はじめから読む

観月 (4月23日(水)13時45分11秒)
はう、なんだかひさしぶり〜…な観月です。
書こうと思うほど書けなくなるのはよくある悩みですが、
おまけに別のネタばかり色々思いついてしまうので焦りがさらに倍(苦笑)
書いても書いても話は進まないし、
ちょうどいい区切りがなかなか出てこないので
掲示板にあげられないし…(ぐちぐちいじいじ)
愚痴ばかり言っていても仕方ないので、掲示板読み込み中・・・
>純子さんへ
問題です。
『教え子に教えられ』を踏まえて、家庭教師と女教師の違いを述べよ。
回答例。
生徒との年が近いこと、1人の生徒に専属である事、など。
よって、美由紀さんみたいに色々世慣れた生徒だったりすると、
場合によってはあっさり…?ふふふ。
>美希子さんへ
了解です。元々ネタを仕込むのが好きなタチなので、
色々仕掛けて私らしい物語をお見せいたしますね。
…仕込みすぎて、いくら書いても終わらなくなっていると言うのは秘密。
>久仁子さんへ
別棟の物語は地道に読んでいます。
…こちらも、いくら読んでも終わりません。
はひ〜、まだ2年分ある〜!?
>権太さんへ
テーブルトークはかなりマイナーなほうなので、
どういうものか知っていらっしゃるだけでも私はかなり嬉しいですよ。
やってみると結構面白いですし、想像力のあるこのサイトの皆さんとなら
かなり楽しい冒険ができるかもしれないと思う今日この頃。くいくい。(←手招き)
…あれ?ついつい新入部員獲得時代の癖が。
ところで、ガムテープですか?アニトカイザー初期型。
ほとんどコミケやゲームショウでのハリボテ系きぐるみコスのノリですね。
そうそう、コスで思い出したんですが、
カテキョのさくやちゃんの話ははじめてここで書く話と言うこともあり、
なるべくこのサイトの方々にわかりやすいものになるよう考えております。
なので、コスプレ系はあまり出番がないかと。
独りよがりな考えかもしれませんが、過去の作品をいくつか見て、
やはり日常的な服のほうが断然多かったので(当たり前かも)。
…といいつつ、すでにあれとかこれとかの衣装は出すのが決定してる私って一体…
>最後にアニトさまへ
TRPG、面白いですよ。
皆で集まってやると時間かかりますけれど。
ゲーム機のゲームは最近あまりやっていませんねえ。
もっぱらパソコンを使って、オンラインゲームばかりです。
『デビル・メイ・クライ2』とかちょっとやってみたいのですが、先立つ物が…
仕方ないです、こうなったら単行本の印税を分捕るしか!
→そのためにも単行本化計画の続き
現実として出版するには、
まずどこかの出版社に持ち込むのが一番手っ取り早いと思います。
純子さんも言っておりましたね。
そこで、まず持ち込むための原稿が必要になりますよね。
何らかの方法で完成している物語をいくつか選び出し
(自動人気投票のページあたりを作り人気が高い順に選抜、など)、
目標とする本の種類(文庫・新書など、
形式によって必要な作品の数・量は異なると思います。)に添って編集。
その後、おもむろに
『こんな企画があるんですが〜』と持込み、でしょうか。
選抜する作品は、人気もさることながら
現在書き続けていらっしゃる方というのが重要かと思います。
新作を書くことになるかもしれませんし、
持ち込みや編集するのにも本人の承諾は必須ですし。
《注:以上のことは、全て『空想デートを現実に単行本化するため』を
前提かつ目標とした意見であり、
その他の意図を含むものではありません。ご理解ください。》
←…やはり、必要なことが随分と多いですね。
印税強奪は諦めて、中古ソフトが安くなるのを待ったほうが何倍か早そうです。
ああ、なんだか長くなりました。いい加減本編に入りましょう。
『教え子に教えられ』4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「美由…紀…さん?どうかした?」
あまりにも見事な表情の変化に恐る恐る尋ねてみると、
彼女は顔を複雑に歪ませた。
「ええと…あたしが詳しく教えなかったのがいけないんでしょうけれど…
これは…ちょっと、ううん…」
何事か考えながら、彼女は用意していたペンやノートを鞄にしまっていく。
「あの、美由紀さん?何してるの?」
あっという間に全てをまとめ、鞄を持った彼女は僕の手をとり、
たった今入ってきた出入り口へと引っ張った。
「今日は中止。あたしの家に来てください、センセ。」
「え、ちょっと待って!お母さんが…」
