はじめから読む

権太 (5月21日(水)15時17分38秒)
◆アニト様へ◆
ども、希樹きりん似の権太です。
『柏木君→栢木君』の件、申し訳なかったです。
どうせならば、ひろよさんみたいな可愛らしい誤変換をしてみたいもんですが、
権太の場合はシュールになってしまうようです。
誤変換も人を見てするということなんでしょうか。
>>本当はもっとサービスショットも見ていただきたいんですけれど、
>それを公開してしまうと『空想デート』の存続が危うくなりますから
>権太さんには申し訳ないですが、わたしだけということで。むはは。
う〜ん、見たい!!
◆アカリお姉さまへ◆
ども、お久しぶりです!
てっきりア○ト様にドラム缶に詰められてどこかに…、
かと思っていましたよ。
またお会いできてほんとに嬉しいです。
それに、どこか、よりいっそう女の色香が増しているじゃないですか。
ここでは権太もすっかり古株になってしまい、
そのせいもあってか最近ではアンドロゲン出まくりです。
このままでは居もしないゴン子ちゃん探しにアニト様が旅立ちかねません。
ぜひここは本格的に復帰してビシッとしめて下さいな。
◆ロマンス純子さんへ◆
「村山和之」、そういうことだったんですか、
あれからどうなったのかと結構気になっていたんですよ。
これで胸のつかえが一つとれました。
にしても権太も検索を掛けてしまいました。
あの方が村山和之さんだったのですね。
で、背中ごしに親の霊が四六時中監視しているのかと思うと
怖いと言うよりは嫌ですね。
まあ生きてりゃ、いいんでしょうけど生霊ってのもありますし…。
今回はそんな生霊の怖さを少しだけお借りしてみました。
◆舞さんへ◆
>舞もSMは実施している訳じゃありませんことよ。あ・く・ま・で・空想。
えっ、ほんとなんですかぁ!?
でもたぶん、いいように誤魔化されてるんだろうな。
ただ理屈だけならば権太でも判らないわけではないのですよ。
つまりすね、人間が極限の苦痛(もしくは死)に直面すると
精神の救済のために脳内麻薬が分泌され
心地良いお花畑が見れるっていうメカニズムがあって、
マゾヒズムって一定の条件でもこの状態を引き出せる能力なんじゃないでしょうか。
確かにこの高みに至る人は少ないかもしれませんが舞さんはどうですか?
◆純子さんへ◆
>快楽の連続でつい書き込みが遅れます。
うっ、なんか凄すぎです。
舞さんからの続きになってしまいますが、
マゾヒズムが脳内麻薬の分泌で生じる「擬似的臨死体験」と仮定すると、
それ自体は誰にでもある人間の基本的機能なんだと思います。
ただ、お花畑が見たいからといって臨死体験をしたがる人がいないように、
そこに至るまでのパートナーへの信頼感(愛情)や、
あるいは苦痛をも受け入れてしまうような殉教者精神みたいなものがないと、
駄目なんでしょうね。
◆観月さんへ◆
>ええ、コスプレネタも確かに色々あるんですが、問題はその時期とネタでして。
そうなんですよねぇ、
ミニモニやろうとして資料集めて、布地探して、型紙おこして、
ミシンかけて、小物を造って、みんなと衣装合わせして、仕上げて、
さーできるぞ! って思ったら、もう古くなってるんですよねぇ。(チャウチャウ犬)
そうすね、権太的にはアコ・プリさんは大歓迎ですけど、
自分で書く場合には一般性を重視して古典からチョイスしているって感じです。
でもまあ古典と言っても全員に通じているという感触もないですよ。
パロって結局は+αの面白さじゃないでしょうか。
パロの部分が+αで、そこは判ればそれなりに楽しめるんだけど、
判らなくても、ちゃんと楽しめる、そういうもんだと思います。
◆美希子さんへ◆
「先輩 ファイト!」完結おめでとうございます。
しかし、おしむらくは野球物語であるからには、
白球がズバババーーーーーーンッと
キャッチャーミットに収まるとこまでやってくれなきゃ。
えっ、特性バットがズバババーーーーーーンッと収まった。
むはははは。
てか、最近、ギャグのセンスまでアニト様に似てきてしまった。
それにしても美希子さんの物語って回を追うごとに上手くなっていきますね。
