト注・「オフィス従属レディ」はこちらへ
  http://www.muvc.net/fantasydate/kuso2002/mikiko08.html




美希子 (1月20日(火)00時19分45秒)
■アニトさま■
先週はお休みをいただいてしまいました。
申し訳ありません、風邪をひいて体調はヘロヘロだったんですぅ。
その間に書きこみをされたみなさまの物語を読んでいたら
あーんワタシも書きたいよー、でもぜんぜん頭が働かない、なのでした。
もうだいぶ治りましたからお部屋を暖かくして始動!です。
そういえばこのところ写真を撮っていません。
冬物の洋服はあまり持っていないので
もう少し暖かくなったらまた1人撮影会をしたいと思っています。
けど公開できない写真はお送りしますから。
早く春にならないかなぁと思う毎日です。
■梨沙さま■
はじめまして、美希子と申します。
かわいいひかるちゃんがとってもエッチな世界に
引きずり込まれていく梨沙さまの物語、素敵でした。
こんな病院があったらいいなって思っちゃいます。
そういえばワタシの物語に出てくる女装娘は
まだだ〜れも手術したことがないんです。
いつかお医者さんを登場させねば。
■中出真樹さま■
>どうも、美希子さまには正直な気持ちをだしてしまいます。
すっごくうれしいです。もっともっとだしてくださいませ。
学校のトレイでそんなことしゃうなんて、わっわっわっ。
あまりにも身近な場所ってそれだけでよけい感じちゃいますよね。
想像してたらワタシもあそこが・・・
あっ、真樹さまだめです、こんなこと、ドアの向こうに誰かいます。
声が漏れちゃいます、聞こえちゃいますぅ、あふふん。
アニトさまだったらどうしましょう?
そのときは一緒にお仕置きを受けてくださいますか?真樹さま。
■ブラ男さま■
「空想デート」に1度でも物語の書きこみをされたことのある方なら
女装世界にいて物語の好きな方なら、
ご無沙汰されていても書きこみをされなくても
きっと読んでくださっていると信じてワタシは物語を書き続けているんです。
だってアクセスカウンタはグングン上がっているんですもの。
「3つ目のブラ」っていいタイトルですね。
他のブラの物語、特に「2つ目のブラ」は早く読みたいです。
■ランさま■
はじめまして、美希子と申します。
ワタシがはじめてこのサイトを見つけたとき
うわー、物語を書くなんてすごい人たちがいるんだなーって思ったんです。
そんなことしたこともありませんでしたから。
でも今どっぷり浸かっちゃってます。
ランさまもお浸かりになっちゃってくださいませ。
■みやむ〜さま■
>はい!初フェラがアニト様でした!
きゃー、いいなー、うらやましいっ。
初めての人ってやっぱり大切ですものね。
ワタシもアニトさまとデートをしたとき、
「空想デート」をこんな素敵な方が作っていらっしゃるんだぁ、
こういう方だからみなさまに慕われるんだぁ
アニトさまとならエッチなことをしてもいいって感じました。
あっ、エッチなことはしていませんよ、まだ。
でもメールでなら・・・(ぼかっ!)
お写真の公開、楽しみにしておりますぅ。
−−− ストーカー2 −−−
>『たった今ハッテンバといわれている某公園から戻ってきました。
>ミニスカートで行けとの命令でしたが、
>さすがにそれだけは許していただきました。
>トイレにはメールでの指定どおり手紙が隠してありました。
>命令はますますエスカレートしています。
>このままでは不安で仕事にも身が入りません。どうかお助けください』
読み返すたびに心の奥に怒りと悲しみが湧きあがってくるこのメールを転送して5秒後、
インカムから幾分しわがれてはいるがよく通る声が響いた。
「なるほど、これが3日前のメールなんだね?」
目の前のモニターには昔は美人だっただろうと思わせるその声の主が
複雑な表情を浮かべている。
「ええ、先にお送りしたメールと合わせて10通。
あの方の元にその後連絡はないそうです」
「彼はなんと言っているんだい?」
私が「あの方」と呼ぶ人のことをおばあさまは「彼」と呼ぶ。
なんでもあの方のお父さまと知り合いだったそうだが詳しいことはよく知らない。
ただ、おばあさまがパソコンに詳しいことはよく知っている。
「パソコン通信時代にはもう時間だけはたっぷりある隠居の身だったからね」
そう言って某大学での通信実験段階の裏話を教えてくれたほどだ。
『フルーツ畑』の店長室にネット会議のできるシステムを
組んでくれたのもおばあさまだ。
おばあさまと会ったのはそのときが最初だった。
もちろん費用はあの方持ちだが。
「一言、助けてやって欲しい、と」
「まぁーそりゃそうだねー。でもバカな犯人の身元を割り出す前に
彼のメール友達だというその女装娘がどこの誰だかわからなきゃ話にならない」
まったくその通りだと思う。
ある日突然あの方の元に女装娘からのメールが届いた。
どうやらストーカーに狙われているらしい。
が、その女装娘は犯人がわからず、あの方は女装娘が誰だか知らない。
そして一連のやりとりを私に振ってきた。
あのねー、である。
あの方はいくつかの探偵もどきな組織を持っているようだとも聞いていて、
唯奈さんという名は私の耳にも届いている。
にもかかわらず私のところに話が持ち込まれたのは
どうやら女装娘の居所がこの地域であるようだということからだった。
ようだようだってスターウォーズじゃないんだから。
「なにかおかしいかい?」