びくっと大きく震えた腕を美由紀さんの手が強く抑え、
あげた声に彼女のセリフがかぶる。
「大丈夫。今は外出しているわ。」
桜丘の門をくぐり玄関を開けるまで、お互いに一言も口をきかなかった。
鍵を閉めた美由紀さんが僕の腕をつかんでいた手を離し、
全身を拘束していた金型から開放されたような気分になった僕は大きく息を吐いた。
これからが真に長い拘束であるなんて、全く気づかずに。
「一体どうしたの?…やっぱり変だったんでしょう、この格好じゃあ。」
(だからいったでしょう、すぐにばれるって。)
とはいえ、ほらみろ、といった優越感はない。
悪かったテストを前に「ああ、やっぱり僕の頭じゃこれくらいだよ」と言うような、
恥ずかしさを隠す言い訳のセリフ。
「あ、そうじゃないの。キレイよ、キレイだけれど…」
ふるふると頭を振り、美由紀さんが困り顔を見せる。
その仕草が本当に可愛らしくて、女の子らしくて…
彼女の口から「キレイ」なんて言われても、
男の身には根拠のない慰めにしか思えなかった。
そんな心中を察したのか彼女は少し早口になって、
「何て言ったらいいのかしら、違和感と言うか不自然さと言うか、
どことなしにそんな雰囲気があるのよ。」
と、言葉を続ける。
(男の僕が女装してるんだから、不自然なのは普通だと思うけれど?)
「だから今後のために、センセがもっと自然に女性に見えるよう、練習するのよ。」
正直なところ、その提案は意外だった。
てっきり計画自体を諦めるものだと思っていたのだが。
「まずはそうね、一度シャワー浴びて、整髪料とかみんな流して来て下さいね!」
僕の全身をもう一度上から下まで眺めて、
彼女はそう言うと大きなバスタオルを差し出した。
シャアアァァァァ………
細い水の白い糸が肌を叩く。
胸から腰へ、肩から背中へ、ぬるんだ湯が身体を撫でてゆく。
一渡り身体を湿らせた後、髪の毛に水流を浴びせてほぐす。
「シャンプーは左のを使って下さいねー。」
ドア越しに美由紀さんの声が響き、足音が遠ざかっていく。
目をつぶったまま、左手を横手から動かしてボトルを掴む。
手のひらでシャンプーを泡立てると、馴染みのない良い香りが広がった。
「全く、何をやってるんだろうね、僕は。」
半ば無意識のうちに手が動き、髪を泡が覆っていく。
強めのシャワーで泡を落とした後、ふと気になってボトルを確認した。
“あなたの髪に艶を乗せる レディス・リンスinシャンプー”
「…女性用。」
柔軟材の聞いたバスタオルに身体をぬらす湯を吸わせながら風呂場を出ると、
置いておいた服が消えていた。
代わりにバスケットにはいっていたのは、白いシンプルなブラジャーとパンティ。
揃いなのだろう、同種のレースの縁取りがそれぞれを上品に飾っている。
これはつまり…
「美由紀さーん、ごめん、僕の服知らないかな?」
本当はわかっている。
この家に2人しかいない以上、僕の服とこの下着を取り替えたのは美由紀さんで、
それが意味する事はというと。
「下着は出しておいたわよ。あとは、あたしの部屋まで来て下さいね。
2階でコーディネートしますから。」
階段を下りる音と共に彼女の声がする。
「まってよ、何も下着まで変えることはないんじゃないかな!?」
最後の砦を死守する兵士の心境で抵抗を試みるが。
「だめですよ、センセ。下着のラインでシルエットが違っちゃうんですもの。」
生まれてから15年間女性の服を着用している先輩には反論もできず…
「それよりセンセ、女の子の前でいつまでタオル1枚でいるつもりなの?」
降りてきた美由紀さんに真正面から向き合ってそう言われると…
最後の砦、陥落。
意を決してまっさらな布地を取る。
今さっき追い出した美由紀さんの気配が完全に消えたことを確認し、
バスタオルを床に落とす。
肌触りの良い、薄く柔らかく…あまりにも小さく頼りなさげな三角を引き伸ばすと、
いきなりビリリと破けてしまいそうな感覚に陥る。
(女の子って、こういうのを毎日穿いているのか…)
妙な感慨を覚え、できることならもう少し違った状況で
この感慨を味わいたかったなどと頭のどこかで落胆しつつ、
身体だけを半自動的に動かしてパンティに足を通す。
腰まで引き上げると、これまで穿いてきた下着とは180度異なった、
滑らかに包み込まれ、抱きかかえられるような気持ちよさが染み渡る。
でも。
(やっぱり…小さいなあ。)
絹か真綿で覆われたまま周り中から絞られていくような、快感による拘束。
意識すればするほどに、その刺激はますます強まっていく。
(!…これ、マズい!だめ!)