ところでごん太少年の出番は?
ひょっとして折波男太がごん太??
あれ、レスを書いていたら早くも新作がアップしている。
(しばし読みふける)
う〜ん、H度倍増。
彷徨える獣達  其の四
おどろいた僕は口の中の食モンをすべて、柏木の顔に顔射してしまったのだ。
「キャッア!」
「ご、ご免!」
僕は慌ててズボンのポケットからしわくちゃのハンカチを出し柏木君に手渡した。
「ひどいよ〜、ごん太君、」
柏木君は顔ではなくて全然汚れていない制服の方を拭きだした。
「服は大丈夫みたい、顔を拭いた方がいいよ。」
「えっ〜、でも、服、シミになっちゃたら困っちゃうよ、」
柏木君は服が汚れてないかと探すばかりで
食いカスまみれの顔を拭おうともしない。
他に顔を拭けそうなものがないかとポケットを探してみるがティシュの一枚もない。
ふっと脇を見ると清掃用のバケツと雑巾が置いてある。
まさかあれを使うわけにもいかない。
トイレに駆け込んでトイレットペーパーでも取ってくるか、
いや柏木君ならハンカチもティッシュも持っているはずだ。
「なあ、なんか他に拭くもんない?」
「あっ、ちょっと待っててね。」
柏木君は制服の方にいそがしくてそれどころではない。
こうなってしまうと、先にハンカチを渡してしまったことが完全に裏目に出てしまった。
僕は為す術もなく柏木君の様子を見ているしかないのだ。
なんであんなに服が気になるのか。
やっぱ女だからなのだろうか。
今、柏木君が着ている制服は唯奈さんからプレゼントされたものだ。
「その服って誘拐事件の時に僕が着ていたやつだよね。」
僕にはきつめだったスカートのウエストが柏木君には緩そうなところが少し悔しい。
「うん、だからとっても大事なんだ。」
なんだかなぁ、
僕なんかが着たら価値が下がると思うんだが。
ふと目を下にやるとお弁当を入れてきた手提げ袋にキッチンナプキンが、
なんだこれがあるじゃないか。
いつも使っているものだけど今日にかぎって柏木君が出し忘れていたのだ。
僕はそれを取って柏木君の顔をそっと拭う。
「あっ」
柏木君は小さく息をつくと目をつぶり顔を少し上向きかげんにした。
やっと制服のことは忘れてくれたみたい。
(フキ、フキ、フキ、フキ)
なんか気持ちよさそうで色っぽいぞ。
柏木君は顔を拭かれるのが好きと今日の日記には書いておこう。
ただし日記なんかはつけてないけどな。
(フキ、フキ)
あれ、もう綺麗になちゃった、
思ってたほどには汚れていなかった。
食いカスを人の顔にぶちまけたのなんて初めてだったから
気が動転して実際より大ごとに見えていたみたい。
柏木君が制服の方を優先していたのもあながち間違いじゃないな。
(フキ、フキ、フキ)
もう拭かなくていいんだけど、もう少しだけ、この顔を見ていたいぞ。
(フキ、フキ、フキ)
柏木君は気持ち唇を突き出すようにしている。
これってキスをしてくれって言ってるような。
(フキ、フキ、フキ)
思い切ってキスしちゃおうかな、キスぐらいならしてもいいだろうな。
(フキ、フキ、フキ)
と、思いつつ、
体の方がいっこうに動いてくれないというのもいつものパターンだな。
(フキ、フキ、フキ)
いつまでも拭く真似なんかしていたらヘンに思われてしまうぞ。
しかしだな、事に及んで、
あーだーこーだと考え込んでしまうのも、いつものパターンだな。
いつものパターンというと、
あの女が僕の背後から覗いていたりするのだな。
しかしなあ、いくらアイツだって学校にまで来てるわけがない。
まてよ、アイツだってこの学校の卒業生だ。
OBとして後輩の様子を見に来るなんてことも絶対に有り得ないとは言い切れない。
しかし、なんだ、なんでこういう場面にあの女のことを考えなきゃいけないのだ。
いくら性悪女のお姉ちゃんでも僕の背後霊ってわけじゃないぞ。
だが確かに背中になにがしかの怪しい視線を感じるというのも事実なのだ。
しかしそんなのは気の迷いから出た錯覚にきまっている。
そうだ、ここは思い切って振り返って誰もいないことを確認してからでも遅くはないぞ。
僕は恐る恐る振り返る。