モニターの中のヨーダ、わわわっ、おばあさまが言った。
「いえ、なんでもありません。
それで対策として・・女装娘にはこちらで接触してみます。
犯人が使用しているすべてのメールアドレスや
今のところ判明しているデータを送りますから
なんとか身元を調べていただけないでしょうか?」
「なかなか厳しい条件での作業になるねー」
「無理でしょうか?」
「アタシを誰だと思っているんだい? それに最近優秀な助手ができてさ」
「ケンちゃんが会ったという例の中学生ですか?」
「3年たったらアンタんとこの店にも遊びに行かせようかね。
今日もきれいに着飾って孫とデートしてるよ」
普段はかくしゃくとした威厳のある老教師のような表情が
お孫さんの話をするときだけは目尻が下がった好好婆になる。
「いいんですか? 男の子同士なのに」
「少しばかり人と違った道を歩むことになるかもしれないが
本人が正しいと思うならそれが正しいんだよ」
性風俗産業に身をおいていると自分の在り方に疑問を感じるときがあるものだが、
おばあさまと話をすると心が軽くなるような気がする。
きっといろんなことを見て聞いて体験して知っているんだろう。
「それではそろそろ開店の準備をしなくてはなりません。
状況に変化がありましたらまた連絡しますからよろしくお願いします」
そう言ってからおばあさまが通信を切るまで待って電源を落とした。
とちょうど見計らったようにドアをノックする音がした。
健一くんが業務ローテーション表を持ってきた。
そういえば健一くんもあの方から紹介された子だった。
一言、「使える子ですから鍛えて男にしてやってください」と。
たしかに頭の回転が早いうえに人懐っこいからお店の女の子たちにも人気がある。
「店長、あれから2号店の話ってどうなりました?」
それももうひとつの懸案だった。
あの方から新店舗展開の権限をすべて任されてはいるものの、
『フルーツ畑』の形態をそのままに2号店を出すか、
女装に特化したスナックやサロンのような店としようか、
まったく基本的なイメージもつかめないでいる。
「順調よ。来週には設計士と会おうと思っているの」
この世界、多少のはったりは必要だ、それが身内であっても。
「それはそうと、お使いを頼まれてくれない。
あの方から資料を受け取ってそれに載っている女装娘と会うの」
「新規のお客さんですか?」
「まぁそうなるかもしれないわね」
「いいですよ、明日にでも資料を取りに行ってちょちょっと済ませてきます」

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (1月21日(水)23時06分45秒)
美希子さん、こん○○は。
「書く理由」とともに「書かない(書けない)理由」があります。
書きたいときに書く場がないというのは寂しいことですから
わたしはこれからも『空想デート』を維持する、
美希子さんは体調管理に心がけるということを今年の目標としましょう。
最近わたしの住む地方に格安の古着屋さんができました。
100円のセーターなんていうものあるくらいで、
先日女装娘さん(男性モード)と買い物に行ってきましたよ。
部屋を暖かくして《1人撮影会》をしてください。
物語はサスペンスありギャグありエッチありで
この先の展開がおおいに楽しみです。




美希子 (2月12日(木)13時00分31秒)
■アニトさま■
うううっ、また少し間が空いてしまいました。
たぶんなんですけれどブラウザクラッシャーを踏んじゃったようで
パソ君が壊れちゃっていたんです。
リカバリをしてようやく直ったかなと思って
ネットサーフィンを始めるとまた調子がおかしくなっちゃって
の繰り返しでした。
もしかしたらいつも見ていたHPのどれかに
ブラウザクラッシャーが仕掛けられているのかもしれません。
でもその可能性の高いのが女装系のHPなんです。
そんなこんなで書きかけの物語も全部パー。
しばらくネットサーフィンは自粛です。
カウンターを新しいものに換えられたのですね。
ないとやっぱり寂しく感じていました。
たくさんの人が訪れているのがわかるとやっぱり張り合いがあります。
気分を一新してワタシもがんばりますね。
■中出真樹さま■
ちょっと書き込みのできない日が続いちゃいましたー。
それにしてもアニトさまとのやりとり、いいですぅ。
物語を読みながら自分に置き換えて空想しちゃって、ああっ、
さらに作者真樹さまがアニトさまのご提案を実行されている姿を空想して、ああっ、
いまさらながらその二重構造にうっとりしちゃってます。
そうですよね、身近なところにハイヒールを置いていたら
見た人は「なんで?」って思うでしょうけど、
ビニールテープならあって不思議はありませんものね。
でもぐるぐる巻いたら本当に窮屈そうですぅ。
■美香さま■
はじめまして、美希子といいます。
いや〜んエッチっていうかすごいっていうか
こんなことが実際にあったらすごすぎますぅ。
空想なのか本当のことなのかわからないところが
「空想デート」の良さですよね。
またドキドキの物語を読ませてくださいませ〜。
■ランさま■
第2話を書きこんだ日は同じなのに
あれよあれよという間に5話を書かれて完結。うー、すごいです。
「奴隷部屋」に登録された後には
ぜひ「キャンペーンガール」の方もお願いしたいと願っています。
物語を書いてその内容にあわせた写真を撮るって
すぅんごくドキドキしちゃうんですよ。
■権太さま■
えっなんだって?