男性の腰部を心地良い感覚で刺激し続けるとどうなるか。
(うう…治まれ…治まれー…)
念じてみたり、感覚を無視しようと自分に暗示をかけようと試みたりするも、
健全なる20才男性の生理反応にかなうはずもなく。
刺激され続けた最も敏感な部分は次第に大きく形を変え、
それに伴い拘束感も強くなる。
「どうしよう…これは…」
しばらく時間をおくしかないかと思ったその時。
「どう?まだかしら?」
突然ひょこっと美由紀さんの顔が現れる。
「うわうあうやっ!?」
我ながら訳の判らない悲鳴をあげつつ背を向けるが、
当然、かえって彼女に不審を抱かせる事になってしまった。
「あ、あら?どうかしたんですか?」
戸惑う気配がだんだんと近づいてくるのが背中越しにわかる。
「いやその何ていうか、変な意味でなくて僕も男だから
あの、ええとつまり男としてそういうことはあるということで…」
「…あ、ごめんなさい。そう言えばそうですね。」
少しも言い訳になっていない説明をどうとらえたのか、
気配は今度は迷うことなく僕の真後ろまで来ると傍らにしゃがみこんだ。
「これ、つけ方わからないんですね?センセ、真面目ですものね。」
洗面所の鏡越しに、いたずらっぽく笑う美由紀さんと目が合った。
その横では、テレビのCMでしか見ることのない、
白くふくらんだ布が少女の細い指にひらひらと振られている。
「え………うん、そうそう。まさかこんな事になるとは思わなかったからね。
女性用下着のつけ方なんて今まで聞いたこともなかったし。」
ほっとした様子をあからさまに見せないよう、務めて平然とした声で答える。
「ところで、何故『真面目だから』なのかな?」
「簡単よ。今まで女の人のブラをはずすような事したことないでしょ?
真面目な北河先生は。」
(う…確かにその通りだけれど、
付けはずしのやり方くらい知っているんだけどな、テレビや映画で。)
そうは思ったが、口にはださないでおく。
こうなった時、むきになって反論すると、
さらにその3倍返しでからかわれるのが常だった。
お嬢様学校とはいえ、女の子はこういう話題にやたらと強い。
口も達者だから、言い合いになるとマズ勝ち目はない。
さらに今回は、せっかくの勘違いをわざわざ引っ掻き回して
軌道修正されるような可能性を作るわけにはいかなかった。
「…そうだね。そういうわけだから、教えてくれるとありがたいかな。」
「ええ、いいですよ。
では、美由紀先生が朔哉クンのために特別教師をしてあげましょう♪
…あ、朔哉ちゃんかしら、今は?」
一本立てた人差し指をピコピコと小さく振り―説明を始める時の
ぼくの癖である―鏡の中の美由紀さんがポーズをとる。
笑みを一層深くしながら、
彼女は僕の正面に両手を回し、ブラジャーを掲げて見せる。
「はい、まずはここの輪に両手を通して。」
言われるままに、僕は肩紐の輪に腕を通す。
「それから肩と胸の位置を合わせて、背中でフックをこう留めるの。
後は身体に合うように微調整して、紐がねじれたりしていないか確認して…」
大雑把な説明をしながら、美由紀さんの手が手際よく動く。
特に僕が動くでもなく、すぐにブラジャーは胸に固定された。
「ね、簡単でしょう?」
「ふむふむ、なるほど。」
適当な相槌を打ちながら、わざと肩や腕を動かして見せる。
と、それを見ていた美由紀さんが、
「あら、やっぱりずれが出ちゃう。カップに詰め物をしたほうが良さそうね。」
と言うと、ひょいと僕をよけて洗面台の前に出た。
気を抜きかけて一瞬対処が遅れるうちに、彼女は180度向きを変える。
「とりあえずここのティッシュでいいわよね。どのくらいでバランスがとれるかしら。」
美由紀さんの顔が軽く上下に揺れ、
「あう!?」
「…きゃ。」
2人とも、硬直するしかなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふと思ったんですが、一度の書き込み限界量ってどれぐらいなんでしょうか?