後ろの階段の下、階の途中にある踊り場、そこには、、、
鈴木、佐藤、田中の三人が、
何ともばつの悪そうな顔をして僕達を見上げていた。

(つづく)




アニト (5月21日(水)23時49分29秒)
権太さん、こん○○は。
>う〜ん、見たい!!
作者さんやメール友達、そして見知らぬ人からも
ときどき写真をいただくことがありウハウハなのですが、
「アニト様限定、絶対非公開」といった添え書きがある場合には
写真とともに授かった信頼に応えなければなりません。
権太さんもわたしの立場であれば同じことでしょう。
ф(゜o゜) えっ、《希樹きりん似》だったのですか?
両の眼を(フキ、フキ、フキ)して写真で確認。
でしたら若い頃のきりんさんはさぞや可愛い女の子だったに違いありませんね。




権太 (6月6日(金)03時05分28秒)
◆アニト様へ◆
ども、今回も「ごん太少年」日常編シリーズです。
恋もなければHもない、したがって話にもメリハリがない。
いくらその場その場の思いつきで書いているとはいえ、
これはないんじゃないかと自分でも反省しきりです。
と言って、銃を取りアニトカイザーで戦うってのも何ですし、
これから「ごん太少年」はどうなってしまうのでしょうか。
>でしたら若い頃のきりんさんはさぞや可愛い女の子だったに違いありませんね。
希樹きりんさんって若い頃からお婆さんでしたよね。
◆みやむ〜さんへ◆
ども、お久しぶりです。
みやむ〜さんのお話を読むと、
これぞ空想デートの神髄という感じがして、どこかほっとします。
名古屋に引っ越したら是非ともアニト様とのデートで、
あんなんことやこんなことのHなことを、いっぱいされちゃって下さい。
◆舞さんへ◆
>でも、Sの男の人は優しいんですもの・・・
なんかそうみたいですね。
じつは、ここが一番わかんないところなんです。
アニト様を見ていてもどちらかと言うと奉仕しているって感じしかしません。
M女に奉仕する御主人様なんて、どこがSなんだかと思ってしまうんですよ。
この辺の謎はアニト様に聞いた方がいいのかなぁ。
◆宏美さんへ◆
ども、お久しぶりです。
権太の知らないところでアニト様に嫌らしいことをされていたのですか。
>洗濯ばさみかクリップを用意しなさい。
>乳首を挟む用だから小さなモノがよい。
>挟んで痛いようであればかみ合せ部分にテープを張るなどして、
>すこし隙間を作るといい。
この『かみ合せ部分にテープを張る』ってところがアニト様の優しさなんだろうな。
権太には絶対にマネできそうもない部分です。
◆ロマンス純子さんへ◆
いやね、権太としてもレスは手を抜きたい部分でもあるわけですが、
ROMってると逆にレスをつけたいことが一杯出てきてしまい、
レスをつけたい為に無理矢理に本文を書いているみたいなとこもあるんです。
それで以前に純子さんは親としてはというようなことを書いておられましたが、
もし権太が父親で息子が女装していて結構それが似合っていたとしたら、
「よし、それもいいが男だけはつくるなよ。
お父さんだけが、お前の彼氏だからな。」とか言いだしそうだな。
◆純子さんへ◆
晶クン、結構、辛い展開になってきましたね。
いや、じゃなくて肩の荷がおりたって状態なのかな。
でも普通の人の倍を生きているって感じがするし、
今までのことが遠回りだったのか、通るべき道だったのか、
やはり権太には判断が難しいところです。
◆観月さんへ◆
新シリーズ、早くも第二夜目、いよいよ本領発揮ですね。
しかもタグ入り!
おもいっきり気合いが入ってるじゃないですか。
>…コスプレ、作れるんですか?…スゴひ。
権太は嘘つきなんであまり信用しないで下さい。
>理由をどんぴしゃで的中させた方先着一名様に粗品進呈(笑)
おっ、運が良いぞ、アニト様に先んじて取り敢えず一番は確保。