>ここは姐さんに一本(あとは適当に言葉をつなげて下さい)。
姐さんだなんておだてられたってねー。
クンクン、あら?何か匂うわね、「・・くせい」ですって?
だって20日も書き込みができなかったんだよ、
我慢汁くさくても勘弁しておくれよ。
なんなら溢れたお汁をゴンが舐めとってくれるかい?。
あれ〜、ってこれこれ本気におしでないよ。
あそうそう、「一本、ファイトー! いっぱぁーつ!」じゃだめかしら?
うううぅ、たった20日ほどブランクがあるだけでこのテイタラクです。
やっぱり一番格下にしておいてくださいませ〜。
■薫さま■
ええと、はじめまして、ではありませんから、お久しぶりです。
「空想デート」って過去の書き込みがすべて残してありますから
こういうときに便利です。
ワタシなら「ぼくの秘密のアルバイト」って
タイトルをつけるところですけれど単純すぎるでしょうか?
■ロマンス純子さま■
ワタシは書く気は満々だったんですけれど
パソ君の故障という物理的なことで書けない日々が続いちゃってました。
でもアニトさまは待っていてくださいます。
ゆっくりとでもかまいませんから
お気持ちを取り直してのご復帰お待ちしていますね。
■ミサキさま■
ミサキさまの物語を読ませていただいていると
「教育」の必要性をとても大切に感じます。
何が良くて何が悪いことかをきちんと教えること、
悪いことは悪い、悪いことをしたら罰が待っている
>未熟な者は身体で学ぶ事もある。
ということは今の時代にこそ必要かもしれませんね。
ワタシもちゃんとした「性教育」を受けてみたいですぅ。
−−− ストーカー 3 −−−
ぜんぜんちょちょっとじゃないよ、これは。
西川店長が「あの方」と呼ぶ人を僕は「おじ」と呼ぶ。
といっても血がつながったおじではない。
僕が小学校に上がる前まで家に居候していた叔父さんの知り合いということで、
物心つくかつかないかのうちにおじとは何回か会っている。
・・・らしいのだがその記憶は僕にはない。
そして大学生になったばかりのときの本当の叔父の葬儀の日、
おじに声をかけられたのだった。
「叔父さんに似てきたね」
おじは僕の顔を懐かしげに眺めて叔父を面影を見つめていたようだ。
それ以来ちょくちょく呼び出されては取り留めのない話をするようになり、
大学を無事卒業し美術学校に籍を置いてから
おじの紹介で『フルーツ畑』という一風変わった店でアルバイトをしている。
付き合いは5〜6年になるというのにいまだにおじの正体がよくわからない。
同時に、優しかった叔父の本当の姿もあやしくなっている。
2人の接点はなんだったんだろう?