アニト (4月23日(水)23時47分33秒)
観月さん、こん○○は。
素敵なプリンセスたちが集う『空想デート』を疎かにはできませんから
時間のかかりそうなTRPGは老後の楽しみとしてとっておきます。
ただ「空想オフ会」に似たようなものということならば、
この掲示板を使ってできる範囲内のことを
新たな設定でやってみるのもおもしろいかもしれませんね。
『デビル・・・2』では「スーパーダンテ」の登場がなかったため、
『1』の方がわたしは好きです。
>一度の書き込み限界量ってどれぐらいなんでしょうか?
ハテ?。試してみてもらってかまいませんよ。

もひとつ観月さんへ
==《→そのためにも単行本化計画の続き》の回答==
>まずどこかの出版社に持ち込むのが一番手っ取り早いと思います。
営業活動はリアルな生活の方でアップアップしていますので、
とりあえず果報は寝て待てということで。わはは。
>何らかの方法で完成している物語をいくつか選び出し
>(自動人気投票のページあたりを作り人気が高い順に選抜、など)、
わたしと関係者を交え相談の上決めたいと思っています。
ただし掲載の承諾を得られない作者さんの物語は外します。
また、この件とは別に以前にも
《人気投票のページ》のようなものを作ったらどうか
という提案をいただいたことがあるのですが、
『空想デート』にある物語はどれも大切な宝物ですから
順位をつけることはしないでいるのですよ。
こうして文字とすることで考え方や方向性が明確になっていきます。
観月さん、ありがとう。感謝のキスを、チュッ。




観月 (5月7日(水)13時58分21秒)
(………ぱたきゅ〜〜〜〜〜………がばっ)
はっ!
あう、ただいま復活しました。半月ぶりの観月ですー。
皆さん、GWはいかがでしたでしょうか。
わたしは忙しくて続きが書けませんでしたよ〜。
あまり長く書き込まないとせっかくの私あての書き込みが
時期はずれになってしまうので、ちょっとだけ出没させていただきます。
(・・・Now Reading・・・)
>エロマン□純子さんへ
想像が色々広がるのはいいことです。
少なくとも、ワンパターンしか思いつかないよりは。
…さて、今後のストーリー、2人きりの密室で終わるでしょうか…
何しろ、慣らしをすっ飛ばしていきなり外に放り出す美由紀さんの事ですから。
>美希子さんへ
はい、やっと本格的に色々やり始めました。
やっぱり、積極的な人がいないと進みませんからね。
私の話では「美由紀さん、ファイト!」です。
え、主人公はいいんですか、って?
…朔哉くんには諦めてもらいましょう。これも運命です(こら)
>権太さんへ
ええ、コスプレネタも確かに色々あるんですが、問題はその時期とネタでして。
私が読んだ限りでは、美少女戦士が一番多くて新しいものでも新世紀。
変わりどころでクリーミーごん子ちゃん+アニトカイザーってところでしょうか。
こういうのって、かなり流行の移り変わりが激しいですから…
アニメ・漫画・ゲーム・その他で全然わかる人が違ったりしますし。
だから、ここにいきなりブリでありあでアコプリな話(聞き流してください)
を書いたとしても、説明がないと全然わからない人が過半数だと思うんですよ。
コスチューム物で衣装がわからないっていうのは致命的なので、
何とかしてそこを改良できる方法が見つかるまでは
安易にキャラクター物を書くわけには…と言うのが、私なりのこだわり。
もうひとつのほうのコスプレなら、朔哉ちゃんにも少し無理させれば着せられますし。
たぶん、『教え子に〜』が一段落したら、何かキャラコスプレを書くと思います。
>>(自動人気投票のページあたりを作り人気が高い順に選抜、など)
>これは別の意味で気になりますね。
え、ええと…あの、あまり別の意味では気にしないで頂きたいんですけど〜…
なんと言ったらいいやら、つまり…(4/23のアニトさまの書き込み参照)
>最後にアニトさまへ
TRPG…気にせず、忘れてくださって構いませんから、ほんとに。
なにしろ、ここに支障が出るとほかの皆さんから袋叩きにあいそうなので。
掲示板でできる事、というともっと限定されますし…何かできたかなあ…
何か冒険の設定を考えて、興味のある人から参加者を募集。
メールか何かでデータを収集して、代表者が冒険結果を判定。
これは『メールゲーム』という形式の多人数ゲームなんですけれど、