答えはですねぇ、ずばり、お誕生日だったから。
ロウソクが一本ってことは、
え? まだ、いっちゃいなんでちゅかぁ???
◆美希子さんへ◆
わー、ハード。
なんか美希子さんが遠くに行ってしまうようで寂しいなあ。
ふむ、なるほど、PCの前に一日一時間は座り、
昼間構想を練って、夜書いて、詰まったら翌日に持ち越し。
こうすれば週一ペースでコンスタントにUPできるのか。
権太もマネしたいところですが実際にやるとなると、
これ、ものすごく難しいですよ。
彷徨える獣達  其の伍
後ろの階段の下、階の途中にある踊り場、そこには、、、
鈴木、佐藤、田中の三人が、
何ともばつの悪そうな顔をして僕達を見上げていた。
驚いた僕は柏木君から飛び離れ、
ばね仕掛けのオモチャのようにビョッと立ち上がる。
あいつらの間抜け顔からして
キスをしている現場に居合わせてしまったと勘違いしていることは確実なのだが、
僕はあんぐりと口を空け突っ立ったままで何も言えない。
「あっ、みんな来てくれたんだ、お昼、まだだったら一緒に食べようよ。」
柏木君は僕の太股のわきから覗くようにして階下の三人に声を掛けた。
「えっ、いいのかぁ、学食で食いぱっぐれて、購買も終わっててさぁ、
どうしようかと思って、、、。」
三人の中で一番鈍感な田中が頭をかきならが階段を上がってくる。
鈴木、佐藤も両手をポケットに突っ込むというわざとらしい仕草で
何も見なかったような関心のなさそうな振りをして後について来た。
ったく、学食と購買の生存競争に勝てなかったのは仕方ないとしても
ここに来ることないじゃないか。
「おいおい弁当たって二人分しかないぞ。」
僕は三人に文句を言う。
「大丈夫よ、いっぱい作ってきたし、ごん太君も私も小食だもん。」
いくら小食でも二人分が五人前に増えるわけがないのだが、
考えてみると僕も柏木君に食わせてもらっている身なので文句は言えない。
「おっー、すげー豪華じゃん。」
田中がデリカシーの片鱗もなく言う。
「わりーな、迷惑じゃなかった。」
物言いだけは常識人ぶっている長身の佐藤が
どっかとビニールシートの上にあぐらをかき先陣をきった。
鈴木は申し訳なさそうに柏木君に目配せしながら
佐藤との間に小太りの田中が入れる場所をたっぷりと開けて座った。
これは紛れもなく満席の学食で二人で5人分の席を確保するテクニックそのものだ。
学食で一緒に食っているときには気にならなかったのだが、
なんて傍迷惑な連中なんだ。
弁当を手際よく5等分に分けていた柏木君が動きを止める。
「あっ、お箸がたりないや。」
「大丈夫、学食から割り箸、持ってきたぞ。」
こういうことだけには妙に気のきく田中なのだ。
「おっ、プリンシェイクがあるじゃん、俺、これ好きなんだよなぁ。」
鈴木はプリンシェイクの缶を振ると蓋を開けてゴクゴクと飲み始めた。
「おい全部飲むなよ。」
佐藤がそれを取り上げると田中と二人で回し飲みし始める。
「ごん太も飲んでみる?」と、田中。
飲んでみるって、そもそも僕のだし、
なにが悲しうて鈴木、佐藤、田中と間接キスをせにゃならんのだ。
さっきはそれを食後に飲むんだと言っていた柏木君も今度は黙っている。
結局、お弁当は誰の腹を満たすこともなくあっという間に無くなってしまった。
鈴木、佐藤、田中は調子良すぎ。
以前は僕が話題を振らない限り自分からは柏木君と口を利くことがなかったのに、
今は『柏木さん、柏木さん』を連発し座の中心に据えてしまった。
柏木君もまんざらでもないという様子だ。
「ねえ、明日からみんなで、ここでお昼しない。」
と、柏木君。
「おっ、それいいねえ。」
と佐藤。
「おまえら自分の弁当は自分で持ってくるんだぞ。」
と、僕。
「じゃあ、ごん太はどうすんだよ。」
と、田中。
「まあまあ、それは何だな。」
と、スケベ顔でニヤケる鈴木。