ともあれ僕は店長の言いつけどおりおじに連絡を取った。
と電話口に出た秘書らしき女性はおじに取り次ぐこともせず
「1週間後に資料をお届けします」と言ったのだった。
きっかり1週間後の朝、
けたたましい玄関チャイムの音に飛び起きてドアを開けると、
やってきたのはおじでも秘書でもなく
身長2メートルもあろうかと思われるつるっぱげの大男だった。
大男は無言でオレンジ色の大判封筒を突き出し無言のまま去っていった。
なんだったんだあれは、わけがわからん。
けど秘密はすべて資料の中にある。
手品の種明かしを見る思いでワクワクしながら封を切ると
中から出てきたのはプリントされたたった一枚の紙切れだった。
『次の日曜午後2時 ○○町の△△△△で待機』
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
メールは毎日のように届く。
『毎日ブラジャーとパンティを身に着けてすごせ』
『明日の夜、社内で女装オナニーをしろ』
『ペットショップでお前に似合う首輪を買え』
『ミニスカートを穿いて公園のトイレに入り、パンティを置いてこい』
送信のメールアドレスは2〜3回ごとに違い、
文末には毎回『いつもお前を見張っている』と添えられていた。
命令には必ず実行の証拠写真を撮り返信しなければならない。
初めのころ命令を無視したことがあった。
と、翌朝ポストの中にメモが入っていて、
『世間にばらしてもいいんだな』
と怒りに任せた字が私の喉笛に噛みつこうとしていた。
会社にさえ郵便物が届けられたことが一度あった。
私名義の小包便で送られてきたその中には首輪につけるリードが入っていた。
私のすべてを知っている誰かがリードの端を持っている。
しかし首輪を嵌められた私はそれが誰なのか何も知らない。
知ったところで飼い犬に何ができるだろう?
命令は日ごと過酷になり、私の日常をリードしていく。
さすがに仕事中は下着女装だけで許されていたものの
それ以外の時は完全女装でいるように命じられていた。
家に帰ればすぐに着替えてメイクもしなければならないから
買い物などの用事があれば帰宅途中に済ませる。
夜や休日の外出はできなくなった。
いつなんどき人が尋ねてくるかもしれず、
突発的な外出の用ができるかもしれないと訴えたところ、
『訪問者に対しては居留守を使い』
『昼間の外出時だけウイッグとメイクはしなくてもいい』と許可してくれた。
しかし言い換えれば身につけるものすべては女性物ということで、
だから私は万が一に備えて男物に見えなくもない白いシャツとジャケット、
ストレッチパンツとショートブーツを買った。
そしてとうとうその姿で外出しなければならない日が来てしまった。
指定の場所までは車で行くことができる。
しかしそこの駐車場が最終目的地ではない。
店内に入ったとき店の人やお客は私を見てなんと思うだろうか?
遠めで見ればわからないかもしれないが、
ジャケットも白いシャツも男性物とはボタンは左右が逆で
ストレッチパンツのポケットは何も入れることができないお飾りでしかない。
ストッキングが見えないようにとショートブーツにしたのが唯一の救いだった。
私は意を決して車から降り運命の扉を開けた。
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
「高見健一さまでございますか?」
テーブルにコーヒーを置いた店長らしい人物は
一度背を伸ばして不動の姿勢をとってから再び腰をほんの少し曲げて言った。
「ええ」
名前を呼ばれた不思議さにあいまいな返事を返すと
目の前に見覚えのあるオレンジ色の大型封筒が差し出された。
「お預かりしておりました。2時にお渡しするようにと」
そう言うと店長はふうっと大きな鼻息を残し持ち場に戻っていった。
たぶん先日電話した時点では資料が間に合わなかったに違いない。
それにしたって事の成り行きがなんだか芝居掛かっていすぎる。
ふと窓の外を見ると駐車場のはずれに停まる車につるっぱげの大男の顔があった。
助手席には女性が乗っているが、秘書というより子供のような服を着ている。
おいおいおい、誘拐まで請け負っているのか?
 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
幸いにもランチ時を過ぎた店内にお客の数は少なかった。
店長らしき男性は私の姿を見て一瞬目を丸くしたが、
にっこりと笑顔を作って控えめな声で「いらっしゃいませ」と言ってくれた。
先ほどの電話で告げられた指示に従う。
痩身の若い男性・・・オレンジ色の大判封筒・・・。
その人物は窓辺のテーブルにいて外を見つめていた。
こころなしか表情に凄みがあるようにも見える。
でもここまできてもう引き返せない。
「高見健一さんですか?」
若い男性は私の顔とオレンジ色の封筒を交互に見やって
一瞬間をおいてから「ええ」と立ち上がった。
その人懐っこい笑顔に私はこれからの道を示す光明を見た気がした。

▽ ▽ つづく ▽ ▽




アニト (2月12日(木)23時37分34秒)
美希子さん、こん○○は。
しばらく姿が見えないと思っていたらそういうことでしたか。
実はわたしも以前に《ブラウザクラッシャーを踏ん》だことがあります。
当時はその知識がなくて原因がわからずたいへんな思いをしました。
HPを持っているせいか
今はウイルス添付のメールが毎日1〜5通は届きますよ。わはは。
甘いガードはご自分の身を滅ぼしてしまうことにつながりかねませんから
《パソ君》も女装も安全に充分注意して行ってください。
物語は視点の切り替えとそれに伴う人物それぞれの絡み方が上手ですねー。

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