それを元に、参加者有志で冒険の様子を小説化して
この掲示板で発表、くらいですか…
自分の活躍を自分で(時には一緒に冒険した仲間が)演出するわけですね。
ただ、冒険の舞台には気をつけないと…
『大魔王アニトの宮殿に潜入し、囚われた美貌の王子を救い出せ!』
とかやった日には、参加者が全員わざと負けて魔王に捕まりかねないし(苦笑)
それと、単行本化計画の回答について
なんだか下火になっていたのでちょっとつついてみたんですが、
回答ありがとうございます。
>『空想デート』にある物語はどれも大切な宝物ですから
>順位をつけることはしないでいるのですよ。
というアニトさまの意見には私も全く賛成で、
素人が趣味で自分の書きたいものを書いているこのサイトでは、
それに順位をつけることは弊害こそあれ有益な部分はほとんどないかと思いますので。
ただ、商用にするとなればそれなりに『売れる』ことを目指さなくてはならず、
そのためにはこんなことも必要になるのでは?という意味で書いた文でした。
最後の注意書きも、ランキングを望んでいる訳ではないなどのことを
伝えたかったんですがうまくまとめられず…
アニトさまに、言いたかった事と全く同じ事を書いて頂けたのは本当に助かりました。
ということで、
『観月さん、ありがとう。』
なんて改まっておっしゃられてもかえって恐縮するばかりなのですが…
『感謝のキスを、チュッ。』
ふ、ふあ!?………ふええ、にうにう…(←照れ照れ・ほっぺた真っ赤)
…(ほっぺたなでなで)
……は、恥ずかしさのあまり幼児化してる場合じゃなかったです。
では、おまけ…じゃなかった、
本日の分の朔哉ちゃんをごらんあそばしませ。(←まだ少し混乱)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教え子に教えられ 5
「…さて!」
随分と長い時間がたったようにも思うが、多分30秒も経っていないだろう。
美由紀さんは、突然パンと手を鳴らすと
ティッシュケースのほうに勢いをつけて向き直った。
「Bカップだから、これくらいかしら…」
次々とティッシュを引き出すと数枚を芯にまとめ、
残りのティッシュで周囲をくるみ形を作っていく。
(立ち直り…早い…)
目線をあげると、恥ずかしいやら決まり悪いやらでしょげ返り、
真っ赤になった自分が鏡の中に見える。
今すぐにでも駆け出してどこかに隠れてしまいたかったが、
足がいう事をきかない。
あれよと言う間に、美由紀さんはティッシュの山二つを手にしていた。
「少ししゃがんでくれます?詰め物しますから。」
にこっと笑って手招きされ、反射的に膝を曲げる。
どうやら、さっきの事はなかった事にする方針らしい。
(女の子って、こういう時図太いよね…)
動揺覚めやらぬ僕がされるままになっていると、
ほどなく詰め込み作業は終わった。
「どうかしら?ふかふかバストの出来上がり!」
腰に手を当てたりして、妙にえらぶった彼女が僕の眼を覗き込む。
でも、自分で下を見ても、あばら骨の上に乗った白い布地の双丘と、
そこからはみ出たティッシュの一部しか見えないわけで。
「どうって聞かれても、ティッシュとブラジャーの変な感触しかしないけれど。」
自分の感想、というより感覚を素直に告げると、
彼女が顔全体で『張り合いが無い』と訴えてくる。
「あのね、そんな顔されても、
僕にとっては変な格好としか思えないから仕方ないんだよ。」
噛んで含めるように言って聞かせるが、美由紀さんはどこまで聞いているのか
「じゃあ次です。私の部屋で服を合わせましょうね。」
と勝手に決めると、返事を待たずに洗面所を出て行く。
(やれやれ、全く小さな子みたいなわがままを。)
そう思って、ふと気がついた。
今日の美由紀さんはどうにも子供っぽく見えたが、
改めて思い返してみると、小さな子供が新しいおもちゃ、
ことによると自分の弟や妹を得てそれに夢中になる感じとよく似ている。
(ということは、5歳も年下の生徒におもちゃ扱いされる僕って一体…)
振り返ればしばらく前からそういう傾向が見え隠れしていたようにも思うが、
考えるほど気持ちが沈むので意識しない事にする。
「仕方ない、行こう。」
声に出して決心を固め、僕も洗面所を後にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あわ、本編が書き込みの半分以下!?