放課後、腹ぺこだった僕と柏木君は、
マクドにたどり着きプレミアムマックをぱくついていた。
「なあ柏木、なんで昼間あんなこと言ったんだよ。」
「え、なに?」
「鈴木達の誰が好きかって言ってただろ。」
「だってそれ最初にごん太君が言ったんじゃない。」
「そりゃ、いちお柏木は女だしさぁ。」
「でも女子の間では三人の誰がごん太君の本命なのかよく話題になるし…。」
「げっ、なに勘違いしてるんだ。」
「そうかなあ、鈴木君と佐藤君って結構かっこいいのに彼女いないから、
みんな気になってるんだよ。」
「なんか矛盾してるぞ、実際はともかくとして、
僕と柏木がカップルだったはずじゃなかったけ。」
「う〜ん、ちょっとそれとは違うのよねぇ。
なんて言うかな〜、私とごん太君ってみんなにとっては同じなのよね。
カップルと言っても一線を越えた女の子同士って感じ。
だから今はどんなに仲が良くても
いつかはごん太君が男の人を選ぶんじゃないかと思っているの。」
知らんかった…、そんな風に思われていたんだ……。
「きっと鈴木クン達だって心の中では同じじゃないかなぁ。」
「よせよ! それ以上気色悪いこと言うなよ!!」
僕はどうしようもなく背筋に寒いものを感じた。

(つづく)




アニト (6月7日(土)00時53分23秒)
権太さん、こん○○は。
>アニト様を見ていてもどちらかと言うと奉仕しているって感じしかしません。
むはは、Sの人にもいろいろ種類はありますが、
わたしの場合「サービスのS、満足のM」だと思っています。
《恋も》《Hも》思い切ってしてみたらいいのですよ。
権太さん、「放置プレイ」ってしたことがありますか?。
ここだけの話、わたしはあれは苦手でしてね。
物語の書き込みがあればレスをつけずにいられないのと同じように、
ついつい声をかけ、手を出さずにはいられないのですよ。
だって目の前にご馳走があるのにもったいないじゃありませんか、どわっはっは。
《鈴木、佐藤、田中の三人》、憎めないところが権田さんの物語の魅力です。