…うう、許してくださいねー…




アニト (5月7日(水)23時49分56秒)
観月さん、こん○○は。
>あわ、本編が書き込みの半分以下!?
かまいませんよ、物語と同様に挨拶文も宝物だと思っています。
わたしやみなさんと楽しい会話のできる観月さんが、
「教え子に教えられ」という素敵な物語を書く観月さんが、
2003年5月7日(水)13時58分21秒たしかに存在することの証明、
これも《掲示板でできる事》のひとつだと思うのです。
作者と読者のこれほどまでの超接近は《単行本》ではできないでしょう。
>『感謝のキスを、チュッ。』…(ほっぺたなでなで)
感謝の印に、というかどさくさまぎれにチュッとしたら柔らかかったので
てっきり唇だと思っていたのですが・・、ではまたいつか不意をついて。むふふ。




観月 (5月31日(土)09時39分49秒)
(こそ…きょろきょろきょろ…)
(わざとらしいほど大声で)よし、アニトさまいませんね〜♪
いくらなんでも、この前みたいな奇襲はさせませんからね〜!
…でも、ちょっと警戒しすぎたかしら?
結構日にちが経っちゃいましたねえ…
(小声)…ということにしておきましょう。
ああ、いい言い訳の口実ができてラッキーでした。
まさか、ゲームのほうが忙しくて書く暇が無かったとか、
たまにはイラストに挑戦と思ったら余計時間がなくなって
しかもまだそれは描けてないとか、
そんな真実を知られるわけには…(ぼそぼそ)
さて、なんだかとってもお久しぶりの観月です。
半月くらいは経っちゃったでしょうか?
その間、考える事が色々ありました。
何で筆が進まないのかとか、何で先が書けないのかとか、
何でキャラが動いてくれないのかとか・・・(←全部同じ事ですってば)
で、一つの結論に達しました。
それを踏まえて、ちょっと新シリーズを投稿させていただこうかと考えております。
え、いえ、朔哉ちゃんのシリーズが終わってないのはわかっているんですが、
思いついた時に書かないとせっかくのネタを忘れてしまうのですよ〜…
ということで。
しばらく2本平行でいかせて頂きます。
では、以下いつものお返事タイム…もう話題が遅れすぎてる?
▼美希子さんへ
>お遊び文体〜
…は、ちっとも問題ないですよ〜。わたしもよく口調は変えてますし。
ちなみにわたしの場合、口調と話題の真面目さは比例しますw
よく書き込みを見ると、ころころ変わってて面白いかもしれませんよ〜。
▼エロマン□純子さんへ
ああ、順位なしの賞ならいいかもですね。
何人か審査員選んで〜…とか、本当に盛り上がるかも。
賞品つきならなおよしw
▼権太さんへ
はう、ROもわかりますか♪
ああ、権太さんがいてくれてほんとに嬉しいなあ…w
それはさておき。
…コスプレ、作れるんですか?…スゴひ。
私、手先の必要な作業は苦手なもので…
ああいうのをきれいに作れる人はホントに憧れです。
あと、イラストが書ける人も憧れてます。
1週間前に思い立ったイラストがまだ下書き…慣れない事するもんじゃないですねw
▼アニトさまへっ
>てっきり唇だと思っていたのですが・・
私も一瞬唇にされちゃったかと思いました〜(笑)
いくらアニトさまと言えど、
そうそうファーストキスをどさくさで奪われるわけには♪
やっぱり記念すべきキスはロマンチックに行かなくては、ネ?
でもあの時、ほめられた照れ隠しにそっぽ向かなかったら危なかったかも。
う〜み、やっぱり油断できない〜っ
さて、ちょっと時間がないので、お返事は短めですいません。
ちなみに本編もまた短めですー。(こら)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教え子に教えられ 6
2階に上がりドアを開けると、年代物の姿見が僕を出迎えた。
いつもはベッド脇の壁際にあるその鏡が部屋の中央に鎮座し、
並んで壁際にある化粧台からスツールだけが姿見の真正面に移動している。
その周りにはどこに仕舞われていたのかと思うほどに
大量の服や小道具がばら撒かれ、
すっきりと片付いていた彼女の私室は見る影もなくなっていた。
「さぁ、朔哉くん。特別授業の2時間目をはじめるわよ。」
すっかり立ち直ったらしい美由紀さんが笑顔で手招きする。
その腕に抱えられているのは先ほどの紺のワンピース。
「おや、それは…」
「ええ、色々探してみたんですけれど、
先…じゃない、朔哉くんにはやっぱり青系が似合いそうなので。」
鏡の前に立ち、差し出されたワンピースをまた頭からかぶる。
袖を通して顔を出すと、少し俯いた美由紀さんの前髪が目の前にあった。
「図書館であったとき、どこか変な気がしたんですけど…
これ、締めてなかったでしょう?」
胸元の紐をきゅっと引きながら彼女は言う。
言われてみると、頭を通すのに紐をほどいて緩めた後、
そのまま上着を着たような…
「ダメですよ、女の子は身だしなみをきちんとしておかなくちゃ。
…はい、上にはこのカーディガンをどうぞ。」
彼女の支える肩口から手を入れ、軽くしゃがんで上着を着せてもらう。
ボタンを留めると、大きく開いた襟元から胸にかけてワンピースの組みひもが覗き、
前以上に凝った装いに見える。
「うんうん、やっぱりこっちよね。じゃあ、次はその椅子にどうぞ。」
真後ろのスツールに腰掛けると、
美由紀さんは横手に瓶やチューブでいっぱいになった箱を置き、
僕と鏡の中間に陣取った。
鼻先が触れ合うくらいまで顔を近づけ、真剣な目で僕を見つめる。
思わず顔を引こうとしたら、両手で横顔を挟んで引き戻されてしまった。
「お肌、結構きれいよね。
鼻筋がすっきり通ってるけど、目が大きいから…大人っぽく見えないみたいね。
あら、やっぱりおひげはあるのね…少し、動かないで下さいね。」
返事をする前に顎にクリームを塗られ、金属の感触が肌に当たる。
「何でそんなの持っているの?」
「あ、もう、しゃべると危ないわよ。…産毛剃り用のを使ってるんですよ。」
丁寧な動きで、刃が顎を撫でていく。
他人、それも素人の肌を剃ってもらう怖さから、自然と身体が硬くなる。
でも、それでも止めさせる気にならないのは何故だろう?
そもそも髭剃り以前に、女物の服一式を渡され、
それを来て図書館まで行かされた。
その後、女性用の下着を身に付け、女らしいお化粧のためにこうしている。
どう考えても、どこかで絶対に付き合いきれなくなっているはずなのに。
確かに、その度ごとに拒否はした。
でも、美由紀さんにどんどんと進んでいかれると、それに逆らう気にもならず。
いつの間にか、肌に感じるのは金属ではなく、水の冷たさ。
彼女の呟く独り言が、途切れ途切れに耳に入る。
スポンジが、筆が顔の各所を撫でるたび、僕が少しずつ変えられていく…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、次の書き込みは新シリーズになると思います。
朔哉ちゃんともどもお付き合いいただければ幸いです〜




アニト (6月2日(月)00時40分06秒)
観月さん、こん○○は。
zzZZZzz・・・んがっ、いかん、次こそ不意をついて唇を狙おうと思い、
クローゼットに隠れていたらそのまま眠ってしまった。
ううっ、その間に書き込みをされていたとは!。
なになに?《次の書き込みは新シリーズになると思います。》と。
よーし、また来るな、ならば机の下にもぐりこんで今度こそ・・・、
いやそれとも床一面にバラの花を敷き詰めて
その真ん中で気取って椅子に腰掛けていようか。
いずれにして観月さんがいつでも気軽に訪れやすい
環境を保っておくことにしますから、遠慮せずいらしてください。
おおっ、イラストも描かれるのですか。
朔哉くんと美由紀さんの姿もぜひ見てみたいものです。
と書くと余計なプレッシャーを与えてしまいますか?。


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