権太 (6月18日(水)16時30分43秒)
◆アニト様へ◆
う〜ん、サービスのSに満足のMですか。
だと権太のような我が儘なやつはMをするしかないんだろうな。
しかし責め苦に耐えられそうもないので難しいところです。
ところでアニト様は映画がとてもお好きなようですね。
実は権太は小説も映画もほとんで見ない非文化人なのです。
でもNHK・BSでやっていたブルースリー特集は全部見ました。
(怒りの鉄拳が入ってないところが何だか。)
そこで疑問に思うのは女性(女装娘さんを含む)から見たブルースリーって
どんな存在なのでしょう。
アチャーとか言ってる女の人って見たことないし。
◆舞さんへ◆
「超・超背徳の関係」完結おめでとうございます。
最後は権太でもなっとくな心地よい終わり方ですね。
ならば最初から優しくしてやれよとも思ってしまうのですが、
だと舞さんがちっとも納得できない。
この辺が難しいところですか。
◆ロマンス純子さんへ◆
前回のレスの繰り返しになって申し訳ないですけど、
不良って拗ねてるところが不良なわけでして、
その拗ねている息子が女の子になって拗ねていたりなんかしたら、
もう滅茶苦茶可愛いじゃないですか。
もし権太が佐々木課長だったとしたら「父さん、なーんでも買ってやるぞ。」
ど〜するアニフル♪♪ の世界だろうな。
◆久仁子さんへ◆
>久仁子の趣向を分かっていただけるなんて嬉しいです。
いやー、本当はもう少し踏み込んで書かなければいけないんですけど、
その辺はサービスのエスっ気が決定的に足りません。
>そしたら、無理やり権太様にセーラー服を着せちゃおうかしら…。
えへへへ、そういうシチュエーションもいいですねぇ。
いや、イカンイカン、毅然と毅然と…。
◆性子さんへ◆
はじめまして、純男である権太と言います。
ここでは純男はアニト様と権太だけですので、以後よろしくお願いいたします。
性子さんの物語、段落ごとに順を追って過激になってくる行動と描写、
とても良いですよ。
次回がとても待ちどおしいです。
◆美希子さんへ◆
>権太さまの作るコスプレ衣装、いつか着てみたいなー。
あまりリアルぽい嘘は書くべきじゃなかったかな。
さすがに権太も洋裁はできないですよ。
とくに軍服、制服系は難しいですね。
初心者さんはいきなり難しいものは避け、
オリジナルのメイドさんとかの作りやすそうなデザインを選ぶことをお勧めします。
それでは権太と一緒にビックサイトで……。
彷徨える獣達  其の六
柏木君はさらに話を続ける。
「それに最近気がついたんだけど、ごん太君って、友達を顔で選んでない?
たとえばいつも鈴木君、佐藤君、田中君の順で名前呼んでるでしょ。
ごん太君は別格としても三人の間では順番なんて無いと思うのよね。
でね、他の女の子が言うには、
友達に彼氏自慢するならば顔の良さで鈴木君、
本当の彼氏にするなら背の高さと誠実さで佐藤君、
結婚するならば安定志向と優しさで田中君、そんな感じ。
これって、ごん太君がみんなのことを呼んでる順番と同じなのよね。」
「か、柏木って、僕のことをそんな風に思ってたのかよ、
そんなの偶然に決まってるじゃない。」
「本当のところは、ごん太君の心の問題だからわからない、
でもいま私、カウンセリング受けてるでしょ、だから時々思うの、
私って女の子になりたいんじゃなくて、
ごん太君みたいになりたかったんじゃないかって。」
僕みたいにって…柏木君にとっての僕ってなんなのだろう?
しかし、それが何なのか、僕には怖くて問いただすことは出来なかった。

帰宅して何時ものようにリビングで横になってテレビを眺めているのだが
頭の中は柏木君が言っていたことで一杯だ。
今日一日だけでどっかと悩み事が増えてしまった。
しかしなんだ、冷静に考え直してみると、
僕にとって何かが変わったって事じゃない。
所詮、柏木君が僕にそういう話をしたと言うことにすぎない。
柏木君は僕と違って特殊なわけだし、
その特殊な柏木君がごく普通の僕を見ると、
やはり特殊な人に見えてしまうって事だけなのかもしれない。
女子がしているという話にしたって、ヘンな同人誌を読みふけって
妄想を膨らませたあげくに流されたデマや噂話みたいなもんに決まっている。
考えてみれば多重人格でもなけいかぎり僕の心は僕自身なわけだし、
その僕が違うと思っているんだから、
くよくよと思い悩む必要なんて全然なかったのだ。

………ん?
テーブルの下でお姉ちゃんの足が僕の足に絡みついている。
今まで気持ちのゆとりが無かったので気にしていなかったのだが、
お姉ちゃんは僕の足を弄んで楽しんでいたのだった。
「ごん太、どうしたの? 熱でもあるの??」
いつもと反応が違っていた僕にお姉ちゃんが怪訝そうに声をかけてくる。
そうだ親や友達にも聞けないことだってお姉ちゃんにならば相談できるのだ。
「ねえ、僕が柏木君みたいに女の子になりたいって言ったらどうする?」
口べたのせいか、どうも言いたいことが要領を得てない。
これじゃあまるで僕が女の子になりたがっているみたいだ。
「駄目!」
「なんで?」
「だって、そんなことしたら、女の子にもてなくなっちゃうよ。」
おおおっ、さすがお姉ちゃん、これぞ模範解答。
そうなんだよなぁ、この一点においてだけでも
僕がごん太であり続ける十二分の理由であり得る。
たとえ今現在もてない君だったとしても、そんなのは田中だって同じ事だし、
未来永劫もてないってことじゃない。
きっといつか素肌にエプロンの似合う可愛いお嫁さんをもらう為にも
僕はごん太であり続けなければならないのだ。

「わかった、ごん太、恋いしちゃったんだ。じゃあ、しょうがないよね。」
お姉ちゃんは面白そうに身を乗り出してきた。
「へっ、恋い???」
「お姉ちゃんにとってごん太は
可愛いオチンチンをつけて生まれてきた赤ちゃんだったけど、
ごん太の心や幸せが一番だものね。
誰がなんと言おうとお姉ちゃんだけはごん太を応援してやるからね。
そうねー、人生の達人、女の先輩として、アドバイスをすると、
友達に彼氏自慢するならば顔の良さで鈴木君。
でもあの子って性格的に弱いとこあるでしょ。
そりゃ、ごん太なんかより全然しっかりしてるし大人なんだけど、
お姉ちゃんや鈴木君みたいに美男美女に生まれてきてしまうと
けっこう誘惑が多いのよ。
だからお姉ちゃんみたいに普通の人以上に心が強くないと
必ずどっかで歪んでしまうかつまずいちゃうの。
ごん太みたいにおヘチャだったらいいなのにね。
鈴木君でも歳をとれば、それなりに落ち着くかもしれないけど、
それはそれで、つまらないただのオッサンになったりするし、
友達に彼氏自慢したいとか街を一緒に歩いて注目を集めたいとかじゃなければ、
お勧め出来ないわ。
本当の彼氏にするなら背の高さと誠実さで佐藤君ね。
真面目で浮気なんかしないし、
鈴木君みたいな派手さはないけど顔だって良いし背も高い。
あんな子に抱きしめられたら、ごん太なんてキュンってなっちゃうだから。
でもねぇー、結婚まで考えるとなると、あの律儀さがくせものなのよ。
たとえば住宅ローンを背負った先輩や入社したての後輩にかわって
自分からリストラを志願しちゃうタイプよね。
見栄えと性格はいいけど亭主にだけは絶対にしちゃ駄目。
結婚するならば安定志向と優しさから田中君かな。
見栄えはパッとしないけど気が利くし要領も良くてしっかりして生活力もありそう。
ぜんぜん偉ぶらないのに家は駅前の一等地にビルを何件ももってるでしょ。
お姉ちゃんとしては一番のお勧めね。

なんなんや、この賞味期限切れの生物(なまもん)の言い草は…、
うちのクラスの女子と同じレベルやんけ!!!

(つづく)





アニト (6月18日(水)23時37分56秒)
権太さん、こん○○は。
>難しいところです。
愛情表現は人それぞれですから
無理してSまたはMになる必要はありませんよ。
権太さんの愛し方でどなたかを愛してください。
実を言うとわたしは小説はSFとスリラーがメインで、
映画はホラーを除くほとんどをターゲットにしています。
ヌンチャクを振りまわせたりもします。
逆に言えば《小説も映画もほとんで見ない》という権太さんなのに
なぜこれほどの物語を書けるのか不思議な気がします。
ちなみに今思いつく女装(またはドラッグ・クイーン)系の映画は
『お熱いのがお好き』『プリシラ』『3人のエンジェル』
『ぼくが天使になった日』『Mr.レディMr.マダム』『バードケージ』
『フローレス』『クライング・ゲーム』などがあります。
(後日「オーナー室」→「アニトの本棚」にまとめておきます)

彷徨える獣達  其の七へ

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